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千葉 牛乳飲んで体調不良 1700人余に
6月2日 21時38分

千葉県内の小中学校で先月、給食の牛乳を飲んだ児童や生徒が腹痛や下痢などを訴えた問題で、これまでに体調不良を訴えた児童や生徒などは1700人余りに上ることが分かり、県が引き続き原因を調べています。

先月28日、千葉県内の小中学校で、学校給食の紙パック入りの牛乳を飲んだ児童や生徒が「味がいつもと違う」などと違和感を訴え、少なくとも800人余りが腹痛や下痢などの体調不良を訴えました。千葉県などが詳しく調べたところ、先月30日までに体調不良を訴えたのは、合わせて72の幼稚園や小中学校の児童や生徒など1734人に上ることが分かりました。このうち16人は医療機関を受診しましたが、入院した人はいなかったということです。
千葉県によりますと、牛乳はいずれも千葉市に本社がある古谷乳業が千葉県多古町の工場で先月27日に製造したもので、これまでの県の検査では、食中毒を引き起こす菌や農薬は検出されなかったということです。
一方、県の衛生研究所の職員が学校から回収された牛乳の味を確かめたところ、「牛乳と異なる風味を感じた」と話していたいうことで、千葉県は施設の衛生状況や製品に混入がなかったかなど引き続き原因を調べています。

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