クリエイティブな仕事をするなら、大勢ではなく1人を意識するべし
作家のジョン・スタインベック氏は、クリエイティブになる最良の方法は、大勢の人のことを考えずに、たった1人に向けて書くことだと言いました。
米アート系雑誌「The Paris Review」に載っていたこのスタインベックのアドバイスは、作家に向けて書かれたものですが、どんなタイプのクリエイターにも当てはまるのではないでしょうか。
読者のことは忘れてください。第一に、名前も無い、顔も見えない読者は、あなたをダメにします。それに、劇場でもない限り、目に見えるお客さんはいません。執筆に関しても、あなたの読者はたった1人だと考えてください。あなたがよく知る人を1人選ぶか、想像上の人物に向けて書いてください。この方法はとても効果的です。
スタインベック氏曰く、1人の人に向けて書くことで、大量の観客に対して感じていた"目に見えない恐怖"が消えてなくなります。恐怖から解き放たれて自由を感じることで、素晴らしい何かが生まれます。インタビューの全文が読みたい人は、以下のリンクをクリックしてみてください。昔のものですが、一読の価値はあります。
John Steinbeck, The Art of Fiction No. 45 (Continued)|The Paris Review
Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)
Photo by Kevin Jaako.
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