2014-06-02T19:40:27

国際【視線】友好一転、「嫌悪感」受け止めて暮らすグレンデール市の日本人+(1/3ページ)(2014.5.19 08:36

国際

【視線】
友好一転、「嫌悪感」受け止めて暮らすグレンデール市の日本人

2014.5.19 08:36 (1/3ページ)「慰安婦」問題
 強い日差しが照りつけていた。植栽された木々はきれいに手入れされている。鳥のさえずりが聞こえるほど静かで、米ロサンゼルスのダウンタウンから東に約1・5マイル(約2・6キロ)の場所とは思えない。
 ここは日系人専用の老人ホーム。広大な敷地の一角にある裁縫室に彼女はいた。大きな裁縫ばさみで、布を型紙に合わせて切っていた。「私が入りたい部屋は満室で、入居待ち」と話す彼女は週1回、裁縫のボランティアでホームを訪れる。洋服の傷や穴を繕ったり、ボタンを付け直したり。作った洋服をバザーで販売したりもする。
 ギンガリー(旧姓・塩田)・廸子(みちこ)さんは卒寿(90歳)を迎えた。長い米国生活で思いだすのは故郷の情景だ。「田んぼばっかり。学校の子供も大半は農家の子。農繁期にはお弁当持って農作業を手伝いに行った。イナゴもたくさん捕りました」
 大正13年、大阪・天王寺で生まれた廸子さんは、幼少期から大阪の中河内郡高井田村新喜多(しぎた)で育った。現在の大阪府東大阪市だ。今でこそ、日本の技術を支える「ものづくりの町」として知られるが、当時はどこまでも田園地帯が広がる田舎だった。
.

関連トピックス

関連ニュース

[PR] お役立ち情報

うそ、5歳も?
この前までたるんでた私が?お試し12本1000円送料無料・森永製菓
続きを見る≫
.
Click Here!
Click Here!
PR
Click Here!
2014ブラジルW杯特集
PR

企画特集

旅に出たくなるジュエリー
海に似合うファンシーなアイテム。ヴィンテージライクな女優を気取って!
.
「突撃インタビュー」が復活
身支度したばかりのビジネスマンに試してもらう・・誰もが驚きを隠せない結果に!
.
あのシェフが手掛ける機内食
日本を代表するフレンチ有名店の一流シェフの手にかかると機内食もグレードアップ
.
年齢を感じさせない理想の髪
年々ハリやコシが失われていく・・お肌と同様、手入れ次第でいつまでも輝く髪に!
.
これで女子会が盛り上がる?
話題がつきない女子会を、一段と盛り上げてくれるツールになること間違いなし
.
髪が決まらない「雨の日」対策
梅雨の朝、時間がないのに決まらない髪型。うねりやクセを日頃のケアで改善しよう
.

注目情報

永住したい街 5つの条件
次に住むのは永住できるほど快適な街
.
アルバイト体験レポート
ジューンブライドを間近に控えた結婚式場スタッフの仕事体験
.
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2014 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
.
.
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%