不安、不満の声続々 いわき、南相馬両市で中間貯蔵施設説明会
福島民報 6月2日(月)9時12分配信
東京電力福島第一原発事故で発生した除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設に向けた住民説明会が1日、福島県いわき、南相馬の両市で開かれた。環境省の藤塚哲朗中間貯蔵チーム長らが施設の概要や補償などについて説明し、住民からさまざまな意見が出された。
いわき市文化センターで開かれた説明会には双葉、大熊両町の町民約280人が訪れた。双葉町からいわき市に避難している男性は「30年後に他の受け入れ地が見つかるとは思えない。国の対応は信用できない」と訴え、国側は「法律を作り、責任を持って取り組む」などと回答した。
南相馬市の原町生涯学習センターでの説明会には約180人が参加した。双葉町の男性は「避難者がさらにつらい思いをするような施設を造ってほしくない。双葉の環境を元に戻すような施策を実行するべき」と求めた。大熊町の男性は「先祖が命に代えて求めた土地を簡単には手放せない」と苦しい胸の内を明かした。
説明会終了後、大熊町から南相馬市に避難している佐々木久さん(53)は「説明しました、という実績をつくるためだけに開催したような印象。中間貯蔵施設の設置については賛成はしないが、(設置されるだろうと)諦めている」と語った。
説明会は今後、県内外で計12回開かれる。
福島民報社
最終更新:6月2日(月)9時55分
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