ども。純国産、初代平成生まれな僕です(※遺伝子組み換えでない)。
平成元年生まれと言えば、こんなツイートが話題になっていたことがあります。
平成元年生まれの人生を1年1話でアニメに見立てた場合、1話で平和な日常を見せつつも2話でバブル崩壊、しばらく日常回が続いたと思ったら丁度1クール終わる13話で9.11同時多発テロ勃発、2クール入って20話でリーマンショック、23話で東日本大震災が起きて後2話でどうすんのこれ状態
— あるとりある (@Altereal) 2012, 3月 6
さらに加えると、“平成=ゆとり”という一部のイメージのせいで、まるで“勉強ができない甘ちゃん世代”の代表として扱われたり、大学を卒業する頃には「ゆとりが社会に出るぞー!気をつけろー!」と無駄に突っ込まれたり*1。
1989年と言えば、日本における元号の変化に留まらず、世界的にも大きな変化のあった、節目の年として語られることが多い印象があります。中国では天安門事件が起こり、ドイツではベルリンの壁が崩壊し、東西の冷戦が(事実上)終結を迎えた年。
カルチャー面では、ゲームボーイと同い年。幼い頃からゲームに親しみ、小学生の頃からインターネットを始めて、その発展を成長と共に体験してきた世代。
そんな節目の1989年に、おんぎゃぁあぁぁあああ!あんぎゃぁあぁぁあああ!と生まれた僕らも、今年で25歳。順当に4年生大学を卒業していれば、社会人3年目。
同世代(主に88〜90年生まれ)の人たちはどんな生活をして、何を考えているんだろう。ブログをやっている人にはどんな人がいるのかな。そんなことをふと思ったので、ちょっと探して、それぞれのお気に入りエントリを選んでみました。
インターネットもぐもぐ
過去にも紹介させていただいたことがありますが、“同世代のはてなブロガー”として真っ先に思い浮かぶのが、もぐもぐ(id:haruna26)さん。「インターネットをおなかいっぱい食べる」ブログ。
割とどんな話題でも取り扱っているイメージですが、タイトルの通り、「インターネット」全般とその文化、アイドル、書籍など、サブカルチャーの話題が中心。
自分と同世代で、ネット界隈に関心があるという共通点はあれど、見ているものが全く違うので、とても興味深く読んでおります。最近は、KAI-YOUさんで連載記事を書かれていたり。
お気に入りのエントリ。ちょうど1989年生まれ前後の方であれば、思わず「あるある!」と頷いてしまう内容かと。
ライフ・イズ・カルアミルク
過去に就活芸人として主にTwitterで支持を集めていた(僕個人の印象です)、じょーねつ(id:johnetsu-k)さんのブログ。
内容としては、メインサブ古典諸々含めた「文化」の話題が多め。文章の書き方と言葉の言い回しがものっそい大好き。
電子書籍はいかにして物語を語るか?『オ◯ホ男』が語る電子書籍の方法論
ご自身の書いた電子書籍に関する体験談を交えつつ、「電子書籍」というメディアと文章、ネット特有の言語コードなどについて論じられているエントリ。
「電子書籍」と初めて聞いたときは、どんな作品が生まれてくるんだろうとわくわくしたものだけれど、結局は紙の本の代替として消費されているに過ぎないような印象が強い。
そんな中で、本作は「こんなのもあり」という実例を示した名作だと考えてます。たちの悪いパロディなんだけど……悔しい!でも伝わっちゃう!
YESかNOか半分か。
先日、めでたくニートを卒業された、ルナさうるす(id:lunasaurus)さんのブログ。
内容はノンジャンルで、仕事まわり、生活まわりの話題がメイン。たまにブログカスタマイズなど、ブログ周辺の話も。同世代のニート経験者として、勝手に師と仰がせていただいております。
ニートになって良かった事と悪かった事 - YESかNOか半分か。
ニート卒業後に書かれた、振り返り記事。
無職なうの僕にとっては、共感すると同時に「働かないと…!」と思わされるエントリでございます。はわわ。
Design the trip
株式会社trippieceのCEO、石田言行さんのブログ。
トリッピースは、「みんなで旅をつくる」がコンセプトのソーシャル旅行サービス。
最近はテレビなどでも取り上げられているようなので、知っている人も多いんじゃないでしょうか。僕も利用してみたいとずっと思ってはいるのですが、機会がなく、なかなか。
ブログの内容は、会社について、旅行の話題、“起業”に関する考え方、などなど。同世代の起業家さんの話もちらほらと出てくるので、将来的に起業を考えている方の参考になるのでは。
起業してからの3年間を、軽く振り返ったエントリ。
移転前のブログも合わせれば、その3年間の記録がしっかりと残されているので、まとめて読むとおもしろいかもしれません。
ikechan0201 blog
大学卒業後、千葉県の金谷でフリーランス生活を送り、今年に入って起業した池ちゃんこと、山口拓也さんのブログ。2年ほど前に、「なんかおもしろそうなことをやっている人がいる!」と目に留まり、それ以来、たびたびブログの方も読んでおりました。
現在、Wantedlyで仲間を募集中とのことなので、興味のある方はぜひ。僕も一時期、千葉の田舎で働いていた時期があるので、ちょっと関心を持っております。楽しそう。
フリーランス時代の記事は、読んでいていろいろと参考になります。
単なる「フリー」ではなく、「田舎」ならではの視点で書かれているエントリが多いので、働き方のひとつの形として、興味深いしおもしろい。
隠居系男子
鳥井弘文さんのブログ。
広い意味での“生き方”、ライフスタイルやライフハックに関する考え方を積極的に提案、発信しておられます。訪日外国人観光客向けのWebマガジン、「MATCHA」の運営もされており、各所から注目を集めているようです。
ウェブ時代は、プロのライターよりも大好きな人が語るアツい記事のほうが面白い!
ブログを始めとするネットメディアが発達した時代における、“ライター” という存在の考え方。
確かに、専門性に加えて熱量を持った人の書いた記事は、読んでいて強く惹きつけられる魅力があります。そこに、プロであるかどうかは大きな問題ではないのかも。
らふらく^^ ~ブログで飯を食う~
らふらく^^さんのブログ。
ブログ論、仕事論がメインのようですが、ライフハックやサブカルネタを含めた、情報発信を広くされています。ブログを始めて約1年半、着実にPVを伸ばしておられる模様。
先日、専業ブロガー宣言をされたということなので、これからの活躍にますます期待!
「ぼくらの移住計画」に参加して地方移住は不可能ではないと感じた
地方移住に関するイベントレポート。
ちょくちょくこのようなレポートを掲載されており、内容も簡潔にまとめられていて分かりやすいので、よく読ませていただいております。
魅力的な同世代ブログ、探しています
……と、1988〜1990年くらいの生まれのブロガーさんを探してみたのだけれど、意外と見当たりませんでした。僕の観測範囲が狭すぎるのかもしれませんが。
そもそも、やはりというかなんというか、実年齢を公開しているブロガーが少ない。「多分この人は同世代だろうなー」と思う人も何人かいるにはいるのですが、正確な年齢は分からないので。
そこそこ頻繁に更新していて、独自のコンテンツがあり、魅力的なブロガーさんがいらっしゃったら、教えていただけると嬉しいです。随時、追加させていただきます。
*1:2010年の新卒=1987年世代も方方で“ゆとりの就活”なんて言われていたようですが。