林敏行
2014年6月2日18時13分
大阪府北部の千里ニュータウンに近い千里緑地(吹田市)で、ヒメボタルが乱舞している。雑木林など、陸上で生きる体長7~11ミリのヒメボタルは、府の準絶滅危惧種。繁殖のため1分間に60回以上、ストロボのように明滅する。
午後9時ごろから同じアングルで撮影し、10秒間露光の連続する写真100枚を合成すると、乱舞するホタルの光の軌跡が、雑木林の中に浮かび上がった。
ホタルの保護活動をしている「吹田ヒメボタルの会」によると、6月上旬まで観察できるという。(林敏行)
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