ヨハネスブルク=杉山正
2014年6月2日10時17分
ナイジェリア北東部ムビのサッカー場で1日、爆発があり、観客ら少なくとも40人が死亡した。犯行声明は出ていないが、4月に女子生徒200人以上を誘拐したイスラム武装勢力「ボコ・ハラム」の関与が疑われている。
AFP通信によると、爆発は午後6時半ごろ、地元チームの試合終了後、観客が会場を出ようとする際にグラウンド付近で起きた。選手が犠牲になったかは不明だという。
ナイジェリアでは、ボコ・ハラムによる無差別テロによって、今年だけでも2千人近くの市民が死亡している。ボコ・ハラムは、現地語で「西洋の教育は罪」という意味で、学校のほか、スポーツイベントも「西洋の影響」としてテロの標的にしている。(ヨハネスブルク=杉山正)
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朝日新聞国際報道部
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