[PR]

 兵庫県高砂市で1日に開かれた全国のゆるキャラを集めた催し「ご当地博」で、千葉県船橋市の非公認キャラ「ふなっしー」の偽物が現れ、兵庫県警高砂署の職務質問を受けていたことがわかった。同署は著作権法に抵触する可能性もあるとみて調べている。

 同署によると、1日正午ごろ、同市米田町の会場に「ふなっしー」に似た着ぐるみが現れた。子どもらに「ふなっしーだ」などと囲まれて騒ぎになり、会場外に出たところで警戒中の同署員の職務質問を受けた。中に入っていたのは兵庫県加古川市在住の20代の男性で、調べに対し、「自分の子どもを喜ばせようと思って着ていた」などと話しているという。

 ご当地博は高砂市が市制60周年を記念して先月31日から開かれ、熊本県の「くまモン」など全国約60体のゆるキャラが参加していた。ふなっしーには出演を依頼したが、日程が合わず、参加していなかった。