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奈良公園の若草山にモノレールを設置する計画について、奈良県はモノレール以外のプランも含めて、あらためて検討していくことを明らかにしました。
若草山は奈良の街を一望できる人気のスポットですが、高齢者などから気軽に登れる移動手段が欲しいという要望もあり、奈良県は総事業費2億円をかけて登山道沿いにモノレールの設置を計画しています。
しかし、この計画に対し、ユネスコの諮問機関や市民団体などから若草山は世界遺産の春日山原始林に隣接していて、その価値を損なうとして反対の声があがっていました。
奈良県はこうした意見を受けて、7月に開かれる検討委員会でモノレール以外のプランも含めて検討するということです。
県民などからは登山道とは別のルートでバスを運行する方法や、人力車や籠、ロバなど動物を使う方法などが代替案として寄せられているということです。 (06/02 11:56)
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