いろいろなものが改良されていて、自分の小さいころに比べるとずいぶん楽になりました。日本人の細やかな気配り的なものが商品にも発揮されていると思います。
ちょっと前まで「どこからでも切れます」と書いてあるのに、「どこからも切れない~負けた~」というものが結構ありましたが、最近はめっきり少なくなりました。
洗剤やシャンプー類の詰め替えパックも簡単に切れるようになって、歯を使ったりハサミを使うことがなくなりました。
ありがたい。
わし無器用じゃけん。
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ですが、わたしが思う、まだまだ開けにくいもの、改良の余地がありそうなものはこれ。
歯ブラシ
歯ブラシのパック。まあ、あれは無理矢理にでもはがしてしまえば、あとはすてるからよいのですが、開けにくいチャンピオン的な存在です。
せかブル管理人 (id:sekabull)さんも、かつて言うてました。
もっと改良の余地あんじゃねーの?【画像】 - 世界を変えるのはブルペンキャッチャー
このタイプね。開けにくいのは。
これね。愛用してますがなかなかよいです。
箱入りなので、箱をびりびりに破いてしまえばオケ。
歯間ブラシ
ケースに入っているものはよいのですが、
こういうタイプが開けにくい。
しかもびりびりに開けざるを得ないので、開けた後、未使用のものがバラバラと落ちてくることがあります。
納豆のたれ
これはたくさん開発されていますが、いまも開けにくいものがたくさん。
タレのパッケージは開けやすくても、使ったあとのタレのパッケージを捨てるのが面倒。
いっそのことタレなしを買って、タレだけ別に買うということにしました。
タレが付いてないプライベートブランドの納豆は、スーパーでも最安値だったりします。納豆をたくさん食べるならこっちのほうが楽でお得かも。
タレの量も調節できますしね。
レトルトの袋
「どこからでもあけられます」と書いてありながら、どこからもあけられない率が高いのが、カップラーメンの後入れスープ。
「どこからでもあけられます」と、書いてあるだけに、((((o(>皿<)o)) キィィィ!!))ってなります。
一緒にあけられない、餃子のたれとラー油
餃子のたれと一緒にラー油がついているものがあります。別になっていればよいのですが、たれとラー油が1つのパッケージになっているもの。これが開けにくいです。
まずタレ側から切って小皿に入れてから、反対側のラー油を切って、ってしているうちに、たれがだらだらだらだら~。じゃ、ラー油を先に。あ、そんなにラー油を入れたくなかったのに、とラー油を少し残したりした日にゃ、ぎとぎとぎとぎと。
つまんでハサミで切ったら、ピューと飛び出しちゃったり。
あけると危険
お箸についてるつまようじ。かなりの確率で手に刺します。
「お箸につまようじはいらないよね~」
って言ったら、
「え?フツーに使うだろ」
「必需品だろ」
と、おじさんたちに反撃されました。
・・・必要なんですね。
(本当に必要なんですか?)
じゃ、わたしが気をつければいいのね、と、恐る恐る開封すると、そういうときに限ってつまようじの入っていない箸だったりして。
コンビーフ
元祖開けにくい、といえば、コンビーフ。
あのねじまわしみたいなもので、くるくる回して開けるタイプ。
あれは好きだったなー。
いまの小学生知らない子多いです。
あのくるくる。
我が家にあったコンビーフ。
端っこに差し込んで、
くるくる巻いていきます。
きれいに開きました。
あ・・・
またかい!我が家のキッチンは魔窟!!
でも、缶詰だからダイジョウブ
どこまで便利にする?
いろいろなものが開けやすくなるのは嬉しいです。
でも、そんなに親切にしてくれなくてもいいのに。
それは価格に跳ね返るよね?という気持ちもあります。
これから高齢者も増えることですし、価格に跳ね返らない、作業の手間は変わらないなら、開けやすいのは大歓迎。これをあらためてユニバーサルデザイン的に考えると、もう少し視点も変わってきますが、それはまたいずれ。