著作権とDMCAに関するポリシー
トピック:
- DMCAとは?
- Twitterは、著作権に関するどのような申立てに対応してくれますか?
- 私は著作権者ですか?どうやったら分かりますか?
- 著作権侵害の申立てを行う際には、どのような情報が必要ですか?
- 著作権侵害の申立てはどのように行えばいいのですか?
- 申立てはどのように処理されますか?
- その後はどうなるのですか?
- DMCAの申立てを受け取るとどうなるのですか?
- 異議申立てはいつ行うべきですか?
- 異議申立てを行う際には、どのような情報が必要ですか?
- 異議申立てを行った後はどうなるのですか?
- DMCAの申立てや異議申立ては真剣に行ってください。
DMCAとは?
デジタルミレニアム著作権法(Digital Millennium Copyright Act)第512条(以下「DMCA」といいます。)は、著作権侵害の申立てを正式に行うために必要な法律上の要件を規定しているほか、影響を受ける当事者が所定の異議申立てをすることにより削除に抗議する方法についても規定しています。
Twitterは、著作権に関するどのような申立てに対応してくれますか?
Twitterは、著作権によって保護された画像を無断でプロフィール画像、ヘッダー画像または背景に使用されたという申立てや、著作権によって保護された画像を無断でTwitterの画像掲載サービスを通じてアップロードされ使用されたという申立て、著作権侵害のコンテンツへのリンクを含むツィート等の、著作権侵害に関する申立てに対応します。
ヒント:あなたのブランド名や会社名の使用に関して懸念がある場合には、Twitterの商標に関するポリシーをご覧ください。架空のキャラクターの使用に関して懸念がある場合には、Twitterのパロディやコメンタリー(解説)、ファンアカウントに関するポリシーをご覧ください。これらは通常、著作権以外の問題となります。
私は著作権者ですか?どうやったら分かりますか?
ある作品について自分が権利者かどうか分からない場合には、Twitterは法的アドバイスを提供できませんので、弁護士等の専門家にご相談ください。著作権法に関するより詳しい情報は、様々なところで入手可能です。例えば、http://copyright.gov、 http://chillingeffects.org、 http://www.eff.org/issues/bloggers/legal/liability/IP等があります。
ヒント:一般的には、写真に写っている人物ではなく、写真を撮影した人が、その写真の著作権者となります。
著作権侵害の申立てを行う際には、どのような情報が必要ですか?
著作権侵害の申立てを行うにあたっては、以下の情報をTwitterにご提供していただく必要があります。
- 著作権者またはその正当な代理人の署名または電子署名(フルネームの記載があれば結構です。)。
- 侵害されている著作物を特定するための情報(例えば、あなたの原作品へのリンクや、侵害されているコンテンツがはっきりと分かるような説明等)
- 著作権を侵害しているコンテンツを特定するための情報と、TwitterがTwitterのウェブサイトまたはサービス上で当該コンテンツを探索するための合理的に十分な情報
- あなたの連絡先(住所、電話番号、Eメールアドレス等)
- 申し立てた態様での素材の使用が、著作権者、その代理人、または法律によって許容されていないことを、あなたが良心に従い誠実に認識している旨の陳述
- 申し立てに記載されている情報が正確であり、偽りの場合には偽証罪に問われることを理解した上で、著作権者に代わって行為をする権限を与えられている旨の陳述
ヒント:ツィートのコンテンツについて申立てを行う場合には、そのツィートへのダイレクトリンクを、以下のページに記載された方法に従って提供してください:https://support.twitter.com/articles/80586。侵害されたコンテンツが背景やアバター等にある場合には、その旨をお知らせください。プロフィールページへのリンクだけでは、Twitterは侵害しているコンテンツを特定することができません。
著作権侵害の申立てはどのように行えばいいのですか?
Twitterのヘルプセンターのページにアクセスして、著作権侵害の申立てを提出することにより、著作権侵害の申立てを行うことができます。Twitter.comにログインしている場合には、サイドバーにある「ヘルプ」というリンクをクリックすれば、あなたのTwitterアカウントから直接、Twitterのヘルプセンターにアクセスすることができます。
合衆国法典第17章第512条(f)により、あなたが故意に侵害物や侵害行為について重大な嘘を述べていた場合には、レンツ対ユニバーサル事件やOPG対ディーボルド事件のように、あなたはTwitterまたはTwitterのユーザーに生じた損害(費用と弁護士報酬を含みます。)を賠償する責任を負う可能性があります。あなたが申し立てようとしているコンテンツが本当に著作権を侵害しているのか不確かな場合には、Twitterに申立てをする前に、弁護士にご相談ください。
申立てはどのように処理されますか?
Twitterは、申し立てられた順に、申立てを処理していきます。いったんチケットを提出すると、チケットの確認をEメールでお送りします。同じ内容のDMCAの申立てを複数提出した場合には、処理が遅れる可能性があることにご留意ください。
Twitterは、コンテンツの削除やアクセス制限を行うことを決定した場合には、削除やアクセス制限の措置を行った上で、その措置が行われたユーザーに通知し、申立者からの申立て内容へのアクセスと異議申立ての方法を提供した上、チリング・エフェクツ(Chilling Effects)に申立ての写しを送付します。
その後はどうなるのですか?
Twitterは、著作権侵害の申立てが行われた場合には、著作権を侵害したとされるコンテンツの削除やアクセス制限を行うことがあります。侵害の申立てを受けてTwitterがユーザーコンテンツの削除やアクセス制限を行った場合には、Twitterは、影響を受けるアカウント・ホルダーに連絡し、削除やアクセス制限についてお知らせするとともに(テイクダウン・ノーティス(takedown notice)の写しもお送りします。)、異議申立ての方法についても提供するよう、誠実な努力を行います。
ヒント:あなたのアカウントから削除されたコンテンツに関するDMCAの申立ての写しが送られてきていない場合には、Twitterからあなたにお送りしたサポートチケットに回答してください。
ユーザーが掲載したコンテンツの削除やアクセス制限についてできる限り透明性を維持するため、Twitterは、保留されているツィートやメディアについて、そのコンテンツが保留中であることが分かるような記載をさせていただきます(例は以下のとおりです。)。また、Twitterは、処理したDMCAの申立てと異議申立ての写しをチリング・エフェクツに送付します。チリング・エフェクツでは、それらの申立てが公開ウェブサイトに掲載されます(ただし、あなたの個人情報は削除されます。)。
ツィートが保留されている場合:
メディアが保留されている場合:
状況によって、Twitterは、侵害行為を繰り返すユーザーに対してユーザー・アカウントを停止したり、警告を発したりします。より深刻なケースでは、ユーザー・アカウントを永久停止します。
DMCAの申立てを受け取るとどうなるのですか?
DMCAの申立てを受け取ったら、その申立てに記載されたコンテンツがTwitter上から削除されたか、またはTwitter上のそのコンテンツへのアクセスが制限されたことを意味します。Twitterが受け取った申立てに関する情報や、異議申立てを行う方法などが記載されたTwitterからの通知をよく読んでください。
異議申立てはいつ行うべきですか?
受け取ったDMCAの申立てに記載されたコンテンツが別のものであるか、または削除が誤りであると考える場合には、以下の方法で異議申立てを行ってください。
ヒント:DMCAの申立てによって削除されたコンテンツを再び掲載すると、アカウントが永久に停止される結果になる可能性があります。削除が誤りであると考える場合には、コンテンツを単に掲載し直すのではなく、異議申立てを行ってください。
異議申立てを行う際には、どのような情報が必要ですか?
異議申立てを行うにあたっては、以下の情報をTwitterにご提供していただく必要があります。
- 署名または電子署名(フルネームの記載があれば結構です。)。
- 削除またはアクセス制限がされたコンテンツを特定するための情報と、削除またはアクセス制限がされる前にそのコンテンツが掲載されていた場所(DMCAの申立ての記載を使用しても結構です。)。
- 偽りの場合には偽証罪に問われることを承知の上で、コンテンツの削除またはアクセス制限は誤りであった、または別のものと間違えられて削除またはアクセス制限されてしまったと、あなたが誠意をもって考える旨の陳述
- あなたの氏名、住所及び電話番号と、あなたの住所地を管轄する連邦地方裁判所または、あなたの住所地がアメリカ合衆国外である場合にはTwitterがある地域を管轄する裁判所の裁判管轄に服することへの同意文言、そして、第(c)(1)(C)項に基づいて申立てを行った者またはその代理人からの裁判書類の送達を受領する旨の同意文言
異議申立てを行うにあたっては、Twitterから削除について通知したEメールに返信し、返信メールの本文に必要な情報をすべて記載してください。Twitterは、セキュリティ上の理由から、添付書類はすべて削除させていただいています。
異議申立てを行った後はどうなるのですか?
有効な異議申立てが行われた場合には、Twitterは、速やかに著作権侵害の申立てを行った者にその写しを送付します。10日以内に、著作権侵害の申立てを行った者から、問題のコンテンツによる侵害行為を防ぐために裁判所の命令を求める旨の通知がなかった場合には、Twitterは、削除したコンテンツを掲載し直したり、アクセス制限を解除したりする場合があります。
ヒント:Twitterは法的アドバイスは一切提供できません。ご質問がある場合には、弁護士にご相談ください。
DMCAの申立てや異議申立ては真剣に行ってください。
特に、自分が本当の権利者なのかどうか、または権利者に代わって申立てを行う権限があるかどうかがよく分からない場合には、著作権侵害の申立てや異議申立てはよく考えてから行ってください。虚偽の申立てや悪意による申立ては、法的処分や経済的不利益の対象となります。自分が本当の権利者であるか、コンテンツの削除は誤りであると誠意をもって考えているか、虚偽の申立てをした場合の影響を理解しているか、をよく確認してください。