
山崎製パン株式会社(社長:飯島延浩)は、国産の小麦を100%使用した食パン
「国産小麦食パン」をリニューアルし、12月1日から全国で(北海道地区を除く)発売します。

国産小麦はタンパク質含有量が少ないなど、外国産のパン用小麦とは質が異なるため、国産小麦100%で食パンをつくることは難しいとされてきましたが、当社は食料自給率向上の観点より研究を進め、平成16年に国産小麦を100%使用した「国産小麦食パン」を発売しました。発売後も更なる品質向上に向け、新たな技術開発やパン用に改良された新品種の国産小麦の利用に関する研究を進め、この度、更においしい国産小麦食パンをリニューアル発売することとなりました。

新しくなった
「国産小麦食パン」は、小麦をはじめとする原料を見直すとともに、当社独自の新規技術により、特に香りと食感が向上しています。小麦は北海道産の強力品種「春よ恋」、「ゆめちから」と中力品種「きたほなみ」をバランス良くブレンドし、バターを使用してコクのある風味に仕上げました。また、国産小麦は発酵が遅いことや焼成後パンが固くなりやすいこと(デンプンの老化)が課題となっていましたが、新たに開発した当社独自の技術により発酵を促進、香りと口どけを向上させ、合わせて、発酵促進の効果によりデンプンの老化を抑制、やわらかさとしっとり感が持続するようになりました。