ニュース詳細
第一生命 米保険会社と買収交渉6月2日 6時02分
K10048968611_1406020611_1406020621.mp4
「第一生命」は国内の保険市場が縮小するなか、海外での収益拡大を目指してアメリカの中堅の保険会社を数千億円規模で買収する方向で交渉を進めていることが分かりました。
関係者によりますと、「第一生命」は、アメリカ南部のアラバマ州にある中堅の保険会社、「プロテクティブ生命」を買収する方向で交渉を進めていることが分かりました。
「プロテクティブ生命」はニューヨーク証券取引所に上場しており、両社は今後最終的な詰めの協議に入る予定です。
交渉がまとまれば買収金額は数千億円に上る見通しで、最大で5000億円を超える可能性もあるということです。
アメリカは世界最大の保険市場で今後も市場の拡大が見込まれていて、第一生命は買収によってアメリカを収益拡大の柱とするねらいがあります。
日本の生命保険会社の間では、人口の減少で国内市場が縮小するなか、海外での収益拡大を目指してこのところ東南アジアの生命保険会社に出資する動きが相次いでいますが、第一生命による今回の買収が実現すれば先進国にも本格的に進出することになります。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|