福岡の病院から逃走の被告か 身柄確保6月2日 7時45分
2日午前2時半ごろ、ことし1月に佐賀市で起きた強盗強姦事件で逮捕・起訴され、精神鑑定を受けていた32歳の男が福岡市東区の病院から逃走しましたが、警察の捜索の結果、午前7時すぎ、逃走した被告とみられる男を市内の海岸で確保したということです。
警察は身元の確認を急いでいます。
2日午前2時半ごろ福岡市東区の雁の巣病院で、ことし1月に佐賀市でマンションに押し入り、女性に刃物を突きつけて乱暴したうえ現金2万円余りを奪ったとして逮捕され、その後、強盗強姦の罪で起訴された男が、この病院から逃走しました。
警察によりますと、逃走したのは佐賀市大和町の飲食店従業員、大隈保之被告(32)で、ことし4月から病院で精神鑑定を受けていましたが、病室のガラスを割って逃走したということです。
警察が周辺に200人以上の警察官を出して行方を捜査していたところ、午前7時すぎに、逃走した被告とみられる男が1キロほど離れた福岡市東区の海岸で倒れているのを見つけて確保したということです。
消防によりますと意識はあるということです。
警察は身元の確認を急いでいます。
警察や病院によりますと、大隈被告はA1病棟と呼ばれる精神科の救急病棟の1階の個室に入院していて、部屋のドアは外から鍵がかけられていましたが、ベッドの部品を外してその部品で窓ガラスを割って逃げたとみられるということです。
佐賀地方検察庁によりますと、大隈被告の精神鑑定のための留置は2日までで、佐賀地検の検察事務官らが午後2時までに身柄の引き取りに福岡市の病院に向かう予定だったということです。
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