大混戦の目黒記念　マイネルメダリストが４頭による横一線の叩き合いを制し、重賞初制覇（2014.6.2）

１日（日）の東京１２Ｒ目黒記念（Ｇ２）はグランデスバル（９番人気）が逃げ、
１番人気のラブリーデイがその直後、２番手を追走。
更にアップルジャック（１３番人気）、ステラウインド（５番人気）などが続く形となった。

４コーナーから最後の直線に入り、
ラブリーデイがグランデスバルを交わして先頭に立とうとするが、
他の馬たちも内外から並びかけ、ラブリーデイは馬群から抜け出すことが出来ない。
ハンデ戦らしい横一線での叩き合いは最後まで続き、
馬群の外から伸びたマイネルメダリスト（８番人気）、
馬場の内側を粘り込んだラブイズブーシェ（１２番人気）とアウォーディー（２番人気）、
ゴール板直前で鋭く伸びたプロモントーリオ（４番人気）の４頭が並んでゴール。
しかし、一番外のマイネルメダリストがアタマ差で抜け出しており、
このマイネルメダリストが初めての重賞タイトルを獲得した。
勝ちタイムは２分３１秒０（芝２５００メートル）。
２着以下はラブイズブーシェ、プロモントーリオ、アウォーディーの順となった。
ラブリーデイは先に動いた分、終いの脚が甘くなって５着。
タマモベストプレイ（３番人気）は横一線の叩き合いに加わることが出来ず、
８着に敗れた。

勝ったタマモベストプレイはステイゴールド産駒の６歳牡馬。
これまで重賞では２０１１年の京成杯で４着に入った実績はあるが、
タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。
通算では６勝目。