先日、2回に渡ってオリジナル名刺に関しての記事を書きました。
安くて簡単!!自分だけのオリジナル名刺を作ろう!!① | hideaki matsubara
安くて簡単!!自分だけのオリジナル名刺を作ろう!!② | hideaki matsubara
実際にお願いした印刷会社の紹介や、工程の流れを紹介しましたが、
今回は制作の際に僕がこだわった点に関して、ご紹介したいと思います。
完全に個人的なこだわり部分なのですが、
「あぁ、人によってはこういう所も気にするんだな〜」
という感じで読み流して頂ければ幸いです(笑)
では行ってみましょう。
オリジナル名刺作成で僕がこだわった点
大きく分けると、こだわりは以下の2点です。- 1.デザインへのこだわり
- 2.使用する紙へのこだわり
1.デザインへのこだわり
名前の表記方法
今回の名刺は、なるべくシンプルにしようと思っていました。
その結果、真っ白な中に黒字で名前だけを表記するという
ムダを一切排除したシンプルなデザインにしたのですが、
なんだかつまらないな…という事で、
ちょっとした遊び心でアクセントを入れる事にしました。
このwebsiteのサブタイトルは“今日も良いhide”と言います。
hideakiの“hide”と良い日での“日で”をかけてあります。
なのでポイントであるhideを赤で強調さました。
ちなみにwebsiteの強調色も合わせて赤になっています。
キヤノンのカメラユーザーならピンとくるかもしれませんが、
キヤノンの交換レンズにはLレンズという高級レンズシリーズがあります。
レンズに赤いLの刻印と、赤のサークルが施されていてます。
それを意識しての赤です。
▼キヤノ:EF L SERIES
http://cweb.canon.jp/ef/l-lens-j/index.html
フォント
絶対にこのフォントが良い!!というのは無かったのですが、フォントが与える印象は絶大なので、ここもしっかりと考えました。
というより、色々と試してみました。
そして一番しっくりきた“Candara”を採用しました。
アイコンのデザイン
このwebsiteのコンセプトは“architect×photo×happy days”です。
直訳すると、“建築×写真×ステキな日”みたいな感じでしょうか。
設計事務所で建築士として働いている僕は、リフォームや新築といった
住宅に関する仕事で、人を喜ばせています。
また、数は少ないですが、写真で人に喜ばれる仕事もしています。
家とカメラのアイコンはそこから来ています。
そして、このブログのサブタイトル“今日も良い日で”に込められた、
このwebsiteに訪れてくれた人が、今日も1日良い日で過ごせればな…
という思いがハートのアイコンを示しています。
家にもカメラにも、わざとハート型の穴が空いています。
そのハート型の穴を埋めるのが、このwebsiteであれば良いな。
そんな奥深い意味が隠されていたのです。
2.使用する紙へのこだわり
今回選んだ紙は以下の紙です。
▼マヒトデザイン 特殊紙 アラベール スノーホワイト
http://mhtdesign.net/paper-type_special-paper.html
白さ
印刷を依頼する前に、紙のサンプリングを行いました。(上記写真)“白”と言っても、少し黄みがかっていたり、青白かったりと様々です。
黄色やアイボリーだと、少しナチュラルで柔らかい感じになります。
青白かったり、真っ白だったりすると、クールな感じになります。
今回選んだ紙は、どちらにも偏ることない理想の白でした。
素材感
紙の素材にもこわだりました。普通の名刺に使われるような”ツルツル”した紙はイヤだったのです。
少しざらつきがあって、自然な紙っぽい雰囲気を探しました。
分かりやすく言うと、香水をテストする時に使う紙のイメージですね。
これも今回の名刺に使用した紙は完全にイメージ通りでした。
厚み
この厚みも重要で、あまりにも薄い紙は使いたくありませんでした。通常、安価な名刺に使われる紙は0.22㎜〜0.25㎜程度です。
今回選んだ紙は0.33㎜と十分な厚みがあり、高級感もあります。
あんまり量産仕様にしたくない、という思いがありました。
これも今回の紙は、完全に合格です。
▼最後に
「よし、オシャレなデザインを考えるぞ!!」といって、ちょっと考えれば素晴らしいデザインが次々と出てくる。
あいにく僕は、そんなセンスを持ち合わせていません。
じゃぁどうすれば良いのか?それは常に考え続ける事です。
アンテナを常に張り巡らせ、意識して日々を過ごす事です。
そうすると、人からもらう名刺やお店の名刺はもちろんの事
電車の広告、雑誌の構成、街中の看板、websiteなどなど、
ありとあらゆるデザインが頭の中に入ってきます。
普段何気なく過ごしていると、絶対に見過ごすような事でも
意識的に目に付くようになり、ふと考えるようになります。
僕がこの名刺のデザインを完成させるまで、半年かかりました。
名刺を新しくしたいなと思ってから、作成する先日までの間、
ずーーーっと考え続けていました。
もちろん、妥協して簡単に作ることは可能でしたが、
自分がそれを許すはずありません。
完成した名刺はすっごくお気に入りなので、
ドンドン配っていきたいと思います!!
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