トップページ政治ニュース一覧国家資格「公認心理師」 法案提出目指す
ニュース詳細

国家資格「公認心理師」 法案提出目指す
6月2日 4時23分

国家資格「公認心理師」 法案提出目指す
K10048958611_1406020448_1406020449.mp4

自民党の文部科学部会と厚生労働部会は、病院や学校でカウンセリングや心理的なケアを行う人材の確保につなげるため、新たに「公認心理師」という国家資格を設けるための法案を取りまとめ、今の国会に議員立法で提出を目指すことにしています。

病院や学校などでカウンセリングを行ったり心理的なケアを行ったりする専門職の資格には、現在、「臨床心理士」や「学校心理士」など民間の複数の資格はありますが、国家資格はありません。
このため自民党の文部科学部会と厚生労働部会は、社会で心のケアの重要性が増すなか、心理学に関する専門的な知識と技術を持った質の高い人材の確保につなげるため、新たに「公認心理師」という国家資格を設けるための法案を取りまとめました。
法案では、「公認心理師」は国家試験で認定し、受験資格は大学で心理学などを修めたうえで、卒業後、大学院で必要な課程を修了した人や、一定期間の実務経験を積んだ人などに与えるとしています。
自民党の文部科学部会と厚生労働部会は、今後各党にも呼びかけて今の国会に議員立法で法案の提出を目指すことにしており、2年後をめどに「公認心理師」の資格を設けたいとしています。

[関連ニュース]
k10014895861000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ