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米軍がグローバルホークを公開
5月30日 19時05分

米軍がグローバルホークを公開
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アメリカ軍が来月から日本国内では初めて青森県の三沢基地を拠点に、遠隔操作で運用する大型無人偵察機「グローバルホーク」が報道陣に公開されました。

30日に公開された2機のグローバルホークは、翼の端から端までおよそ40メートルあるアメリカ軍の大型無人偵察機で、三沢基地を拠点に来月からことし10月まで運用されます。
カリフォルニア州にある空軍の基地から遠隔操作で運用され、機体の性能についてアメリカ軍の担当者は高度1万5000メートル以上の上空から地上を監視できる高性能の赤外線センサーが内蔵されていることなど、詳しく説明しました。
このあと、三沢基地での離着陸を操作するための移動式の施設も公開され、アメリカ軍の担当者は、基地から半径320キロの範囲まで機体を遠隔操作できることや、離陸後は高度およそ1万5000メートル以上の空域で、アメリカの基地からの遠隔操作に切り替わること、さらには1機ずつコントロールするため、2機が同時に飛行することはないことを説明していました。
在日アメリカ軍のアンジェレラ司令官は「日本を拠点に運用することは戦略的に意義があり、日本と周辺地域の安全に貢献するものだ」と述べました。
一方で、地元の住民からはアメリカからの遠隔操作による運用に対し、不安の声が挙がっています。
これについて、アンジェレラ司令官は「遠隔操作であっても飛行ルートを変更しなければならないような場合はすぐに対応できる能力がある」と話し、安全面での問題はないと強調しました。

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