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 研究本が出るなど注目を集めている「山田うどん」のファンの集いが31日、店舗を運営する埼玉県所沢市の山田食品産業本社であった。関東一円から「山田者」と呼ばれるファン約160人が集まり、新メニューを楽しむなど交流を深めた。

 山田うどんは埼玉県を中心に約180店を展開する飲食チェーン。最近ではマニア向けの本が出版され、山田者を自称する著名人が現れるなど、ファンの輪が広がっている。集いも今回で4回を数え、過去最大規模となった。

 会場ではこの夏の新メニュー「紅ショウガ天ぷらうどん」が振る舞われ、参加者は一足早く、未知の味を体験した。また会長室が特別に公開され、昔のメニューや店の写真が展示された。研究本を出した北尾トロさん、えのきどいちろうさんらのトークショーもあり、特色ある店舗やメニューのエピソードで盛り上がった。(伊藤唯行)