最近ライティングの依頼がちょくちょくあって書いてるんですが、久々に記事書くと鈍ってるもんですなぁ。全然書けないの。あと、ブログのテーマがかっこわるい(リニューアル進行中)し、ソーシャルボタンがたがただし、自分のブログを書く気力もなかったんですが、ですが、ですが、5月中旬頃にイケハヤさんとお会いする機会があり、高知に行く理由をお聞きすることができたので記事化します。
「イケダハヤトが高知に行く理由」。どうぞ。
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大野「メディアの輪郭の佐藤さんがすごい人だなぁと思っていてこの前会ってきたんですけど、佐藤さんがイケダと知り合いで、ぜひ紹介してくださいとお願いさせてもらったんです。時間いただいてありがとうございますー」
イケダ「佐藤君は個人ブログやってるときから目を付けてました。彼はパフォーマンス能力高いっすよ。英語学科だったので英語に強いんですよ」
大野「彼おもしろいですよね」
イケダ「まだ23とかで新卒組ですが、リクルートスーツを買ったことないという」
大野「僕も買ったことないですw」
イケダ「それは素晴らしい」
大野「ちなみにイケダさんは今おいくつなんですか?」
イケダ「もう28なので86年生まれですね。もういい年なので、もうそろそろ身を固めてどっかに行きたいなぁと」
大野「身を固めて高知に行かれる?」
イケダ「来月ですねー。もう東京は疲れたんでw」
大野「仕事も高知でやられるんですか?」
イケダ「高知を拠点にしてやりますね。東京に出るのは2ヶ月に1回くらいにしたいですね。定期的に開催するイベントがあるのでそれだけにしたいです。あとは仕事の依頼があれば行くっていうスタンスです。高知って近いので3万円くらいあれば一泊二日くらいで高知に来てもらえるんですよね。僕が観光するから来て!とw」
大野「なるほど。以前から高知に興味があったんですか?」
イケダ「3月に行って純粋にいいなぁと思ったのがきっかけです。それまでは福岡を見てて仕事で行ったりしてたんですが、福岡って今(行ってる人)多いじゃないですか。で、福岡って東京に似てるんですよね。見てると高層ビル並んでて、街並みが新宿に似てるのでう〜んと思って。そういうのが嫌で行くのに、似たようなとこ行ってもしょうがないなーと。他の地域も見たんですけど(高知が)一番良かったので。四国ってTechWaveやってた本田さんが徳島に移住したんですよね。香川にもおもしろい若者がいて、愛媛にもおもしろい人がいて、高知はIT系やクリエイター系の人がいないんですよね。スイートスポットが空いてる!と。そのピースを埋めに行ったって感じです」
大野「自分から動くあたりいいですね」
イケダ「福岡行ってもカズワタベさんもいるし、LINEもあるし、誰もいないとこ行こうーと。ほんといい土地ですよ。坂本龍馬の土地なのでイノベーター気質があるんですよね。高知の人は脱藩とかかっこいいとか言うんですよ。日本人的じゃないですね。龍馬が残したものはすごいですよ!」
大野「土地に根付いてるんですねー」
イケダ「脱藩かっこいいとか聞いたことない。僕も現地行ったら東京脱藩してきましたって言ってやろうと。僕は高知はシリコンバレーっぽいと思っていて、気候もサンサンとしてて夏は日が照るんですよね。暖かいですし、日照時間が日本で一番長いんです高知って。雨もその分すごい降るんですけど。暖かいから陽気な人も多いし、イノベーター気質な人が多い。あとは人が集まればイノベーションが起こるんじゃないかと僕は思うんですけどね〜」
「それに、街がコンパクトでぎゅっとまとまってるんですよね。都市部は東西10kmくらいで行き来ができるので生活しやすく人に会いやすいです。あと、ひろめ市場というのがあるんです。ひろめでみんな集まって飲んで帰る。という場所があるんですが、こういうのって東京にはないなぁと。自然も近いし魚もおいしいしみんなお酒大好きですし、東京にいる意味がよくわかんないって感じですね(笑」
土地の話が出てくるあたりが僕的には意外でした。もっとドライな人かと思ってたので。むしろ僕のがドライドライ…。
イケダ「地方の方が僕は面白いと思うんですよね。まだいろんな仕事の余地があるので。高知って移住を促進をしてて僕が移住したら促進は進むと思いますし、そういう仕事をしたいです。現地のNPOで商品開発もしてるので。そういうのが楽しみです」
大野「話聞いてて思ったんですけど、ご自身の影響力をちゃんと理解してるんですね」
イケダ「おもしろい褒め言葉ですね。僕は自分をコンテンツだと思ってるので、高知は行きたいしおもしろいから行くんですけど、僕が高知に行ったらおもしろいと思われると理解した上で行きますね。ある意味自分っていうコンテンツが日本全体でどこに編集されて行ったらおもしろいかって考えた上で行動してるところがあります。だから、かなり人の目を気にしてますし、自分がどういう立ち振る舞いをしたらおもしろいかっていうのをかなり意識してますねー」
イケダ「僕は移住したらおもしろいと思われるから移住する。そっちの方に力点がいきますね。あえてそっちに行くのか!っていうのがおもしろいですね。自分で自分を編集してる感じです」
大野「おもしろいですね。もっと前から関わってればよかったなー」
イケダ「僕は編集っていう仕事も好きなので、いくつか媒体もやってますが、そっちよりも自分を編集する方が自由度が高くておもしろいですね。さすがに誰かに移住しろとは言えないので(笑
そこらへんは一般のライターとは違うと思いますし、もっと自分自身を編集して行動したいですね」
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ここからメディアの話に変わりました。ほんとはもっとコンパクトにまとめたいと思ったんですが、まぁいいや。
イケダさんってネットで見てるだけだとなんだか近寄りがたい人なのかなーと思ってたんですが、話してみるとフランクで楽しかったです。
僕も二拠点生活とかしてみたいなぁ。いい刺激をもらえました。ありがとうございました!
大野恭希
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