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 全国的に高気圧に覆われた31日、大分県日田市で今年全国初の猛暑日となる35・6度を記録するなど、各地で今年の最高気温を更新した。東京都内では練馬区で33・5度、都心の千代田区でも31・6度を観測。ほかにも群馬県館林市34・7度、福島市で33・7度など、全国927の観測地点のうち315地点で、30度を超える真夏日となった。

 気象庁は大分、福岡、佐賀、山口、島根、宮城、福島の7県に「高温注意情報」を出し、熱中症への注意を呼びかけた。熱中症が疑われる救急搬送も相次ぎ、茨城県小美玉(おみたま)市と千葉県南房総市ではそれぞれ、61歳と74歳の女性が死亡した。