ゆとり女子とのカラオケ話の続き。
あいつ、ババアに気を使ってくれたのか、昔懐かし☆ハロプロの藤本ミキティの曲を歌い出したわけ。映像も歌詞もメロディも完全に2000年初期なのに、私はなぜかサッパリ分からなかった。まだJ-POPがイケてた頃で、「Mステ」も「HEY!HEY!HEY!」も「うたばん」も欠かさず観てたよ!?でも、本当に分からなかった。
もしやB面の曲か、庄司ばりにミキティが好きなだけかコイツは…って思ったら、私が高校3年生の時の曲だった。高校3年生の時はマジでガリ勉してたから全然記憶にない。勉強していた記憶しかない。もっと言えば勉強した内容も記憶にないよぉおおおおおお><
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さて。もうすぐ30代なのに彼氏すらいない。鬱!!!!!!
「まあ、29歳の誕生日は男に殴られてたから、一人で安全に過ごせるだけ幸せだろうな~ハハッ!!」って、さっき呑み屋でグチグチ言ってたら隣の客がさっさと帰って行った。負のオーラやばい。
今もちょっと思い出す元ぴっ彼は、良い男だった。
人に話したり文章にすると「良い人だったんだね」と言われるし、付き合っている当時も、会社の先輩に「めっちゃ良い男じゃん。離したらダメだよ」と言われていた。
酒も煙草も呑まず、ギャンブルも浮気もしない(女友だちすらいない)、スポーツをやっていたので健康で、メンタルもしっかりしていた。一人暮らしが長いので料理も出来るし、ゴキブリも雑誌でパシッと退治できる。風呂なしアパートにも住める。世の中には大卒・正社員でもコンプレックスで屈折した男がわんさかいるけれど、彼にはそういうところがほとんどなかった。別世界の話、として尊重してくれているというか。
ホント…良い男だな…///
でも、別れたわけ。格差カップルだったのもあるけれど、セックスレスだったのが一番の原因の気がする。もうぼんやりとしか覚えていないけれど、あれはね、じりじりとメンタルにくる。好きな人が私のことを女として見てない!!!!!
煙草はあるのにライターがない!みたいなね。裸の異性がガラス越しにいるのに何も出来ない!みたいなね。わかります???
初めてのデートでは「“可愛い”ってよく言われますよね?え、言われない?あ、“美人”って言われますよね?」と言ってくれた人が、胸元を見ながら「痩せすぎ」だの言うようになるとねーー。身長もあまり変わらなかったので、「本当は背が低くて巨乳でバカな子が好きなんでしょう!!」と喧嘩したりしてね。
ちょうど婦人科で「将来、不妊症になるかもしれない」と言われた時期で。「まあ、まだ若いし、結婚の予定もないなら気にしなくて良いわよ。それに、仕事、辞められないでしょう」と付け加えられたりしてね。
彼氏に報告すると、そういう症状に効く食材で料理を作ってくれて感動しつつも、「でも…そうじゃないんだよ!!!」って、変な涙が出たよね。
まあ、そういうことの積み重ねでうまくいかなくなって別れて、そうすると、不思議と女としての自信が回復してきた。秒単位で老化しているにも関わらず。
それまでは、彼氏がほとんど途切れていなかったから分からなかったのだけれど、
彼氏がいない
⇒彼氏募集中で盛りがついているからおめかしを頑張る
⇒女としての魅力がアップする!!!
って図式じゃないんだなということが分かった。
ただただ、女としての自分を否定しない人と関わらなければいいんだよ☆(ゝω・)vキャピ
オトナは快適な環境を整えることが出来る人のこと、と気付いたのはここ一年くらいのことだ。
恋愛に限らず、私は対人関係を取捨選択するのが苦手だった。「良いところも知ってるし…」というものあるけれど、きっと寂しさが原因だと思う。
18歳からほとんど家族と会えない生活になったので、18歳の時のような心細さが今も残っているのを感じる(若作りじゃなく!田舎者で可哀想な私アピールでもなく!)。
都民税めっちゃ払ってても、まだ私は田舎者だ。東京生まれ東京育ちの友だちに「イントネーション違うよ~w」って指摘されて、「私が本気で方言喋ったら意味分かんないだろうけど、ついてこれんのかよ!?貴様とコミュニケーションとるために努力してんだよ!!!(怒)」って喧嘩売ることもあるよねー。
つい昨日まで仲良くしていたはずの男の人から急にそっけなくされたことも沢山ある。あんなに毎日一緒にいた友だちから、卒業や転職以来「また呑みに行きたいねー」のまま、数年ペンディングなこともある。
ああ、無理して仲良くしてくれていたのかな、と何度落ち込んだか。
「あんたはイイょね…ァタシとすぐ縁切れるんダカラ…でもァタシは死ぬまでずっとァタシと付き合って生きていかなきゃいけないんだょ…?ァタシだってこんなァタシと縁を切りたぃョ…」って、メンがヘラった夜もあったよ、ね。
でもさすがにもうオトナだし、餓死しそうになっても「生活保護って制度知ってます?」って言われるような年齢だから、逞しく生きていきたい。 (昨夜、30回くらい友だちに「結婚しよ☆」って頼んだけど断わられたブロガーがこちらになります♪)
そのためには、冷たいようだけれど、せめてプライベートでは私を大事にしてくれる人とだけ過ごすんだ。