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実写版「パトレイバー」押井守総監督のさらなるサプライズ予告にファン喝さい

2014年5月31日 13:34

舞台挨拶に立った真野恵里菜、福士誠治ら「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第2章」 舞台挨拶に立った真野恵里菜、福士誠治ら
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[映画.com ニュース] 往年の人気アニメ「機動警察パトレイバー」を実写化するシリーズの第2作「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第2章」が5月31日、全国で公開され、主演の真野恵里菜福士誠治、エピソード3の湯浅弘章監督、押井守総監督が都内の劇場で舞台挨拶に立った。

全12話を7章で構成し順次公開していくプロジェクトで、第2章はエピソード2「98式再起動せよ」、同3「鉄拳アキラ」を上映。押井総監督は、「シリーズものの公開は、1本目はご祝儀で入るけれど2本目にどっと落ちる恐怖がある。たくさん入ってくれて安どしている」と満席の出会いに満足げだった。

主人公・明役の真野は、エピソード3の中で演じた格闘家リン・シャオユウのチャイナ服にツインテールの髪型で登場。「本格的なアクションをやって全身筋肉痛になりましたが、頑張った証(あかし)。やりがいがありました」と笑顔で話した。

ワイヤ・アクションも当初はスタントの予定だったが、撮影当日になって湯浅監督の思い付きで本人が挑戦。「できるだけ自分でやりたいと思っていたし、何げなくできちゃったんですよねえ」と自慢げ。湯浅監督も、「運動神経がいいからねえ」と称えていた。

一方の福士は、「最初に台本をもらった時は二枚目かなと思ったけれど、どんどん振り回されて、いい人なのか悪いヤツなのか」と読めない展開に戸惑い気味。それでも、「役の幅が広くなって、これからどう広がるか楽しみ」と期待していた。

シリーズは来年1月まで順次上映され、その後、長編映画も公開される予定で、押井総監督は「ほぼ全体が完成しつつある」とニヤリ。「現場が驚くことをやらないとアニメ以上にはならないし、だんだんエスカレートする仕掛けになっている。見かけ以上に手間暇とお金をかけているぜいたくな作りになった。キャラクターをどれだけいじれるかがテーマなので、バラエティに富んだ面白いシリーズになっている。これで済むと思ったら大間違い」とさらなるサプライズを予告し、ファンを沸かせていた。

「THE NEXT GENERATION パトレイバー」は、ロボットテクノロジーの発達で汎用人型作業機械・レイバーによる犯罪が社会問題となった近未来、その対策として設立された警視庁特科車両二課のメンバーが犯罪に立ち向かいながら成長していく姿を描く。

(映画.com速報)

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