伊勢に来たならこちらも! 三重のお土産オススメ3選(+番外編)

2014.06.01 07:30

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前回、お伊勢参りをしたら買うべき、三重のオススメのお土産を紹介しました。内宮の門前町である「おはらい町」で買えるお土産から選び出しましたが、他にも美味しい「名物餅」や「名物饅頭」がたくさんあります。

地元出身者としては、伊勢まで来たならば、あれも食べて、これも買って帰ってほしい。そこで今回は、内宮から少し足を伸ばせば買えるオススメの名物お土産を紹介します。

           

旭家酒素饅頭製造本舗


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まずは、内宮から20分くらい行った二見町で、酒まんじゅうを売るお店「旭家酒素饅頭製造本舗」です。ここは、これ一本で商売しています。

ひとくちサイズのしっとりした薄皮の饅頭で、中は甘さ控えめの粒あんです。包みをほどくとほんのりお酒の香りがします。時間が経つと、この香りが楽しめなくなるので、5個程度の少量を買うことをオススメします。私の両親も大好物で、思い出したように買いに行っているようで、地域の人たちからも愛されています。

旭家酒素饅頭製造本舗からは、名勝「夫婦岩」までもう少し。時間に余裕があれば、立ち寄ってはいかがでしょうか。



〒519-0609 三重県伊勢市二見町茶屋107-6


二軒茶屋餅


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先で紹介した旭家酒素饅頭製造本舗から、クルマで10分程度の場所にある「角屋」です。ここで売られている「二軒茶屋餅」は、あずき餡が入った薄皮の餅に、きなこをまぶした一品。

この餅は、名前の由来が面白いのです。かつて、この場所には餅を売る「角屋」と、うどん屋の「湊屋」の二軒しかお店がなかったことから、みんなが「二軒茶屋」と呼ぶようになり、これが由来になっています。

歴史風情あるお店の道路を挟んだ向かいには、角屋の地ビールが楽しめるレストラン「麦酒蔵」があります。お昼時であれば、ここでランチと言うのもアリです。



〒516-0017 三重県伊勢市神久6-428


へんば餅


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二軒茶屋餅の角屋さんから、クルマで15分程度のところにある「へんばや商店」です。

本来ならば、小俣町にある伝統的な様式の本店に伺いたいところですが、クルマで行きやすいバイパス沿いのお店をオススメ。この餅も名前の由来がユニークです。かつて店を構えていた場所は、お伊勢参りをする人たちが馬を返す場所であったことから、「返馬(へんば)餅」と呼ばれるようになったのだそう。

米粉を使ったお餅は独特の食感で、両面に丸く焼き色がついているのが特徴です。中は、こし餡。柔らかい口当たりの餅と最高のマッチングで、食べ始めると止まりません。この宮川店では、買ってすぐにいただくこともできます



〒515-0505 三重県伊勢市西豊浜町342-1


番外編:角屋醤油


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二軒茶屋餅を売る角屋さんでは、醤油や味噌、地ビールを販売しており、私は、ここの醤油がお気に入りです。ご存じの方は少ないかもしれませんが、角屋の醤油は100年近い歴史があり、昔ながらの木桶醸造で少量だけ作っているため、大々的には売られていません。だから、

これは持論ですが、地元で取れる鮮魚は、その土地の醤油でいただくのが、一番美味しいいただき方だと思っています。この醤油を買ったならば、そのまま魚屋へ出向き、一緒にお刺身を買って帰ってみてはいかが。


買い方指南


今回紹介したお店に伺うには、クルマが必須になります。

内宮からだと、紹介した順に回るのが、一番効率が良い方法です。最後のへんば餅から名古屋・大阪方面で帰る場合は、松阪ICで伊勢自動車に乗ることになりますが、途中で松阪を通るので、少し張り込んで松阪牛をいただく選択もあります。

さて、最初に紹介した酒まんじゅうは、時間が経つと風味が失われるので、買ってすぐ、クルマの中でつまむのがオススメです。また、へんば餅は賞味期限が短いので、これもお店でいただくと良いかもしれません。


(傍島康雄)

  • 1/700 ウォーターライン 航空戦艦伊勢 (119)
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