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新しく子供を授かったパパやママなら、きっと一度は脳裏をよぎったことがある「子供の教育費」。正直、自分に親がかけてくれた教育費なんて聞いたことすらないという人がほとんどだと思うが、現代の教育費はどれぐらいかかるのだろうか?

……と、かぐや姫を育てるおじいさんとおばあさんに深津絵里さんが保険を説明するCMを見て思った記者(私)。住友生命のサイトには「中学から大学まで私立に通わせると1369万円かかる」と書いてあり、さらに衝撃を受けた。普通のサラリーマンじゃ子育てすらムリじゃねーか(笑)。

・信じられないので調査

正直1000万円なんて大金、庶民には到底支払える額ではない。中学校入学から大学卒業までの10年間のあいだ、1年あたり約100万円を払わなければならないなんて絶対ムリである。

だが、「住友生命が保険に入ってほしいので割高に見積もっているかもしれない!」という淡い期待と共にその他のサイトを見てみても、「幼稚園から大学まで私立だと2000万必要」や、「全部公立でも1000万以上必要」などの情報ばかりが目に入り、頭がクラクラしてきた……。

・幅はあるが1000万近くは必ず必要

その後も別のサイトを複数調べてみたが、どこを見ても「どんなに安くても900~1000万は大学卒業までにかかる」という結論のサイトばかりであった。さらに都内で働く、小学校の子供を持つ40歳の男性に聞いても

「僕の子供は公立なんで年間30万前後ぐらいしかかかっていませんが、私立だと150万円ぐらいかかるみたいです。でも、保険は入ってないですね。中学校から私立行きたいか公立でいいかは子供次第だし、この仕事が10年続けばいいですけど、ダメになったら私立に行きたくても公立で我慢してもらうかもしれないので」

……とのことだった。確かにいまのご時世、有名企業に勤めていても一生働けるとは限らない。そもそも公立でも普通のサラリーマンの収入だと、大学まで行かせてあげるのはなかなかハードな金額である。

記者の年代だと親に学費を出してもらえる知人は多かったが、現代は子供も働いて大学へ通うというのが主流になっているのかもしれない。どちらにせよ、世知辛い世の中であることは間違いないようだ。

参照元:住友生命ノムコム
執筆:なかの

▼住友生命のCMはこちら。ユーモアのある内容だが、わりと話していることはシビアである