マインド・コントロール兵器;マイクロ波で人間を操る原理
テレビでも携帯電話でも、
アンテナが電波を受信します。
電波を受信すると、
アンテナに微弱な電位が発生して、
微弱な電流が流れます。
トランジスタ、ICなどの半導体素子が微弱な電流を増幅します。
ところで、テレビは100ボルトの電圧で動作しており、
携帯電話の電池の電圧は2〜4ボルトです。
人間の脳神経系は、ニューロンなどの神経細胞で構成されており
神経細胞に電気信号が流れます。
ニューロンに流れる電気信号は、
通常、50〜100マイクロボルトの電圧に過ぎません。
1マイクロボルトは1ボルトの100万分の1です。
100マイクロボルトは、1ボルトの1万分の1に過ぎません。
さて、ニューロンがアンテナと作用するように
工夫した電波を発射すると、
ニューロンに電位が発生します。
電波を発射する送信機を工夫すると、
ニューロンに50〜100マイクロボルトの電位は
惹起できますけどね。
マイクロ波の照射により、ニューロンに発生する電気信号は、
人間の脳が発生させる電気信号と同じになることが求められます。
そこで、人間の脳をモデルにした
ニューラル・ネットワーク・コンピュータを使います。
例えば、小脳をモデルにしたニューラル・ネットワーク・コンピュータは、
1970年頃に開発されています。
小脳をモデルとするニューラル・ネットワーク・コンピュータが
小脳の代わりに、本来、小脳が出力する電気信号を出力します。
次に、マイクロ波にこの電気信号を乗せて、
人間の小脳に照射します。
レーダー技術を応用して、人間の頭部の位置を計測して、
人間の小脳に向けて、マイクロ波ビームを照射するのです。
すると、人間の小脳に意図した電気信号が発生して、
人間を操ることができます。
この電気信号は50〜100マイクロボルトの電位ですね。
人間を攻撃したり、操ったりする研究であり、
軍事技術、電波兵器の世界です。
このような兵器は、精神工学兵器、
psychotronic weaponと言います。
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