マレーシアのゲストハウスにいた時にイタリア人からパスタを振る舞われた。しかし、食べ終わってから衝撃の発言があり、日本人同士で困惑した。文化の違いか何なのか、いまだによく分からん。
概要
英語がそれほど得意でない同士の日本人とイタリア人で会話すると、言語の未熟さによるものなのか、誤解が発生したという具体例。そのイタリア人とはそこそこの交流があり、気心を知れている気でいた。
イタリア人がパスタを作っていた
イタリア人がゲストハウスの共用キッチンでトマトソースを作っていた。英語で「お前も食べるか?」と言われた。このイタリア人はよく料理をしており、この時がはじめての誘いだった。ほしそうな顔をしていたわけでは決してないはず。
「ぜひ(*゚ρ゚)ゞ」と英語で即答した。下図はトマトやらにんにくやらいろいろ混ぜたものを押しつぶし塩をかけて水分を引き出しているところ。
同時進行でパスタを茹でている。そのゲストハウスには、しょぼいけど一応調理器具があったので自炊する人には便利なようだった。筆者も調理を手伝うと申し出たが却下された。
パスタはおいしかったけど後味は・・
そんなこんなでパスタが出来上がった。タイミング同じくして、別の日本人がやってきた。イタリア人と筆者と他の日本人の3人でパスタを頂いた。
パスタを食べてみんなご機嫌なところでイタリア人が英語で一言。
- 「5リンギット(当時のレートで100~150円)」
俺も他の日本人も意味が分からなかった。イタリア人が英語で繰り返す。
- 「一人5リンギット。」
俺も他の日本人もやっと意味を理解した。
- 「なんだそりゃー。」
- 「金を取るのなら最初から言えよなー。(おこ)」
というようなことを筆者と他の日本人は日本語で言い合った。
もう食べてしまったので5リンギットを支払う旨をイタリア人に伝えた。イタリア人が言った。
- 「お金は要らんよ。」
俺も他の日本人も意味不明だった。イタリア人に理由を聞くと、先ほど「一人5リンギット」と言った意味は食材にかかった費用が5リンギットという意味で他意はないとのこと。
お金を請求しているわけでは決してないとのこと。
まとめ:主語がなければ自分から聞こう
ただでさえ母国語が違うんだし育った文化も違うんだから、誤解が生じないようにしたいよね。お金に関することで言い合いになれば楽しい気分が吹き飛んでしまう。
そもそも、ただでいただけると思っていた筆者の方が問題なのかな。
こういうやりとりも海外ならではで、今となっては楽しい思い出(^^)