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大宮アルディージャのあの“段ボール”サポーター、海外メディアにも取り上げられる

  • 編集部I

28日、ヤマザキナビスコカップ第6節、徳島ヴォルティス対大宮アルディージャ戦が行われ、1-1の引き分けで試合は終了した。

すでに両チームともに予選グループでの敗退は決まっていたものの、鳴門総合運動公園陸上競技場(鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)には3,956人のサポーターが駆けつけた。

そんななか、アウェイ大宮サポーターのある行為が話題となった。

ユニフォームやTシャツを着ているのはよく見ると段ボール…。このナイスアイディア?は海外メディアでも取り上げられていたので紹介。

まずは、『Metro』。

記事中では 「日本の弱小(minnows)である大宮アルディージャは試合での観客を多くするためにユニークな方法を考え付いた。席にボール紙のファンたちを座らせたのだ」 と紹介されていたが、まずアウェイだということが忘れられており、minnow=雑魚などというなかなかひどい表現も…

続いて、『sports.yahoo』。

これはちゃんとアウェイということを伝えているが、「(ゲームの)FIFA14でさえこれよりはもっと本物っぽいファン(の姿をしている)」との小見出し。

また、記事内では大宮と徳島との距離に触れつつ、「ミッドウィークということもあり、多くのサポーターはアウェイの地に駆けつけることができなかった。だが、駆けつけた数少ない人達はより多く見せるための素晴らしいアイディアを思いついた」、「彼らはその生命の宿っていない友人たちの多くにチームのユニフォームを着せたが、色の似たアロハシャツや読売ジャイアンツのユニフォームを着せられたものもいた」と詳細な記述がされており、最後は「試合は1-1の引き分けで終了した。ありがたいことに段ボールでできた彼らがピッチに侵入することはなかった」との言葉で締めくくられていた。

当のサポーターたちにとってはもしかしたら苦肉の策だったかもしれないが、その心意気は海を越えて伝わったようだ。

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