ついに始まった集団的自衛権などをめぐる与党協議。
まずは、外国からの武力攻撃に至らないグレーゾーン事態への対応から検討に入り、国連の平和維持活動や集団安全保障、そして集団的自衛権の行使容認の問題の順に議論していく方針を確認した。
結論を急ぎたい自民党と時間をかけたい公明党の思惑はすれ違ったままだが、決定的な対立は避けたいのが双方の本音。
先週行われた安倍総理の会見。
実は、その表現については事前に公明党側がチェックを入れていた。
関係者によれば水面下での協議は2カ月ほど前から行われていた。
そして憲法解釈を変えなくても有事に対応する法整備はできるという考え方の公明党も乗りやすいよう、自民党の石破幹事長がグレーゾーン事態への対応策からの検討を呼びかけた。
しかし、集団的自衛権への公明党側の拒否感は依然強くその薄皮一枚をどう解決するかは見通せていない。
野党時代も含め、共闘関係が15年に及ぶ自公両党。
決着に向けた模索が続くことになる。
集団的自衛権の行使容認の問題などをめぐる与党協議が今日から始まりました。
決定的な対立にならないよう、自民・公明両党の幹部がウラの協議を進めていますが、決着の形は見えてきません。
さて、動向が注目される公明党の本部の前には政治部の佐藤記者がいます。
公明党は今後、どのように協議に臨むんでしょうか?ある公明党幹部は議論はしっかりするが集団的自衛権は絶対に認めないと強調しています。
ただ最近執行部が気をもんでいることがありましてそれが創価学会を中心とする支持層の受けとめなんです。
こちらは私たちJNNが行った世論調査なんですが、公明支持層を見ますと集団的自衛権の行使に憲法改正は必要かという問いに対して4割は公明党が否定的な解釈の変更でよいと回答しています。
つまり党としては考えが支持層に伝わっていないわけで首脳の1人が、本質をわかってもらえていないと苦り切った表情で語っています。
もう一方、こちら自民党との協議が不調に終わった場合なんですが、連立は解消しない方がいいという声が圧倒的なんです。
公明党としては連立関係は壊したくないけれども、党の考えを理解してもらうためには自民党との違いを発信し続けなければならない、そんなジレンマに直面しているわけです。
今後は自民党と一致できるところを積み重ねて協議の破たんを防ぐ方針なんですが、平和の党を看板にしてきただけに重要局面で妥協したと見られればダメージは大きく、今後も厳しいかじ取りが続きそうです。
TPP交渉に参加する12の国の閣僚がシンガポールで行っていた会合、先ほど閉幕しました。
共同声明の中で全体の合意を目指すというんですが12の国は本当にまとまるんでしょうか。
菅野記者に中継で伝えてもらいます。
12カ国の閣僚による共同会見が先ほど終わりました。
毎回険しい表情が並ぶTPPの会見には珍しく、途中で笑顔も見られるなど交渉全体が合意に近づいていることを感じさせる会見でした。
発表された12カ国の共同声明では7月に首席交渉官会合を開くと今後の協議日程が示された。
また、フロマン通商代表は会見で来週、日米が事務レベルで協議を継続することを明らかにした。
交渉の前進に大きな役割を果たしたのが先月、日米間でまとまった豚肉と牛肉の関税の大幅引き下げを柱とした基本合意。
甘利大臣は今回、参加各国と二国間の協議を相次いで開催し、日米の基本合意について説明した。
ある交渉幹部は日本との二国間の協議についてカナダ以外とは見通しが立ったと手応えを示している。
ただ、日米間での関税率をほかの国との間でも統一して適用するのかといった点が調整すべき課題として残っている。
今後は11月に中間選挙を控えるアメリカの事情も考慮し7月までをメドに閣僚会合も開いて今夜、中国の上海で開幕するCICA=アジア相互協力信頼醸成会議に先立ち、習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が会談し、中国とロシアの蜜月ぶりをアピールしました。
未明に上海入りしたプーチン大統領は上海市内のホテルで習近平国家主席と会談。
両首脳はウクライナ情勢を念頭に一方的な制裁と内政干渉に反対することで一致し、共同声明に盛り込んだ。
声明には、さらに日本を念頭に来年5月、ドイツファシズムと日本軍国主義への勝利70周年の記念式典を合同で開催することを盛り込んでいる。
プーチン大統領はウクライナ情勢の緊迫化以降、初めての外国訪問で、中国との強い連携を国際社会にアピールした。
また中国にとっても中露の結束を強調することで南シナ海の情勢や日中関係で牽制する狙いがあると見られる。
会談の後、両首脳は中露合同軍事演習の開幕式へ出席する予定で安全保障面での連携も印象づけた形。
こちらは今朝、軍が戒厳令を発令したタイの首都バンコクの様子です。
街中に軍隊が出てついにクーデターかと思いきや、市民たちは、写真撮影をしたりして普段どおりの生活をしているんです。
実に不思議な光景なんです。
バンコクで取材中の北村記者に聞きます。
これは一体どういうことなんでしょうか?バンコクの主要な交差点では軍用の車両や銃を携えた兵士の姿が見られるなど物々しい雰囲気となっているんですが現在のところ、特段の混乱などは起きていません。
また日系企業なども操業を停止したり店舗を閉めたりという影響は出ていないんですが一部の企業は社員に、安全確保に努めるよう指示を出しています。
現在、軍はテレビ局や政府機関などに兵士を派遣して、軍の管轄下に置いている状況です。
去年11月以降の反政府デモによる混乱で多数の死傷者が出る事態となっていて事態収拾の糸口さえ見えない泥沼化の状況にこちら現地では絶えず軍部介入の噂が流れていました。
日本時間の今朝、プラユット陸軍司令官がタイ全土に戒厳令を出したことを発表した。
今回の戒厳令はクーデターではないとして政権転覆を狙ったものではないことを強調している。
こちらはバンコク中心部の交差点です。
こちらでは今朝から軍の車両が配置されていて物々しい雰囲気となっています。
現地では、朝から複数のテレビ局や商業施設など至るところに銃を携えた兵士が配置され、物々しい雰囲気もうかがえた。
日本人への影響は…タイの日本大使館によると今のところ、現地の日本人の生活に大きな影響はないとのこと。
これまで静観を貫いてきた軍部が戒厳令の発令に踏み切った背景ですが、反政府派、政府支持派ともに一歩も譲らない中で市民同士の衝突という不測の事態が起きる前に何とか事態打開の手を打ちたい狙いがありました。
タイではこれまでも何度も軍のクーデターによる政変が起きてきました。
治安維持に関する全権を掌握した軍部は双方のデモ隊にデモ撤収の命令を出していますが今後、政府支持派のデモ隊がどのような動きに出るかは不透明なままです。
今後、軍部は現在の政権に対して自発的な退陣を求めた上で平和的な形で新たな政権づくりをサポートするものと見られ、混乱の収束につながるかどうかが注目されます。
パソコンの遠隔操作事件で無罪を主張していた片山祐輔被告が一連の事件への関与を認めました。
一時、所在不明となっていた片山被告は保釈を取り消され、2カ月半ぶりに身柄を拘束されました。
片山被告、出てきました。
うっすらと笑みを浮かべ東京地検の職員に任意同行された片山祐輔被告。
無実を示すはずのメールは皮肉にも動かぬ証拠となった。
4人の男性が誤認逮捕されたパソコンの遠隔操作事件。
威力業務妨害などの罪に問われた片山被告は裁判で一貫して無罪を主張してきた。
数々の状況証拠がその犯行を裏づける中、片山被告側がよりどころにしたのは、真犯人にはめられたとの主張だった。
そして先週届いた真犯人を名乗るメール。
しかし、このメールが届く前日、警視庁の捜査員が東京の荒川河川敷で不審な行動をとる片山被告を目撃。
さらに、メールをタイマー送信したスマートフォンが地中に埋められているのを見つけた。
今年3月、1年以上に及んだ勾留を解かれ母親と暮らしていた片山被告。
保釈は取り消され、わずか2カ月半で東京拘置所に戻った。
弁護団は裁判で無罪主張を撤回し起訴内容を全面的に認める方針で次回の公判予定だったあさって22日に裁判所や検察側と今後の対応を協議したいとしている。
片山被告の弁護人の佐藤弁護士、こう言っています。
嘘を見抜けなかった佐藤弁護士に批判もあるようなんですが、有罪にできる証拠がそろっていないと判断すれば裁判で争う、これも弁護人の責務であることは押さえておきたいですよね。
そして、この事件で警察に誤認逮捕された男性の祖父は…楽しみにしていたファンの皆さんにとっては非常に残念なニュースです。
ポール・マッカートニーさんの来日公演がすべて中止となりました。
ウイルス性炎症による体調不良のため、国立競技場でのコンサートを中止したポール・マッカートニーさん。
今日になっても体調が回復しないため、主催者が今回の日本ツアーすべての公演を中止すると発表した。
今回のツアーでは東京国立競技場とザ・ビートルズ以来48年ぶりとなる日本武道館、そして、大阪・ヤンマースタジアムの4公演で合わせて17万人の動員を見込んでいた。
チケットの払い戻しは22日から行われるが、この決定についてポールさんは僕にとっても非常に残念です、日本のファンの皆さんからの愛、励ましのメッセージと理解に感謝しています、また近いうちに会えることを信じていますとコメントしている。
今日午前10時半前、北海道石狩市の駐在所で破裂したカセットボンベ1本とクギ1000本以上が散乱しているのを駐在所に勤務する28歳の男性巡査長が見つけた。
警察によると、ボンベの底には着火剤のようなものがついていて、近くではビニール袋の切れ端も見つかった。
駐在所は1月以降、爆発事件が相次いだ北海道札幌北警察署の管内で警察は、何者かが一連の事件をまねた疑いがあると見て調べている。
自らのガンとの闘病をフェイスブックなどで公開し、同じ世代の患者のための募金を呼びかけていたイギリスの19歳の青年がその後亡くなりました。
募金はその後も続けられ、日本円でおよそ7億円に到達しました。
多くの人の共感を呼んだ彼の生き方とは?普通の18歳と自己紹介するイギリスのスティーブン・サットン君。
4年前、当時15歳のスティーブン君は大腸ガンと診断された。
ガンは肺や肝臓に転移。
手術や治療を繰り返したが、おととし、治る見込みがないことを告げられた。
前向きに生きる、そう決めたスティーブン君は若いガン患者のための基金をつくった。
目標は1万ポンド。
スティーブン君はそのほかにも、死ぬまでにやり遂げる目標を立てた。
その中身は、スカイダイビング、バンジージャンプ、パーティーの開催など46個。
そして、スカイダイビングをしたり観客の頭上をボートで渡ったりと目標を次々と達成していく。
残された時間を楽しく、精いっぱい生きるスティーブン君。
徐々に共感の声が広がっていった。
誇らしげな顔でドラムをたたくスティーブン君。
映像作家のグレゴリー・リクターズさんは、1つずつ目標を達成していく姿に引き込まれ、スティーブン君を撮り続けた。
この日の目標は、大勢の前で演説すること。
自分と同じ若いガン患者に向けて、メッセージを送った。
しかし、その間もガンは進行していた。
先月21日、スティーブン君は息苦しさを訴えて入院した。
そして今月11日、スティーブン君は再び入院した。
これが最後のメッセージとなった。
5月14日、スティーブン君は19歳で亡くなった。
スティーブン君を撮影し続けてきたリクターズさん。
亡くなる2日前に電話で話したと言う。
46個あった、スティーブン君の目標。
そのうち33個を達成した。
当初1万ポンドが目標だった基金はスティーブン君が亡くなった後も集まり続けていて、2014/05/20(火) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ[字]
取材経験豊富な記者・竹内明とTBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えると共に「Nトク」ではホットな話題を徹底取材。
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番組内容
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【キャスター】
竹内明(TBS記者)
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藤森祥平(TBSアナウンサー)
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