NHKニュース7 2014.05.20

片山被告、弁護士事務所から出てきました。
無罪の主張から一転。
一連の事件は、すべて自分の犯行と認めました。
習近平国家主席とプーチン大統領が会談。
第2次世界大戦の戦勝70年の記念行事を共同で行うことで一致しました。
緊密ぶりを誇示する両国。
日本への影響は?こんばんは。
ニュース7です。
今夜はまずTPPを巡る動きからです。
シンガポールで開かれていた、TPP・環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合が閉幕しました。
ことし7月に開く首席交渉官会合に向けて、関税の取り扱いなどを巡る2国間協議を集中的に行うなどして、対立点の解消に努めることで一致しました。
甘利経済再生担当大臣は、はるかに霧は晴れてきたとして、交渉が前進したという認識を示しました。
日本時間のきょう夕方、発表された2日間の協議の成果をまとめた共同声明。
それによりますと、先月の日米協議を含む2国間協議と、ベトナムでの首席交渉官会合の内容を確認した。
一連の前向きの協議を通じて、交渉妥結に向けて、必要な共通認識を共有したとしています。
その上で、今後数週間にわたって、関税の取り扱いなど市場アクセスの分野と、貿易や投資に関するルール分野について、集中的に取り組む道筋を決めたとして、ことし7月に開く首席交渉官会合に向けて、今後、関税の取り扱いなどを巡る2国間協議を集中的に行うなどして、対立点の解消に努めることで一致したとしています。
そして日米両政府は、農産物5項目の関税などを巡る事務レベル協議を来週、ワシントンで開催することを決めました。
このあと、甘利経済再生担当大臣は記者会見しました。
また甘利大臣は記者団が、7月中に交渉がまとまる可能性を質問したのに対し、7月中というのは楽観的だ、首席交渉官会合で、どこまで詰めることができるかによって、次の閣僚会合を予定できるか、あるいはそこまでいかないとしたら、次にどういう手を打つかを考えることが必要だと述べました。
では現地で取材に当たっている政治部の岡崎記者に聞きます。
岡崎さん、甘利大臣、記者会見で、今までよりはるかに霧は晴れてきたと話していましたが、今後の交渉の見通しはどうなんでしょうか?
交渉参加各国は、7月の首席交渉官会合、その後に開かれると見られる閣僚会合に向けて、2国間協議を行い、対立点の解消に努めることになります。
日米両政府は、早速、来週からワシントンで、大江首席交渉官代理と、カトラー次席通商代表代行による、事務レベルの協議を再開することを決めました。
政府関係者は、次の閣僚会合がヤマ場だと指摘しています。
日本政府は次の閣僚会合での大筋合意を目指して、農産物5項目を、関税撤廃の対象から外すことで、アメリカを含む、交渉参加各国との間で、できるだけ調整をつけたい考えです。
ただ、TPP交渉では、これまでも大筋合意が先送りされてきた経緯があり、先月の首脳会談で、交渉を前進させた日米両政府が合意に達することができるのかどうかが、今後の焦点となります。
次です。
海洋進出の動きを強め、周辺国と対立する中国。
そして、ウクライナ情勢を巡って、欧米諸国と対立するロシア。
その両国の首脳がきょう、上海で会談しました。
両首脳は、戦略的協調をうたった共同声明を発表。
日本など周辺国をけん制するねらいと見られます。
ずらりと並ぶのは、中国海軍とロシア海軍の艦隊。
両国はプーチン大統領が中国を訪問するきょうから、東シナ海北部で合同軍事演習を始めました。
中国とロシアは、軍事面でも関係強化をアピールしています。
今回、プーチン大統領が中国を訪れたのは、アジア信頼醸成措置会議の首脳会合に出席するためです。
この首脳会合は、24の国と地域が加盟して、4年に1度、安全保障問題などに関する地域協力を話し合うもので、中国は今回の会合で、アジアの安全保障を巡る新しい秩序作りを主導したい考えです。
その背景には、アメリカをはじめ対立する国々をけん制するねらいがあると見られます。
今、ロシアと中国はともに厳しい国際社会の目にさらされています。
ロシアは3月にウクライナ南部のクリミアを一方的に編入。
欧米諸国と対立し、国際的に孤立を深めています。
一方の中国はこちら、東シナ海と南シナ海の島々の領有権を主張して、周辺国と対立しています。
東シナ海では、沖縄県の尖閣諸島の周辺で、領海侵犯を繰り返しています。
また南シナ海では今月初め、一方的に海底資源の掘削作業を始めたことをきっかけに、ベトナムとの間で当局の船どうしが衝突する事態に発展しました。
そうした中できょう、中国とアメリカの間でサイバー攻撃を巡る新たな対立が起きました。
アメリカ司法省は19日、企業のコンピューターに違法に侵入して、情報を盗み取ったとして、中国人民解放軍の将校5人を、産業スパイなどの罪で起訴したと発表しました。
起訴された5人は、上海に拠点を置く軍の61398部隊に所属。
この部隊は、以前からサイバー攻撃に関与していると指摘されていました。
アメリカは身柄の引き渡しを、中国側に求めていくことにしています。
一方、中国は強く反発。
こうした中で行われた中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領との首脳会談。
習主席は、プーチン大統領を私の古い友人と呼んで歓迎しました。
会談のあと発表した共同声明では、歴史のわい曲や戦後秩序を壊すことに反対するとしたうえで、来年、第2次世界大戦でナチスドイツや旧日本軍に勝利してから、70年になる記念の行事を両国が共同で行うことでも一致し、中国としては歴史認識を巡る問題で、ロシアの支持を取り付けた形です。
また他国への内政干渉や一方的な制裁に反対するとして、ウクライナ情勢を念頭に、ロシアに対する欧米や日本からの制裁に反対しています。
菅官房長官は。
では上海で取材に当たっている、逵記者に聞きます。
逵さん、中国は今回、新しい国際秩序を目指すとしているようですけれども、これは一体どういうものなんでしょうか?
それはですね、多極化ですね。
中国側の発表によりますと、習近平国家主席はきょうの中ロ首脳会談で、両国の関係強化が世界の多極化のための必然的な選択だと述べました。
ウクライナ情勢を巡るロシアへの制裁、そしてみずからの海洋進出を巡るアメリカからの強い批判。
中国はこれらを、欧米が冷戦時代から引きずる古い秩序に、ほかの国を従わせようとする動きだと見て反発しているんです。
アメリカとの関係が悪いロシアとより緊密になることで、相対的にアメリカの力をそいで、アメリカと渡り合えるような一つの極となって、世界のさまざまな秩序を作り変えていこうという意図があると見られます。
そうしますと、こうした中国の動き、日本など周辺国には、どんな影響を与えるんでしょう?
そうですね、中国の影響をより強く受ける国が増えていく可能性があります。
中国が議長国となってあす、開かれますアジア信頼醸成措置会議には、24の国と地域が加盟しているんですけれども、今回の会議に合わせて、さらに2つの国の加盟が決まりました。
海洋進出を推し進める中国は、南シナ海でベトナムやフィリピンと領有権を巡って争っていますし、東シナ海では沖縄県の尖閣諸島を巡って、日本と鋭く対立しています。
これについて、アジアへの関与を強めるアメリカは、中国の行動は一方的だとして批判しています。
中国としては、そのあすの会議、アメリカや日本が参加していない、正式に加盟していない会議を舞台に、アメリカの影響力を抑えて、アジアの安全保障の新しい秩序作りを主導していく姿勢を打ち出したい考えで、今後、アジアでの主導権争いが激しくなりそうです。
焦点の与党協議が始まりました。
自民、公明両党は、武力攻撃に至らない侵害、グレーゾーン事態への対応から検討に入り、国連のPKO活動や集団安全保障、そして集団的自衛権の順に議論することを確認しました。
自民党は精力的に協議を重ね、3つの分野の法整備の方針を一体として閣議決定したいとしているのに対し、公明党は集団的自衛権の行使容認については、慎重な議論を求めており、今後の協議は難航することも予想されます。
それぞれの担当記者が、与党協議の行方を解説します。
先週、憲法解釈の変更による集団的自衛権の限定的な行使容認を視野に入れて、検討を進める考えを表明した安倍総理大臣。
与党協議の初会合には、自民党から高村副総裁らが、公明党から北側副代表らが出席しました。
会合では、グレーゾーン事態への対応から検討に入り、国連のPKO活動や集団安全保障、集団的自衛権の順に議論することを確認。
自民党の石破幹事長は、3つの分野の法整備の方針を一体として閣議決定したいという考えを強調しました。
一方、公明党の北側副代表は。
難航することも予想される与党協議。
その理由を、担当記者は次のように話します。
私が真犯人ですと、突然、打ち明けました。
4人が誤って逮捕されたパソコンの遠隔操作事件で、無罪を主張してきた片山祐輔被告が一転、一連の事件はすべて自分の犯行だと認めました。
弁護団によりますと、被告は今後の裁判で、起訴された内容をすべて認める方針だということです。
東京・赤坂の弁護士事務所にいた、片山祐輔被告はきょう午前、保釈を取り消され、身柄を拘束されました。
昨夜、弁護団に電話で、私が真犯人だと話し、一連の遠隔操作事件は、すべて自分の犯行だと認めたということです。
このあと、東京拘置所に勾留されました。
インターネットの掲示板に、爆破や無差別殺人などの予告が書き込まれた一連の事件。
パソコンが遠隔操作され、無関係の男性4人が誤って逮捕されました。
大変遺憾に思い、また申し訳なく思っている次第でございます。
片山被告が逮捕されるきっかけになったのが、真犯人を名乗る人物からのメールでした。
メールに書かれたとおり、神奈川県の江の島にいた猫の首輪から、記憶媒体が見つかったのです。
中には、遠隔操作ウイルスのプログラムが入っていました。
近くの防犯カメラの映像などをもとに片山被告が逮捕され、威力業務妨害などの罪で起訴されました。
裁判では一貫して無罪を主張し、ことし3月に保釈されていました。
こうした中、またも真犯人を名乗るメールが、事態を揺るがします。
今月16日、片山被告の裁判のさなかに、報道各社などに届きました。
真犯人の自分が、被告のパソコンをウイルスに感染させ、逮捕されるようしむけたという内容でした。
ところがその前日、東京の荒川の河川敷で、片山被告が何かを埋める姿を捜査員が目撃しました。
その場を掘り起こすと、携帯電話が見つかりました。
メールと同じ文面が全文残され、送信した形跡もあったということです。
また片山被告のDNAも検出されたということです。
河川敷で目撃されたことを知った片山被告は、昨夜、弁護士に電話で連絡。
一連の事件は、すべて自分の犯行だと、一転して認めました。
佐藤弁護士によりますと、片山被告は今後の裁判で、無罪主張を撤回し、起訴された内容をすべて認める方針だということです。
一連の事件の取材を続けてきた、ジャーナリストの江川紹子さんは。
混乱が続くタイで、軍がデモの規制などに乗り出しました。
タイ陸軍のプラユット司令官は、戒厳令は軍のクーデターではなく、治安の確保が目的であることを強調し、反政府デモ隊や政権支持派にデモの中止を求めました。
これを受けてデモ隊は、デモ行進を中止すると発表しましたが、選挙によらない暫定政権の樹立を求めて、首相府周辺で座り込みを続けています。
また政権支持派も、バンコク郊外での集会そのものは続ける姿勢を崩していないため、政治対立を解消させ、事態を収拾できるかは、不透明な情勢です。
東海第二原子力発電所の安全審査を、事業者の日本原子力発電が国に申請しました。
運転再開の前提になる安全審査を申請した中で、最も古い原発です。
日本原子力発電は、想定する地震による最大の揺れの大きさを、1.5倍に引き上げたほか、想定する津波の高さを見直し、18メートル以上の防潮堤の工事を進めています。
一方、30キロ圏内に、全国最多の100万人近くが暮らしていますが、市町村の避難計画はほとんど進んでいません。
国会内で反対を訴えました。
憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する弁護士や大学教授らのグループが今夜、集会を開き、軍事評論家の前田哲男さんが、アメリカが日本を守るだけでなく、アメリカが攻撃された場合、海外も含めて日米が共同で対処するという形に、憲法解釈を変えようとするものだと指摘しました。
グループはこのあと、総理大臣官邸前で行使容認反対を訴えることにしています。
大相撲夏場所は10日目です。
1敗の大関・稀勢の里は、同じ大関の琴奨菊と対戦しました。
今場所の2大関の直接対決です。
踏み込んだ、琴奨菊。
左四つだ。
おっつける琴奨菊。
突き落とす、ちょっと稀勢の里が危ない。
しかし、しのいだ、しのいだ。
しのぎました。
したてる稀勢の里。
それを切る、琴奨菊。
そこを出た稀勢の里、寄り切りました。
稀勢の里、きょうはかなり気合いが入った。
まだあと5日あるので、しっかり取りたいと終盤戦を見据えました。
勝ちっ放しの白鵬、きょうも全勝を守るか。
右を差し込んでいく、横綱。
化粧まわしの下から、栃煌山、突き落とし。
白鵬の勝ち、10連勝。
白鵬は相手の善戦にも、流れの中で、慌てずに動くことができたと振り返りました。
前回しを狙った遠藤。
千代大龍の勝ち。
プロ野球はきょうから違うリーグのチームと戦う交流戦が始まりました。
パ・リーグ首位のオリックスは、開幕7連勝中の西が先発、セ・リーグ2位の阪神をリードしています。
日本ハムは二刀流の大谷が7番ピッチャーで先発です。
気象情報は岡村さんです。
こんばんは。
きょうは西日本で激しい雨が降りました。
この雨雲、このあと東日本、北日本へと広がりそうです。
雨の原因となっている低気圧が発達しながら、南海上を進む予想なんですね。
あすの朝は、この低気圧、関東付近にあるんですね?
関東に最も近づきまして、さらに南から湿った空気も流れ込みますから、通勤通学の時間帯、最も雨足が強まりそうなんです。
雨の予想を見ていきます。
午前0時ごろ、四国付近で活発な雨雲がかかります。
関東付近でもパラパラと雨が降りだしそうです。
あすの朝にかけて濃い青い表示。
本降りの雨と、東京都心でもなりそうなんですね。
伊豆諸島では黄色や赤い表示と、局地的に激しい雨に注意が必要です。
関東付近、正午ごろにかけて活発な雨雲、かかり続けます。
夕方ごろになりますと、この雨雲抜けますが、北日本は夜にかけても雨が続きそうです。
ではあすの予報を見ていきます。
気象情報をお伝えしました。
総選挙が始まりました。
つぶらな瞳のヒカリ。
子育て中のサヤカに、連覇を目指すピー。
夫が外で働き妻が家庭を守る。
2014/05/20(火) 19:00〜19:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース7[二][字]

▽中国・ロシア首脳会談 緊密連携をアピールか 【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】岡村真美子

詳細情報
出演者
【キャスター】武田真一,【サブキャスター】上條倫子,【気象キャスター】岡村真美子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:7313(0x1C91)