でも8万円近く出すのはもっと嫌や!!なんでやねん!
(神山暁)これから大人になっていく皆さんには知ってもらうべきだと思ったんです。
(りさ)親は子供を愛してるって前提でしょ?それってお前ら大人の自己満足じゃん。
(アカネ)男の子の映像が浮かんで…。
えっ?何やってんですか!やめろ!理由は何なんですか?
(岩名)根津言い分があるならはっきり言え。
(根津)べつにねぇよ。
気にくわねぇからやっただけだし。
根津さん。
そんなんいいから停学でも何でもさっさと決めろよ。
・
(相田)あっ先生。
あっ保健室に手嶋さんいますよね?
(香奈)うんいるけど面会謝絶。
はぁ?入りますけど。
(香奈)あっやめたほうがいいいるけどやめたほうがいい。
あぁ〜!
(明日香)えっ。
うん?
(香奈)だからそういうことなんだってば。
違う。
前に助けてもらったからちょっと心配になって。
(手嶋)そうなんだ。
そんなことより大丈夫なんですか?大ダメージ。
いやそうじゃなくて根津さんのことです。
あいつ何か言ってた?いやそれで理由を聞きたくて。
救いようねぇよなほんと。
はぁ〜。
(小夜)亮介!・
(岩名)おい待て!根津。
帰んだよ。
べつに話すことねぇし。
お前なぁ。
何?無理やり連れ戻すのかよ。
(大原)何だか問題続きねぇ神山先生が担任になってから。
(小夜)ほんとに帰るの?かばんだって教室に…。
(根津)おめぇに関係ねぇだろ。
(小夜)どうして?何で急にあんなこと…。
あいつと同じクラスにしたのが間違いだろ。
つうか居心地悪ぃんだよなあの教室。
まあお前はあの担任来てからへらへらしてっけど。
何それ。
ほんとのことだろ?・
(進藤)あれ?小夜ちゃ〜ん!いやいやいや…ちょうど良かった知り合いに会えてうん。
えっ?あの…。
あれ?わかんない?あぁ〜僕だよ僕。
吉岡。
吉岡さん!?
(吉岡)よっ!あぁ!あっあっ引っ掛かった引っ掛かった引っ掛かったあぁ!何やってんの?いやいやあのね違うのどうしてもね生身の体がさ必要な用件だったからね。
(進藤)あれ?何でこんなとこに。
おっとこれはいけないなこれはいけない。
ほら!
(進藤に取りついた吉岡)大丈夫大丈夫。
この人ちゃんと家まで帰しとくからさ。
あっそれよりこれ。
帰っちゃったんですか?根津さん。
(林)岩名先生が引き止めたんですけどね。
あっ河合先生にも連絡しますか?副担ですし。
しても出ないと思いますよ。
今日は確か…。
面接ですよね。
お友達が勤める出版社で中途採用の。
(着信音)ピッ
(携帯電話の操作音)次から次だよほんとに。
ふぅ〜。
はいじゃあ皆さん席に…。
あっ!神山先生お疲れさまで〜す。
はぁ?
(風)先生どうしたの?大丈夫ですか?いや…ていうか。
(重田)あっ先生。
根津君帰っちゃったって本当ですか?
(皆川)あいつどうなんの?これから。
とりあえず3日間は自宅学習です。
事情のほうは僕がちゃんと聞きますから。
そうそう先生に任せて。
静かにしろ。
(生徒たち)えっ?ははっ何でもないです。
(進藤に取りついた吉岡)う〜んやっぱいいねぇ〜。
肉体があると味がくっきりして。
(メグミ)いいなぁ〜ヨッシー。
(進藤に取りついた吉岡)あぁじゃあメグミちゃんと交代。
(進藤に取りついたメグミ)あぁ〜ほんとだ〜!超おいしい〜!あぁ…。
(吉岡)まあそら見るわな。
キーンコーン…
(チャイムの音)あの森野さん根津さんのことで少し話を。
いいよ。
あんなやつほっといて。
(相田)先生健太郎と亮介のことなんだけど。
はい。
親友?根津さんと手嶋さんがですか?うん中1までは。
何かあったんですかね。
中1まではって。
中1までは?
(相田)あの2人小学生のときから同じ地元のサッカークラブに通ってたんだ。
そのころは2人共エース候補で。
でも中学に入ってから亮介のお父さんが会社リストラされて。
サッカークラブをやめたのは経済的な理由ですか?
(相田)だからこれがきっかけかも。
でもそれって逆恨みでしょ?お父さんだって好きでクビにされたわけじゃないんだしそれでグレてひとに暴力振るうなんて子供っぽいっていうか自分勝手だと思うんだよね。
ちょっと待っててください。
はい。
お前さ…。
はい?ぐいぐい来んなよ。
あっははっすいません。
教室で生徒と話してるとつい…。
・
(戸の開閉音)どうしたの?とりあえず事情はわかりました。
後さ亮介ってほんとはそんなに悪いやつじゃないから。
えっ?
(相田)昔は友達思いですごい面倒見のいいやつだったから。
ほらまた透けてんだろ。
後先考えずに学校来るから。
あっ…。
いても立ってもいられなかったんです。
思い出した記憶の場所があの学校の教室かどうか確かめたくて。
教室でナイフ持ってたんだよな。
ええ。
制服着た男の子が。
それってやっぱり…。
あっ…そんな深刻に考えないでください。
それより今はほら生徒の問題のほうを優先しないと。
ねっ。
・
(進藤)神山先生。
進藤さんどうしたんですか?体調悪そうですけど。
(進藤)いやちょっと…。
うぅ…。
これ…。
(一樹)大丈夫。
ただの食べ過ぎだから。
食べ過ぎ?昼間にふらっと出ていって牛丼とラーメンとハンバーガーとケーキと肉まん食べて帰ってきたんだ。
何かに取りつかれたみたいに食べちゃったんだって。
取りつかれてましたしね。
吉岡…。
これ間違って別の部屋のポストに入ってたから。
(生徒たち)先生〜!「お久しぶりです。
私は今教師になるため教育実習中です」。
神山先生この広田さんて子先生の教え子ですか?うん。
教師になるだなんて神山先生の影響ですかね?そりゃないだろ。
連絡取らないんですか?取らないよ。
何してんだよ?いやあのへへっちょっと吉岡さんみたいに取りついたら何考えてるかわかるかな〜って思って。
訳わかんないこと考えてんなよ。
だったら話してください気になりますから。
話すって?何かあったんでしょこの広田さんて子と。
いいんだよもう。
もう吹っ切ったんだから。
これからはまたちゃんと生徒と向き合っていくって決めたんだから。
良くないですよ全っ然!あん?吹っ切ることと目をそらすことは全っ然違うじゃないですか。
引っ越してすぐのとき神山先生言ってましたよね。
(回想)生徒のためにって動いても空回りしてこっちが損するだけだって。
先生がそう思う理由が彼女にあるのならちゃんと向き合わなきゃ吹っ切ったことにはなりません。
だからちゃんと話してください。
話せばすっきりしますよ少なくとも私は。
私はって…。
あはっきっと神山先生も。
おはよう。
おはようございます。
教師になって5年目のときの教え子だったんだ。
おはよう。
そのころはこんなふうに思ってた。
・次テストだよ。
俺は生徒たちとわかり合えてる。
俺のクラスで問題なんか起きるわけないって。
(灰谷)いたずらとか!D。
それが2学期が始まってしばらくした頃に…。
でも副校長こういう結果が出た以上ちゃんと調べないと。
俺のクラスでいじめの可能性が出てそれを学校は無視することに決めたんだ。
この話はとりあえず私だけの胸に収めておきますから。
あの…。
もう1枚余分に渡しておきますから適当に書いておいてください。
アンケートの回答ももみ消して。
そのいじめられてたって子が広田さん?そのときはでも全然気付かなかった。
広田さん。
いじめの原因は?ささいなことだったよ。
あのさ…。
いじめが決定的にエスカレートしたのは…。
良かったらいつでも俺が話聞くから。
俺が余計なことをしたからなんだ。
生徒を守る義務ってやつがあるから。
俺は的外れなまま広田に声をかけ続けて。
広田さんのことちょっと気にかけといてもらえないかな。
(希美)かすみどうかしたの!)
(ありさ)先生何か理由聞いてる?いやいろいろあってさ。
いいよべつに。
ねぇM’C#だし。
サンキュー。
助かる。
いじめてる側の生徒にまで不用意な行動を取ってた。
(かすみ)あ!DM−Btさん。
それから状況は悪くなる一方だった。
(生徒たち)ははははっ…。
俺が気付いたときにはもう手遅れだった。
あのみんなは?帰っちゃったんですか。
当たり前でしょ。
いじめのこと話し合うなんて言うから。
何で先生ってそんなばかなの。
何で私を追い詰めるようなことすんの。
守ってくれるって言ったくせに。
私信じてたのに。
いや僕は…。
もうやめてよ!先生が余計なことするからこうなったんでしょ!何もできないくせに首突っ込むから!!ううっ…。
誰もいなくなっちゃった。
ううっ…私の周りに誰も。
ううっ…先生のせいで。
私…ううっ…。
それが広田と顔を合わせた最後だった。
その日の夜にあいつは…。
(灰谷)もしもし?@;3@h@8!)今保護者から連絡がありまして神山先生のクラスの広田かすみが自宅で…。
それから向こうはすぐに転校したし俺はそのあと生徒とどう向き合っていいのかわからなくなった。
あのときちゃんと話してくれてればとか。
学校がもみ消さなきゃとか。
言い訳ばっかり考えて。
生徒から目を背けて。
典型的なだめ教師の出来上がりって感じ。
そんなことありませんよ。
仮にそうだったとしても今は違います。
だったらいいけど。
それに広田さんだって今はきっとわかってくれてますよ。
教師になるって葉書も送ってきてくれてるんですし。
そりゃ楽観的すぎんだろ。
いいじゃないですか楽観的で。
私なんて教え子に刺されたかもしれないのにけっこう前向きですよ。
それもう死んでるし。
だからもう取り返しのつかないことにくよくよするのはごめんです。
神山先生も連絡取りましょうよ。
てれくさいなら私が電話しますから。
いいよ。
もうわかったから。
ふふっ…。
じゃあどうぞ。
まずは今の生徒のことが先だろ。
うん。
(面接官)教師としての1年間であなたはどのようなことを?
(面接官)普通に授業?そういうことじゃなくて成果よ成果。
(面接官)もともと=PHG6H3&を4uK
していたのに|!安定してるからって公務員になったんですか?
(面接官)ならB3けたほうがいいわよ。
うちの業界も不景気だから。
(面接官)我々が伺いたいことはですね河合さんあなたが会社にどのような形で貢献できるかということなんですよ。
(面接官)中途採用なんだから当然でしょう。
いつまで学生気分でいるのかしら?
(河合)フルボッコじゃん私…。
出ないな電話。
じゃあ河合先生無断欠勤ってことですね。
あぁ〜早速校長に報告しなきゃ。
んっあっあっあの…。
河合先生体調不良で休むって。
何?林先生報告受けてたの?・何で早く言わないんだ。
えっあぁ〜ちょっ…ちょっとうっかりしちゃいまして。
ははっ。
(小山)あっ少々お待ちください。
あの…保護者の方からクレームなんですけど。
(岩名・大原)どんな?・おはよう。
(相田)おはよ。
おう。
(相田)大丈夫?けがのこと親に何か言われなかった?普通のけんかって言ったし。
そんなうるせぇ親じゃねぇよ。
・
(戸の開閉音)
(剛裕)おはよう。
けんかで停学だってな。
(剛裕)お前も中3だろ。
もうそういうことは…。
うるせぇ独り言だな。
(麗子)非常識だと言ってるんですよ私たちは。
こういうことを思春期のそれも受験を控えた子供たちに聞かせる必要なんてないんじゃありませんか?
(日野)ええまあ…おっしゃることはわかりますが。
(霧澤和泉)こちらには可能な限りでと書いてあります。
あくまでお願いですから強制はしておりません。
配慮が足りないと言ってるんです。
あの弁護士の職に就いていた頃私はさまざまな親子関係を見てきました。
両親の不和や離婚子供への愛情が欠落してる親もいましたし愛情があってもうまく伝わっていない愛情のそそぎ方を間違えていると感じる事例も。
あいつらのペットだもん。
ですがやはりそれはあり方として正しくないんです。
離婚率や家庭の問題の増加を鑑みてそのあり方に配慮すべきというのは大人の勝手な言い分でしょう。
大人も間違えてしまうことはあるんです。
まずそれを認めなければ子供の信用を得ることはできません。
あまり納得はされてなかったようですが。
でしょうね。
教育委員会の轟木さんからもあまり保護者を刺激しないようにと連絡がありました。
ここは穏便に…。
それが一番の問題です。
はぁ?ぶつかることで初めて生まれるものもあるのに。
・下手くそ!・ちゃんと動けよ!おら!・何やってんだよ下手くそ!・ダッセェな。
(香織)根津君ってサッカーやってたんですか?1年生のときまで地元のサッカークラブで。
じゃあ何でサッカー部入らないんだろ。
そう言えばそうですね。
(香織)前に見たことがあるんです。
部活で帰りが遅くなったときに。
そのとき何となく寂しそうだったから。
もう終わりかおら!あん?うっ…。
心配してくれてるんですか?何となくだけど最近クラスの雰囲気が変わった気がするんです。
前はもっとみんな無関心っていうか。
お互いに踏み込まないようにしてたんですけど。
今はあんまりそういうの恥ずかしくないっていうか。
(相田)岡本。
(香奈)うん?
(相田)数学のノート見してくんねぇ?
(香奈)やだよ私字汚いしさぁ。
亮介に一応授業のノート持ってってやりたかったんだけどさ。
(香奈)あぁ〜でも私字汚いんだよな〜。
(風)はい。
これ先生の黒板より見やすいと思うから。
(香奈)おぉ〜さすが。
(ともみ)でもそのノート根津君ちに誰が持っていくの?
(明日香)森野さんは?2人が話してるの見たことあるし。
(香奈)あっちはあっちでそういうことなんだ〜。
・
(舞)どうしたの?りさ。
こんな所で。
(千夏)教室入ろうよ。
なまぬるいからやだ。
何それ。
ぶっ壊したくなるんだよね〜。
こういう雰囲気。
「民自党」…。
(窪内)京塚りさの父親ですか?あぁ…ええまあ。
大物ですよね。
娘の教育には関心ないようですけど。
窪内先生は去年京塚さんの担任だったんですよね?ほんの一時期だけです。
・
(石澤)はい小原南中学校です。
えっ?けんか?はい。
(進藤に取りついた吉岡)すぐ入るんだよすぐ。
じゃないとこの人正気に戻っちゃうから。
わかりました。
(吉岡)よしあぁ…。
ほっ。
グルグルグル…
(おなかが鳴る音)
(進藤に取りついたアカネ)おなか痛い…。
あぁあぁあぁ朝からアイス何本目?私が3本でヨッシーが8本。
(吉岡)食ったねそれ。
(進藤に取りついたアカネ)計11本。
これじゃあ動けませんよ。
あのいいよいいよ連れてってあげるよ。
でもさ何で2日連続学校行くわけ?う〜ん…ちょっとね。
えっ…。
ピンポーン!
(林)留守かなぁ…。
あっもしかして彼氏んとこ?
(進藤に取りついた吉岡)う〜んそれでそれで?どこ行きたいわけ?サッカー部です。
手嶋君と話がしたくて。
(進藤に取りついた吉岡)う〜んグラウンドのほうかね。
う〜ん…。
(剛裕)ご迷惑おかけいたしました。
・根津さん。
(剛裕)担任の先生ですか?はい。
3年2組の神山です。
すいません遅くなって。
(剛裕)いえこちらこそご足労いただいて。
停学中なのにばかなことしでかして本当に申し訳ない。
亮介。
触んじゃねぇよ。
根津さん。
停学延ばすなら延ばせよ。
べつにどうでもいいしさ。
おい亮介!仕事お忙しいんじゃ…。
これからはい。
自分が家まで送っていきます。
すいません。
ちっはぁ〜ついてくんなよウゼェからもう。
補導された帰り道にまた何かあったらいけませんし。
サッカー部にどうして入らないんですか?地元のクラブでエース候補だった人が入ってくれれば部員も喜ぶと思いますけど。
実力じゃねぇよ。
えっ?おやじがコーチに金渡してたんだ。
おやじのリストラで急に扱い悪くなってそれでやめたんだよ。
そんなこけにされてサッカー続けられるわけねぇだろ。
てめぇがまとわりついてくんのだって問題起きたら自分の立場がヤベェからだろ。
薄汚ねぇ大人が担任面して心配してるふりしてんじゃねぇよ。
担任面って…。
あなたの担任ですから。
それに自分ではどう思ってるんですか?本当に実力がないって思ってるんですか?・
(香奈)あれ?先生。
何だよてめぇら。
(相田)授業のノート取っといたから。
(香奈)森野にも声かけたんだけど断られちゃってさ。
あんたたち仲いいんでしょ?けんかしたの?…っていうかつきあってんの?ちょっと!誰も頼んでねぇだろこんなこと。
(相田)みんな心配してたから。
あほくっせぇ。
(相田)健太郎もだと思う。
あん?親にはけんかって言ってた。
一方的に殴られたのに。
(香奈)何なの?あいつ。
(進藤に取りついた吉岡)この辺だと思うんだけどな。
・
(遠藤)前から訳わかんねぇじゃんあいつ。
(進藤に取りついた吉岡)あっ。
(森岡)でもああいうことするやつじゃなかったのに。
(遠藤)つうかあのプリント見てさ親のこと嫌になったんじゃね?なあ健太郎。
何だよ。
(手嶋)くだらねぇこと言ってんじゃねぇよ。
あいつのこと何も知らねぇくせに。
・
(岩名)おい。
あんたここで何してんの?えっ…。
(進藤に取りついた吉岡)放せよこの野郎。
ちょっと…ちょちょちょちょ…痛てて…。
小夜ちゃん!小夜ちゃん助けて。
こっちこっちちょっとちょっと…。
えっあっ。
河合先生。
河合先生。
(河合)あぁ〜もうあと少しでパーフェクトだったのに。
(林)何やってるんですか。
学校無断で休んでんのに。
私まだ学生気分が抜けてないばか社会人なんで。
何やってんだよ!お前らは。
あの〜これにはいろいろと事情がありまして…。
言い訳すんな!下手したら進藤さん不審者で捕まるとこだったんだぞ。
(吉岡)いやだってそこはほれ彼あの見た目が多少不審だから。
あんただってひとのこと言えないだろう!僕見えないもん!パンピーには見えないもん!吉岡さんは悪くないんです。
私がお願いしたんですから。
だから何でそんなこと頼むんだよ。
神山先生のお手伝いがしたくて。
お手伝い…お前な!いいじゃないですかせっかく外に出られるんだし。
ひとに頼まないと無理だろ!大体さ…。
(小夜)心配なんだよね神山先生。
こないだみたいにアカネさんが消えそうになると困るから。
えっ?アカネさんだってここにいたいでしょ?えっ?じゃあ私帰るから。
べつに心配してたとかじゃなくて。
小夜ちゃんもう変なこと言って。
(小夜のマネ)じゃあ私帰るから。
おい!・カシャ!
(シャッター音)
(相田)親にはけんかって言ってた。
一方的に殴られたのに。
かっこつけやがって。
(林)ロシア風ビーフストロガノフとボルシチで〜す。
相変わらず手の込んだ料理ですね。
あの〜そもそもなぜ僕のうちに?林先生がどうしてもって言うから。
でも外ならまだしもどっちかの家で2人きりとかありえませんし。
で必然的に神山先生のお宅になったわけです。
むちゃくちゃな言い分なんですけどこの2人。
まあでも残念でしたよね面接うまくいかなくて。
べつに。
大して入りたい会社じゃありませんでしたし。
でもお友達に紹介してもらったんでしょ?だから良くなかったんですよ。
きっと。
かえって色眼鏡で見られたっていうか…。
面接官も嫌な感じでしたし。
はぁ〜私そういうの昔からついてないんですよね〜。
ちゃんと評価してくれる人に巡り会えないっていうか。
やる気出せる場所与えてもらえないっていうか…。
神山先生この人ぶん殴っていいですか?河合先生それは…。
最低ですねそういう考え方。
えっ?最低だって言ったんです。
自分は何も悪くない間違ってないって悪いのは全部周りだって文句ばっか並べて。
いや何であなたにそんなこと…。
好きだからですよ!直球。
好きだから嫌なんです。
好きな人がそうやって言い訳ばっかりして逃げてるのなんて見たくないんです!林先生。
自分が間違ってること認めなきゃ成長なんてできませんよ。
河合先生はいつまでそういう生き方してくつもりなんですか?・
(ドアの開閉音)あっちょっとちょ…。
河合先生。
あぁ〜あぁ…。
ううっ神山先生僕嫌われちゃいましたかね?さあ。
まあでも間違ったことは言ってなかったと思いますけど。
いやでも…。
羨ましいけど。
ちゃんと気持ち伝えられるなんて。
ん?えっ?あっあぁ…違いますよ違いますよ。
あの…根津君と手嶋君のことですから。
だからちゃんとこうぶつかったほうがいいってことですよ。
終わった何もかも…。
終わったかどうかはわからないじゃないですか。
ううっ…。
言うだけ言ってぶつかるだけぶつかってそれで始められることもあるはずですから。
ねっ。
そうだよなぁ。
ちょっと林先生聞いてます?うぅ〜…。
あっ聞こえないんだ。
えっとうんとだからそうじゃなくて…。
ちょっと何か言ってくださいよ〜。
おはようございます。
おはようございます。
はぁ〜。
何だよこのメール。
ちゃんと根津さんとけんかしようと思って。
朝っぱらから訳わかんねぇ。
間違ってたのはお父さんとコーチです。
それは僕もそのとおりだと思うんですけど。
そのあとサッカーやめたのは違いますよね?本当の自分の実力に自信がなくなったからじゃないんですか?それで部活にも入らないでやめたんでしょ?てめぇ。
それってただのお父さんへの当てつけじゃないですか。
自分がこんなに傷ついたのはお前のせいだって子供っぽくすねてるだけでしょ?ちっ!けんか売ってんのかよ。
最初にそう言ったろ。
被害者面していつまでもうじうじ引きずってたって時間の無駄だってそろそろ気付けよ!俺は7年間そうやって無駄にしてきたんだよ。
お前は2年で十分だろ!お前とけんかしてぇってやつがもう1人いるからそいつと正面からちゃんとぶつかってみろ。
おう。
何だよてめぇ。
先生に言われたんだよ。
お前連れてくるからぼっこぼこにしてやれって。
お前今でも思ってんだろ?金なんか使わなくたって本当は実力でエースになれたんだって。
だったらそれ証明してみろよ。
ほらボール取ってみろよ。
くだらねぇ。
また逃げんのかよ!ダッセ。
うお〜!殴りてぇのはこっちのほうなんだよ!あっさりサッカーやめやがって結局はてめぇは逃げてただけじゃねぇかよ!2年間すねてただけのてめぇなんかに負けるわけねぇだろ!ムカつくよなぁほんと。
はぁ?だから…俺の負けだって。
・「Joy!!」良かったじゃないですかちゃんと負けて。
どや顔すんなよ。
てめぇが一番ムカつくんだよ。
・
(戸の開閉音)おふくろさっき仕事行った。
うん。
おやじ。
ん?中3だからそろそろちゃんとするわ。
でも部活入っていいか?サッカー部。
あっあの…河合先生。
昨日のことなんですけど。
やっぱり終わってる…。
(岩名)文化祭の日程決まったぞ〜。
ほい。
(根津)「あの担任むかつく…けど悪い奴じゃねーな」。
(りさ)森野さんちょっといい?
(りさ)うわさで聞いたんだけど森野さんって霊感あるって本当?これ心霊写真か見てほしいんだけど。
あの〜いいんですかね?何が?私も一緒に来ちゃって。
いてほしいから連れてきてんだろ。
(生徒)先生さよなら〜。
(生徒)さよなら〜。
さよなら。
まさか会いにくるとは思ってませんでした。
あの葉書先生に知らせるためのものじゃなかったから。
自分のけじめのために送ったものだし。
まだ先生続けてるっていうのも正直意外でしたから。
すいません。
謝られても困ります。
だって許す気ないんだから。
私ずっと考えてました。
自分はこれからどうしたらいいんだろうって。
それで思い出したんです。
先生が私を守ってやるって言ったの。
でも先生は私を守れなかった。
先生は私を追い詰めることしかできなかった。
だから私子供たちを守れる教師になろうって決めたんです。
弱い子の気持ちがわかるから私なら守ってあげられるって。
神山先生みたいな教師には絶対ならない。
そうですか。
応援してます。
神山先生。
ごめんなさい神山先生。
私が余計なことを言ったから…。
広田さんはきっとわかってくれてるとか。
いいんだよあれで。
ちゃんと前に進んでんだから。
俺も前に進めたんだから。
ここに来てお前に出会えたおかげで。
えっ?・
(進藤)あぁ…あぁ〜…。
あぁ神山先生おかえりなさい。
進藤さん体調大丈夫ですか?どうもねこないだから変に食べ過ぎちゃって。
あっそうだ伝えなきゃいけないことがあるんです。
伝えなきゃいけないことって?この間304の昔の住人のことを聞いてたじゃないですか。
それで女性は住んでいなかったんですけど一応そのあとも調べてみたんですよ。
他に何かわかったんですか?304の最初の住人なんですけどどうも小原南の中学生だったみたいで。
中学生?借りていたのは父親らしいんですけどどうも放任主義っていうかグレた息子を持て余して1人暮らしさせてたみたいで。
中学生…。
あっ。
昔ここに知り合いがいて。
時間は一瞬…。
出会いは一生ですから。
ぶつかることで生まれるものもあるか…。
はぁ〜。
副校長ちょっといいですか?何か?校長がお帰りになったので。
お願いします。
行かないと。
迎えにいかないと。
副校長に伺いたいことがあるんですけど。
滝沢茜先生のことです。
2014/05/21(水) 01:59〜02:59
関西テレビ1
幽かな彼女 #07[再][字]【人間と幽霊のハートフル・ラブコメディ! 香取慎吾 杏】
「負ける事を認められる強さ」
香取慎吾 杏
前田敦子 北山宏光