シリーズ世界遺産100「無形文化遺産・ワヤンクリ〜インドネシア〜」 2014.05.21

ウサギになりたい…?ウサギになりたい訳じゃないです。
次回は塾生たちが福島の知られざる食材を発掘するために動きだします。
お楽しみに。
よし。
メシ食いに行こう。
行きましょう。

(テーマ音楽)ジャワ島に10世紀から続く人形劇。
繊細な影絵が人々を魅了し続けています。
インドネシアジャワ島中部にあるジョグジャカルタ。
ここでは村の創立記念日など特別な祭りの日に幻想的な芝居が行われます。
無形文化遺産の影絵人形劇ワヤンクリです。
ジャワ島が起源のワヤンクリは宮廷や農村地帯で500年以上受け継がれてきた光と影の芸術です。
物語にはジャワの土着神話のほか古代インドやペルシャの英雄が扱われています。
見どころは意外に激しい戦いのシーンです。
ちょっと裏側をのぞいてみましょう。
おやおや?たくさんの人がいますね。
ワヤンクリの要はダランと呼ばれる人形使いです。
ダランのセノオさんは自らせりふを語り3本の操り棒で人形のすべての動きを表現します。
セノオさんは更に楽団の監督も務めます。
舞台裏はまるでオーケストラピット。
女性歌手にガムラン奏者総勢20人以上の生演奏楽団です。
更に驚いたことになんと裏側の方が観客が多いではありませんか。
ワヤンクリは表裏どちらから見てもいいのです。
裏から見ても楽しめるよう人形には美しく色づけされています。
劇は夜中まで8時間も続きました。
500年以上人々に愛され続けてきたワヤンクリ。
ダランのセノオさんの練習場を訪ねました。
取り出したワヤンクリの人形。
全部で200種類ぐらいあるといいます。
人形の材質は水牛の丈夫な革。
鮮やかに彩色が施されています。
そして影絵としても美しく見せるため細かい透かしが入っています。
ワヤンクリの前身は絵巻物芝居ワヤンベベル。
ヒンドゥー王国の時代に演じられました。
その後15世紀に入りワヤンクリは新たに増えつつあったイスラム教徒の手で作り替えられたのです。
ワヤンクリはイスラム教を布教するための手段として演じられるようになりました。
公演にはたくさんの人々が集まります。
イスラム教徒はその機会を利用しようと考えたのです。
影絵にすることで偶像崇拝を禁ずるイスラムの教えに配慮したともいわれています。
こうしてジャワ島で誕生したワヤンクリは多くの人々を魅了します。
そして信仰を超えて娯楽として根づき500年以上も継承されているのです。
2014/05/21(水) 11:25〜11:30
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「無形文化遺産・ワヤンクリ〜インドネシア〜」[字]

ジャワの影絵人形劇 ▽無形文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲

詳細情報
番組内容
ジャワの影絵人形劇 ▽無形文化遺産 【語り】松平定知 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】松平定知
音楽
【テーマ音楽】久石譲

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:7730(0x1E32)