福島原発事故後、安全性が保証されないまま関西電力・大飯原子力発電所の3号機・4号機を再稼働させたとして福井県の住民らが運転差し止めを求めていた裁判で、福井地裁は今日、住民側の請求を認め、運転差し止めを命じる判決を言い渡した。
今、判決が出ました。
差し止め認めるです。
福島第一原発の後、初めての司法の判断は原告の差し止めを認めるとなりました。
裁判は関西電力が耐震設計の目安とする地震の揺れ、基準地震動より大きな地震が起きる可能性があるかどうかなどを争点におよそ1年3カ月にわたって開かれてきた。
判決が言い渡された瞬間、廷内では原告側の歓声や拍手が沸き起こりました。
判決で福井地裁の樋口英明裁判長は、原発は社会的な重要だが、電気を生み出す一手段にすぎず、人格権より劣っていると指摘した。
その上で、関西電力の想定より大きな地震が起きる可能性があること、福島第一原発の事故で原発技術の危険性が大いに明らかとなったこと、地震が起きた際に、冷やしたり閉じ込める原発の冷却機能に欠陥があることを挙げて、大飯原発3号機・4号機は運転してはならないと指摘。
原告住民側の請求を認め、関西電力に大飯原発の運転差し止めを命じた。
一方、判決に対し、原子力規制委員会の田中委員長は、司法の判断に申し上げることはない、大飯原発については我々の考え方で適合性審査をしていくと述べた。
今日の判決は、福島原発事故後、運転差し止めを命じる初めての司法判断で、今後、全国の原発再稼働の動きに影響を与えるものと見られる。
一方、菅官房長官は判決への直接のコメントは避けた上で、原子力規制委員会が基準に適合すると判断した原発は再稼働を進めるとする政府の方針に変わりはないという考えを示した。
ご覧いただきましたように、原発再稼働の動きが広がる中で重い司法判断が下されました。
裁判長は、こちらにあるように、危険性があれば運転差し止めは当然と述べて、再稼働に向けた審査にもクギを刺した格好です。
続いては、基地の騒音をめぐる裁判で初めての飛行差し止め命令です。
アメリカ海軍と海上自衛隊が共同で使用する神奈川県の厚木基地をめぐって横浜地裁は近くの住民の騒音被害を認め、自衛隊機の夜間飛行差し止めを命じました。
午後2時過ぎ、自衛隊機の飛行差し止め判決を受けて横浜地裁に集まった原告らからは喜びの声が上がった。
この裁判は、アメリカ海軍と海上自衛隊が共同使用する神奈川県の厚木基地をめぐって、近くに住む住民らおよそ7000人が米軍機や自衛隊機の騒音で深刻な健康被害を受けているとして、損害賠償と夜間・早朝の飛行差し止めを求めているもの。
横浜地裁は今日、判決で国に総額およそ70億円の賠償を命じるとともに、自衛隊機について、午後10時から午前6時までの間、やむを得ないと認める場合を除き、飛行の差し止めを命じた。
全国の基地騒音訴訟で飛行差し止めの判断が示されたのは初めて。
一方、横浜地裁は米軍機については訴えを退けた。
判決について菅官房長官は…周辺の住民らは38年前から3回にわたって裁判を起こし、これまでに3回とも騒音の違法性は認定されていたが、飛行の差し止めは認められていなかった。
次は、パソコンの遠隔操作事件です昨日、保釈を取り消された片山祐輔被告に弁護団が接見しました。
片山被告は、2人の自分がいる、昨日、保釈を取り消され、再び東京拘置所に勾留されたIT関連会社の元社員、片山祐輔被告。
今日、主任弁護人が接見に訪れた。
およそ2時間半後、取材に応じた佐藤博史弁護士は…死んだ方が楽だと口にする一方、もう嘘はつかなくていいと吹っ切れた様子だったという片山被告。
悪い自分といい自分がいて苦しんでいた、明日の裁判で自分の口ですべて話しますと述べたとのこと。
弁護団は今後、精神鑑定をするかどうか検討するとしている。
自らを追い込んだ真犯人を名乗るメール。
関係者への取材で、片山被告が送信した詳しい経緯もわかってきた。
メールに含まれていたはずの秘密の暴露。
実は翌日、片山被告は自ら弁護団に脅迫文の文面は検察側が提出した証拠に入っていて、自分も知っていると伝えてきたと言う。
つまり、メールは無実を示すものにはなっていなかった。
これについて片山被告は、佐藤弁護士に対しメールは有罪判決を受けたら送る予定だったが、母親に心配をかけたくない思いが強まり、3週間で書き上げた、これまでのメールは落ち着いて考えたが、今回は必死だったのでミスをしたと話したとのこと。
片山被告は、明日10時から東京地裁で開かれる裁判で無罪主張を撤回して起訴内容を全面的に認める予定。
中国で連日、無差別襲撃事件が起きています。
こちらの映像、昨日、小学校で起きた事件です。
中華包丁を振りかざす男が少女を追いかけています。
この事件では8人が重軽傷を負いました。
そして、今日も7人が刺されて、死亡する事件が起きました。
政府系ニュースサイト、中国新聞網によると、中国・河南省の平頂山市にある村で今日午前4時頃、この村に住む40歳過ぎの男が近所の住民を切りつける事件が起き、子ども3人を含む8人が死亡した。
近所の住民とのトラブルが事件の原因と見られている。
一方、中国・湖北省の麻城市では昨日、男が小学校に侵入し、校内にいた児童を切りつけ、1人が重傷、7人が軽傷を負った。
国営の新華社通信によると、身柄を拘束された35歳の男は麻薬中毒患者と見られるとのこと。
中国では今月6日にも広東省で若い男が刃物で6人にケガをさせる事件が起きていて、市民が襲われる事件が相次いでいる。
世界三大映画祭の1つ、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に日本から唯一ノミネートされている河瀬直美監督の「2つ目の窓」。
主演を務める2世俳優が親との関係を私たちだけに語ってくれました。
ベネチアに並び、世界三大映画祭の1つとされるカンヌ国際映画祭。
20日、「2つ目の窓」が公式上映されると、スタンディングオベーションが12分間続いた。
「2つ目の窓」は、生命や親と子の関係などを淡々と、時に衝撃的な映像で描いた問題作。
この中では、奄美大島で暮らす高校生の男女のそれぞれの家族をめぐる様々な思いと目覚めたばかりの性への葛藤が交錯する様子が表現されている。
「2つ目の窓」は今回、映画初出演で主役の村上虹郎さんが歌手のUAさんと俳優の村上淳さんの息子だということでも話題となっている。
虹郎さんは映画の中で両親が離婚し、母親との距離に悩むという高校生を演じている。
実は、現実でも虹郎さんの両親、UAさんと村上淳さんは2006年に離婚。
しかも、今回の映画では村上淳さんが父親役で出演している。
この居酒屋でのシーンはほぼすべてアドリブで行われたといい、カンヌで絶賛された。
虹郎さんがそのときの心境についてJNNだけに語ってくれた。
ありますっていうか、監督がそれをえぐり取ってきます。
中の方から、例えば、親が離婚したときの感情を思い出せみたいな。
今もうそんな感情じゃないのにみたいな、すごいつらいです。
居酒屋でのシーンだけで、かかった時間は4時間。
河瀬監督は、今回の映画の中でドキュメンタリーとフィクションの境界をなくすような試みもしていると話した。
あの居酒屋のシーンは、本当に、もしかしたら村上淳さんが虹郎君が実際に20歳ぐらいになって実際にお酒を飲めるようになってからしようと思っていた話かもしれない。
最高賞のパルムドールの発表は日本時間の25日未明で、期待が高まっている。
河瀬監督がパルムドールを受賞すれば、日本の女性監督としては初めてとなります、楽しみですね。
福島第一原発で汚染水の増加を抑える対策として、くみ上げた地下水を海に流す作業が今日から始まった。
東京電力によると、既にくみ上げてタンクに保管していた地下水のうち、事前の検査で放射性物質の濃度が基準を下回った561tを2時間あまりかけて海に流したとのこと。
汚染水の増加を抑えるために、東京電力は山側から流れ込む地下水が放射性物質に汚染される前にくみ上げて海に放出する地下水バイパスと呼ばれる計画を立てた。
これにより、1日およそ400tずつ増える汚染水のうち、最大100tを減らせるとしている。
福島第一原発から南に50km離れたいわき市の港では今日、千葉県沖でとれたカツオが今年初めて水揚げされた。
漁業関係者は、原発からの地下水放出を複雑な気持ちで見守っている。
地下水の放出は今後、週に1回のペースで行われる予定で福島県や漁業関係者は東京電力に対し、放出する地下水の放射性物質の濃度の監視など厳格な運用を求めている。
人気ミュージシャン、ASKA容疑者の自宅の書斎の換気扇について警視庁が鑑定を進めている。
ASKA容疑者の自宅の捜索で書斎の引き出しから覚せい剤と見られる粉末のほか、吸引具のようなものが押収されたことから警視庁は、ともに逮捕された栩内香澄美容疑者の部屋だけでなく、自宅でも覚せい剤を使用していたと見ている。
その後の警視庁への取材で、この書斎に換気扇が設置されていたことがわかった。
警視庁は、覚せい剤を使用した際、吸引して出た煙が部屋にこもって家族に発覚しないよう換気扇で換気していた可能性があると見て換気扇の表面に覚せい剤の成分が付着していないか鑑定を進めている。
沖縄県八重山地区の教科書の採択をめぐり、県教育委員会は今日、先月公布された改正教科書無償措置法に基づき、八重山地区の教科書を選ぶ協議会から竹富町を分離することを決めた。
竹富町は、3年前に協議会の手続が一方的に変更され、現場の教師の評価が最も低かった教科書が選ばれたなどとして、独自に選んだ教科書を使っており、ナイジェリア中部の市場で20日、2台の自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、これまでに少なくとも118人が死亡した。
犯行声明は出ていないが、先月、女子生徒200人以上を誘拐したイスラム過激派テロ組織、ボコ・ハラムの関与が疑われているこうした中、ボコ・ハラムのメンバーを名乗る男がアメリカCBSテレビのインタビューに答えた。
男は、今後も女子生徒を誘拐する計画があるのかとの質問にそうだと答えたほか、3週間前に誘拐されている女子生徒を見たが、皆無事だったとも語った。
こちらは中国・上海で開かれた国際会議の様子です。
記念撮影の中心には習近平国家主席、隣にはロシアのプーチン大統領。
力にものを言わせた権益拡大の動きで国際社会の批判を浴びる2人。
とても親しげに見えます。
どうやら習主席としてはプーチン大統領と組んで日米に対抗したい思惑があるよう。
中国の習近平国家主席は基調演説を行い、アジアの安全はアジア人の手で守るべきとしてアメリカを強く牽制した。
また、尖閣をめぐる日本との対立や南シナ海で緊張が高まっているベトナムやフィリピンを念頭に、中国は領土主権問題や海洋権益で生じた争いを一貫して平和的方法で処理してきたと明言し、中国が平和共存を目指していることを強調した。
CICA=アジア相互協力信頼醸成会議は中央アジア・カザフスタンのナザルバエフ大統領が提唱して、92年に創設。
今回の会議には47の国と地域、それに国連などの国際組織が参加している。
世界各地のパワーバランスが変化する中、中国とロシアが一致して新たな安全保障の枠組みづくるのため地味な存在を力のある存在にするのが狙い。
中露両国は、今回の会議をきっかけに会議の機能を強化し、国際社会での優位性を高め、欧米に対抗したい思惑がある。
ところで、開幕式の前にこんな一幕があった。
入場する出席者1人1人と習近平国家主席が握手する様子が流れる中、フィリピンの、そしてベトナムの国家副首席との握手の場面が放送されなかった。
会議は間もなく終了し、新たな安全保障の枠組み、新アジア安全観を盛り込んだ上海宣言を採択して閉幕する見通し。
ここで訂正です、先ほどスタジオで福井地裁の大飯原発の判決をめぐるニュースをお伝えした際、間違って別の裁判長の映像を流してしまいました。
失礼いたしました。
ついに不敗神話が崩れました。
田中将大投手が積み重ねてきた公式戦連勝の世界記録、34でストップしてしまいました。
アメリカでも話題になっていたヤンキース・田中将大の不敗神話。
2012年8月からレギュラーシーズンでの負けはゼロ。
去年は24勝無敗という驚異的な数字を残し、楽天を日本一に導いた。
負けない男は、海を渡ってもその力を存分に発揮。
ここまで6勝0敗と日本時代から続くレギュラーシーズンの連勝を34まで伸ばしてきた。
ところが今日、田中は思わぬ敵に苦しむ。
3回、突然の大雨に手元が滑り自慢のスプリットが甘いコースへ。
3試合ぶりに先制を許してしまう。
さらに、2−0となった4回にはカブス打線が執ようにバント攻撃。
小技で田中を揺さぶる。
ここは巧みな守備で何とか切り抜け、この雄叫び。
どんなに状態が悪くても試合中に修正して、白星を重ねてきた。
5回には、2番から始まる嫌な打順を3者連続三振に切ってとる。
ところが6回、再びコントロールが甘くなったところをつかまりメジャー自己ワーストの8安打4失点。
6回でマウンドを降り、連勝記録は34でついにストップした。
2014/05/21(水) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ[字]
取材経験豊富な記者・竹内明とTBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えると共に「Nトク」ではホットな話題を徹底取材。
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