この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
福島第一原発事故のあと、初めての判決となりました。
関西電力の大飯原発3号機と4号機を巡って、地元の住民らが運転の差し止めを求めた裁判で、福井地裁は運転してはならないとの判決を言い渡しました。
この裁判は、再稼動に向けて安全審査が行われている大飯原発3、4号機について、地元の住民らが関西電力を相手に、運転や再稼働の差し止めを求めていたものです。
裁判では、地震の揺れの想定をはじめ、重大な事故が起きた場合に、原子炉の冷却手段が十分かどうかなどが争点となっていました。
きょうの判決で、福井地裁の樋口英明裁判長は、具体的な危険性が万が一でもあれば、差し止めが認められるのは当然として、原告側の主張を全面的に認め、再稼働してはならないとの判断を示しました。
この裁判は、福島第一原発の事故以降、原発を巡る初めての司法判断として注目されていたものです。
この判決について、大飯原発3、4号機の安全審査を進めている、原子力規制委員会の田中委員長は、審査を継続する考えを示しました。
司法の判断について、私のほうから申し上げることはないと。
大飯については、従来どおり、われわれはわれわれの考え方での適合性審査をしていくと。
関西電力は、大飯原発3、4号機の早い時期の再稼働を目指して、去年7月、規制委員会に安全審査を申請し、安全対策の整備を進めています。
一方、今回の判決について菅官房長官は会見で、国は訴訟の当事者ではなく、コメントは控えたいと述べました。
その上で、原子力規制委員会によって安全性が確認された原発は、再稼働させるという政府の方針については、全く変わらないと述べ、今回の判決が、再稼働に向けた判断に影響することはないとの考えを示しました。
続いても原発を巡る大きな動きです。
福島第一原発で、日に日に増え続ける汚染水の量を抑えるための新たな対策が、本格的にスタートしました。
井戸からくみ上げられた汚染される前の地下水を、きょうから海に放出しました。
福島県沖で試験操業をする漁師が、複雑な思いを語りました。
先ほど、始まった東京電力の会見。
排水を10時25分から12時42分にかけて行ってございます。
福島第一原発で今、この瞬間も増え続けている汚染水。
きょう、地下水バイパスと呼ばれる新たな対策がスタートしました。
汚染水が増える最大の原因は、山側から流れてくる地下水。
この地下水が原子炉建屋の亀裂から入り込み、1日当たり300トンのペースで汚染水が増え続けています。
そこで井戸を使って、地下水が建屋に流れ込んで汚染される前にくみ上げます。
井戸からくみ上げられた地下水は、いったんタンクに保管され、放射性物質の濃度を検査したあと、海へと放出されます。
これが地下水バイパスの仕組みです。
これは先ほど公開された映像。
そこには、配管から流れ出る地下水が映されていました。
東京電力はきょう午前10時25分に、地下水の放出を開始。
先月にくみ上げられ、タンクに保管されていた560トンの地下水です。
東電は、放出される地下水に含まれる放射性物質の濃度について、国より厳しい独自の基準を設定。
例えばトリチウムについては、国は海へ排出する濃度の限度を、1リットル当たり6万ベクレルとしていますが、東電はこれよりさらに厳しい、1500ベクレルを基準としています。
くみ上げた地下水の濃度は、第三者機関を含めた検査で、この基準を下回ったといいます。
東電は、こうした結果について、福島県や地元の漁協などに説明し、了承されたことから、きょうの放出に踏み切りました。
きょう、福島県相馬市。
本格操業に向け、試験的な漁を続けている漁師は。
一般の人たちがね、福島産というと、その放水してるっていう、そのイメージが強いもんですからね、もう、相当風評が強くなってくると思います。
これをやらないと、収束のための復旧工事が遅れると。
流させたくはないんですけど、苦渋の選択。
地下水の海への放出に、複雑な思いをのぞかせました。
漁業者をはじめとする関係者の方々から、苦渋の決断としてご容認いただいていることを十分に踏まえて、運用目標を順守した運用になるように、経済産業省側から、これは厳格に指導させたい。
汚染水が1日およそ300トンずつ増える中、地下水バイパスの稼働により、建屋に流れ込む地下水を最大で1日およそ100トン減らせるといいます。
しかし、根本的な解決策とはならないのが実情です。
一方、汚染水対策を巡っては、原子炉建屋の周辺の土を凍らせて地下水の流入を防ぐ、凍土式遮水壁を造る計画も進められています。
しかし、この計画も地盤沈下の可能性などが指摘され、工事開始の見通しはまだ立っていません。
また、汚染水から放射性物質を取り除くALPSと呼ばれる装置は、現在、3つある系統すべてが停止するなど、トラブルが相次いでいます。
汚染水への対策が急がれる中、新たに始まった地下水バイパス。
今後の排水の予定としましては、約700トン程度入ってございますので、そちらにつきまして、準備できしだい、また排水を計画をしてございます。
東電は、順調にいけば、今後、週に1回のペースで、地下水の放出を行っていく方針です。
パソコンの遠隔操作事件で、一連の事件の真犯人は自分だと認め、きのう、再び東京拘置所に勾留された片山被告。
あすの裁判を前にきょう、接見した弁護団に対し片山被告は、自分の中によい自分と悪い自分がいるなどと話していることが分かりました。
パソコン遠隔操作事件できのう、再び勾留された片山祐輔被告。
けさ接見した弁護士によりますと、昨夜はお握りを2つ食べ、思いのほか熟睡できたと話したといいます。
そして。
あす、自分の口で全部自分でやったと進んで認めます。
あす開かれる裁判で、これまでの無罪主張から一転、起訴内容を全面的に認める方針です。
片山被告の精神状態について、弁護団は。
やっぱり死んだほうがね、楽じゃないかっていうような、そういうことを口にしまして。
彼の中に、2つの人格っていうか、悪い部分といい部分っていうか、潜んでいるということは自分で自覚しておりまして、サイコパスっていうことについては、きょうも、自分がそうなんだと思ってるって言ってました。
片山被告が弁護団に対し、こう話していることなどから、精神鑑定を請求するかどうかを検討しています。
私はやってないと、身に覚えもない。
無罪を取る自信というのはありますか?
もちろん、それ以外のことは考えていません。
一連の事件について、自分はやっていないと主張していた片山被告。
しかし、その裏では、弁護団を欺きながら、罪から逃れるためのシナリオを立てていたというのです。
有罪判決で実刑になったら、即収監されますから。
自分が収監されたあとですね、その真犯人からのメールが届くようにしようと。
最初、考えてたと。
ことし3月に保釈される前から、自作自演のメールを送る計画を立てていたといいます。
さらに、弁護団に明らかにしていたものとは別に、パソコンやスマートフォンを隠れて購入していたということです。
しかし、計画性をうかがわせる一方で、慎重さに欠ける面も。
江の島へ行ったときにですね、実は、防犯カメラのことは全く念頭になかったんだそうです。
新聞報道に、防犯カメラということがあってですね、これはしまったなと。
片山被告が、パソコン遠隔操作事件の容疑者として浮上したきっかけとなったのは、神奈川県江の島の防犯カメラ。
事件に関連する記録媒体が、猫の首輪に取り付けられていて、それとよく似た猫を撮影する片山被告が映っていました。
さらに、真犯人を装ったメールを時間差で送るため、スマートフォンを埋めた河川敷。
ここに向かう際、変装のためか、サングラスをかけたということですが、バスを使ったため、その姿が防犯カメラに残っていたほか、埋める際に、指紋などを気にしなかったということです。
弁護団との面会の際には、どうだますかということをいつも考えていたという片山被告。
なぜ自白をしたのでしょうか。
きっかけとなったのが、片山被告が埋め、捜査員によって掘り起こされたスマートフォン。
このスマホから、過去のパソコン遠隔操作事件の犯行声明に使われたメールのアカウントに、ログインした形跡が残されているというのです。
スマホがまさか見つかるとは思ってなかったので、ログインの履歴があることで、もう言い逃れはできないというふうに思いましたって言って。
みずから犯行に使ったメールアカウントにログインしたことで、一連の事件の真犯人であると明らかにした形になったのです。
保釈のとき、片山被告側から、保釈保証金として1000万円がおさめられています。
判決後に返金するはずでしたが、片山被告が事実を隠蔽する行動を取ったことなどから、裁判所は没取、つまり、取り上げる可能性があります。
この保釈保証金は母親が支払ったもので、返金されなくなる可能性があることを気にしていたという片山被告。
きょう、弁護団が、精神鑑定の結果によっては、無罪になることもあるという話をした際には。
この事件は、知的に考え抜かれた事件だから、自分が無罪になることはない。
早く裁判を終えたいという意思を示している片山被告。
あす、9回目の裁判が行われ、法廷に姿を見せます。
ボッとなって、マンホールが浮いた状態で、
きのう、大阪市で、路上を歩いていた男性の目の前のマンホールから火柱が上がりました。
火は180センチある男性の背の高さほども上がり、男性は顔や腕にやけどを負いました。
火柱の原因はマンホールに捨てたたばこの吸い殻と見られています。
マンホールの下で、何が起きたのでしょうか。
男性がそのときの様子を語りました。
本当、一瞬で、火柱が立って爆発したみたいな感じだったんです。
ただ、一瞬やったんで、これぐらいで済んだんだとは思うんですけれども。
怖かったですね。
災いは突然やって来る。
そんな体験をしたのは、46歳の男性、Aさん。
きのうの午後3時ごろ、大阪市浪速区で車を運転していたAさんは、携帯の着信で路肩に車を止めました。
車から降りて、たばこの火を消そうとしたそのとき。
男性が吸っていたたばこを、足で消そうとしたところ、マンホールの中に落ち、火が出たということです。
マンホールのふたが浮き上がり、身長178センチあるAさんの目線の上まで火柱が上がったといいます。
Aさんは腕や腹部、足にやけどを負い、病院に搬送されました。
焦げ臭いにおいして、ほんで、ぱっと髪の毛触ったら、もうチリチリになって。
これぐらいのけがで済んでよかったんですけど、周りに人もいなくて。
どうして火柱が上がったのでしょうか。
事故から一夜が明け、下水道を管理する大阪市が現地を調査しました。
ふたを開けると、穴を塞ぐほどのごみが堆積していました。
下水道というのは、流れが滞ると、硫化水素とか、メタンガスというのが、発生が考えられますんで。
ただ、今まで、こういった火が出たというような状況については、見たことも聞いたこともないもんですんで、びっくりしている状況です。
現場近くには温泉施設があり、温度の高い下水が有機物の腐敗を進行させた可能性も指摘されています。
なんかちょっとガスのにおいとか?
しなかったです。
全くしなかったんで、あれなんですけど、まさかそういうふうになっているとはこっちも思ってないんで。
吸い方っていうか、捨て方ですけどね、何かちょっとこう、携帯灰皿持つとか。
もちろん、ふだんは捨てないんですけれども、そのへんは反省してますけど。
怖いですね。
気をつけなあきませんね。
もうやめようと思います。
たばこのポイ捨てが思わぬ事態に発展した今回の事故。
大阪市は下水道につながる道路の側溝などにごみやたばこをポイ捨てしないよう呼びかけています。
覚醒剤を所持していたとして逮捕されたASKA容疑者は、逮捕当日、自宅で覚醒剤を使用してから、女の部屋などを訪れたと見られることが分かりました。
ASKA容疑者は先週土曜日の朝、栩内香澄美容疑者のマンションから出てきて、任意同行された際、ろれつが回らない状態で、警視庁は薬物を使用したあとだったと見ています。
捜査関係者への取材でASKA容疑者は、土曜日の未明に、自宅付近に所有するマンションの部屋を出たあと、栩内容疑者の部屋に入ったことが分かりました。
しかし、2つの部屋から覚醒剤などの薬物は見つからず、警視庁は、自宅で薬物を使用してから2つの部屋を訪れたと見ています。
また自宅の書斎には換気扇があり、薬物を使用したときに出る特有の臭いを換気するために、取り付けた可能性があると見て、調べています。
軍用機の飛行の差し止めが、全国で初めて認められました。
神奈川県厚木基地の周辺住民およそ7000人が、航空機の騒音被害を受けたとして、飛行の差し止めと損害賠償を求めて国を訴えた、第4次厚木基地爆音訴訟で、横浜地裁は騒音の違法性を認め、自衛隊の航空機の午後10時から午前6時までの夜間と早朝の飛行の差し止めと、総額およそ70億円の損害賠償の支払いを命じました。
軍用機の飛行差し止め判決は全国で初めてとなります。
2014/05/21(水) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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