サラメシ 2014.05.22

「ランチまだなんだよね〜」という皆さん!今日はカレーなんていかがです?こんにちは中井貴一です。
こちら木曜の夜は必ず30人前のカレーを作るという池ノ辺直子さん。
実は社長さん。
毎週金曜日には社長特製の昼ごはんがやって来る。
そんな会社のお話。
池ノ辺さんの会社がこちら。
うん?何やら皆さんパソコンとにらめっこ?ヘッドホンつけて黙々と作業中。
あら社長まで。
実はこちら映画の予告編を専門に作っている会社。
そう映画館で見た事あるでしょう?あのつい楽しみになっちゃうやつ。
あれを作る専門ってどんな仕事なのか「百聞は一見にしかず」。
実際に作ってもらいました。
何をって?もちろん「サラメシ」の予告。
何を食べ誰と食べ何を作るのか。
その人のその仕事の真実が見えてくる。
次に覗かれるのはあなたかもしれない。
かつてはあらすじを伝える手段だった予告編も今では大事な宣伝ツール。
そんなニーズの変化を捉え映画予告専門のプロ集団として会社を立ち上げたのが27年前。
手がけた作品は1,000本以上に上ります。
池ノ辺さんはいわば映画予告業界の草分けの一人。
この日作っていたのは脱獄犯に捕らわれた母と息子の物語の予告。
ねらったのは切ない大人のラブストーリー。
犯人と母親の間で愛が始まる瞬間をパイ作りのシーンで際立たせていきます。
もうちょっとあそこ長いといいね。
ちょっとスローかけちゃおうか。
観客の心をいかにかきたて見る気にさせるか。
それが予告の醍醐味。
アクション映画「トップガン」の予告をあえてラブストーリー風に仕立てたところより幅広い客層に支持され結果映画の大ヒットにつながったなんて逸話も。
現在ディレクターは20人。
それぞれ一人で一本の映画を担当しおよそ1か月かけて予告を仕上げていきます。
2時間ほどの映画を長くても2分。
短ければ僅か15秒に凝縮し表現する仕事。
追い込みに入れば徹夜も珍しくないそうです。
そこで社長の池ノ辺さんは木曜の夜になると自宅のキッチンでゴソゴソと仕込みを始めます。
週に1度のまかないランチで社員を元気づけるために。
定番メニューはカレー。
牛すじ肉は既に3回ゆで洗いしてあくや脂を落とし下処理してあるんだとか。
まかないを始めたのは3年前。
ある出来事がきっかけでした。
東日本大震災。
東京でも数日コンビニの棚から食べ物が消えました。
その時せめて温かいものをと有り合わせで豚汁やカレーを作ったところ黙々と作業していたスタッフたちが集まり会話を弾ませた。
その光景を目にした時食卓を囲むという小さな当たり前の大きな力を感じたといいます。
どうせならおいしく食べてほしい。
研究を重ねるうちにどんどんどんどん本格化。
お代わりや夜食の分も考えて毎回多めに30人分も作ります。
OK。
食べ飽きないように選べるようにとカレーはいつも2種類。
本日の2品目は野菜が6種類も入ったキーマカレー。
タマネギはじっくり炒めて甘みを引き出します。
隠し味にはマンゴーチャツネ。
ほう〜本格的。
メインの合いびき肉はさっと湯通しして余分な脂を落としてから加えます。
一日中座り仕事のスタッフのためにヘルシーランチという無言の応援。
いやしかし毎回仕込みに4〜5時間はかかるっていうから社長の木曜日夜も長そうです。
翌日…おはようございます。
(一同)おはようございます。
自宅から車でまかないを運んできた池ノ辺さん。
うん?カレーの鍋だけじゃないようです。
それもそのはず。
実はカレーに添える付け合わせもたっぷりと用意してくるんです。
旬の野菜を中心にトッピングは10種類以上。
これが週に1度社長からスタッフたちへの「お疲れさま」と「ありがとう」のしるし。
カレー出来ました!どうぞ食べて下さい!はいじゃあどうぞ。
12時半手が空いた人からランチタイム。
カレーもトッピングもセルフで盛り放題。
もちろんお代わりも自由。
いや〜結構盛るね。
この日にまとめて野菜補給という人も多いんだとか。
ほらいた。
徹夜明けのスタッフ。
こちらが本日のサラメシ。
金曜日恒例社長の特製カレー。
ほろりと軟らかい牛すじカレーと野菜の甘みがたっぷりのキーマカレー。
う〜んどっちもおいしそう。
頂きます。
おいしいね。
腹が減るから働く大人は仲間になれる。
この仕事は孤独な作業の積み重ね。
カレーの匂いに集まって会話が弾む。
働く事食べる事丸ごと見守る人がいる。
今度から映画の予告見たらカレーの匂いがしてきそうですね。
働くあなたのランチに突撃!ランチ?私?恥ずかしいですよ。
ランチを挟めば心が開く。
聞かせてほしい働くあなたの心の声を。
だから今日もあなたとさしでサラメシを。
今回の舞台は…すみませんちょっとよろしいでしょうか?今NHKで「サラメシ」という番組を制作しているんですけど…。
こちらの女性これから会社の先輩と待ち合わせランチだそうで。
交ぜて頂く事に。
本日のさし飯お相手は生命保険会社にお勤め。
昨年転職したばかりの新人梶山さんと営業一筋36年のベテラン氣田さん。
選んだランチは…ぶつ切りのメンタイコはなんとこれ食べ放題。
ピリ辛高菜とごはんもお代わり自由とあって体力勝負の営業にもってこいなんだとか。
先輩の氣田さん営業先で取って置きのお店を見つけるといつも誘ってくれるんだとか。
担当する会社に出向いては初対面の相手に営業する毎日。
いきなり相手の懐に入り込むなんて難しいですよね。
でも百戦錬磨のベテランともなれば…。
待ってたのか君は。
よくぞ言って下さった。
さすが人生設計のプロ。
何事も待ってちゃ駄目。
「一人で前へ」と書いて一人前。
いいお話ごちそうさまでした。
誰にでも昼は来る。
弁当箱の中の小さな物語を探して西へ東へ。
今回は…昭和46年から続く小さな町工場を訪ねます。
おはようございます。
カメラマンの阿部と申します。
岩沢です。
お世話になります。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
楽しみにして参りました。
はいありがとうございます。
(阿部)すごいかわいいですよね。
阿部さんを待っていたのはおいしそうな食べ物のミニチュア。
ランチプレートにおすし大好物のお弁当もあります。
でもこれただの模型じゃないんです。
(岩沢)全部消しゴムです。
そうここは消しゴム工場。
食べ物だけじゃありません。
ユニークなデザインばかり300種類以上。
1つ50円。
子どもや外国人旅行者に人気なんだそうです。
(阿部)普通に立ってて頂いて大丈夫です。
従業員50人のうち8割が女性。
その多くが子どもを育てながら働くお母さん。
これはお弁当も期待できそうです。
消しゴム作りは色ごとにパーツを作るところから。
顔料で着色したゴムの破片を140℃の熱で溶かし金型の中で冷やします。
(北川)こうやると…。
(阿部)簡単に取れるんですね。
本当に種を取るような感じで。
(北川)そうですね。
パーツ作りは4人の男性社員が担当。
低価格を実現するため11台の機械が24時間フル稼働。
パーツによって材料を流す量やスピードを調節します。
毎日機械のモニターとゴムのパーツとにらめっこ。
出来上がったパーツを運ぶのは配送担当の朝霧さん。
実は組み立て作業は300軒近くの家庭に内職で依頼。
5人の配達担当が契約先を走り回って組み立ての説明から回収までを行います。
(朝霧)斜めになっているのでお互いにそっぽを向く形でまっすぐにしっかりと入れてあげて下さい。
定年退職後月に2万個ほどを請け負っている…細かい組み立て作業に欠かせないパートナーがこちら。
お気に入りの演歌。
そして夫の秀男さん。
夫婦流れ作業で一日1,000個以上を組み上げます。
いつも怒られちゃうのこれで。
工場に回収された消しゴムは検品チームへ。
部品の欠けや異物の混入がないか一つ一つ目と手でチェックします。
1個50円という値段は徹底した役割分担と正確で丁寧な手作業のたまもの。
みんなの仕事がつながってほらおいしい形になりました。
さあお待ちかねお弁当の時間です。
晩酌の残りを妻がアレンジしてくれたのは機械担当の北川さん。
指定席は工場の片隅。
休憩室もあるらしいのですが…。
お邪魔します。
ちょっとやり過ぎ…。
出した。
あっ入らない入らない。
女性スタッフのほとんどは働くお母さん。
食べる前のちょっと一手間で更においしく。
ヘルシー食材たっぷり。
小学生2人の母木田さん。
これ分かります?ごはん顔になってる。
ボリュームが少なめなのはもう一品スペシャルアイテムが控えているからなんだとか。
月に2度ほど持ってくる手作りスイーツ。
この日はビスケット生地で挟んだレアチーズケーキ。
そんな感じですかね。
休憩室は男子禁制のお弁当の園。
でも1時間後には同じ部屋で全く別のランチ風景が。
毎日1人だけ遅い昼休みをとるのは機械担当のベテラン…この日のメインはピリ辛ソースのきのこハンバーグ。
作者は会社で14年前に出会った妻幸子さん。
1時間前まさに江利川さんと同じ席に座っていたこの方。
「そうなの?」みたいな感じでしたよ。
職場は同じでも昼休みの形は夫婦それぞれ人それぞれ。
今日出会ったのはこんなお弁当たち。
1つ50円に秘められた日本の物作り。
それでは今日はこの辺でお相手は中井貴一でした。
2014/05/22(木) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
サラメシ[字][再]

映画の予告映像を制作する会社の社長がみずから作るとっておきカレーまかない。ユニークな消しゴムを作っている埼玉の消しゴム工場のお弁当。さし飯は保険営業の女性と。

詳細情報
番組内容
▽映画の予告映像を制作する会社では、「週に一度は社員でたくさん会話をしよう!」と、社長みずから手の込んだ特性カレーまかないを作っている。わくわくおいしいランチタイムをのぞき見。 ▽「お弁当を見に行く」は、おみやげなどに人気があるユニークな消しゴムを作っている埼玉の消しゴム工場を写真家の阿部了さんが訪れる。▽さし飯は保険会社の営業職の女性2名と。
出演者
【語り】中井貴一

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
バラエティ – 料理バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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サンプリングレート : 48kHz

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