連続テレビ小説 花子とアン(46)「想像のツバサ?」 2014.05.22

(はな)短い間でしたがご迷惑をおかけしてしまって本当に申し訳ありませんでした。
(本多)ちょっと待てし!な…何ですか?校長先生。
たったのひとつきで退職願を出す教師がどこにいるだ!だって私は教師には向いてないっておっしゃったの校長先生じゃないで…。
(本多)だってもクソもねえ!まあほうはすぐ代わりの教員は見つからんから明日っから心を入れ替えてこぴっとやれし!てっ…。
これは預かっとく。
でももし今度問題を起こしたら本当に辞めてもろうぞ!はい。
ありがとうごいす!おまんの生徒たちに感謝しろし。
「はな先生辞めさせんでくりょう」ってみんなで頭下げに来ただよ。
てっ…。
(朝市)本当だよ。
あの子たちが…本当け。
本当だよ。
本当け!
(朝市)本当だよ。
・「これからはじまる」・「あなたの物語」・「ずっと長く道は続くよ」・「虹色の雨降り注げば」・「空は高鳴る」・「眩しい笑顔の奥に」・「悲しい音がする」・「寄りそって今があって」・「こんなにも愛おしい」・「手を繋げば温かいこと」・「嫌いになれば一人になってくこと」・「ひとつひとつがあなたになる」・「道は続くよ」大丈夫。
今日は新しい日だ。
今日はまだ何一つ失敗していない新しい日だと思うと少しだけ救われる。
(吉太郎)はなの事だからまたすぐ何かやらかすに決まってるら。
(もも)ほうだね。
(ふじ)吉太郎。
もも。
(周造)ふんだけんど失敗にも一つだけいい事がある。
おじぃやん失敗のいい事って何?同じ間違えを繰り返さねえ事だ。
一人の人間がする間違えには限りがある。
ふんだから失敗し尽くしてしまえばほれでおしめえだ。
なるほど!行ってまいります!こぴっとやるだよ!はい!おじぃやんやっぱしいい事言うじゃん。
おらそろそろ失敗し尽くしたかもしれねえ。
・「あたまを雲の上に出し」・「四方の山を見おろして」「笑うべし。
一家挙げて笑うべし」。
(生徒たち)「笑うべし。
一家挙げて笑うべし」。
(笑い声)ようやくはなも先生らしくなってきたある日。
一通の手紙が届きました。
(寅次)村の人が届けてくれただ。
ありがとうごいす。
それはひとつき前に遠い親戚のうちへ行ったたえからの手紙でした。
切手を買うお金などないたえの手紙は人の手から手へと渡り何日もかかってはなの所にたどりついたのでした。
(たえ)「はな先生ごきげんよう。
お元気ずらか?おらは双子の子守をしながらひもじい思いをする事もなくなりました。
でもあんまし元気じゃありません」。
「ここは知らねえ人ばっかでおらは独りぼっちです。
おとうや弟に会いてえです。
学校にも行きてえです。
みんなに会いてえです。
はな先生に会いてえなあ」。
「さみしくて泣きたくなる時もあります。
ほんな時は想像の翼を広げてあの本の部屋に飛んでいくだよ」。
回想先生本作るだけ。
どんな物語でえ?聞かしてくりょう。
てっ…。
「ある所に大層太った長いみみずがおりました」。
(たえ)「先生が作ったお話の続きをいつか教えてくりょう。
楽しみにしています」。
はな。
出来た!てっ!朝市!はな何書いてるでえ?ああ…これは小山たえさんのために書いただよ。
えっ?たえさん遠い親戚のうちでさみしい思いをしてるみてえだからちっとでも元気になってもらおうと思って。
住所分かっただけ?ほれが…どこへ送ったらいいだか分からん。
てっ…ほうだ。
何?朝市。
雑誌に投稿したらどうずら。
雑誌に載ればたえさんもどっかで読んでくれるかもしれんら。
ほら!なるほど。
その手があったか。
グッドアイデア朝市。
(冬子)塩取っちゃんしゃい。
(蓮子)「お塩を取って頂けますか」でしょう?お塩を取って頂けますか。
それを英語で言ってみましょう。
はっ?英語でやら分からんばい。
昨日も教えたでしょう?私の後に続いて言いなさい。
クッジューミーサル…。
違います。
よく聞いて。
Couldyoupassme…。
もうよかろうもん!食事の途中で席を立つのは不作法です。
戻って食事を続けなさい。
戻りなさい。
冬子さん!
(タミ)冬子お嬢しゃんのために握り飯ば作っちゃんしゃい。
はい。
育ち盛りん子にゆっくりごはんも食べさせんであ〜旦那様も大概ひどい人と結婚したもんやね…。
(嘉納)おっ今帰ってきたばい。
今夜も何時にお戻りになるか分かりませんでしたから先に頂いておりました。
いやよかよか。
何か。
ええ?冬子はじぇんじぇん食うちょらんやんか。
わしはこれから女学校の打ち合わせ兼ねて宴会するき。
女学校の打ち合わせ…。
福岡に理想の女学校を作る夢は伝助との結婚に見いだした蓮子の唯一の希望の光なのでした。
ところが…。
どういう事ですか?女学校の教育方針は全て他人任せだなんて…。
それでは約束が違うじゃありませんか。
約束が違うも何も学校には金は出すばってん口は出さん。
はなからそういう事になっちょる。
そんな…。
また私をだましたんですね。
あっ?亡くなった奥様との間に子どもはいないとおっしゃった上にまた。
もうその話はよかろうが!女学校の事は私諦めません。
大体こげん田舎に英語とか淑女とかお前の言うげなん女学校やら作ったっちゃしかたなかろうが!そげな上等な女学校は要らん!おなごは勉強やらし過ぎん方がかわいげがあっていいとたい!それは私に対する当てつけですか!蓮子を支えていた夢はあっけなく砕け散ったのでした。
一方夢への一歩を踏み出そうとしていたはなは…。
回想はなちゃんは花子と呼ばれたいって言ってたわよね。
世に自分の作品を出す時にその名前を使えばいいじゃないの。
ペンネームね!花子か。
そう花子。
ごきげんよう。
さようなら。
2014/05/22(木) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 花子とアン(46)「想像のツバサ?」[解][字][デ][再]

はな(吉高由里子)は本多(マキタスポーツ)に退職願を提出するが一喝され、辞めずに済む。夏を迎え、はなもようやく先生らしくなってきたある日、一通の手紙が届く…

詳細情報
番組内容
たえ(伊藤真弓)を教会の図書室に連れ出したことが問題となり、はな(吉高由里子)は本多(マキタスポーツ)に退職願を提出する。「ひと月で辞める教師がどこにいる!」と一喝され、辞めずに済んだはなは、朝市(窪田正孝)から「子どもたちがはな先生を辞めさせないでくれと頼んだ」という話を聞き驚く。夏を迎え、はなもようやく先生らしくなってきたある日、一通の手紙が届く。それは、遠い親戚の家へ行ったたえからだった…
出演者
【出演】吉高由里子,仲間由紀恵,室井滋,石橋蓮司,賀来賢人,窪田正孝,吉田鋼太郎,土屋太鳳,マキタスポーツ,【語り】美輪明宏
原作・脚本
【原案】村岡恵理,【脚本】中園ミホ
音楽
【音楽】梶浦由記

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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