都内に住む木村さん親子
4歳になる颯馬君なんでも子供なのに
でも彼の野菜好きにはちゃんと理由がある
かっこいいんじゃない?
食べている野菜が違うのだという
確かに新鮮そうな音
そして取り出したのがレタス
これです。
すごいですね。
すごいです。
大きくて青々としている
おっレタスたっぷりのチャーハン
こちらはシャキシャキのニンジンとゴボウで作ったきんぴら。
うまそう
思わずつまみ食い
(2人)いただきます。
すると…
チャーハンのレタスだけより分けて食べ始めた
今夜はこのうまそうな野菜がテーマ
売っているのはこの店
最近首都圏で増えているという
店内に並んでいるのはほとんどが野菜。
実はここ野菜専門のチェーン店だ
この日ファームドゥの新たな店がショッピングモールにオープンした
こちらは大型店舗
店内には…
お待たせしております。
オープン初日のこの日はレジ待ちの客で大行列ができていた。
野菜だけでこの集客力
とそんな店内で…
この男こそ行列のできる野菜店の仕掛け人…
設立から20年間成長を続けて
店内にちょっと変わったものが。
実はこれ生産している農家の似顔絵だ
群馬の農家が作った新鮮な野菜を市場を通さず東京の消費者へ直接届ける。
それがファームドゥのビジネスモデルだ
そしてこの5,000軒という農家の数がファームドゥの強さを生み出している
ネギは泥つきからピカピカのものまで…
更に他にはあまりない珍しい野菜も。
そばを発芽させたそば芽に…
天ぷらにすると絶品だとか
そんな野菜を狙いに普通のスーパーには来ない客も
野菜の仕入れは市場からこの店に切りかえたそうだ
吉祥寺のお店を訪ねてみた
店内はなかなかの賑わい
ランチの野菜プレートに盛りつけていたのがファームドゥの店で買ったこだわり野菜
どれも珍しい品種ばかりだ
これが今日の雪下ニンジンという雪の時季しか栽培されてないニンジンなんですけど…。
一方こちらはスティックセニョールという細身のブロッコリー
この日のランチは前菜の盛り合わせも空豆のパスタもすべて野菜はファームドゥ
そのお味は?
ファームドゥの魅力は品ぞろえだけじゃない
自慢の鮮度が客をつかんで離さない
人気商品のこのレタスで見てみよう
こうこうと照らされたのはレタス畑。
なんとこんな時間に収穫を行っていた
レタスの表面はこのみずみずしさ
レタスを積んだトラックは出発していった
走ること30分
トラックは目的地に到着
次々に集まってきたのは農家たち。
実はここがファームドゥの集荷場なのだ
野菜は運ばれる店ごとに仕分けされていく
こちらは中野店
そしてこちらは横浜の港北店
先ほどのレタスも
と午前5時に駆け込んできたのは農家の石関さん。
持ってきたのは朝どりのキュウリだ
こうして朝6時まで新鮮な野菜を満載したトラックが次々に出発していく
関越道にのって一路東京へ
三鷹の店に到着した
ファームドゥはこの独自の物流によって扱う野菜のほとんどを収穫後24時間以内に店頭に届けている
はい朝どりレタスもオススメです。
さっき収穫した朝どりレタスは1個160円
10時に開店。
レタスは飛ぶように売れていく
首都圏に近い群馬という地の利と独自の流通システムで驚異の新鮮野菜を消費者に届けるファームドゥ。
その農業ビジネスに村上龍も舌を巻いた
今夜は驚異の鮮度で5,000軒の農家を率いる男ファームドゥ岩井の農業革命に迫る
さぁスタジオにはファームドゥが東京のお店で売っている野菜を持ってきていただきました。
まずこちらはまさに今朝収穫して東京のお店に並んでいた朝どれレタスを持ってきていただきました。
どうぞ。
手のほうがいいよね。
お行儀が悪いかな。
いただきます。
なんかパツパツしてますね。
違う。
うん。
おいしいです。
お行儀が悪いですね。
すごい水分で。
おいしい。
シャキシャキしてますね。
何もかけてないもんね。
新鮮なのってこんなにおいしいんだって私ちょっとびっくりしちゃったかもしれない。
先ほどスタッフが近所のスーパーでレタスを買ってきてくれました。
朝どれのものと見た目から違うということなんですが。
あっもう違いますもんね。
こちらが近所のスーパーで…。
この2つの違いはレタス自体の違いではなく鮮度の違いですよね。
主に。
流通…だから鮮度ですよね。
僕の妹が北海道で農業やっててまぁいろんなもん作ってるんですけど季節に応じてミツバとかあるいはアスパラとか送ってくれるんですよ。
でも宅急便ですから2〜3日かかりますよね。
そうすると妹が送ったけど本当は採ってすぐのものを食わせたいんだって。
野菜の価値というか魅力を10とするなら新鮮さっていうか鮮度っていうのはそのうちどのくらい占めますかね?8割!ええ8割ですね。
葉物がやっぱりそこの差はでやすいんですか?そうですね。
そしてこちらに東京のお店で扱っている長ネギを持ってきていただきました。
お店には10種類くらいは常に置いてあるそうなんですが。
安い!110円!ほんとに安いね。
安いですよ。
私こちらも初めて見たんですけど。
ここが紫色になってるやつ。
は〜。
へ〜。
今群馬県内に5,000人の契約農家さんがいらっしゃるわけですけど何か条件とかあるんですか?契約農家になる…。
道の駅みたいな地方にある産直市場で新鮮な野菜が売られてるっていうのはよく目にするんですけどなぜ東京でっていうふうにお考えになったんですか?需要があるってことですね?そういうことですね。
高崎市に岩井が20年前最初に開いた店がある。
それがこの
農業に使う道具などを扱う店だ
この子供の乗り物のような商品は…
草とりも。
こうやって横に動きながら…。
並ぶのはまさに農家のための商品ばかり。
岩井の根本にあるのは徹底的な
ここには鍬が並んでいた
なんで埼玉の鍬は柄が長いんですか?
更にこちらで売っていたのは
種から作らず苗を買って時間と労力を節約したいという農家のために売り始めた
岩井は農家の目線でさまざまなサービスを生み出してきた。
その背景には子供の頃の記憶がある
今もまぶたに焼きついて離れない光景がある
畑仕事や蚕の世話で寝る間もなく働き続けた母の背中。
精魂込めて作ったこんにゃくいもを二束三文で買いたたかれる父の姿
岩井は
40歳のとき脱サラし農家のための店農援’Sを始める
そしてこんな出来事が岩井を野菜販売のビジネスに目覚めさせる
ある日岩井は親しい農家からこんな提案を受ける
それは意外な提案だった
しかし農家は…
そして採れたてのキュウリをすすめた。
すると…
こうして始まった野菜コーナーは予想外の人気となり農家が自慢の作物を持ち寄る新たな場となった
そんな岩井は20年かけて農家が喜ぶ独自のビジネスを作り上げた
このあとは
笑顔で野菜を売る秘密とは?
ファームドゥ岩井の野菜ビジネス驚きの仕組みとは…
野菜を納めに来た農家がまず向かうところがある。
野菜の値段を入力する端末だ。
ファームドゥでは
農協を通して野菜を売る場合…
しかしファームドゥでは品質に自信があれば高い値段にするのもすべて農家の自由。
これがやる気につながる
農家が決めるのは値段だけじゃない。
どの店で売るかも選べるのだ。
こちらの蜂巣さんの場合は…
練馬や三鷹を中心としたエリア
蜂巣さんがどんな勉強をしているのか見せてもらった。
それがこの年季の入ったノート。
野菜の売れ行きを記録したものだ。
出荷した店ごとにどんな野菜がどれくらい売れたかデータをとり売れ筋を分析してきたという
東京の消費者が興味を示すさまざまな品種の栽培に挑戦し売れる野菜のノウハウを蓄積してきた。
そんな努力の結果蜂巣さん多いときの売り上げはなんと月80万円
農家が持ってきた野菜の中にはずいぶん小さなダイコン。
これも売り物?更にこんな曲がったニンジンが。
ファームドゥはスーパーが売らないような
更に野菜の箱は…。
すべてバラバラ。
同じ箱は1つもない。
ほとんどの農家が1箱単位で出荷しているのだ
農協の場合一定の量がなければ買い取ってくれない。
一方ファームドゥはどんな形でもどんな量でも取り扱う。
実はこれが多くの農家を助けている。
高崎市の中心部から車で1時間以上かかる倉渕地区
夫婦で野菜作りをしてきた
25年前は群馬県を代表するホウレンソウ農家として本で紹介されるほどの大規模農家だった
しかし4年前義雄さんの足が悪くなり生産量が激減。
農協に出荷できる量を作れなくなってしまった
そんなとき友人に勧められたのがファームドゥだった
ファームドゥならたった1袋でも出荷できる
コツコツと野菜を育ててきた内島さん。
今では1日1万円以上の売り上げがある
中小農家の方々はほんとに感謝されてるようでしたけどもファームドゥの農家の方々はご高齢の方や少量を出荷するような方々っていうのは結構いらっしゃるんですか?その方たちは専業農家ですか?農協との関係なんですけどファームドゥにみんな出荷すれば農協さんも多少なりとも困りっていう関係で農協からの反発っていうのは当初なかったんですか?農家の女性がファームドゥの仕組みで一喜一憂されてご自身で値段つけられたりっていうのもありましたけどやはり生産者が価格決定権を持つということは非常に大切なことなんですね。
そうですよだって…。
生産してるのにね。
そうですよ。
あのこれまで『カンブリア宮殿』には農業関係のゲストの方がみえられてそのときのテーマっていうか動きみたいなものはもっと農家は自立しなければいけないっていうようなニュアンスなんですよね。
それは僕は間違ってはもちろんいないと思うんですがファームドゥが新しいなって思うのは結局そういった自立してるかっていったら自立できてないかもしれないし競争力があるかっていうとないかもしれないけどそういった零細中小農家を言ってみるとネットワーク化したと。
そこをまとめあげて1つのビジネス集団を作り上げたっていうとこはすごく新しいと思うんですが…。
それでビジネスとして成功してるんだからすごいです。
ちょっとこちらに見ていただきたい…。
それでですねちょっと興味深いというか愕然とするデータがあるんですけど…。
年齢別の農業就業人口のグラフということなんですけど…。
龍さんはい。
昔は60っていえば定年だったんですがこっから農業就業者がが〜っと増えてそもそもなんとか業就業人口っていうんで85歳からっていうのはないです普通。
はいはい。
若い人を農業にモチベーション感じるっていうか農業やってみようかなって思わせるにはどうすればいいですか?
農家目線で新たなビジネスを生み出してきた岩井。
今取り組むのが
現在ファームドゥは
実はその設置場所ほとんどが農家がもてあましていた
仕組みはこう。
ファームドゥが農家から耕作放棄地を借り上げ賃料を支払う。
そして太陽光パネルを設置。
発電した電力を電力会社に売る
こちらの清水さんも先祖から受け継いだ土地を耕作する余力がなく長年荒れるがままに放置せざるを得なかった
しかしそのうちの1箇所をファームドゥが借り上げ太陽光発電を始めた。
清水さんには
しかもただ発電するだけではない。
更なる儲けのタネがこちら
太陽光パネルの下でなにやら農作業をしている。
フキを植えているのだ
発電と農業のいわば二毛作。
農家とともにビジネスを切りひらいてきた岩井ならではのアイデアだ
更に海の向こうでも新たな取り組みが。
その舞台は大平原の国モンゴル。
そこで岩井が目にしたのは驚きの実態。
だがそこにビジネスチャンスが
ファームドゥ岩井の新たな取り組みが大平原の国モンゴルで始まっていた
なぜモンゴルなのか。
その理由は市場に行けばわかるという
中に入るとたくさんの野菜が並んでいる。
一見品揃えは豊富だが…
リンゴを裏返すとこの傷み方。
カリフラワーの表面にはカビらしきものが。
更に…
品質の悪さには理由があった
当然輸送に時間がかかる。
消費者の中には残留農薬を心配する声も
遊牧民の国モンゴルの食文化は肉と乳製品が中心。
野菜の生産はもともと少なくジャガイモやタマネギくらいしか作っていなかった
しかし近年富裕層が増え健康意識も高まっている。
それに伴い都市部を中心に質のよい野菜へのニーズが広がっているのだ
岩井はそこにビジネスチャンスを見てとった
この日岩井が訪ねたのは地元でスーパーなどを展開する民間企業
モンゴルでの農業ビジネスのパートナーだ
日本の農業技術に提携先の経営者も期待を寄せている
岩井が向かったのは首都ウランバートルの郊外。
モンゴルの企業と共同で買った農場。
この日農業指導が本格的に始まるのだ
手始めに栽培していた作物が芽吹いたという
お〜メガネがくもった。
去年から育て始めこの春6,000株まで増えた
これ見てください水がこんなにきれいについてる。
こういうものをみんな吸収しながら苗が育っていく。
岩井は長年のつきあいがあるイチゴ農家をモンゴルに呼び寄せていた。
現地スタッフに栽培方法を指導するためだ。
ここで働くのは地元の国立大学で農業を学んだ者など4人のスタッフ。
なかにはすでに日本で研修を受けた若者もいる
この取り組みが成功すればモンゴル農業の発展につながりファームドゥにも利益が入る。
日本の農業の技術力が一石二鳥の効果を生むのだ
それにしてもモンゴルのスーパーのお野菜はなかなか鮮度が悪くてびっくりしましたけれども本当にああいった感じなんですね。
そもそもなぜビジネスの土地としてモンゴルをお選びになったんですか?そうですね。
結局モンゴルの安い労働力とか広大な土地とかということじゃなくてモンゴルで野菜を作ってモンゴルの人に食べてもらうってことですね。
それも結構新鮮。
もともとそんなアイデアマンだったんですか?昔から。
それをアイデアマンっていうんです。
そうですか。
誰かが真似するかもしれないですもんね。
それはいいですよ。
真似しても大丈夫?大丈夫。
でもファームドゥが今やってることはちょっと真似できないでしょう?普及してもらいたいけどいわゆる農家さんとの信頼関係がまずないと無理だから。
例えばよくやられているように株式会社が参加していいとかになって商社とかが参入してきても僕はうまくいかない気がします。
そうですね。
結局太陽光発電にしてもおっしゃってましたけどそのとおりで土地を貸してくれる農家との信頼関係がないとあれできないですもんね。
そうですね。
わりと耕作放棄地っていうのはたくさんあるんですか?ただ中小零細農家あるいは兼業農家が8割から9割とおっしゃいましたけどそれとウィンウィンのビジネスを構築するっていうのはなんかすばらしいですよね。
他にないでしょう。
農場で作業しているのはファームドゥの若手社員たち
収録を終え村上龍はこんなことを考えた
2014/05/22(木) 22:00〜22:54
テレビ大阪1
カンブリア宮殿【零細農家の救世主!5000軒の農家を東京とつなぐ流通革命】[字]
新鮮な野菜を24時間以内に首都圏に届ける配送システムを作り上げ、農家と消費者双方にメリットをもたらす企業、ファームドゥ。全く新しいビジネスの全貌を探る!
詳細情報
番組内容
東京のショッピングモールに次々とオープンする大規模な野菜専門店。新鮮で値ごろな野菜を求めて、客が行列をつくる店がある。運営するのは、日本の農業に流通革命をもたらす企業、ファームドゥだ。率いるのは、創業社長の岩井雅之。5000軒もの中小零細農家を組織し、新鮮な野菜を24時間以内に首都圏に届ける仕組みをつくりあげ、農家と消費者双方にメリットをもたらしている。
番組内容つづき
今までにない全く新しいアプローチで農業に変革をもたらすファームドゥのビジネスの全貌と、そこから見えてくる日本の農業の可能性に迫る。
出演者
【ゲスト】ファームドゥ社長 岩井雅之
【メインインタビュアー】村上龍
【サブインタビュアー】小池栄子
関連情報
【ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
【公式Facebook】
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【公式Twitter】
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