(姉小路行人)落ち着け…落ち着くんだ!あ〜ダメだ!よし…もう一度。
(鴨志田新一)あ〜!無理無理。
あ〜もうちょっとだったのに…。
その手付きじゃ無理だな。
選手交代。
何言ってるんですか!冗談じゃないですよ。
いいの?天辺が曲がったまんまのスカイツリーで。
出しゃばるにも程がありますよ鴨志田さん。
え?模型大得意。
模型が大得意でもなんでもこれは僕のスカイツリー。
嫌だね子供みたいに…。
どっちがですか。
私はこう見えても昔はね模型文化財といわれたほど…。
あっ!え?あっ!
(岡崎真実)スカイツリー完成。
あ〜そこは僕がやりたかったのにもう…。
いいじゃない失敗するより。
まっすぐなんだから。
お前ね風のように入ってくるんじゃないよ。
エヘヘヘ。
ねえ行人君。
スカイツリーの高さ何メートルか知ってる?ああもちろん!634メートル。
正解。
じゃあなんで634メートルにしたか知ってる?何か理由があるんですか?武蔵の国だから「634」で634メートル。
へ〜そうなんですか。
高いわよね〜東京タワーより301メートルも。
あ…東京タワーっていえば30年前…。
なんだよまたその話か。
なんの話ですか?私が3歳の誕生日の時ね東京タワーのレストランで食事しようって事になったのね。
ああ家族で。
そう。
その時こちら約束すっぽかして私ママと2人だけで食べて帰ったのよ。
だからそれは何度も言うようにだな…。
証拠見せるわね。
ひどいと思わない?ひどい話ですね〜。
鴨志田さんは軽い気持ちですっぽかしたんでしょうけど幼い子にとってはショックなんです。
ちょっと待ちなさい。
私は行った事は行ったの。
食事に間に合わなかっただけ!ねえねえこれ。
これ見てくれる?あっ本当だ。
鴨志田さん写ってない。
当たり前だろう私が写してるんだから。
違います!写してくれたのは親切なおじさん。
私なの!何百回も言ってるけど。
いいえ違います。
私はっきり覚えてるんだから。
眼鏡をかけた丸顔のおじさん。
ああ鴨志田さんは丸というより四角ですもんね。
なるほど。
それが原因で離婚したんですか。
違います!昔から家庭を顧みない人だったの。
あ〜わかったわかった!人間の記憶なんて当てにならんという事だよ。
それはこっちのセリフよ!
確かに人間の記憶は当てにならない
しかし忘れようとしても忘れられない事もある…
(大下栄蔵)鴨志田さん!
(大下)鴨志田刑事ですよね?はあ…。
え…?光子ちゃんのお父さんですか!?はい。
ごぶさたしております。
いやあこちらこそ!ああ…これはこれは!いやあ早いもんです。
あれからもう30年ですよ。
そうですねえ…。
いまだにあの事件の事は信じられんのです。
光子がひょっこり現れるんじゃないかと思ってそれで毎年ここに来てるんです。
30年前のちょうどこの日世間を震撼させた誘拐事件がこの公園で起こった
確か会社はだいぶ前に…。
はい。
大手のカメラメーカーと合併…と言えば聞こえはいいんですが手放しました。
そうですか…。
今は一人ぽっちの寂しい人生です。
え?妻は8年前に…。
息子は一昨年ガンで。
孫もいません。
今は細々とカメラの修理を。
なんと申し上げたらいいか…。
あなたは元気ですなあ!昔とちっとも変わっていない。
いやもうダメです。
体のあちこちガタがきて最近はもっぱら署内で舟こいでます。
あ〜やっぱりねえ。
いや私も毎日居眠りばかりしています。
ハハッそうですか。
(2人の笑い声)
(三橋早苗)あの…。
(早苗)すいません1枚お願い出来ますか?いいですよ。
あっこのカメラ…。
そうじゃなくてこちらは我々を写したいと。
ですよね?はい。
お二人共昭和の男って感じで東京タワーと一緒に納まるのには最高のモデルだと思うんです。
あなた本職のカメラマン?あっ失礼しました。
三橋早苗と申します。
(大下)これはちゃんとした出版社だ。
本当だ。
今「昭和の風景」という特集を組んでいまして失われていく東京の風景を。
ほうなるほど。
我々も同じように失われていくと。
そういう事?いいじゃないですか。
少なくともこちらのお嬢さんより我々の方が先に失われるんだから。
まあね。
だけど私あんまり撮られるのは好きじゃないんだが…。
まあいいでしょう!じゃあ東京タワーをバックに。
(早苗)いいですよいいですよ。
じゃあいきますね。
(カメラのシャッター音)
(早苗)あっちょっと硬いですね。
何かお二人でお話しして頂けます?いいですよ!そのままお願いします。
(カメラのシャッター音)
(早苗)じゃあいきますね。
(カメラのシャッター音)
(早苗)いいですね。
(カメラのシャッター音)いい写真が撮れました。
ありがとうございます。
あの…このカメラね故障したら連絡ちょうだい。
いつでも直します。
でもこのOHFLEXカメラはもう製造中止になってますけど。
(大下)ハハハハ…。
信じられないでしょうけど実はそれ私が作ったカメラです。
うちにまだ部品はありますから。
え?そういう方なんですか?失礼しました!これも何かのご縁ですね。
はい。
写真出来たらすぐにお送りします。
私は北区東王子警察署の鴨志田といいます。
警察の方ですか?ええまあ。
たいした仕事はやっちゃいませんけどね。
本当にありがとうございました。
失礼します。
あのくらいになりますか。
ええ…。
ちょうど光子もあのぐらいにねえ…。
「最近外で遊ぶ子供たちの姿が減っています」「果たしてそれでいいのでしょうか」「それが本当の町づくりなのでしょうか」「子供たちの遊び場作りは町づくりにつながっていくと私は思います」「未来を担う子供たちが安心して思いっきり遊ぶ事が出来る愛情ある環境がここに誕生しました事を警察庁を代表しまして心よりお祝い申し上げます」
(拍手)
(司会)「次はこばと合唱団のよい子の皆さんによるお祝いの歌です。
それではどうぞ」
(拍手)
(冬木秀俊)先輩!僕です。
覚えてないですか?ちょっと待って…。
え〜?冬木君!?はい!先輩変わらないですね。
そんな事ないわよあれから何年経ってると…。
あなたは…変わったわね。
そうですか?昔はなんかもっとこうチャラチャラ…。
ちょっと千秋さんさっきからなんか気になるんだけど…。
(川村千秋)なんか素敵なツーショットだなと思って。
何言ってるのよ!?使うのはあいさつのところだけ。
いいわね?シッシッ!ごめんなさいね。
いや。
(冬木秀雄)秀俊。
お前こんな偉い人とお知り合いなのか。
大学時代の先輩だよ。
父です。
そうでしたか。
先ほどのあいさつ感服しました。
とんでもありません。
子供は宝です。
本当にそう思います私は。
(子供たち)「ドはドーナツのド」社長祝電です。
じゃあ失礼します。
お父さんも出資者の1人?ここだけの話ですよ。
設立費用の70パーセントを。
ええっ!?そうだったの?私なんにも知らなくて…。
いやいいんです。
親父はそういう事で目立つの嫌いな人だから。
へ〜立派なお父様ね。
次期日の出リサイクルの社長も頑張んなきゃね。
はい。
(千秋)キャーッ!
(景山幹久)社長!
(秀俊)親父!
(冬木)ああ大丈夫…大丈夫だ。
(景山)立てますか?ちょっと気分が悪くなっただけだ。
大変失礼しました。
どうぞお続けください。
大丈夫ですか?大丈夫かしら…。
ここのところ忙しかったから過労ですよ。
じゃあすいません先輩。
また。
ええ。
びっくりしましたね〜。
さっきのあなたの悲鳴?はい。
立ち上がったと思ったら急に…。
ゾウが倒れるみたいに。
あなたゾウが倒れるところ見た事あるの?ないです。
お肉もいいわね〜。
肉食系女子?フフッ。
お魚はパス。
あ〜!東京の夜景を見ながらしっぽり…。
ウフフ。
ワインでも飲んで…。
ねえあなたの理想の結婚ってどんな感じ?あのそこでブツブツ言うのやめてくれませんか。
え?私?なんか言ってた?ずっと言ってますよ。
口に出さないで妄想してくださいよ。
妄想って何よ失礼ね。
じゃあそういう相手がいるんですか?いるわよもちろん!ちょっと年下だけど…。
ああよかったですね。
じゃあ協力しますよ。
真実さんの初デートにふさわしいレストランは…。
何が初デートよ!いいからあなたは勉強してなさい。
今度司法試験に落ちて私のせいにされたらたまりませんから。
真実さん失敬な…。
筆記は通ってるんです!あとは口頭試験だけなんです。
今年は受かりますよ。
どうだか。
行人君余計な事しゃべりすぎるから。
何言ってるんですか!あ〜あ…静かにすごしたいもんだね。
せめて家にいる時ぐらいはさ。
すいません。
鴨志田さんなんか今日は元気ないわね。
そうか?あれ?普段こんなもの持ち歩いてるんですか?そんな人はいない!今日買ってきたんだよ。
東京タワーに行ったの?どうして?うん…。
あっこれを真実さんに。
例の話の罪滅ぼしですよね。
え〜?やだ私もう子供じゃないんだけどなあ。
何?何見てんのよ。
いや。
生きてればお前と歳変わらないんだなと思って。
誰の話?ああ…30年前だ。
東京タワー近くの公園で1歳の女の子が誘拐された事があってな。
どうなったんですか?うん…。
遺体は発見されなかったんだが翌日の夜川下から幼児の衣服が見つかって数か月後だ。
捜査本部は解散という苦渋の決断をしたんだよ。
身代金は女の子の父親が払ったのよね。
確か…5000万。
ああ。
警察には知らせずに?手元に社員に渡すボーナスがあったんだ。
もちろん犯人はその事を知ってた。
じゃあ社内に精通してるやつが…。
そう元社員の犯行だって事はわかったんだが身代金を受け取ったあと交通事故で死んだよ。
それ単独犯じゃないわよね。
捜したよ共犯者を。
血眼になってさ。
だが結局は見つからなかった…。
あーやめよう!この話は。
(携帯電話)はい鴨志田。
おおどうした?
(大崎通夫)日の出リサイクルの社長が何者かに刺され重体のようです。
「日の出リサイクル?」ええ。
うん…はいわかった。
すぐ行く。
日の出リサイクルがどうかしたの?そこの社長が刺された。
重体らしい。
え!?あの社長が!?知ってるんですか?今日会ったばっかりよ!私も行く!血圧は?触診で58です。
冬木さんわかりますか?社長!しっかりしてください!
(医師)オペ室に電話して。
発見したのは?9時半頃だったと思います。
ずっと連絡が取れずもしかしたらまだ会社にいるんじゃないかと。
お父さんと最後に会ったのは?5時頃です。
会議が終わったのがその時間ですから。
(工藤潔)お父さんは誰かに恨まれてはいませんでしたか?父は人に恨まれるような人間じゃ…!カモさん遅いですよ。
もう連絡入れてどれ…。
あっ!岡崎警視もご一緒でしたか!ご苦労さま。
先輩!ちょっと病院へ行ってもいいですか?心配で…。
どうですか?ああ…はい。
ひとまず今日のところは。
どうぞ行ってあげてください。
すいません。
先輩ってどういう事ですか?後輩なの大学の時の。
ああ…。
(工藤)被害者が倒れていたのはここです。
部屋は荒らされてないわね。
金品の盗難はありませんでした。
だとすると怨恨?
(大崎)断定は出来ませんが。
凶器は?有賀!
(有賀)はい。
ここに落ちてました。
そこね。
カモさんなんかありましたか?あ〜!これ俺が買ってきたのと一緒じゃないか?…じゃないか!?いいえ私はなんにも知りませんけどそうなの?鴨志田さん。
そうなんですええ。
ちょっと…カモさん。
何?何?何?どうして岡崎警視と同時に来たんですか?偶然に決まってんだろ!なんだよ…。
(星田耕介)おはよう!
(一同)おはようございます!
(星田)捜査会議を始めるぞ。
(坂下純次)はい。
坂下君捜査の方針は?はい。
おい工藤。
はい。
金目のものが一切紛失していません。
例えば…。
(ドアの開く音)おはよーっす。
鴨志田君!遅い!遅いよ…。
すいませんすいません。
席ついてほらもう…。
続けて続けて。
例えば冬木社長の財布腕時計などです。
という事は怨恨の線が強いという事か。
ご苦労さまです。
誰だよ今頃!もう!坂下君!え〜?あっ本当すいませ〜ん!どうぞ続けてください。
(坂下)はい!よーし鋭い質問をするぞ。
おい工藤。
犯人はどこから侵入したんだ?防犯カメラには怪しい人物は映ってなかったんだろ?
(工藤)おそらく3階の非常口からだと。
非常口は外からは開かんだろう。
という事は誰かが中から開けたという事かね?
(工藤)はいその可能性も。
ですからまずは冬木社長の周辺から聞き込みを進めます。
息子の秀俊さんはその点について何か言ってました?何か言ってたのか?大崎。
いえ心当たりはないと。
警視は息子さんと大学が一緒なんですよね。
そうなんですか?ええ。
彼はボランティアサークルの後輩よ。
じゃあ課長息子の聴取は警視にやって頂いたらいかがでしょうか。
気安いんだよ君は!警視にそんな事させられるわけがないだろう!いいですよやっても。
やって頂けるんですか?鴨志田君言ってみるもんだな。
やって頂けるんですか。
ありがとうございます!
(ノック)はいどなた?
(和田一朗)おい勝手に入ってきちゃダメだよ。
おはようございまーす!
(和田)ダメだって言ってるだろう。
関係者以外立ち入り禁止!
(坂下)和田。
はい。
ただ今すぐに外に出します。
(坂下)違うよ。
お前はもっと優しく言えないのか。
それに千秋君は元東王子署の…。
課長今それは関係ないでしょ!ねえカモさん。
ちょっと待て。
ただのあいさつに来たわけじゃないと見ましたが。
さすがカモさん察しがいいわ〜。
「なんか昔はもっとこうチャラチャラ…」「ちょっと千秋さんさっきから気になるんだけど…」そこ飛ばして!あっはい。
あっこれあの時もらった祝電ね。
(千秋)このあとです。
(千秋)「キャーッ!」どうです?明らかに祝電を読んで動揺してるわね。
千秋君これは大手柄だったね!はい。
よかったお役に立てて。
大手柄だ。
(星田)今私が言った。
千秋さんありがとう。
じゃあ私はこれで。
(坂下)失礼します。
お供しましょう。
それでは。
(坂下)ご苦労さまです。
(大崎)我々も聞き込み行ってきます。
(坂下)おお…うん。
おお行ってこい。
しっかりな!これがその祝電です。
「偽善者!逃げられると思うな」「東京タワーは知っている」この「東京タワーは知っている」ってどういう意味かしら?たぶん…。
ええ。
去年うちがタワーのそばの芝浦に建てた倉庫がかかわっているのではないかと。
どういう事?
(秀俊)その倉庫を建てる時一部派遣労働者を雇い入れたんですがその中の何人は就労態度が悪く解雇したんでその逆恨みじゃないかと。
じゃあこの電報の他にも?はい…。
なるほど。
ですがそのほとんどは言いがかりです!うちは法に触れるような事はやっていませんしそもそも利益追求のためだけの事業はやってません!わかりました。
念のためにこれまで送られてきた脅迫状を見せてもらえますか。
それと解雇した人間のリスト。
はい。
少々お待ち頂けますか。
これがその倉庫か…。
こんなにじっくり見たの初めて。
俺は署に戻るけどまだ見てるか?おのぼりさんと間違われるぞ。
何よその言い方〜。
(早苗)昭和の男さん!ああっ!昨日はどうも。
よかったここで会えて。
これ送ろうと思ってたんです。
え?写真?もう出来たんですか!あっこれはね…。
いやこちらは…。
鴨志田の上司の岡崎と申します。
上司!?お若いのにすごいですね。
三橋ですどうも。
見てもいいですか?どうぞ。
何?は〜!さすがプロですよね〜!ほら。
うわっ本当だ!昭和の男って感じが出てる。
よかった。
これ掲載決まったらまたご連絡します。
失礼します。
ありがとうございました。
どうも。
へ〜。
やっぱり写真ってカメラマンの腕次第ね。
だったらお前の見合い写真もあの人に撮ってもらうか!ああ言えばこう言う…もう嫌な性格!ねえこの並んで写ってる人は誰?昭和の男か…。
(カメラのシャッター音)
(カメラのシャッター音)工藤さん。
あれだ。
(工藤)おい担架。
おい有賀。
(有賀)はい。
(工藤)あれ腹刺されてるな。
ガイシャはどうもホームレスっていう感じですね。
何?ホームレス。
(大崎)検死の結果死亡推定時刻は昨夜10時から11時の間。
身元を証明するものはありませんでしたが財布にピン札で10万。
ピン札で10万か。
どういう事だ?付近のATMのカメラには映ってませんでした。
やっかいだよな身元がわからないんじゃ。
なあ鴨志田君。
この腕時計だけど…。
(大崎)腕時計がどうかしました?いや身なりのわりには高価なもんじゃないの?どこにある?はい。
これです。
ロレックスだよ。
盗品じゃないのか?調べたら偽物でした。
それ早く言えよ!すいません。
(工藤)身元が判明しました。
(坂下)おおそうか早かったな。
(坂下)駒田。
現場近辺のホームレスから聞き出しました。
やっぱりホームレスか。
仕事はしていなかったようです。
仲間うちのケンカじゃないのか?現金で10万円持ってたんだぞ。
その辺りはまだ掴めてません。
もっと積極的に聞き込みをしろよ!
(一同)はい。
この金の出所も探れ!
(一同)はい!あれ?鴨志田君。
今私がなんて言ったか…。
この名前なんですがね…。
名前がどうしたんだよ?駒田。
えーと…え?駒田?えー…。
おいおい。
おいどこ行くんだよ!駒田…えーっと…。
足りないの?駒田…。
困ったのか。
でいくら足りないの?10円?20円?え…ああ20円どうぞ。
私は持ってるの。
社長。
邪魔者は消えましたよ。
どう?その後。
あとは意識が回復するのを待つだけだと医者は…。
よかった…。
そう簡単に死ぬような人じゃありません。
それでも尾行してるつもりか?ばれてた?当たり前だ。
大体近づきすぎ。
なんだもう。
早く言ってよねえ。
神経使って損した。
だいぶ出来てきたなスカイツリー。
本当だ!高いわね〜。
私は東京タワーの方が好きだな。
何も比較しなくていいでしょ。
東京タワーは東京タワー。
スカイツリーはスカイツ…あれ?ちょっと〜!鴨志田さんどこ行った〜?もう人が話してるのに…。
ごめんなさい。
こういう人見た事ないですかね?いや知らないなあ。
ああどうも。
すいません。
この人見た事ないですか?顔は見た事あるけどねぐらはこの辺じゃなかったよ。
ああそうですか。
どの辺に住んでたかは…。
さあ…。
知らない。
ねえ。
情報提供っていうのは金になるのか?ねえちゃん。
いえお金にはなりません。
警察に協力するのは国民の義務ですよ。
何が国民の義務だ。
俺たちがこうなったのは誰のせいだよ!そうだよ!政治がしっかりしてねえからだろ。
え!?どうなんだよ!?ごめんなさい。
新入りなんで新入りなんで。
新入りって何よ!?ごめんなさい。
いいからいいからいいから…。
ごめんなさいね。
警察に聞かれりゃなんでも答えると思ったら大きな間違いなんだよ!でも…。
お前は警察庁の役人なんだからね。
こういう聞き込みは現場の人間であるこの俺に任せときゃいいの。
お?炊き出しか?どうぞ〜。
あれ?あの人この前東京タワーで会った人?本当だ。
奇遇だな〜。
えーっどうして?この人私も何度か見た事が…。
炊き出しに来てたんですか?
(早苗)はい。
私より母の方が詳しいかな。
お母さんもボランティアを?私が無理やり誘っちゃったんですけど。
ちょっと呼んできますね。
すいません。
へえ偉いわね彼女。
うん。
私には無理だな。
人それぞれさ。
あっどうもすいません。
(三橋加代子)あの早苗の母ですが…。
早速ですが…。
駒田さんの事ならそんなによく知りませんよ。
ここでちょっと話ししたぐらいですから。
駒田…下の名前は?知りません。
どんな人でした?だからそこまでは…。
そうなの?知らないわよ何も。
誰とも格別親しくしてたわけじゃないんだから。
それじゃあ私は…。
ああどうも。
(早苗)あっ西野さん。
(西野)え?なんかあのお母さん歯切れ悪い。
おおわかるか。
警察の人が駒田さんの事知りたいんだって。
ああ…。
ショーちゃんなあかわいそうにな。
私ちょっとすいません。
どうもどうも。
今ショーちゃんって言ってましたよね?ショー…なんていうんですか?正一だと思うよ。
正一さん。
その正一さんの事で何かご存じありませんかね?どんな事でもいいんですけど。
そうねえ…死んだやつの事悪くは言いたかねえけど…。
ええ。
なんか嫌なやつだったよね。
ほお…。
あいや…俺はやつとはなんにもねえよ。
はい?疑われちゃかなわねえからな。
そんな事ありませんよ。
それで?まああれだ。
偉そうな事言うのよ時々。
いざとなれば俺には頼りになる銀行がいくつもあるとかさ。
銀行?金づるだよ。
だけど刑事さんよ。
それが本当だったらホームレスなんかやってねえよな。
そりゃそうだ。
あ…だけどあれだな。
いつか飲み屋でやつが万札ガバッと持ってるの見た事あるな。
万札ですか?うん10万はあったと思うよ。
その金がなんだとは聞かなかったけどたぶんパチンコか競馬で勝ったんだろうけどさ。
ねえねえ最近なんか変わった様子ありませんでした?あの人に気があったんじゃねえかな?あの人って?さっきあんたらが話してたおっかさんだよ。
早苗さんのお母さん?
(西野)ああ。
あのおっかさんがここに来るたんびにジロジロ見たりこっそり話しかけたりしてたからな。
(鼻歌)おはよう!あい。
ねえねえゆうべ鴨志田さんが寝たあと連絡があったんだけど…。
冬木社長の意識が戻ったわ。
それはよかったな。
お前トースト何枚?1枚でいい。
2枚ぐらい食べろ若いんだから。
じゃあ2枚な。
ねえ行くんでしょ?病院。
今日は非番。
えっいいの?行かなくて。
あのな東王子署にも現役バリバリの刑事がいるんだ。
大丈夫だよ。
ふーん…。
それに今日はちょっと用事があるから。
フフフ。
え?
(カメラのシャッター音)
(カメラのシャッター音)
(戸の開閉音)ああ…どうも!ちょっと早すぎました。
やっぱり。
私もいつも早すぎるもんだから娘に叱られるんですよ。
あ娘さんもうご結婚なさってるんですか?これがなかなか…。
そうですか。
しかしこの辺りはいいですよね。
昔の風情が残ってて。
ええ落ち着きますよね。
(カメラのシャッター音)
(カメラのシャッター音)
(カメラのシャッター音)
(大下)早速待ち受けにしましたよ。
おおいいなあ。
私もそれにしようかな。
(戸の開閉音)ああ待ってましたよ。
すみません。
(大下)いやいや我々の方が早すぎたんです。
ねえ鴨志田さん。
そうそう。
来る途中に何枚か撮っちゃいました。
へえ。
さあさあ座って。
ありがとうございます。
どうぞ。
すいませんお願いします。
(店員)はーい。
へえお生まれは二本松福島の。
はい。
二本松といえば『智恵子抄』ですね。
はい智恵子の生家があります。
確か有名な詩がありますよね?ご存知ですか?え?ええまあ…。
えっと…。
「智恵子は東京に空が無いといふ」。
「ほんとの空が見たいといふ」。
「智恵子は遠くを見ながら言ふ」。
「阿多多羅山の山の上に毎日出てゐる青い空が智恵子のほんとの空だといふ」。
(拍手)ハハ…。
いやあよかった。
全く自信なかったから。
またまた…。
亡くなった私の妻の好きな詩だったもんですから。
あ…ご兄弟は?一人っ子です。
そうですか。
岳温泉ってご存じですか?二本松の近くなんですけど。
いや…。
ダケ温泉?山岳の「岳」っていう字です。
ああ聞いた事あるけど行った事は…。
その温泉で母は仲居をしていまして…。
この間お会いした?はい。
じゃあ今は東京に?あっいえ…。
私が無理やり頼んで来月までこっちに…。
ねえ大下さん。
はい。
早苗さんはねボランティアでホームレスの人たちに炊き出しをしてるんです。
へえ〜!いや私も実はびっくりしました。
それは偉い。
なかなか出来る事じゃない。
いえ最初は興味本位だったんです。
そこに今の東京の姿があるような気がして。
でもだんだんそこにいる人間に興味がわいてきて写真も撮らせてもらってます。
(大下)ああうらやましいなあ。
あなたのお母さんが。
お母さんも本当はあなたと一緒に暮らしたいんじゃ…?さあ…私はそう思ってるんですけど随分苦労かけちゃいましたから。
ああ『智恵子抄』は昔映画にもなりましたよね大下さん。
立ち入った質問でなんですがお父さんは?いません。
母も実は生みの親じゃないんです。
母の妹が私を生んですぐに亡くなったので母が引き取って育ててくれました。
そうですか…。
東京の大学にまで入れてくれて本当に母には感謝してもしきれません。
早苗さん。
どうしたんですか?急に。
大下さん。
これ…使ってくれませんか?えっこれ?私の会社が作ってたもんでもはや骨董品ですが。
あ…いや…いいんですか?実は私欲しかったんです二眼レフ。
写りが違うんですよね。
(笑い声)これ見てください。
東京タワーは一体何を知ってたのかしら?ただいま。
(姉小路)おかえりなさい。
おかえりなさい。
楽しかったでしょ?若い娘さんと一緒だったんだから。
(姉小路)あああの写真を撮ったカメラマン。
どんな人なんですか?きれいな人なんですか?なんかわかった?鴨志田さん僕質問してるんですけど。
きれいな人だったよ。
いいの見なくて。
何怒ってんだよ?「偽善者!逃げられると思うな」「東京タワーは知っている」か。
どこ行くんだよ?お手洗い!あそう。
手がかりが掴めなくてちょっとイライラしてるんです。
あいつなんか勘違いしてるよな。
勘違い?警察庁の役人がやるこっちゃないって事だ。
なるほど。
大体デカっていうのはね経験がものを言うんだよ。
頭がよくてもまた務まらないの。
何事も経験ですね。
僕がいまだに女性とお付き合いが出来ないのも経験か。
そんな話はどうでもいいんだよ!どうでもいいってそんな言い方…。
あれ?行人君発信元がこのコンビニの文他にないかな?はい。
何やってんの?発信元がこのコンビニのを今集めてるんです。
発信元?うん。
このコンビニの所在地わからんかな?調べられるけどどうして?お願いします。
デカの勘か?はい。
全部で7つですね。
新河岸川南橋の近くね。
え?駒田が寝泊りしていた場所と近いな。
でもだからってその駒田って人が冬木社長を脅迫していた事にはならないわ。
あ…。
思い出した!やっと思い出したよ。
何を?クソ〜俺も衰えたな。
駒田正一。
誘拐事件の主犯赤西を交通事故で死なせた男だ!ええ!?真実。
わかった。
(姉小路)「赤西死亡の交通事故を起こしたのは駒田正一」間違いないですね。
鴨志田さん何考えてるの?もしかすると…。
何?30年前の誘拐事件。
(姉小路)主犯とみなされていた赤西は逮捕寸前交通事故で死んだ。
追突した車を運転していたのが駒田正一。
ちょっと待ってくださいよ。
その駒田が冬木社長を脅迫してた。
弱みを握られていたって事?そうなりますね。
これだよ。
「東京タワーは知っている」。
あの誘拐事件当初からお前が言うとおり単独犯じゃないとにらんでた。
誘拐された時お母さんの目を光子ちゃんからそらせるために仲間がいた事は間違いないんだ。
そのちょっとした隙にもう1人がベビーカーから光子ちゃんを…。
みっちゃん?みっちゃん!じゃあ鴨志田さんはその仲間が駒田正一だって言いたいわけ?そうですよ!金を独り占めするために交通事故を装って…。
でもその駒田がどうして冬木社長を?「東京タワーは知っている」…この謎が解けるじゃないですか!ええ?何言ってんの?仲間は1人とは言ってない。
ですよね!そんなはずないわよ!冬木社長は立派な方よ。
東王子こども交流館あれだって冬木社長が私財を投じて…。
罪の償いって事は?やだ行人君。
誰でも疑う刑事みたい。
そのとおり!あくまで推測だ。
あっ駒田…?
(工藤)この男…!冬木社長の秘書だ。
(工藤)犯行時刻の約30分前付近のコンビニの防犯カメラに景山幹久が映っていました。
駒田が何かをネタに冬木社長を脅迫していたのなら忠実な部下である景山が駒田を殺害する動機は十分です。
(坂下)なるほど。
その景山ですが元暴力団員で傷害で2度服役しています。
(大崎)冬木社長とは保護司を通じて知り合い12年前から日の出リサイクルで働き8年前より社長秘書をやっています。
確かに社長のためならなんでもやりそうだな。
どう思う?鴨志田…。
鴨志田君!もういい!景山を任意で引っ張れ!
(工藤)はいいってきます!有賀!金魚のフンになるんじゃないぞ。
(有賀)はい!
(坂下)うん!なあ鴨志田…。
あれ?寝てたんじゃないのかよ。
失礼します。
(冬木)面会謝絶の札が…。
ほんの数分で結構ですから。
なんですか?伺います。
社長は駒田正一という男をご存じでしょうか?さあ…誰ですか?あなたに脅迫文を送っていたと思われる人物です。
駒田…。
さあ知りませんね。
そうですか。
それじゃあ30年前東京タワーの近くの公園で幼児が誘拐された事件は覚えてらっしゃいます?それと私となんの関係が?脅迫文には「東京タワーは知っている」と書かれていましたよね。
誘拐犯は複数と考えられます。
駒田死んだ赤西他にもう1人。
刑事さん…。
そう仮定すると辻褄が合うんですがねぇ。
お帰り頂けませんか。
はい。
ああ…その駒田という男ご存じでしょうが4日前に殺害されました。
帰ってください!あなた一体何してるんですか!?鴨志田さん!?失礼しました。
いくら刑事だからって…。
すいません社長。
大丈夫ですか?ああ大丈夫です。
ただこちらがわけのわからん事を言うもんで参りました。
回復したらまた伺います。
お大事に。
ちょっと!なんの話をしに来たんですか?言っておきますが父は被害者なんですよ!はいあの本当に…本当に申し訳ありませんでした。
失礼します。
(冬木)秀俊。
(秀俊)はい。
そろそろお前に…社長を譲るか。
なぁ…。
何弱気な事言ってんだよ。
少し強引だったかもしれん。
少しどころじゃないわよ!反応を見たかったんだよ。
ありえないわよ。
冬木社長が誘拐…犯の1人だったなんて。
駒田が冬木社長を脅迫していたのはお前だって認めるんだろ?その可能性は高いわね…。
しかし社長は脅迫には屈しなかった。
仮にそうだとしてもそれを30年前の誘拐事件に結びつけるのは…。
あの社長室で冬木氏を刺したのが駒田だったとしたらどうする?そんな仮定の話ばっかされても…。
だからその証拠を見つけるために行くんだよ。
社長はここで倒れてた。
しかし血痕はあっちこっちに付着している。
それは刺されたあと逃げ回ったからでしょう?わかった。
じゃあ仮にだここで刺されたとする。
うっ!何をする!ううっ!…となってこうなるな。
で血痕血痕…。
おおおっ血痕おっ血痕血痕血痕…。
ちょっとぉもうちょっと真面目にやってよ。
やってるんだよ!で結局そこまで来て力尽きて仰向けに倒れたと。
しかし逃げ回ったにしちゃちょっとおかしくないか?うん?結局何が言いたいわけ?いや逃げ回ったって事はだ犯人が何回も刺そうとしたって事だろ?そうね。
しかし社長の刺し傷は1か所なんだ。
途中で諦めたんじゃない?いや犯人は刺したあと怖くなって逃げたと考えるのが自然だろう。
犯人が逃げたなら冬木社長はなんで部屋の中を歩き回ったの?うん…。
社長は犯人が触ったと思われるところの指紋を拭き取ったんじゃないのかなぁ。
ええ?まずナイフの柄についた指紋を拭き取って…。
ここもなんか拭き取ったみたいだろう?でこう拭いて…。
ここをこう拭き取って…。
そうだここも拭いてここも拭いてだな…最後にドアの取っ手の内外を拭いたところで力尽きて後ろ側に倒れた。
ええ…?でもどうしてそんな事を?犯人が誰かわからないようにしたかった…としか考えられないな。
「東京タワーは知っている」…。
(ため息)冬木社長を脅迫してたのが駒田だって事はわかってんだよ。
あんた社長を守るためだったらなんでもするって言ってたそうだね。
駒田はピン札で10万円持ってた。
あんたが渡したんじゃないの?
(机をたたく音)どうなんだ!?ねえ景山さんあんた社長秘書になってから随分経つよね?駒田が冬木社長の前に現れたのはいつ頃?2人はどういう関係かあんた知ってるよね?私は何も知りません。
嘘をつけ!
(ドアの開く音)
(大崎)あの野郎…。
(坂下)おうどうだった?どうだった?「私は知りません」の一点張りです。
知らないって言ってるやつに限って知ってるんですよ!ああ鴨志田君こういう場合はあれじゃないのか?口を割らせる方法があるんじゃないのか?ガツーン!とさ。
課長何を言ってるんですか?取り調べを可視化しようという時代なんですよ?もう…。
君たちも行きすぎた取り調べは厳に慎むように。
いいね?返事ぐらいしろ!はいっ!ええっ?慣れてるなぁ。
相当やったんじゃないのか?昔は。
私は冬木社長を刺した犯人は駒田だと踏んでます。
証拠は?まあ証拠は今のとこありませんがね30年前の誘拐事件が関係している事は間違いありません。
まあ君の駒田共犯説それはさて置きその駒田が冬木社長をなんのネタで脅迫していたかだな。
だから冬木社長もその誘拐事件に…。
ないないそれはない!あの夜!冬木社長は駒田に刺されました。
ですが冬木社長は駒田が逃げ去ったあと指紋を拭き取ってるんですよ。
ハハハハッ笑い話だよ。
突飛突飛だよ。
そうですよ。
なんでそんな事しなきゃなんないんですか?駒田の指紋が出れば否が応でも駒田との関係を調べられるだろう?当然30年前の誘拐事件が浮上してくる。
だから突飛!仮にそうだとしても冬木社長駒田の金づるですよ?その男を殺そうとするっていうのは変じゃないですか?そうですよカモさん。
なんか焦ってません?課長景山と駒田が墨田公園で会ってるのをあの付近の主婦が目撃していました。
おお〜でかしたぞ和田ちゃん!早速面通しだ。
はい!
(和田)ついて来い。
(有賀)はい!
(坂下)有賀!金魚のフンになってるぞ。
これで落ちるな。
景山は冬木社長が駒田にゆすられてるのが我慢ならなかった。
それで新河岸川南橋に呼び出して刺した。
これで事件解決だな鴨志田君。
そんな単純な筋じゃないと思いますがね。
なんだその言い方は。
ええ?私は上司だぞ?私の推理の…どこが悪いんだよ!
(早苗)もう入ったら?紅茶出来たわよ。
浅草かぁ…。
何か思い出でもあんの?浅草に。
ないわよ。
お母さん若い頃は上野に住んでたのよね?うん。
その前が池袋。
アハハッ…よく覚えてるわねぇ。
楽しかった?いいわよ昔の話は。
若い頃はどんなだったのかなぁと思って。
う〜んおいしい!ねえ一緒に暮らす話だけどさ…。
うん決めた?やっぱりやめる。
どうしてよ?なんか好きになれないのよね東京が。
それにどう考えてもお邪魔じゃない?あんただっていつ彼氏が出来るかわかんないしさ。
そんな事心配してるの?それだけじゃないけどほらお母さんだって…。
えっいい人いるの?バカねぇいないわよ。
本当に?一人の方が気楽でいいって言ってんの。
ねえなんか映画でも観ようか。
う〜ん何がいいかなぁ?これ!『サウンド・オブ・ミュージック』なんかどう?これ何回も観たわねあんたが好きで。
うん…。
(坂下)まだ落ちないの?問題は墨田公園で会ったあとです。
新河岸川に再び駒田を呼び出したのか…。
墨田公園で2人が会っていたのが午後8時。
新河岸川南橋の下で駒田が殺されたのが午後10から11時の間。
(坂下)うーん…その2時間景山は何をしてたんだ?なあ鴨志田君。
うん…?なんすか?な…なんすか!?なんすかってなんだよ!ああああ…新河岸川南橋ね。
景山はホシじゃないでしょう。
(坂下)ええ?何を言い出すんだい君は突然。
駒田の刺し傷は何か所だった?えーっと5か所です。
景山は玄人です。
玄人?はい。
元ヤクザ。
何か所も刺したりはせんでしょう。
ホシは殺しは初めての素人です。
まあそれも一理ある。
怖いから何度も刺すという心理な。
だが他に容疑者がいないだろう?いるんなら教えてくれよ鴨志田君。
あっおかえりなさい署長!ご苦労さん!
(坂下)ああ署長!出張お疲れさまでございました!これみんなでつまんでよ。
まんじゅうだ。
ありがとうございます。
(一同)ありがとうございます。
いやぁ最近土産物も高いねぇ。
これ12個入りで1000円だよ1000円。
そりゃ高うございますねぇ。
6個入り600円ってのあったんだけどね。
そりゃ高すぎます。
もうこれで結構でございます。
あのね!今そんな話はどうでもいいって言わなきゃ君!すいません。
捜査の方はどうなの?はいあとは景山の自供を取るだけです。
そうか。
よろしい。
(坂下)失礼します!
(一同)お疲れさまです。
(ドアの開閉音)それじゃせっかくだから頂くか。
はい。
ああ有賀お茶。
はい。
あれ?なんだよ!なんで私より先に食べるんだよ!あ…どうぞ。
いらないよそんなの!まったく…。
君という男は本当にもう油断も隙もないな本当にもう。
冗談じゃないよ。
それからさっきの話の続きだけどな景山に決まりだから。
自供は時間の問題だ!汚いなぁもう。
何が汚いんだよ。
今課長の口からまんじゅうの食べかすがこっち飛んだんですよ!飛んだの?そりゃ失敬失敬。
悪かった悪かった…。
(坂下)有賀お茶まだか?はいただいま。
えっ?課長その食べ方最高です。
(戸の開く音)あっ入っちゃダメです!すぐに帰ります。
なんですか?今日は。
あはい…。
この前社長は駒田なんて男は知らないとおっしゃいました。
そのとおりです。
私は彼が社長を襲ったと確信しています。
ですから…。
はい。
社長室に駒田の痕跡はありませんでした。
それは社長が全て消し去ったからなんですよね?でもね彼は社長からあるものをもらってるんですよ。
(冬木)あるもの?なんの事です?血です。
駒田の衣服には駒田本人の血液以外にもう1人別の人間の血液が付着していました。
あなたの血液です。
駒田も気づかないほどの微量の血液が付着してしまったんですね。
あなたは駒田との関係を探られたくなかった。
違いますか?わかりました。
駒田と私は…刑事さんのおっしゃるとおりあの誘拐事件の共犯者です。
(冬木)計画を立てたのは赤西でした。
会社をクビになった逆恨みです。
ボーナス日を選びました。
午前中会社に現金が運ばれますからね。
(冬木の声)私と駒田が奥さんに声をかけその隙に赤西が子供を連れ去りました。
どう行ったらいいですか?
(大下佳子)よくわからないんですけど…。
(冬木の声)問題は子供の扱いです。
私と駒田は金が入った事だし無事に帰そうと言ったんだが赤西は反対した。
その子の面倒は誰が見たんですか?それが最後までわからなかった。
今思えばあの時もっと一生懸命捜すべきだった…!まさかあいつが本当に殺すなんて…。
赤西が当時付き合ってた女なんじゃないですか?私もそう思った。
駒田と手分けして必死になって捜したがそんな女なんていなかった。
(戸の開く音)親父一体なんの話をしてるんだ?なんの話だよ!そのあと事故に見せかけて赤西を殺した。
えっ冬木さん!?申し訳ありませんでした!あなた謝る相手が違うでしょ?刑事さん私は駒田を殺して自分も死のうと…。
死んで当然の男なんです…!親父…。
死んで償うしか…!それじゃああのナイフはあなたが用意したものなんですね?はい。
(駒田正一)なんの真似だ?駒田…。
言わねえよ俺は誰にも!死んでくれ!俺も死ぬ!やめろ…。
わかったもう来ねえ。
もう二度とおめえの前に現れねえよ。
おめえの言う事なんか…!本当だって冬木さんよぉ!俺とおめえはそれぐらいの事をしでかしたんだ!観念しろ駒田!待ってくれよ冬木!赤西はあの子をな…。
もう何も言うな!
(冬木)やーっ!
(駒田)ああっ!俺の話を最後まで…。
うるせえっ!うっ!最後まで聞けって言ってるのに…。
ちきしょう…。
(うめき声)そうでしたか…。
でも冬木さんもう時効は成立してるんです。
なぜここまで率直に話されたんですか?私はもうあまり長くはない。
その前に全てを…。
許されるとは思わないがこのままでは地獄にも…。
親父!
(医師)失礼します。
冬木さん。
お願いします!
(看護師)冬木さんわかりますか?ベットダウンして。
酸素6リットル。
(看護師)ベッドダウンします。
(秀俊)親父…。
外そう。
ええ。
(看護師)冬木さん。
(医師)冬木さん。
(冬木)「刑事さん私は駒田を殺して自分も死のうと…」「死んで当然の男なんです…!」社長を庇いたい気持ちはわかるけどねあんた知ってたんだろ?30年前社長が犯した罪を。
あの夜駒田に10万渡したあと駒田をつけた。
だからコンビニの防犯ビデオに映ってたんだよ。
そこまでは認めるね?そのあとどうした?
(ため息)見失いました。
私の目を見てもういっぺん言ってくれるか?私は…殺してません。
あの人また誰かを庇ってるのかしら?いや。
だってぇ…。
ありがとうございました。
あの男が守ろうとしている人間は…。
冬木社長と…。
いらっしゃいませ!…まさかぁ。
ああそれ私も考えた。
でもあの息子は…。
ないわ。
彼は何も知らなかったわけだし…。
あと考えられるのはホームレスの仲間か誘拐事件の関係者?あっしまった。
どうしたの?今日はおごってくれ。
金下ろすの忘れた。
お団子ってお金下ろすほどの値段?正直今所持金250円。
えーっ!じゃあ下ろしてきたら?今は銀行じゃなくてコンビニでも下ろせるんだから。
私待っててあげるから。
今なんて言った?私待っててあげるから。
いやその前。
えっ?じゃあ下ろしてきたら?いや戻りすぎ。
そのあと。
ええ?今は銀行じゃなくてコンビニでも…。
それだ。
何?行こう。
えっ?いや…あっちょっと!や…やっぱり…えっ?私が払うわけ?これ。
駒田はホームレス仲間にいざとなりゃ頼りになる銀行がいくつかあるって言ってたよな。
ありゃあつまり…。
つまり?そう。
ちょっとまだ言ってない。
つまりお金を無心出来る相手が冬木社長の他にもいたって事?そう!誰なの?炊き出し。
炊き出し?ああ。
早苗さん!?…のお母さん?30年前誘拐された光子ちゃんの面倒を見ていたのがあの人だったとしたら…。
えーっ!!お前声がでかいよ!どうぞはい。
いないみたいだな。
ちなみにお母さんが勤めてる旅館は…。
あっホテル?櫟平ホテル。
ああそうですか。
いやいやたまには温泉もいいかなって…。
はいはいはいありがとうございました。
早苗さんなんだって?お母さん昨日岳温泉に戻ったそうだ。
まさか…!?行くに決まってんだろ。
嘘〜!年のわりに元気なんだから…。
確かに光子ちゃんの遺体は見つかってないわよ。
でもちょっと無理があるんじゃない?自分の子でもないのに30年も怪しまれずに育てられると思う?だからそれを確かめに行くんだろ。
戸籍の問題もあるし…。
それに仮にそうだとしてもなんで30年前警察に出頭しなかったの?自分の預かった子が誘拐された子だって知った時点で。
それは出頭出来ないなんらかの理由があったんだろ。
例えば誘拐の共犯者だと思われるのが嫌とか?へえ〜…。
あっ!あの…岳温泉お願いします。
はいわかりました。
ここまっすぐみたい。
ああ。
あっここだ。
うん。
(鈴木支配人)いらっしゃいませ。
(従業員たち)いらっしゃいませ。
ちょっとよろしいですか?
(鈴木)はい。
こちらの仲居さんで三橋加代子さん今いますか?三橋さん?はい。
昨日退職致しました。
退職?昨日…。
で今どこかは…?業務を引き払ってますので今どこにいるかはちょっと…。
そうですか。
どうも。
やっぱり…。
ねえこれ早苗さんが撮った写真よ。
加代子さんもその写真気に入ってましたね。
あ〜…。
あ〜写真と同じよ!早苗さんここから撮ったのね。
なあ安達太良山に行ってみるか。
えっ?今から?行こう。
えっ…?うわ〜すごい!きれいな景色!うわ〜!ねえ鴨志田さん見てよ。
鴨志田さん?もしかして高所恐怖症?そんな事はないよ。
今はちょっと考え事してるんだ。
わかった。
それで東京タワーに来なかったんだ。
なあ…。
ん?いつ着く?まだ着かないの?なあなあなあまだ着かないのか?
(笑い声)うわ〜!ここから安達太良山が見えるのね〜。
おいこのレストラン聞いてくれ。
まったく自然に興味がないんだから…。
確かにこの人が来たんですね?はい記念碑の方へ行ったようです。
鴨志田さんやっぱり昨日加代子さんここに来たみたい。
そうか。
でもそのあとどこに行ったかは…。
あっこれ有名な『智恵子抄』の詩ね。
ここは智恵子のふるさとだ。
そうなの?「阿多多羅山の山の上に毎日出てゐる青い空が智恵子のほんとの空だといふ」ここにはほんとの空があったのかなぁ…。
ん?いや加代子さんのさ。
はいお待たせしました。
どうも。
(くしゃみ)誰だ?もうあの男は一体どこで何をしてるんだよ…。
(電話)一切連絡もよこさずに…。
あ〜!あ〜!?あっ!署長!
(星田)鴨志田君の姿をとんと見てないんだが?
(坂下)えっ…。
そうですか?あっ…あれさっきトイレで唸ってましたけども…。
まさか君彼の勝手な行動を許してないだろうね?とんでもないです!じゃ今ちょっとトイレ見てきますから。
見てきます。
痛い!痛い…!うわ〜おいしそう!これあだたら酵母牛ですって。
ふ〜ん…。
食事してる時ぐらいちょっと頭切り替えたら?…ん?今何食べてるかわかってる?バカにすんなよ。
ちゃんとわかって食べてますよ。
じゃ言ってみて。
二本松名物だくだく汁。
ブブー!ざくざく汁!惜しい!惜しくないです。
こちらにいらしたんですね?ありがとうございました。
あのどちらにあるんですか?地図をお持ちします。
あっお願いします。
鴨志田さん鴨志田さん。
加代子さんここに来る前に二本松の安達ヶ原ふるさと村の和紙の家で働いてたんだって。
よし行こう。
ちょっとぐらい褒めてよ。
あ〜もうせっかちなんだから…。
あのすみません和紙の家に行きたいんですけど。
和紙の家ですか?あちらです。
あっどうも。
すいません。
すいません。
はいいらっしゃいませ。
こちらで働いていた三橋加代子さんの事で聞きたいんですが。
はい。
来てませんね最近は。
そうですか。
じゃあ加代子さんの親しい友人あるいは親戚の方ご存じないですか?あ〜実家なら知ってますけど…。
あっお願いします。
へえ〜ここが智恵子の生まれた家なのね。
立派な家だったんだ。
えー…。
あっこっちだ。
光太郎と智恵子が愛を語らった愛の小径だって。
ロマンチックねぇ。
お前と歩いてもな…。
それはこっちのセリフ。
ん?「あれが阿多多羅山」「あの光るのが阿武隈川」そうですか。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ないわねぇ…。
この辺りなんだよな。
あっ俺こっちの裏手行くから向こうで合流しよう。
オッケー。
鴨志田さんこっちもダメ。
そうか。
鴨志田さんはまだ早苗さんが誘拐された光子ちゃんだって思ってるの?この辺が潮時なんじゃないの?戸籍のうえでも早苗さんは加代子さんの姪。
それ以上の事実はないわ。
(枯れ枝をたたく音)すいません。
この辺りに三橋さんという家があったと思うんですが。
はあ?三橋さんです!あ〜裏の三橋さん?あっご存じですか?ああ知ってっぞ。
三橋加代子さん知ってます?加代子さん?ここにはいねえっつおい。
家もなんもねえ。
あっ加代子さんの娘の早苗さんは亡くなった妹さんの子ですよね?あっ…あ〜?
(今井)加代ちゃんの妹がどうしたって?その妹さんが出産した病院ご存じですか?ああ三橋さんの。
病院じゃなくてお産婆さん。
お産婆さん…。
でそのお産婆さん今…?もう亡くなりましたよ三橋さんはね。
いやそうじゃなくて…。
えっ?お産婆さんが三橋さん?加代ちゃんの伯母さん。
伯母さん…。
その伯母さんが早苗さんを取り上げたんですか?はい。
加代子さん。
そこに眠ってるのはあなたの妹さんですね?そうですが…。
お隣にはその妹さんのお子さんも。
だから妹さんのお子さんは早苗さんだって…。
早苗さんは30年前東京タワー近くの公園で誘拐された大下光子ちゃんじゃないんですか?妹さんは出産直後に亡くなりその時生まれた子もすぐに…。
すり替えたって事?あなたは伯母さんにそうしてほしいと頼んだ。
違いますか?どうしてわかったんですか?あなたは駒田に脅されていた。
30年前の事をばらすと。
それで駒田を呼び出して…。
そのとおりです。
私が駒田を殺しました。
(駒田)結局貧乏くじ引いたのは俺だけかよ。
冬木の野郎が今じゃ慈善事業までやる社長であんたはぬけぬけとさらった子供の母親か?笑わせるよな…。
2人共誘拐犯なのによ!!
(笑い声)あんた!いつまで私たちにつきまとう気!?なんだ?その言い方。
俺が赤西を殺さなきゃ今のお前はないんだぞ。
いいお母さんになれたのは誰のおかげだ?誰のおかげだ!?ヘッ善人面しやがってシャブ漬けだった女がよ!それにしてもあの娘いい女になったじゃねえか…。
早苗に近づいたら…!そう!その顔!昔のお前はいつもそんな面してたよ。
それが今じゃボランティアだ?ヘッ笑わせるよな。
ボランティア万歳!ボランティア…。
うわあー…!
(刺す音)あっ…うわっ…。
あぁ〜…。
あっ…あぁっ…。
あっ…いってぇ〜…。
あぁっ!あっ…!バカ野郎…。
早苗にだけは…早苗にだけは知られたくなかった…。
刑事さん…!でもいつかわかっちゃうんですよね…。
やめなさい。
死なせてください刑事さん!やめるんだ!ダメですよ死んじゃ!死なせてください!お願いですから刑事さん…!これ以上娘さんを悲しませてどうするんだ!実はあの誘拐事件の捜査には私も加わっていました。
そうだったんですか…。
あの時出頭しなかったのは…?私は覚せい剤のせいで赤西の言いなりでした。
(加代子)「でもこの子がいれば赤西から離れられる」「この子の母親になればやり直せる…」「そう思ったんです」身勝手な女ですよね。
逃げる前に光子ちゃんを死んだと見せかけました?はい。
(加代子の声)ただもう…逃げる事ばかり考えていました。
実家の近くまで来た時妹とおなかの子は2日前に死んだ事を知ってお産婆さんをしていた伯母に頼み込みました。
いつか…いつかは言わなきゃ言わなきゃって思いながら…。
とうとう言えずじまいで…。
すいませんでした!神様は見てたんですね。
まさか炊き出しの公園で駒田に会うなんて…。
(ドアの開閉音)早苗…。
ごめんなさい…。
ごめんなさいね…!
(嗚咽)お母さんは…私のお母さんだから!
(嗚咽)そうですか。
えっ?いやいやそんな事言わないでください。
はい。
では明日。
佳子…。
光子が…生きてたぞ。
光子…。
光子が…!冬木さんあの赤ちゃんは生きてましたよ。
立派に大きくなってました。
あぁー…うぅ…。
なんだ?親父!すまなかった…。
あぁ…うぅ…。
親父!社長!
(看護師)VPC連発してます。
(医師)リドカイン50。
(看護師)わかりました。
(景山)社長!
(ドアの開閉音)ただいま。
真実さん。
何?何?私疲れてるんだから手短にね。
この写真よーく見てください。
どうしたのよ。
これ鴨志田さんが撮ってます。
後ろのガラスに鴨志田さんが写り込んでるんです。
嘘っ!あっ…。
(姉小路)ね?本当だ。
まだ信じられません。
そうでしょうね。
私は一体どんな顔をしてればいいんです?一体どんな話をしたらいいんですかね?とりあえずカメラの話でもしたらどうですか?ああカメ…。
あんた適当な事言うな〜。
あっすいません。
今の私の気持ちは誰にもわかりませんよ。
来ましたよ。
え…?大丈夫ですか?大下さん。
とりあえずカメラの話でもしますか。
ね?あ〜!そりゃいいですね。
じゃあ私はこれで。
これ…。
私の最初の写真集。
(大下)『川のある風景』か。
これ荒川。
うん。
こっちが赤水門。
うん。
モノクロがいいでしょ?全部OHFLEXで撮ったんだよ。
うん…。
これは?これも荒川。
鴨志田さん!びっくりさせんなよ…。
どんな話してるのかしらねぇ。
(早苗)ねえここで撮らない?
(大下)いや…。
(早苗)撮ろうよ。
(大下)いやいい…。
(早苗)撮ってあげるから。
せっかくだから。
(大下)はいいいよ。
(早苗)せーの…。
(2人の笑い声)お前が心配する事じゃない。
実の親子なんだから。
ねえこれから東京タワーに上りましょうよ。
えっ?今度は忘れないから。
いやいいよ。
いややだ!いいから行こうって。
ちょっちょっちょっと…。
いい歳した親子が東京タワーだなんてみっともないからやだって…。
みっともなくない!いやみっともない…!行こうって鴨志田さん!東京タワー怖くないから。
いややだやだ…。
やだ〜!そんな子供みたいに…。
出るわ出るわの2014/05/24(土) 12:00〜13:55
ABCテレビ1
おかしな刑事[再][解][字]
居眠り刑事とエリート警視の父娘捜査!東京タワーは見ていた!消えた少女の秘密・血痕が描く謎のルート!
詳細情報
◇番組内容
伊東四朗&羽田美智子の父娘コンビが活躍する人気シリーズ『おかしな刑事』第8弾!篤志家の社長が刺された!その背後には、30年前、東京タワーの下で起きた誘拐事件の影が…!?
◇出演者
伊東四朗、羽田美智子、石井正則、小倉久寛、辺見えみり、山口美也子、木場勝己、小澤象、丸山厚人、菅原大吉 ほか
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
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日本語
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