大阪市西成区にある市営住宅。
ここでひとり暮らしをしていた准看護師の岡田里香さんの行方が2カ月ほど前からわからなくなっている。
警察によると、連絡が取れないことを不審に思った母親が今月上旬部屋を訪ねると室内のベッドの脇などに血痕を見つけたとのこと。
事態が急展開したのは今月21日のことだった。
大阪市の市営住宅から直線でおよそ370km離れた東京・八王子市内で成人の女性の遺体が見つかった。
東京・八王子市です。
住宅街の中にありますこちらのトランクルームで成人女性と見られる遺体が見つかりました。
このトランクルームは岡田さんの名義で契約されていた。
遺体は司法解剖の結果、30歳くらいの女性で胸や腹などに数十カ所の刺し傷があった。
服装は普段着姿で、鋭利な刃物によって服の上から切りつけられたと見られている。
遺体の女性が死亡したのは3月下旬と見られ岡田さんが行方不明になった時期とも重なっていることから警察は、女性は岡田さんの可能性があると見て身元の確認を進めている。
岡田さんの行方がわからなくなった3月下旬以降、安否を心配した両親が携帯電話にメールを送信したところ、数回にわたって、本人を名乗ったメールが携帯電話やパソコンから届いたとのこと。
警察は、何者かが事件の発覚を遅らせるために岡田さんになりすまし返信していた疑いがあると見て調べている。
さらに、岡田さんの行方がわからなくなった後の今月上旬、岡田さんのパスポートが使用され、海外に出国した記録があることがわかりました。
警察のその後の調べで、岡田さんのパスポートを使って出国したのは、岡田さんの小中学校時代の同級生で東京都内に住む日系ブラジル人の女だったことがわかった。
女は岡田さんに成り済ましてパスポートを取得した疑いもあるとのこと。
女は別の人物と連れだって羽田空港から中国の上海に渡っていて警察は、2人が何らかの事情を知っていると見て捜査している。
ウクライナ全土では明日、ヤヌコビッチ政権崩壊後の国の行方を決定づける大統領選挙の投票が予定されています。
しかしながら、ここドネツク州など東部の2つの州は一方的に独立を宣言しておりまして、選挙が果たして行われるのかどうか危ぶまれています。
まさにウクライナは国家分裂の危機に瀕しているのですけれども、後ほどの「特集」でウクライナの危機から私たちが何を学べるのかをお伝えしたいと思います。
いったん東京にお返しします。
金平キャスターからもありましたけれども、明日の大統領選挙を前にウクライナ東部では親ロシア派による選挙妨害の動きが加速している。
一方、次期大統領の最有力候補はJNNの取材に対し、大統領になったらアメリカ・ロシアを交え四者協議を再開すると語った。
ウクライナ東部ドネツクの空港に集まったのは親ロシア派と見られる武装集団。
今、銃声が聞こえました。
これはJNNのカメラがとらえた銃撃の瞬間。
あそこに今、武器を持った兵士たちがトラックの影に隠れています。
銃を構えています。
この直前、ドネツク市の選挙管理委員会が空港内に拠点を移動させたとの情報が流れたため親ロシア派が選挙妨害に向けて動いた可能性がある。
今、ポロシェンコ氏が有権者に自らの政策を訴えているところです。
こうした中、親欧米派で次期大統領に最有力氏されているポロシェンコ氏がJNNの取材に答えた。
明日、投票総数の過半数を超えれば1回目の投票で新たな大統領が決定する。
宇宙から災害の状況などを調べる観測衛星「だいち2号」を搭載したH2Aロケット24号機が今日正午過ぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ打ち上げは成功した。
H2Aロケット24号機は今日午後0時5分に種子島宇宙センターから打ち上げられた。
打ち上げからおよそ16分後、搭載していた観測衛星「だいち2号」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。
「だいち2号」は地震や台風などの被害状況などを調べる観測衛星。
東日本大震災で被災地の状況を調べた「だいち」の後継機で観測能力が大幅に向上している。
そろそろいろいろ起こる災害シーズンに向けて少しでも貢献できればなというふうに考えてございます。
H2Aロケットは今回で18機連続打ち上げ成功で、成功率は95.8%となった。
アメリカ軍が来月から日本での運用を始める無人偵察機のグローバルホーク1機が今朝、アメリカ軍三沢基地に到着した。
グローバルホークの配備は国内で初めてとなる。
アメリカ軍のグアム基地を飛び立ったグローバルホークは今日午前6時過ぎ、アメリカ軍三沢基地上空に姿を見せるとゆっくりと滑走路に着陸した。
グローバルホークは現在運用しているグアムが毎年5〜10月頃まで台風シーズンに入るため運用が難しくなるとして三沢基地への一時的な配備が計画されていた。
アメリカ軍ではグアムにある3機のうち2機を三沢基地で運用するとしていてもう1機を今月28日に移動させ、来月上旬から偵察活動などの本格的な運用を始める予定。
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが運動会に出場されました。
ピストルの音を合図に、力一杯綱を引く悠仁さま。
今日、お茶の水女子大学附属小学校で運動会が行われました。
2年生の綱引きに緑組の一員として参加した悠仁さまは時折歯を食いしばって、真剣に綱を引きましたがこの勝負では残念ながら負けてしまいました。
悠仁さまはこの後、二人三脚や徒競走にも出場し、秋篠宮ご夫妻は元気な姿に笑顔で声援を送られていました。
一方、皇居では天皇陛下の80歳、傘寿を記念して、宮殿の内部が初めて一般に公開されました。
300人の定員に17万人を超える応募があったとのことで、訪れた人は、宮中晩さん会に使われる豊明殿や重要な儀式が行われる正殿などを興味深げに見学していました。
日本維新の会は執行役員会を行い結いの党との合流に向けて共通政策に自主憲法の制定という文言を盛り込むよう結い側に働きかけることで一致した。
維新の会は、東京と大阪を結んだテレビ会議方式で執行役員会を開いた。
この中では結いの党と政調会長レベルで合意した共通政策を見直して石原共同代表が強く主張している自主憲法の制定という文言を盛り込むよう働きかけることで一致した。
これに対し、結いの党の江田代表は反発を強めていて、合流協議はふりだしに戻ることになる。
軍がクーデターを宣言したタイでクーデターに反対する市民によるデモが各地に広がっている。
クーデターに反対する市民によるデモ集会が各地で始まりました。
集会場には軍の兵士も集まっていて緊張が高まっています。
現在タイでは5人以上の集会が禁止されていて、取り締まりに当たる兵士らと一時、小競り合いになったが、軍は強行的な鎮圧は行わず、ケガ人などは出ていない。
こうしたデモはバンコクのほか、インラック前首相の地盤でもあるタイ北部や東北部にも広がっている。
4回目の今年は山形での開催です。
東北六魂祭が開幕した。
東日本大震災からの早期復興を願い、東北の元気を全国に発信する。
山県市の会場では、盛岡さんさ踊りや福島わらじまつりなど、華やかなパレードが行われ観客を魅了した。
東北六魂祭は明日まで開かれる。
海上自衛隊によると、神奈川県横須賀市の施設で昨日午後2時半頃、潜水訓練の準備のためプールに潜っていた40代の二等海尉が水中で意識を失った。
救助に向かった50代の海曹長も意識を失い2人は病院に運ばれたが、二等海尉は死亡、海曹長は意識不明の重体。
2人は機械から送られてくる空気を吸っていたとのことで、機械に不具合がなかったかなど事故原因を調べている。
アメリカ・ワシントン近郊のバージニア州フェアファックス郡の地方行政府の敷地内に従軍慰安婦に関する新たな石碑が建てられ今月30日、設置を推進した韓国系アメリカ人団体が除幕式を計画していることがわかった。
石碑には、韓国、中国、ベトナムなど20万人以上の女性が日本軍によって強制的に大統領選挙を明日に控えたウクライナ東部の都市ドネツクです。
私の後ろに一部見えておりますのがドネツクの州政府の建物なんですけれども、ここが親ロシア派の武装勢力によって占拠されてから既に7週間が過ぎています。
一方的に独立を宣言してドネツク独立共和国と名乗る人々は大統領選挙のボイコットを呼びかけていますけれども、選挙管理委員会が襲われるなどの混乱が広がっています。
ウクライナは大統領選挙を経て新しく生まれ変わることができるのか、あるいは選挙でさらに混乱に拍車がかかり内戦、国家分裂のような事態に至るのか。
その帰趨を決めかねない事態にここドネツクで私たちは取材をします。
手荷物検査を終え、建物に足を踏み入れると、タイヤと鉄条網のバリケードに迎えられた。
迷彩服姿の男たちが行き交い、昼間からアルコールのにおいも漂う。
ある種、異様な光景が広がっていたここはウクライナ東部ドネツク州の州政府庁舎。
こういうふうに2カ月前と全く打って変わったバリケードがこういうふうにつくられていて、中に入ることができないような、要するに防御戦が張られているわけですけれども、非常に緊張した雰囲気になっていて、2カ月前と全く違います。
ロシアの国旗があちこちに翻っていますけれども。
東部ドネツクとルガンスクの2つの州では今月、親ヨーロッパ派とされるウクライナ暫定政権から決別し、独立の是非を問う住民投票が行われた。
その結果、親ロシア派勢力は一方的に独立を宣言。
ドネツク人民共和国を樹立した。
この州政府庁舎は、その親ロシア派勢力の拠点となっている。
ここを占拠する彼らは一体何者なのか。
続々と代議員と称する人々が集まってくる。
彼らは、選挙で選ばれたわけではない。
DNR=ドネツク人民共和国と書かれたプレート。
20日、この庁舎内で共和国の議会が開かれた。
ここだけは報道陣に公開された。
壇上に座るのはデニス・プシリン氏ドネツク人民共和国最高幹部の1人で親ロシア派勢力の代表。
このドネツク人民共和国は明日予定されている大統領選挙を阻止すると明言している。
クラクションを鳴らしているのは、1つのウクライナという、要するに分離独立主義者に対する抗議のデモストレーションの意味があるということなんですけれども。
一方的に独立を宣言したドネツク人民共和国の誕生で市民の間には様々な分断が生じている。
融和を求める市民はツイッターなどソーシャルメディア上でこうしたクラクションデモを呼びかけた。
こうした中、おととい、私たちのカメラは市民の抵抗を暴力で押しつぶそうとする動きをとらえた。
タオルで顔を隠した男たちが道路脇に待機している。
何かを待っているようにも見えるが…彼らは抗議する市民を襲撃すべくクラクションを鳴らす車を狙うのだと言う。
ドネツク人民共和国を支持する過激な親ロシア派。
この状況で、果たして大統領選は実施されるのだろうか。
ヨーロッパとの協力を支持する人々が本当に多いここ西部なんですけれども、ポロシェンコ氏が来まして、驚くほど多くの市民が集まっています。
明日に迫ったウクライナ大統領選挙。
もともと東は親ロシア派、西は親欧米派と呼ばれるウクライナだが、選挙戦を圧倒的にリードしているのは親欧米派のポロシェンコ元外相。
大統領になったら直ちにアメリカ、EUを交えたジュネーブ会議を再開します。
ロシアに対しても直接交渉をしない理由はありません。
親欧米派のポロシェンコ氏だが、記者の取材に対し、ロシアとの関係改善なくしてはウクライナの安定につながらないとの認識を示した。
西部では、各候補が支持を訴えるがウクライナからの独立を一方的に宣言した東部ドネツク州やルガンスク州では選挙管理委員会への襲撃が相次いでいる。
今現在も選挙そのものが本当に実施できるのか全く不透明という異常な事態が続いている。
親ロシア派、ドネツク人民共和国の最高幹部、プシリン氏が今週、私たちの単独インタビューに応じた。
もはや別の国となったウクライナが我が国で選挙を実施すること自体間違っています。
無視するなど、様々な考えがあるかと思いますが、決めるのは人民です。
プシリン氏は、ロシア出身の33歳とされるが、その素性は今もって不明。
私は複数のリーダーの1人にすぎませんよ。
明日の大統領戦への親ロシア派住民の動きについてプシリン氏は次のように語った。
大統領選は無視したいのですが選挙を妨害するような動きがあっても止められません。
ロシアとは良好な関係で占領者とは思いません。
ウクライナへの抗議行動を始めたのは占領者だという話を押しつけられたからです。
ロシアは友人であり、同じ民族です大統領選を4日後に控えた今週水曜、不穏な動きを知らせる情報が入った。
さっき僕らが訪ねた選挙管理委員会のところに4人の武装した人間が入ってきて選挙管理委員会の書類とか…わずか2時間前、取材に訪れた選挙管理委員会が襲撃を受けたと言う。
再び訪ねてみると、襲撃したグループの去った直後だった。
その場にいた選管職員によると、自動小銃などを持った男4人が乱入し、投票者名簿などをよこせと脅してきたと言う。
警察官がいる。
無事に残っている選挙管理委員会の公式書類がまだここに残っていたという。
隠したから、選挙までまだあと何日かあるから、投票日まであるから何があるかわかんないですね。
ドネツク市内にある420あまりの投票所のうち130カ所近くが機能停止に陥っている。
こうした状況下でも、選挙を円滑に実施しようと努力している地元住民もいる。
セルゲイ・カルピチコフさん60歳ドネツク市内のある投票所の責任者。
彼の自宅を訪ねると…有権者名簿に公式のスタンプ、立候補者のポスター。
選挙に必要なものを自宅に持ち帰って保管している。
管轄する有権者1979人の国の未来を選ぶ権利は彼の手で守られている。
自慢ではなく心配もしていません。
私一人だけだったら自慢を心配もしますが、この地区の選挙管理委員64人全員が同じ危険を背負っているわけですから。
長年、ウクライナ東部の主要産業である炭鉱で働いていたカルピチコフさん。
その傍ら、コサックと呼ばれる民兵組織で活動してきた。
近隣住民とも強い結びつきがあり、親ロシア派からの襲撃も恐れていないと言う。
状況が改善して、私の投票所でも準備が間に合ってみんなが投票できたらいいと思います。
選挙の2日前、金曜に投票所にこれらを体を張ってでも運ぶつもりだと言う。
一方、私たちが訪ねた選挙管理委員会は2日連続で襲撃を受けていた。
今回の武装グループは自動小銃を実際に発砲した。
選管の周辺に親ロシア派と通じているスパイがいるのではないかと関係者は疑心暗鬼になっていると言う。
選挙が近づくにつれ、各地で相次ぐ襲撃。
恐怖と暴力の中、市民の間でも親ロシア派とウクライナ政府側とで溝が深まりつつあるように見える。
平和と治安が大切だわ。
誰が政権に就くの?ならず者とは住みたくないわ。
ならず者って誰?彼らがあなたたちに何か悪いことでもした?銃を構えているじゃない。
彼らがあなた方に手出しでもしたというの?オデッサやマリウポリでしたこと、あれこそ犯罪じゃない。
あんたたちのならず者がしたんでしょう、やめさなさいよ。
私たちがですって?もちろんそうよ、あなたたちのよ。
テレビを見なさいよ。
見る気もしないわ。
もう話す気なくなったわ。
地元メディアを訪ねると…ここから先はちょっと危ないかな。
ドネツク市内にあるテレビ局、チャンネル27周辺にはバリケードが築かれていた。
親ロシア派はドネツク州内のメディアも掌握し情報をコントロールしつつある。
このテレビ局では4月末からこうした状態が続く。
ウクライナ東部で起きている事態について欧米のメディアとロシアのメディアでは伝え方が大きく異なっている。
このため、現場の記者たちもその狭間で危険にさらされることも多い。
東部の戦闘地域で取材を続けているこのロシア人記者もその一人。
蹴飛ばされて、カメラを取り上げられて、撮影した映像をよこせと3回も言われました。
ロシア人である彼女自身はどちらの立場でもなく中立だと強調するが、取材中、何度もウクライナ政府側に拘束されたと言う。
私はロシアメディアの人間ですから、ウクライナ政府も極右・民族主義者も誰も取材に応じてくれません。
何度かお願いはしましたが。
市民の立場からすればウクライナ政府側と親ロシア側、どちらの情報に触れるかによって考えは大きく変わってくる。
国家分断の危機の中で迎えるウクライナの大統領選挙。
将来を担う世代は一連の事態をどう見ているだろうか。
初めまして、私はアンナです。
学生です、20歳です。
ラルクアンシエルなど日本のロックの大ファンだというアンナさんとドネツク国立大学の友人たちに集まってもらった。
彼らはソ連が崩壊し、ウクライナが独立した91年以降に生まれた世代。
私はクラスメイトと政治情勢について議論しないようにしています。
違います、怖いからではなくて、個人的なことだからです。
クラスメイトの中には親ロシア派を支持している人もいます。
私は彼らがなぜ支持するのかを理解したいと思います。
その上で対話をするべきです。
ソ連時代を知らない彼らの世代ではウクライナ残留を望む声の方が大きいと言う。
家族で意見が分かれている人も少なくない。
私の両親は主にロシアのテレビを見ています。
母は時々インターネットを見ているので批判的な意見も持っているけど、父はテレビだけなので、私と意見が合わないことが多いんです。
彼ら自身は、ロシアの放送ばかり流れるテレビを信じられないと話す。
ウクライナのテレビを見せないのは親ロシア派が私たちに隠したいことがあるからでしょう。
テレビを見た人がいろいろと考えたり、自分たちの批判を始めるのを避けたいんだと思います。
実施そのものが危ぶまれる大統領選挙。
投票に行くこと自体、危険を伴う。
もし、ここがロシア連邦とかほかの国になったら混乱してしまいます。
本当に移住しなければならないかもしれません。
そうなったら困るのでよりよい未来のために選挙に行って投票したいです。
この選挙は私たちの意見を政治に反映させる唯一の手段です。
ウクライナの状況というのはなかなかわかりにくいと思うんですけれども、単純にヨーロッパ、アメリカ、欧米が善でロシアが悪といった二元論では片づけられないような大変複雑な様相というのがあるということをまず確認したいと思います。
とはいっても、ドネツク人民共和国を宣言している人たちというのは時代の流れから取り残されたような、置いてきぼりをくらったような人たちで西側の価値観に対して非常に強い敵意を持っているのでこれから彼らが何をするかわからないということがあります。
実は今から10時間くらい前ですけど先ほどのニュースでありましたようにドネツク空港に親ロシア側の武装兵士たちが集結して選挙活動を妨害しようという動きがあって一部には銃撃戦もあったということがありました。
ここ東部のドネツク州やルガンスク州では大統領選挙がまともには実施できない可能性はかなり強まっています。
ただ、有権者の数で言えば、この東部の自称・独立国の割合というのはウクライナ全体の14%ほどで、この部分なしでも選挙というのは成り立つというわけです。
むしろ選挙後に、この地域が孤立感とある種の差別感のようなものを強める方が心配です。
ちなみにロシアのプーチン大統領は、選挙結果を尊重するというふうに言っています。
そんな中、今回の選挙で現地のメディアというのはどういった役割を果たしているんでしょうか?VTRにもありましたようにドネツクではウクライナのニュースとか番組を見ることができなくてロシア、モスクワから来ている番組しか見られない形になっているんですけれども、同じ出来事をウクライナ政府側のメディアが報じる内容と親ロシアのメディアが報じる内容というのが180度全く違う内容になっていると。
双方とも自分に都合のいいようにメディアを使おうとしているということがよくわかりました。
そういう点では、私たちのような海外メディアというのがどういうふうな役割を果たすかは非常に重要な役割を果たしているんだと実感しました。
金平さんは1週間ウクライナの現場を取材しているんですけれども、取材を通じて一番強く感じたことは何なんでしょう?今回ここで1週間取材をしてみて、緩やかに進行している内戦というんですかね、そういうものが、こういうものなんだということで改めて恐ろしさというのを実感したんですけれども、翻って私たちの国のことを考えてみると、国民の命と暮らしを守るためと称して海外でも自衛のための戦える体制を整えるとか言っている日本の政治の議論のレベルというのが、ここで起きているような内戦じみたようなことも含めて戦争というものの実態を一体どこまで踏まえて行われているのかということを非常に私は疑問に感じました。
このウクライナの状況を見てみると戦争の恐ろしさというのを深く、かつ実感を持って考えさせられたというのが正直なところです。
以上、ウクライナのドネツクからお伝えしました。
今、全国には不登校の子どもたちが11万人以上いると言われています。
学校に通えなくなってしまった子どもたちはどうやって不登校を乗り越えていくのでしょうか。
全国でも数少ない不登校の生徒のための中学校、そして不登校経験者がつくる新聞、2つの現場を取材しました。
3月、卒業式が行われていた。
涙で声を詰まらせる卒業生。
彼らはかつて、いじめや学校になじめず、不登校になってしまった生徒たち。
4月、新しい年が始まった。
廃校になった小学校の校舎を利用して7年前に開校した東京シューレ葛飾中学校。
ここは全国でも数少ない不登校の生徒を専門に受け入れる私立の中学校。
現在120人ほどの生徒が学んでいる。
ホームの中でみんなが親しくなるような企画、今日は何やりたいなっていうのをこの前のミーティングで決めて、それぞれを各ホームが楽しんでるわけですね。
全学年が混ざり合ったクラス編制にすることで3年生が1年生の面倒を見るなど、生徒たちに自然と助け合う気持ちが生まれる。
いじめや仲間外れも起きにくくなると言う。
始業時間は普通の中学校より1時間ほど遅めの9時50分。
不登校の生徒は朝が苦手な子も多いため。
授業は1コマ40分。
国語や数学などの学習の時間は学年ごとに分かれて行う。
学力に個人差があるため、授業は常に2人の教員でサポートする。
中には教室の雰囲気になじめない生徒もいる。
そのため、個別の学習支援も行っている。
理科の授業は難しい?そうでもない?授業は決して強制ではない。
生徒の自主性を尊重し、彼らは自分にあったペースで過ごすことができる。
ここは学校に行けなくなった子どもたちの居場所。
この春、入学したばかりの江上実奈さん15歳。
葛飾中学校に通うため、わざわざ広島から上京してきた。
現在は母親と2人暮らし。
学校に行きたいと願う我が子の気持ちに応えるため母も広島から上京した。
不登校になったのは小学3年生の頃だった。
学校ではグループの輪にうまく入ることができなかった。
友人関係のこじれから、次第に学校に通えなくなってしまった。
不登校は中学2年生まで続いたと言う。
不登校の子どもたちは現在、小中学生合わせて11万人を超えている。
家庭や本人の問題を除くと、理由の中で最も多いのが友人関係をめぐるトラブル。
これまでつらい経験をしてきた子どもたちが無理なく通えるように葛飾中学校では様々な取り組みを行っている。
その1つがいろいろタイム。
いろいろタイムは週に1度、様々な体験を通して学ぶ時間。
何をやるかは生徒自身が話し合って決めるこの学校独自のプログラム。
話し合いが続く中、その輪に入ってこない生徒もいる。
だが、教員は、無理に声をかけることはしない。
翌日、生徒たちはグラウンドに集まっていた。
結局、この日のいろいろタイムは泥棒と警察に分かれて行う鬼ごっこ、ドロ警をやることになった。
一見、何気ない遊びのようにも思えるが、こうした取り組みを行うことで学校に対する抵抗感が薄れ、徐々に自信が持てるようになっていく。
一方、別のクラスでは広島から上京してきた実奈さんがカードゲームをしていた。
近頃では一緒に帰る友達もできた。
どういうきっかけで仲よくなったの?クラスメイト、ここら辺はほとんどクラスメイト。
私は隣だったんだよね、たまたま席がね。
不登校だった自分に別れを告げ、再スタートを切った実奈さん。
仲間とともに新たな一歩を踏み出した。
葛飾中学校は奥地校長が29年前に開設したフリースクール、東京シューレが母体となって生まれた。
東京シューレでは子どもたちの居場所づくりに取り組むほか外に出られない子どもたちが少しでも交流できるように在宅支援も行っている。
小学3年生から東京シューレの在宅支援を受けてきたつぐみさん22歳。
彼女は小学校に入学してすぐ同級生の男の子からいじめを受け、それからほとんど学校には行かなかった。
言うなれば無登校。
近所の100円ショップのセリアで買ったやつで。
私はこの繰り下がりの仕方を知らなかったんですよ。
多分教わったことはあるんですけど、覚えてなくて、わかんなくて。
義務教育をまともに受けてこなかったためいまだに計算や漢字を書くのが苦手。
そんなつぐみさんが18歳の頃から続けているのが、不登校問題に正面から向き合う専門紙、「不登校新聞」での執筆活動。
98年の創刊以来、1100人以上に上る不登校経験者の声を伝えてきた「不登校新聞」。
発行は毎月2回。
当事者の手記のほかにも親たちの交流会や著名人のインタビューなど、不登校に関する様々な情報を記事にして伝えている。
発行元は東京シューレが母体となって活動を始めたNPO全国不登校新聞社。
この日、月に1度の編集会議が開かれた。
集まったのは、ほとんどが20代。
皆、不登校や引きこもりを経験してきた人たち。
編集長を務める石井さんも中学2年生から不登校になり、6年間フリースクールに通っていた。
不登校新聞社は不登校の当事者が自分たちの思いを発信する、それを意義としているんですけれども。
自分がものすごく悩んで苦しんでそこで得た問いみたいなものをなるべくそのままの形で発信したいということを大事にしてるんです。
「不登校新聞」に出会ってからというもの当事者たちの手記を読んで何度も励まされたと言うつぐみさん。
今は自分の書いた記事が多くの人の支えになればという思いで執筆活動を続けている。
つぐみさんは今、母親と自分との関係をテーマにした手記を書こうとしている。
文章の作成は、もっぱらスマートフォン。
母の日を1カ月後に控えたこの日、彼女は複雑な心境を抱えていた。
両親との3人家族。
無登校だった時期は自宅で漫画を読んだり絵を描いたりして過ごしていたと言う。
家ではいつも母親と一緒だった。
母親はつぐみさんをあまり学校に行かせたがらなかったと言う。
母親の機嫌を損ねたら自分は不幸になるということを信じてたし、わがままもあんま言えなかったですね。
幼いつぐみさんにとって、母親の存在は絶対だった。
だが、10代の後半になると、次第に言うことが聞けなくなっていったと言う。
母親のことは昔はずっと触れているぐらいに近しくて依存してたんですけど、ある時、気持ち的にも母親の言ってること信じられないし、言うこと聞けないし。
私はまたずっと家にずっと閉じ込められて、私の人生は台なしになっちゃうんだという気持ちがすごく強くて。
現在は、近所の本屋でアルバイトをしながらこの部屋でひとり暮らしをしている。
この日でき上がった母に関する原稿を編集長に見せた。
見出しには「母の日は呪いだ」と書かれている。
1コンテンツ1テーマっていうか、1つの記事で言いたいことは1つ。
母の日は呪いなのかどうかという話だけど、母の日をどう乗り切るかというか。
どっちかというと、私は当事者だから、当事者に訴えかけたい。
文章は母親を素直に愛せないという気持ちが交錯し、どこか、まとまりに欠けていた。
再度原稿を持ち帰り、手直しすることになった。
別の日、つぐみさんは編集部のメンバーとともにある人物の取材に向かっていた。
訪れたのは、マンションの一室。
現れたのは、今年都知事選に出馬した起業家、家入一真氏。
不登校新聞社では不登校の経験のある著名人にたびたびインタビューを行っている。
家入氏も中学時代いじめに遭い、3年間引きこもっていた。
どういう感じの不登校時代だったのか、どういう子どもだったのかというのを。
本当にみんなと話すこともできなくなっていって、笑い方もわかんなくなっていったみたいな、学校に行くふりしてそのまま、すごい田舎だったんで、家の近くの納屋の後ろに隠れるみたいな、一日中。
いじめが結構、心の傷になってしまったということですか?うーん、そうですね。
僕も昔、3年ぐらい前2年半ほど引きこもってたんですけど、ひきこもったりする人というのは心が弱いというかたたかれるとすごくへこむ。
あの頃ってそれが世界のすべてになってしまってるじゃないですか。
もう自分のいる場所はここ以外にはないみたいな友達づき合いがすべてだっていうぐらいにあの世界しかないって思い込んでしまうので、だから、なかなかいじめられても、そこからじゃ、行かなきゃいいやという発想にいかなくてそれでもしがみついてしまう。
それはなぜかというと、それ以外には俺の居場所はない、私の居場所はないと思い込んでしまっているから。
メンバーたちが積極的に質問する一方、つぐみさんは最後まであまり質問ができなかった。
取材が終わった後、感想を聞いてみると…いや〜もう疲れました。
もう何もしたくない、死にたい、死にたい。
もう、いや、死にたい。
帰り道、目に涙を浮かべていた。
一体何があったのか。
翌日、ワケを聞いてみると大勢の場での取材が初めてで聞きたいことも聞けなかった。
涙はその悔しさからだったと言う。
学校に行った経験がほとんどなく、集団行動がいまだになじめない。
改めて自分の弱さを感じたよう。
今月初め、この日は新聞の発行日。
編集部を訪れたつぐみさんは…おはようございます、髪の色はどうしたんですか?青系のちょっと飽きちゃったので。
今月号の新聞にはつぐみさんの書いた母に関する手記が載せられた。
一番考えてたことが一番上に来てるからびっくりしちゃった。
マジで?よかった。
見出しは編集部によって、「母の日は呪いだ」から「愛してるがきらいという葛藤」に変わっていた。
母親のことで同じ悩みを持つ人たちにメッセージを届けたい。
記事にはつぐみさんの思いが素直につづられていた。
やっぱり自分の中のもやもやとか、複雑な気持ちを言葉にできるようになったし、言葉にすればいいやって思えるようになった。
僕自身も不登校して、不登校したときにお先真っ暗だったんですよね。
どうやって生きていっていいかわかんない、この新聞に出会って取材をして、本当によかったなと。
先週、つぐみさんは既に次の取材の準備に取りかかっていた。
今度の相手は作家の雨宮処凛さん。
そのインタビュアーをつぐみさんが任されることになった。
責任は重大。
多分通ずるところはあるんですけど、とにかく怖いですね。
とって食われるんじゃないかと思ってます。
不登校だった自分をさらに乗り越えるための一歩を踏み出している。
取材をした瀬戸ディレクターです。
VTRの冒頭にあった中学校の卒業式が非常に印象的だったんですけれども、彼らは不登校というのは克服できたんですか?実際、葛飾中学校の卒業生のうちおよそ9割が高校やフリースクールに進学していると。
葛飾中学校自体は文部科学省の認可を受けて不登校に特化したカリキュラムを組んで不登校支援に取り組んでいると。
こうした学校が今、全国に11カ所ほどしかない現状で不登校全体の数からすればやっぱりこれは少ないと言ってもいいんじゃないかなと思います。
不登校になる理由で特に多いのが、友人関係のトラブルということなんですが、どうしても子どもの頃というのは友達付き合いが本当にすべてぐらいに思ってて、そこで無視をされたり、仲間外れに遭うと本当につらいんですね。
特に感受性が強いですから、どんどんどんどん自分を追い込んで本当に学校どころじゃなくなっちゃうということですね。
私の周りにも不登校からそのまま成人になって今も仕事に就けていない人もいるんですけどやはり早期の対策というのは大事になってきますよね?不登校がきっかけでどんどん心の傷が深くなっていったりすると、そこから人と接したりとかあるいは外に出ることがどんどんできなくなってしまうと。
本当にそうなる前に早めにああいった葛飾中学校のようなとろこにつながるとか、どんな形でもいいと思うので人とつながることが大事だと思うんですね。
とにかく子どもたちは可能性とか才能が育ってくる年頃ですから支援体制ももっともっと広がることが今後は望まれるんじゃないかなと思いますね。
ちょっと見ると甘やかされてるんじゃないかとか我慢が足りないんじゃないかというのはつい大人の目で見てしまうんですけど、実際我々は子どものときにいじめられたり無視されたら本当につらかった、そういう子どもの視点というのは非常に大切だと思いました。
続いては、林キャスターのスポーツです。
メジャーリーグ。
ヤンキースの黒田投手がホワイトソックス戦に先発。
現在3勝3敗。
勝ち星先行となるのだろうか。
4勝目をかけ、先発のマウンドに上がった黒田は3点リードで迎えた1回、味方のエラーで1点を失う。
さらに4回も…打ち取ったはずの当たりがまたまたエラー。
不運な形で1点差にまで迫られる。
それでも何とか5回ツーアウトまでこぎ着けた黒田。
あと1つアウトをとれば勝利投手の権利を得られる大事な場面。
まさかの逆転弾を浴び西武ドームの始球式に登場したのは、ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」に出演中の工藤阿須加さん。
西武など4球団で通算224勝を挙げた父、公康さんと同じ背番号で臨んだそのピッチングは…父親譲りの快速球を投げ込み球場を大いに沸かせた。
日本生命セ・パ交流戦に入ってから勝利のない西武は1回チャンスで4番・中村。
先制のスリーランホームラン。
主砲がチームを勢いづける。
4回には6番・浅村にもスリーランが飛び出すなど打線が爆発。
16安打12得点と打ち勝った西武、連敗を3で止めた。
続いてザックジャパン。
やっと全員がそろった指宿合宿。
ザックジャパンの指宿合宿は4日目。
本田や長友、川島も今日の練習から合流し、W杯に挑む23人全員がそろった。
公開された冒頭の練習では大学生を相手に最終ラインから始まる攻撃の組み立てを確認。
ザッケローニ監督も熱い指示を送る。
本田はW杯仕様の金色スパイクで練習に参加し気持ちは既にブラジルモード。
定位置のトップ下に入ると、フォワードの柿谷といい連係を見せるなど軽快な動きを見せた。
練習後、詰めかけた多くのファンに手を振って応えた本田。
W杯まであと19日。
男子バスケットボールリーグのNBLプレーオフ。
先に3勝すれば優勝のファイナルは連勝で王手をかけた東芝と後がない和歌山が熱戦を繰り広げた。
主導権を握ったのは東芝。
日本代表の辻が次々と3ポイントシュートを決め前半で25点も差をつける。
対する和歌山は第4クォーター、日本代表の川村を中心に連続で12点を奪い、反撃する。
それでも東芝の勢いは止まらず78−61で通算3度目の優勝。
昨年準優勝だった雪辱を果たした。
明日、開幕する第1回世界リレー選手権。
北京オリンピック以来世界大会2度目のメダルを狙う日本チームは前日練習を行った。
リラックスしたムードの中、バトンパスの最終確認。
3走を務める桐生も順調な様子。
この大会で結果を残し、アジア大会に向け、弾みをつける。
東京オリンピックを見据えてホテルオークラ東京の本館が建て替えられることになりました。
2019年には最新のホテルに生まれ変わるということです。
今のホテルは和洋折衷というんですか、非常に価値のある建物で内外にもファンが多くて、私なんかもロビーが非常に落ち着いた雰囲気で大好きだったんだけどちょっと残念な気がしますね。
2014/05/24(土) 17:30〜18:50
MBS毎日放送
報道特集[字]【ウクライナ情勢▽不登校から一歩】
混迷ウクライナであす大統領選挙。分裂の危機加速か?▽不登校生徒を受け入れる学校がある。生徒たちが踏み出す新たな一歩とは。
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【混迷ウクライナあす大統領選挙】
混迷のウクライナで、あす大統領選挙が予定されている。しかし親ロシア派が多数を占める東部では実施すら危うい。国家の分裂は加速してしまうのか?現地から最新ルポ。
【不登校一歩踏み出す若者たち】
不登校の生徒を専門に受け入れる学校がある。どんな学校なのか?そこに通い始めた15歳少女の思いとは?かつて不登校だった22歳の女性が新たに踏み出した一歩とは?
出演者
【キャスター】
金平茂紀(TBSテレビ報道局)
日下部正樹(TBSテレビ報道局)
岡村仁美(TBSテレビアナウンサー)
林みなほ(TBSテレビアナウンサー)
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
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スポーツ – スポーツニュース
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