ア〜。
大勢の人が囲んでいるのはガラスのコップ。
いったい何が始まるんだろう?今回は人の声でガラスのコップを割る大実験に挑戦します。
だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識。
でもそれは本当なのでしょうか。
答えはやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
音を出しているスピーカー。
よ〜く見るとふるえてるね。
そう。
音を出すものは振動してるんだ。
ワ〜ッ!人が声を出すときのどのおくがふるえてその振動が空気に伝わる。
空気の振動でコップをふるわせて割ろうっていうんだね。
でもうまくいかないね。
トロンボーン!これなら割れる?
(トロンボーンの音)ダメか。
音の高さをいろいろ変えて試してるみたいだ。
おや?ストローがゆれた!どうしてだろう?
(トロンボーンの音)またゆれた!もしかしてある決まった高さの音でゆれるのかもしれないね。
やっぱりそうだ!コップがふるえる音の高さは決まってるんだ。
コップをたたいたときに出る音。
実はこの音の高さがコップをふるわせるにはたいせつなんだ。
これは音の高さを色で表すことができる特殊なカメラ。
音カメラで撮影した映像。
音の高さが変わると色が変わる。
コップをたたいたときの音は…こんな色。
こっちはストローがゆれたときのトロンボーンの音。
比べてみるとほら色は同じ。
同じ高さの音を出すとコップがふるえるんだね。
人の声で確かめてみよう。
ア〜。
確かにコップをたたいたときと同じ色だ。
ア〜。
おっゆれた!ア〜。
(せきばらい)ア〜。
同じ高さの音を出し続けるのは難しいみたいだ。
どうしよう…。
機械で大きな音を出してみよう。
これを使えば同じ高さの音を出し続けることができる。
(機械の音)意外に大きくふるえてるんだね。
もう少し音量を上げてみよう。
今度は割れるかな?
(機械の音)うわっグニャグニャだ!これならひょっとして…。
(機械の音)割れた!コップをたたいたときと同じ高さの音を大きな音で出し続けると割れるみたいだ。
よし!これならいけるかも。
はたして人の声でコップは割れるのか大実験の始まりだ。
歌手やぶたい役者スポーツ選手など声のプロを中心に18人が集まった。
コップが割れても危なくないように保護シートを設置する。
用意したコップは4種類。
それぞれたたいたときに出る音の高さがちがう。
自分が出しやすい声の高さに合ったコップを選んで挑戦だ。
さあ実験開始!持ち時間は1人3分。
それを何度もくり返す。
さてどうなるかな?
(ホイッスル)
(みんな)ああ…。
ア〜。
(ホイッスル)
(みんな)ああ…。
ア〜。
ちょっとゆれた!でも少しだけだね。
(ホイッスル)
(みんな)ああ…。
声のプロじゃないけどどうかな?ア〜。
(ホイッスル)
(みんな)お〜!おしい!意外にもコップをいちばんふるわせたのはサッカー選手だった。
でもどうして?サッカー選手と比べるとプロの歌手のほうはいろんな高さの音が混じっている。
豊かに聞こえる声とコップをふるわせる声はちがうみたいだね。
コツはつかんだ。
みんなやる気満々だ。
プロですよ。
意地っていうのがありますんで。
さあもう一度だけ挑戦だ。
ア〜。
プロの歌手たちもみんなストローをゆらせるようになった。
でも割れない。
(はくしゅ)やはりかれしかいない!ア〜。
(みんな)お〜!実験開始から6時間近く。
これがラスト。
がんばって!ア〜。
(ホイッスル)あ〜残念!今回の大実験で声でコップを割るのは難しいことがわかった。
でもコップをたたいたときと同じ高さの声を出し続けられればできるかもしれない。
だからやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
2014/05/24(土) 19:45〜19:55
NHKEテレ1大阪
大科学実験「声でコップが割れる?」[字]
人の声でガラスのコップを割ることはできるのだろうか。楽器や機械を使って、どういう条件が必要なのか検証する。そして、いよいよ大実験!果たしてコップは?
詳細情報
番組内容
スケールが大きい実験で、自然の法則を検証する「大科学実験」。今回の実験は「人の声でガラスのコップは割れるか?」。ウルトラハイスピードカメラや、音の高さを視覚化する特殊なカメラなど、さまざまな機材・方法を駆使して、音でコップを割るための条件を探る。そして最後には、プロの声楽家らを集め、人の声で実験。果たして、コップは割れるだろうか?
出演者
【語り】細野晴臣
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 幼児・小学生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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