おはようございます。
市馬でございます。
寄席での前座の仕事にネタ帳をつけるという事がありまして。
ネタ帳とはここに持ってまいりました。
これ実際に新宿の末廣亭で使われたものなんですけれどもその日の出演者と何をやったかというネタが書いてある訳です。
なかなか大変なんですけれども…。
例えばこういう具合にずっと朝から出演者と演目が書いてあります。
ちなみに私は昼の部のこの辺に出てますね。
「出来心」という話をしてます。
まあうまい前座もあるんですけどなかなか早々書けるもんじゃないんでこれがきっちり書けるようになればそろそろ二つ目が近いとこういう訳なんでございます。
さあでは今日の出演者をご紹介致しましょう。
漫才の青空球児・好児のご両人でございます。
今年でコンビ50年のバイタリティーあふれる高座でございます。
そして浪曲の玉川奈々福さん。
今日はまたおなじみのところでございまして「清水次郎長伝石松金毘羅代参」の一席でございます。
どうぞ。
どうも〜!いやいや…。
(拍手)本当にうれしいね。
漫才ですよ。
いや今日はね漫才というよりお芝居やろうと思ってるの。
どんな芝居やろうか?あのねやっぱり時代劇だね。
何てやつ?「むっつり右門捕物帳」ってやつでさ。
配役は?俺がむっつり右門でお前が死役だよ。
やっていいの?主役。
主役じゃない死役。
何?死役って。
死人の役じゃねえかよ。
(笑い)ばかな事言って。
せりふいらないじゃん。
だからいいんじゃねえか。
何で?じゃああれやろう。
「国定忠治」。
あれがいいかもしれない時代劇で。
はい?「国定忠治」。
何?「国定忠治」って。
三度笠持って「赤城の山もこよいが限りだ」っていう…。
ああ〜「国定忠治」!違う「国定忠治」!あれは「国定忠治」と読むの!読まねえよ。
本当だって!「国定忠治」だよ。
あれは群馬県の有名なお芝居で「国定忠治」。
何だよ知ったかぶっちゃって。
本当か?本当だよ。
いいじゃねえかよ。
配役は?国定忠治は俺に決まってるじゃねえか。
あなたが?でお前が子分の役だよ。
じゃあ球児さんは国定忠治って親分をよく知ってるんだ?いやあんまり知らねえよ。
あんたいい加減だね。
普通お芝居をやる時には国定忠治っていう人物を知らなきゃできないんだよ。
ああそうかいそうかい。
国定忠治って親分は人物的にはすごくいい人物だったの。
だから俺がやるんだよ。
慕われてるんだよ。
その割に背が低いんだって。
で色が黒くて手足が短いんだって。
(笑い)どっちかって言うとふだんゲロゲーロって言うらしい。
そんな事言ってんのかよ。
まあどっちかと言うとね国定忠治っていう親分は不細工なんだって。
ああそうか。
それで国定忠治の子分衆はみんな美形なんだって。
ジャニーズのキムタクみたいなのばっかりなんだって。
さああんたどっちやるの?俺は子分だな。
お前親分やれよ。
じゃあ俺不細工。
いくよ。
「赤城の山で見た月も今ここで見る月も月に変わりはねえけれど変わるこの身が情けねえ」。
俺だって情けねえよ。
(笑い)終わったよ。
ああご苦労さん。
「ご苦労さん」じゃないよ。
あんたせりふ言わなきゃ駄目だろうに。
分かった?「変わるこの身が情けねえ」。
何するんだよ?あんた「国定忠治」を知ってるんだろ?俺は「国定忠治」しか知らないから。
一緒なんだって!普通せりふ知ってるでしょうに。
知らねえよ!普通「親分」って言うでしょ。
だから教えてくれりゃいいじゃねえかよけんか腰で。
「変わるこの身が情けねえ」。
「親分!」。
「誰だ?」。
「俺だ」。
(笑い)名前言うんだよ名前!「変わるこの身が情けねえ」。
「親分!」。
「誰だ?」。
「康夫ちゃんだ」。
(笑い)それはあんたの本名でしょうよ!あんた下地康夫。
分かってるよ。
芸所の名前だよ。
「変わるこの身が情けねえ」。
「ゲロゲーロ」。
(笑い)それはゲロゲーロだよ!分かんねえんだからしょうがねえよ。
あのね子分の浅太郎。
ああ浅か。
「変わるこの身が情けねえ」。
「親分!」。
「誰だ?」。
「浅だ」。
「浅!」。
「へい!」。
「鉄も聞いてくれ。
鉄!」。
「鉄も聞いてくれ。
鉄!鉄!」。
お前何やってるんだ?「鉄も聞いてくれ!」。
誰もいないとこで返事する訳ねえじゃねえか!鉄がここにいるだろ!いないよ!「鉄も聞いてくれ!」。
お前おかしいんじゃねえか?ばか野郎!ここに鉄がいるだろ!いないものが何で返事するんだよ!あんたいなかったら何なんだよ。
何だよ。
あんたの役どころは何だよ?だから俺こっちだよ。
あんた二枚目だろ?そうだよ。
二枚目というのは芸の幅を見せるために二役やる。
二役?こっちは「浅」で返事するでしょ。
俺が「鉄」って言ったらパ〜っと向こうへ駆けていって返事するんだよ。
分かった。
二枚目だもん。
「変わるこの身が情けねえ」。
「親分!」。
「誰だ?」。
「浅だ!」。
「浅!」。
「へい!」。
「鉄も聞いてくれ」。
「親分鉄でございます」。
「浅も聞いてくれ」。
「親分!」。
「鉄も聞いてくれ」。
この野郎!いい加減にしろばか野郎!お前はいいよ真ん中で「浅」「鉄」だから。
俺は疲れちゃってしょうがねえじゃねえか。
どうすんの?ゆっくりやれよゆっくり!「浅も聞いてくれ」。
「へい親分!」。
お前わざとやってるんじゃねえか?何だこの野郎。
「浅も聞いてくれ」。
「へい親分!」。
「鉄も聞いてくれ」。
「へい親分!」。
「浅鉄も聞いてくれ」。
「浅役人が来やがった!来たな木っ端役人!役人があんなに来やがった!」。
ちょっと待てよ。
やめろよ!「役人がウヨウヨと来やがった!来たな木っ端役人!」。
悪いけど救急車呼んでくれ!「役人が来やがった!」。
ちょっとやめろやめろ!お前これが見えるか?これが。
見えねえよ!「来たな木っ端役人!浅お前これ分かるか?」。
俺が言うんだよばか野郎!役人だよ!誰も来ねえよ!来なかったらあんた何なんだよ?何だよ。
二枚目だろ?芸の幅を見せるために役人もやるの。
三役?二枚目だもの。
浅も鉄も役人球児君。
球児君って俺はお茶くみじゃないんだけど。
あのね国定忠治の雰囲気出ないからあれ持ってきて三度笠。
分かった分かった。
三度笠貸してくれよ。
何?これでやってくれって。
三度笠ないから。
これでどうやるんだよ?だからこうやってやれば三度笠の代わりになるじゃねえか。
じゃああんたせりふ分かる?明るい感じで「忠治御用だ!」。
分かった。
「加賀の国の住人小松五郎義兼鍛えし業物。
俺にゃあ生涯てめえという強え味方があったのだ」。
「忠治御用だ!」。
「来たな木っ端役人!」。
(笑い)お前ちょっと待て。
お前やれ。
痛えなこの野郎!お前がやれ。
よ〜し役を変えまして思いっきり殴るぞ。
「かわいい子分のてめえたちとも別れ別れになる門出だ」。
「忠治御用!」。
「来たな木っ端役人!」。
「パッとそれを取って」。
(笑い)「パッとそれを取ってバン」っていうせりふがあるんだよ。
じゃあもう一回やろうか?いや俺がやるからいいよ。
「パッとそれを取ってバン」だよ。
「小松五郎義兼鍛えし業物。
俺にゃあ生涯てめえという強え味方があったのだ」。
「忠治御用!」。
「来たな木っ端役人!」。
「パッとそれを取って」…。
どこまでいっても駄目なんだよ。
冗談じゃねえよ。
(拍手)
(拍手)秋葉路や花橘の茶の香り流れも清き太田川若鮎おどる頃となる松の緑の色も冴え遠州森町よい茶の出どこ娘やりたやお茶摘みにここは名代の火伏の神秋葉神社の参道に産声あげし快男児今のみ代まで名を残す遠州森の石松を不弁ながらも勤めます文久2年3月半ばいずくも同じ花見時桜の花も満開の人の心も春めいて何となくいい気持ち。
今日は次郎長の前へ行儀に座った森の石松が「え〜親分何か用ですか?」。
「石やご苦労だがちょいと使いに行ってきてくれ」。
「どこまで行きましょう?」。
「讃岐の金毘羅様よ」。
「この清水から讃岐の金毘羅様までどのくらい道のりがあんでしょう?」。
「まあ片道170〜180里往復400里と見たら近かろう」。
「行って帰ってどのくらいの日数がかかるでしょう?」。
「急ぐ旅じゃあねえ。
途中見物をしながらまあみつきもありゃゆっくりだろう」。
「へえ〜ちょいとお使いもあったもんだなこりゃ。
わしはね『ちょいと使いに行ってこい』って言うからね隣にくぎ抜きでも借りに行くんだと思った。
どうもみつきのお使いとは驚きましたね」。
「嫌か?」。
「いや嫌じゃねえ。
行ってきます。
何の用があって行くんです?」。
「忘れちゃ済まねえちょうど今から7年前尾張名古屋金の鯱鉾があだ名になり鯱鉾長兵衛のあだ討ちで代官竹垣三郎兵衛保下田の久六を斬ったろう」。
「悪いやつだから斬った」。
「その2人を斬る前に俺がお前たち大勢を連れて讃岐の金毘羅様へ願がけをしたな」。
「へえへえ」。
「その御利益で見事に2人を斬る事ができた。
斬ったからいいわで黙っていたんじゃ誠に金毘羅様に申し訳が立たねえ。
親の譲りの五字忠吉人を斬って汚れていたが研ぎ師にかけて白さやになりすっかり清めがついている。
こいつをお山へ納めてこい」。
「へい」。
「50両あるが奉納金といって刀につけて納めるんだ。
別に30両何の足しにもならねえが道中お前の小遣い。
これだけ持って行ってきてくれ」。
「あっそうすか。
じゃあもうすぐにも行きましょう」。
「まあまあまあ待て待て。
今晩ゆっくり寝て明日早立ちをしろ。
それからな石や無理なようだが次郎長が頭下げてのお願いはお前という人はしらふの時はおとなしいが酒を飲んだら虎おおかみ。
親分子分の見境もつかねえ人。
行って帰って400里みつきの間酒というものはささのつゆほども飲んでくれるな。
これが次郎長の頼みだ分かったか」。
左目の悪い石松が右の眼がきらりと光る行儀に座って聞いてはいたがぐいと顎をば前へ出し「はは〜それじゃあ何すかこのみつきの間酒飲んじゃいけねえっていうんですか?」。
「そうだ」。
「へい分かりました」。
「分かったか?」。
「分かりました。
親の譲りの五字忠吉50両奉納金30両道中私の小遣いそっくりお返し申しました」。
「何だ?」。
「務まらねえから断りましょう」。
「さっぱりした野郎だね」。
(笑い)「はっかなめたような野郎じゃねえかい。
なぜ嫌か?」。
「なぜ嫌かって親分分かりそうなもんじゃねえか。
胸に手当ててよ〜く考えてやってくんねえ。
わしという人間はねこの広い世の中に酒くれえ好きなものはねえ。
それを飲まねえと一時の我慢ができねえ。
みつき飲まなかったら死んじまうわしは。
お前さんだってそうじゃねえか。
酒飲むってえと乱暴なやつやって後で心配するよりおこわを食べてあんころ餅食って汁粉を食ってぜんざい食ってだんごを食って安倍川食ってでもってニコニコ笑ってる天下太平の野郎はうちにはいくらもいるじゃねえかい。
そいつらやってくんねえ」。
「まあお前の言うのは理屈だがこの用ばかりはお前に限ってる」。
「あらつまらねえとこ限られちゃったな。
何でわしに限ってる?」。
「だからよ7年前俺は金毘羅様のさい銭箱の脇にしゃがみ込んで両の手合わして『未練なようだが次郎長が2人を斬ってまだしゃばにいるような事ができますれば親の譲りの五字忠吉50両つけて奉納つかまつる。
千に一つや万が一私に来られない時には』とこう言ってひょいっと脇を見たらお前が突っ立ってたんで『この石松を代参によこします』と俺は金毘羅様に約束しちゃったの」。
「あら〜。
つまらねえ所に立っていやがったな7年前。
わしはできねえから断りますよ」。
「じゃあ俺がこれほど頼んでもどうしても嫌か?」。
「嫌です!」。
「よせ!自慢じゃねえが次郎長が六百何十子分がいるが親分の言う事を聞かねえ子分はてめえ一人だ。
生かしておいていい余地がねえ。
命はもらった覚悟しろ!」。
「ありがてえな!」。
「何がありがてえんだい?」。
・「親兄弟に見放されときた」
(笑い)「何を節をつけてやんだい」。
・「赤の他人のおまはんのとくらぁ」「子分になったのはねわしはお前さんにほれて子分になった。
そのほれたお前さんと一緒に死ねたらわしは本望だい。
はあ〜うれしいな楽しいな。
さあ好きなようにやってやってくんねい」。
「この野郎口返答しやがったな。
もう勘弁ならねえ!」と次郎長が長脇差しのさや払って片手上段に振りかぶった。
子分思いの次郎長。
まして目の中に入れても痛くないほど石松を何で次郎長が斬れるものか。
脅かしたら謝るだろう。
謝ったら許してやろうと思った。
ところがこの石松ってやつはどこをたたいたってしんから底から強いからびくともしません。
「あっ抜いたね。
へっ面白え。
さあどっからでも斬ってくんねえ!」。
「ええい面倒くせえ!」。
ここで石松斬るようなそんな小さな肝玉では海道一の親分だと後年名前は残らない「石松を斬るんだこいつを殺すんだ」って大声を上げていたら誰か止め手が来るだろうと思っていたら誰も出てこない。
(笑い)話変わってさいぜんより隣座敷でこの様子眺めていました二人は清水一家は鬼より怖い大政小政の声がする大政小政が出てきたところでちょうど時間となりましたこの続きはまたのご縁とお慰みしましたまずこれまで
(拍手)
(拍手)ちょっとね今日は古い大切な写真をお借りしてきたんでこれが何か記念浪曲大会の時のずらりと出演者が並んでいるんですがこれはもう伝説的な人ばっかりなんで私も何人かは分かるんですけどね。
はいはいはい。
これ…分かるのどれです?一番真ん中の…。
眼鏡をかけているのは酒井雲先生。
この方が雲先生?村田英雄さんの師匠?そうです。
はあ〜「恩讐の彼方に」ですね。
これは相模先生でしょ?相模太郎先生。
「灰神楽」の相模先生ですよ。
これが国友忠先生です。
ここに国友先生が。
はあ〜。
目がぱっちりとしていい男で。
ここに天津羽衣さん。
そう羽衣先生です。
一番端が…。
浦太郎先生だ。
そう初代の浦太郎。
「火事と喧嘩は」…。
「野狐三次」。
どすの利いたいい声でしたね。
火事と喧嘩は江戸の華そうそう。
「木っ端売り」ですよ。
はい「木っ端売り」有名でしたね。
この間の勝太郎先生。
かわいいですね。
三代目勝太郎ですよ。
早死にしちゃったね。
こちらが今頃元気ならね業界もしっかりいってるんですけどね。
惜しかったね。
惜しい人みんな先逝かれちゃって。
これはまた本当に浪曲ファンが…。
もう皆さんね…浪曲やる方も先生方もみんな一人一人個性があって本当に今のあれじゃ全然違いますよね。
大会でも次の先生がやってると下手でねじ〜っと聴いててもう競争ですよ。
よし今度出たら俺食ってやるっていうかね。
そういう芸のしのぎ合いというかね…。
その争いは大会の時もそういうあれがいっぱい見られましたね。
御師さんちょっと弾きながらやってもらえません?弾きながらって言ったってそんなのやりませんよ。
やって下さいよ。
ちょっと聴きたいな。
じゃあ色っぽいところを…。
会話をやって下さい。
じゃああの…。
何か色っぽいの。
色っぽいの?色っぽいのいきましょうよ。
浪曲の方がいいですか?うなりたいですか?いやいや浪曲でなくてもいいですけど。
色っぽいっていうと…例えば色っぽい場面があるじゃないですか。
ちょっとこう…。
ずっとしゃべってて下さい。
そうしたら弾きますから。
え〜…。
「よう随分待たしたな」。
「私待ちくたびれてもうどうにもしかたがない。
さあまあ一杯召し上がって」。
「そうかい。
じゃあ一つもらおうか。
『待たせるとも待つ身になるな』って言うけどつらい目を遭わしたね」。
いいですねこういう感じで。
こういうのをずっと弾いて…描写をね。
夕方日が暮れてあれしたっていう時にそういうところの場面はそういうふうに弾きますし…。
なるほどね。
ほかに例えばね御師さん雪の降る場面。
雪の降るようなそういう時に太鼓だとね雪音ってのがあるんですけども何か雪の場面のそんなのあります?本式には…弾けないんですよ。
感じを出して「ああ今日は雪がすごいな」とかって言って演者がやってる時に邪魔にならないようにその感じを出すだけ。
じゃあこんな感じで。
「はあ〜。
ああ寒い。
あ〜あこんな雪の降る日にな船を出さなきゃならねえ。
情けねえ家業だなこりゃな。
ああ〜寒い。
指なんかちぎれそうだなこりゃな。
『大寒小寒山から小僧が泣いて来た』と」。
こんな感じ。
これは雪の場面でね。
なかなかその場面その場面っていうとこで…。
そうですねせりふを邪魔しないように手抜いてちょっと飛ばしたり…。
感じだけをつかんで…。
だからこれを弾かなきゃいけないっていう決まりじゃなくて今みたいにその会話の場面場面その物語の途中途中で間を拾いながらじゃあしっぽりぬれるところはそんな雰囲気。
わっと酒飲んでにぎやかなとこはそういう雰囲気。
この雰囲気を三味線で表すという。
だから新内ばっかり弾くとこじゃないところがあるでしょ。
全然田舎の何かね部屋で何か乳繰り合ってる時とかそんなのはチンとか…。
何かその雰囲気で弾いているんです。
あの〜話は全然違うんですけど一時「浪曲はもう絶えるんじゃないか」までいわれたんだけど最近は有望な若い人もいっぱい入ってきて楽しみなんで私も浪曲好きだから何かねお力になれたら…。
これから若い人たちが伸び伸びと勉強できてやれる所がいっぱいあればね。
作ってもらいたいですよね場所を。
場所がないから。
私たちは毎日のように一日こことやったら次は次は次はって…。
昔巡業でねさっきのように…。
それがあったから三味線弾きもいやおうなしに毎日弾いています。
節の方も一生懸命毎日やってます。
同じネタでも変えてでもね。
それがいい勉強になるんですよ。
お客さん相手ですから。
そりゃそうだ。
お金取ってるお客さんが少なかろうが多かろうが入ってますからその前で勉強ができるのは今の若い人は本当お弟子さんこれからどうなるのかなと思うくらい場所がないですね。
お稽古の場所がね。
下でお稽古ばっかりしてもやっぱり舞台ですよ。
舞台でお客さんの前で数多くやる事が一番いい事なんですよね。
御師さんもそうやって若い人を見ながらこれからの浪曲界に何か望む事とか…。
今のね場所を増やすこれはもちろんですけども何かもっとこうなってもらいたいとか何かあります?もう先輩たちとっくに逝っちゃったからね大御所たちはね。
それを見て勉強できないでしょ。
大御所と一緒に舞台を見てるといい勉強になるんですけど…。
だから御師さんがそういう大御所の師匠たちについてやってた生き証人でありいいお手本なんだから若い人もこういう御師さんたちの芸を見て盗んでこれから頑張ってもらいたいね。
そうですね。
だから本当に勉強勉強もっと…。
なまぬるい勉強じゃなくて本当にねもっと真剣に勉強して頂きたい。
それでねやっぱりお客さんに「ああ〜よかった」って言われてね「本当に楽しかった笑えて泣けてね」っていうそういう面白い芸題をやってもらいたいです。
お客さんに喜ばれるね。
今日はいろんな楽しいお話をありがとうございました。
何かもう口下手で…。
どこが口下手なんですか。
あれだけしゃべってねどこが口下手なんですか。
じゃあ御師さん今日のおしまいはやっぱりあれで締めてもらいましょうかね。
御師さんがいてこれで終わりという事になればひとつね…。
豊子師匠をお迎え致しまして楽しく過ごしてまいりました「演芸図鑑」。
ちょうど時間となりましたまたのご縁とお預かりお粗末でしたまずこれまで
(2人)ありがとうございました。
2014/05/25(日) 05:15〜05:45
NHK総合1・神戸
柳亭市馬の演芸図鑑「青空球児・好児、玉川奈々福、沢村豊子」[字]
落語家・柳亭市馬のナビゲートで、とっておきの演芸と対談をお届けします。演芸は、青空球児・好児の漫才、玉川奈々福の浪曲。対談のゲストは浪曲の曲師・沢村豊子。
詳細情報
番組内容
落語家・柳亭市馬のナビゲートで、とっておきの演芸と対談をお届けします。演芸は、青空球児・好児の漫才、玉川奈々福の浪曲。対談のゲストは浪曲の曲師・沢村豊子。
出演者
【出演】沢村豊子,青空球児・好児,玉川奈々福,【ナビゲーター】柳亭市馬
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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