臨場2 2014.05.26

周りが見えなくなって突っ走るとこがある!あんたに言われたないわ。

(一同)お疲れ様です。
(小坂留美)まさかこの警笛死んだ谷本さんの…?
(一ノ瀬和之)どういう事ですか?
(倉石義男)はい次。
(刑事たち)はい。
左側頭部…。
えー左耳介から4.5センチ上方の部位に2.2センチ掛け1.6センチの挫裂創。
辺縁には表皮剥脱が認められる。
せーの…。
えー後頭部ほぼ中央…。
(刑事)お疲れ様です!えーと2.7センチ掛け…。
お疲れ様です。
…2.6センチの挫裂創。
後頭部挫裂創。
ああ…?こんなとこにも傷があるな。
左下肢…足底から29センチ上方スネの部位。
幅1.4…。
真横に2.3センチの打撲痕。
最大部で1.8センチの皮下出血。
はい。
うん…?なんでこんなとこに滴下血痕が…。
見立ては聞くまでもないな。
ああ…殺しだ。
後頭部の傷が致命傷。
(一ノ瀬)犯人はその後更に灰皿で殴ったものと見られます。
硬直は完全に解けてる。
皮膚の乾燥と下腹部の腐敗性変色から見て1週間ってとこだ。
(江川康平)発見者の証言と合致します。
状況を説明しろ。
(坂東治久)マルガイはこの部屋に住む沢木俊也26歳。
(坂東)発見者は沢木の恋人で最後に会ったのが3日の夜。
犯行時刻は1週間前3日夜から4日未明にかけて…。
4日未明?谷本が拳銃で自殺した日だ。
(坂東)谷本は殺人を犯していた。
だから谷本は自殺した…。
まだ警笛が事件に関係があると決まったわけじゃねえ。

(坂東)それじゃあ沢木さんは先月末までこちらで警備員として働いてたんですね?
(松田佐保子)そうです。
万引き犯の監視取り締まりを行っていました。
(相沢)今回の事件は沢木さんに恨みを持つ人物の犯行と思われます。
何か心当たりは?さあ…。
業務日誌を見せて頂けますか?あっすいません。
この…谷本絵梨華というのは?
(佐保子)ああこの子は覚えています。
(佐保子)万引きですね。
(坂東)確保したのは?
(佐保子)沢木さんです。
(沢木俊也)すいません。
ちょっと事務所に来ましょうか。
(佐保子)初犯でしたし盗品は口紅1点。
反省もしていましたので警察には報せず家に帰しました。
そのあとすぐ巡回でお巡りさんがお見えになって…。
奥寺さん…。
(奥寺宣彦)今の子何か?
(奥寺の声)私は谷本さんの娘さんを知っていますし気になったので警備員に何度も確認したところ万引きだと知りました。
その事を君は谷本に話したのか?迷いました。
でも黙っておくわけにはいかないと思い…。
(谷本正博)絵梨華が万引きを…?
(奥寺)お伝えすべきか迷ったんですが…。
警備員の話ではお嬢さんは心から反省していたそうです。
ですからどうかこの事はお嬢さんには…。
(坂東)沢木の経歴に関して気になる点がありますので報告致します。
今から10年前16歳の時沢木は恐喝事件を起こし少年院に入っています。
恐喝…。
その後職を転々とし2年前警備会社に勤務。
(一ノ瀬)やばいですよ捜査会議に乗り込むなんて…。
また嫌な予感がしますよ。
だから…止めて聞くような人じゃないでしょ。
そうですね。
警笛に付着していた唾液鑑定の結果血液型DNA型共に谷本と合致。
現場にあった警笛は谷本のもので間違いない。
灰皿に付着していた指紋も谷本の指紋と合致した。
じゃあやはり谷本が…。
俺のとは違うなぁ〜!…出ましたよ。
谷本さんは昔鑑識にいた警察官だ。
現場にこれみよがしに警笛を置きベタベタ指紋を残すわけねえだろ。
倉石お前は黙ってろ。
発見者が部屋を訪ねた時ドアには鍵がかかってた!妙だろっ!?室内にはありありと物証を残してなんで部屋の鍵かけなきゃなんねえの?その事なら俺も疑問を感じないわけじゃない!だが谷本には娘の万引きを通して沢木との接点があった。
谷本を容疑者から外す事は出来ない!接点より…現場だ!現場の状況がホシは他にいる可能性があると語ってんだ!足りねえなぁ!捜査するのは俺たちだ!!検視官の御託を聞くために会議をやってんじゃねえ!!…あそう。
じゃ拾ってこいよ。
落っこってんぞ。
(五代恵一)谷本の自殺は病気を苦にしたものではなく谷本は殺人を犯していた…だから自殺したっていうのか?まだ断定は出来ませんが…。
断定も何も他に考えようがないだろう。
それが事実なら我々にとって最悪の事態だ。
目撃者の発見。
谷本がなぜ沢木を殺さなければならなかったのか動機の解明。
裏が取れ次第被疑者死亡で送検。
立原…早期に終結させろ。
はい!
(リポーター)「殺された沢木さんは先月までこのホームセンターで警備員として勤務していました」「沢木さんは誰に殺されたのか?」「なぜ殺されなければならなかったのか?」「近所の方の証言ではきちんと挨拶をしてくる好青年だったようで特に恨みを買っているという事もなかったようです」
(西田守)よしっ。
死亡推定時刻をもうちょっと狭めたいんだ。
食物残渣はどう?まあ胃の中の消化具合を判断して死亡したのは食後2〜3時間ってとこかな。
それとこの左スネにある打撲痕なんですけど先生はどう見ます?
(西田)あ〜これは犯人ともみ合った時にどこかぶつけたんじゃないかな。
犯人が持ち込んだ凶器だとしたら他にもあるはずなんだけどスネだけだからね。
どっかにぶつけた傷ですか?それはそうと倉ちゃん…。
うん?今夜どう?「かくれんぼ」行こうよ。
俺1人で行ってもさ真里ちゃん冷たくて…。
あら今日はお義兄さん一緒じゃないの?って。
なっ倉ちゃん。
鑑定書早く書いて。
(内藤佳苗)あっ…!確か警察の…?谷本さんの妹さんだ。
小坂と言います。
どうかなさったんですか?たった今渋谷北署から電話があって絵梨華ちゃんが補導されたって言うんです。
もう私どうしたら…。
おいおい…。
私が…私が行きます。
すいません…。
わざわざおいで頂いたところに申し訳ありません。
いや…近くに用があったついでだから。
絵梨華ちゃん私が引き取るべきなんでしょうけど学校へは行かない夜遊びはするってもう…。
今のままじゃとっても育てる自信ありません。
あれ…?
(佳苗)ああ1匹死んじゃって…。
絹代さんが亡くなった年に絵梨華ちゃんにって兄が買った金魚だったんですけど。
あーりゃりゃりゃ…。
そうかそうかぁ…。
お前1匹だけになっちまったか。
(警察官)谷本さん。
(刑事)喝上げです。
(母親)どうもすいませんでした。
美奈ちゃん…。
まあもっともやったのは仲間の男2人であの子たちはいきなり見張りをしてろと言われたそうです。
叔母さんが心配してるから帰りましょう。
(谷本絵梨華)ほっといて。
お父さんが自殺したあなたの気持ちはわかるけどこんな事しててどうするの?あんたには関係ないでしょ!絵梨華さん…。
私警察官は嫌いなの。
(坂東)谷本絵梨華さん。
沢木俊也の事件の事で聞きたい事があるんだ。
3日の夜11時頃どこにいました?お父さんが自殺した日だよ。
渋谷。
夜11時頃殺された沢木のマンション近くで君を見た人がいるんだ。
イタッ!渋谷に行ったのはそのあとだろ?沢木のマンションに何しに行った?沢木との間に何があったんだ?
(ため息)
(一ノ瀬)沢木のスネの傷…。
左下肢足底から上方へ29センチ。
この傷はどこでついたのか…どこにぶけたのか…。
違う…テーブルじゃない。
他の何かだ。
(ため息)犯人が持ち込んだ何かか?3日の夜団地で騒いでた連中を交番で説諭して帰したのが…。
(柏木)11時過ぎです。
そのあとすぐ谷本さんは本署に用事があると言って1人で出かけていった…。
(柏木)そうです。
う〜ん…この交番からだと沢木のマンションまで自転車で15分とかからねえ。
とすると着いたのが11時半…。
沢木の死亡推定時刻とピッタンコか…。
現場に警笛が落ちていた事は聞きました。
でもそれで箱長を疑うのは…。
谷本さんが自殺したのは病気の事があったからだと思います。
もちろん娘さんの事も。
いつだったか…。
(谷本)不思議なもんだな。
自分の娘より君たちと食事する回数の方が多いなんてな。
どっちが本当の家やら…。
ああ…!
(奥寺)大丈夫ですか?一度病院に行かれた方がいいです。
谷本さん?大丈夫だ…。
(奥寺)病気の事を知ってれば娘さんの事は話しませんでした。
万引きの件を谷本さんに話したのが3月20日…。
勤務表3月の分も見せてくれ。
はい。
谷本さんの娘さん今日も立原さんに呼ばれてるようです。
本部は絵梨華さんを疑ってるみたいです。
バカが…。
後頭部を陥没させるほどの勢いで沢木を押し倒す…。
そんな真似があの子に出来るわけがねえんだ。
ホシは谷本さんです。
はあ?沢木のスネの傷は犯人が持参した物で殴ったとしか考えられません。
西田教授が言っていたように他に似た傷がないのは殺意を持って持参したからではなく身に着けていたものだからです。
身に着けてた?地域課から借りてきました。
幅1.4真横に2.3…。
沢木のスネの傷と合致します。
それだけか?え?警笛は?いえ…警笛ではなく警棒です。
なんで現場に警笛が落ちてたのかって聞いてんだ。
それは沢木と乱闘になって…。
ドアの鍵はなんでかけた?それは…。
この滴下血痕はなんでついた?それじゃあ…根こそぎ拾えてねえな…。
じゃあ倉石さんは事件をどう見てるんですか!谷本さんが沢木のマンションに行ったのは確かだろう。
だが谷本さんはホシじゃねえ。
警笛も指紋も…わざと残したんだ。
谷本さんは誰かをかばうために自分でやったように偽装した…。
そっか…。
谷本さんは絵梨華さんが沢木を殺したと思った。
だから絵梨華さんをかばうために…。
そんなの推測に決まってるじゃないですか!このスネの傷が犯人を物語ってます。
ホシは谷本さんに決まりです!イチ。
お前そこの皇居でアヒルと遊んでろ。
遊んできますよ!ちょっと…。
ここから見てるぞ。
俺は君を疑ってるわけじゃない。
沢木との間に何があったのか正直に話してほしいんだ。
私を疑ってないって…ほんと?ああ本当だ。
話してくれ。
あの警備員は最低だよ。
万引きして捕まったあと電話かかってきて…。
気が変わってね。
万引きは現行犯でないと逮捕出来ない。
でも証拠が残ってれば…。
話は別だ。
父親に知られてもいいのかって…。
そのあと今度はマンションに来いって何度も電話があって…。
あんまりしつこいから…。
3日の夜沢木のマンションに行った…。
でも近くまで行ったけどやっぱり部屋には入らないで帰った。
沢木は言うとおりにしないとお父さんにばらすと言ったんだな?坂東。
まさか…。
親父が沢木を殺したっていうの?お父さんが…殺したの?だから…自殺したの?私が万引きなんてしたから!私のせい…私のせいだ…。
私のせいだ…!はいコーヒー。
どうぞ。
サンキュー。
何見てるんですか?そのノートは?俺の宝だ。
今の俺があるのはその男のせいかもな…。
谷本さん!おう!まだ何か?おう…まだ拾いきれてない気がしてな。
じゃあ倉石さんが根こそぎ拾うようになったのは…。
谷本のおっさんの背中から教わった。
そんな人がなぜ地域課に?鑑識を続けたかった気持ちは痛えほどわかる。
交番勤務に異動したのは…娘のためだ。
(電話)はい検視官室。
あっどうも小坂です。
絵梨華さんが何か?え!自殺未遂!?あの…それで病院は?はい…命に別状はないんですね。
倉石さん!なんの用…。
立原!お前どんな捜査やってんだ?事件当夜沢木のマンション近くで谷本と絵梨華が目撃されている。
あの子が?制服警官を見た目撃者は何人もいる。
うち1人は谷本の顔をはっきりと覚えてるんだ!コンビニの防犯カメラにも犯行時刻表を自転車で行く谷本が映っていた。
絵梨華に事情を聞くのも当然の事だ!自殺に追い込むまでか?それは…!坂東!お前たちの捜査は…見当外れだ。
倉石。
出来る事なら谷本さんを疑いたくはない。
だが状況は全部揃ってる…。
沢木のスネの傷も警棒で叩いた跡と合致するそうじゃないか。
すみません…。
そのうえ制服警官を見た人間が何人もいるか…。
制服警官…。
おい…倉石!
(ノック)失礼します。
どうも…。
幸い大事には至らなくて。
自殺なんて…。
あなたまでそんな愚かな事してどうするの!
(絵梨華)去年私受験に失敗したの。
第一志望の高校に落ちて。
その学校お母さんが通ってた学校でどうしても通りたかった。
だからあまり学校にも行きたくなくて。
一人でいるより外で遊んでいる方が気が楽で…。
こないだスーパーで口紅見ているうちにそういえば昔お母さんの口紅をつけて遊んだ事があったなって。
お母さん怒りながら笑い出して。
そんな事考えているうちに気付いたら持ったままだった。
お母さんの事ずっと思ってたんだ。
思わなきゃ生きていけなかったから。
お父さんがいたじゃない。
お父さんは構ってくれなかった。
まず仕事。
私の事なんかどうでもいいのよ。
谷本で決まりだ。
動機は娘の万引きの件での沢木の脅迫。
その事でもめて沢木を殺害。
ブツも状況も事件当夜の目撃証言も完璧だろう。
被疑者死亡で送検しろ。
制服警官を見た目撃者が多すぎる気がします。
お前まで倉石のざれ言に惑わされてどうすんだ。
奴は検視官であって刑事ではない。
立原これ以上の捜査は無駄だと言ってる。
お前が送検しないんだったら私がするぞ。
もう少し…裏を取らせてください。
ああ…谷本さんに間違いねえな。
時間を前に戻してくれ。
はい。
そこ!戻してくれ…。
顔見えねえなこれ…。
谷本さんっぽくねえな…。
今度は時間先送って。
はい。
ストップ!ごめんごめん…。
これも顔見えねえや…。
谷本さんじゃねえなこれ…。
まず警察官が来てそのあと谷本さん。
でまた警察官…。
う〜ん…。
笛だ。
警らか?
(奥寺)え?俺も行こう。
あっ…。
行こう。
行こう行こう。
ああ…はい。
これ借りるよ。
(柏木)ちょっ…ちょっと。
あの夜沢木のマンションに行った警察官は谷本さんだけじゃねえんだ。
別の警察官がいた。
コンビニの防犯カメラに映ってたよ。
そいつはまず11時23分沢木のマンションの方角へ向かい次に0時20分まるでなんか忘れ物したかのようにまた沢木のマンションに向かった。
3日の夜あんたは11時過ぎに警らに出かけ戻ったのが11時55分。
そのあとなぜかまたすぐ警らに出てんな。
そのコンビニの防犯カメラに映った警察官が私だというんですか?違いますよ。
3月の行動も妙だ。
万引きの件があったあとやたら警らの時間が増えてる。
ほれ。
この事に谷本さんは気付いてた。
うちの奥寺が沢木さんに会いに?ええ。
何度かお見えになられてます。
2人はどんな話を?詳しくは…。
でも一度だけ見たんです。
(奥寺)お前まさか絵梨華さんを…。
(沢木)そんな…脅してなんかいませんよ。
嫌だなぁ…俺を信じてくださいよ。
谷本さんは事情を知って驚いただろうよ。
だが沢木の脅しが事実かどうかわからねえ以上どうしようもねえ。
谷本さんはあんたの行動を気に掛けた。
そしてあの夜だ。
すいません警らへ出かけてきます。
(谷本)うん。
あんたのあとを追うように谷本さんは沢木のマンションへ行った。
そこで谷本さんは見たんだろうな。
沢木の部屋から逃げ去るあんたをさ。
沢木を殺したのはあんただ。
いい加減にしてください。
証拠あるんですか?警笛だよ。
備品係で聞いたが事件のあった翌日あんた新しい警笛手に入れてんな。
ピッカピカ。
はい。
谷本さんがなんで現場に警笛を残したのか…。
あんたの警笛が落っこってたからだ。
谷本さんは全てを察した。
娘のために殺人を犯してしまったあんたを谷本さんは守りたかった。
だから自分の警笛を現場に残したんだ。
更に凶器に指紋を残し警笛をなくした事に気付いたあんたが戻ってきても部屋に入れぬよう殺人は自分がやったものとして事件を封印した。
罪を被ったところで取り調べを受けりゃあボロが出る。
自分は余命3か月。
谷本さんは嘘をあの世に持っていこうと思ったんだろうよ。
だから死を選んだ。
なんで…。
なんで俺なんかのために…。
前にな谷本さんを訪ねた事がある。
(谷本)倉石お前の噂は聞いてるよ。
すご腕の検視官になったとな。
たいしたもんだ。
谷本さんのおかげです。
娘さんは?交番勤務になれば娘の面倒を見る事が出来ると思った。
食事の世話に掃除洗濯宿題の手伝い。
俺なりに必死にやってるんだがこの間も絵梨華が楽しみにしていた授業参観に出る事が出来なくてな。
結局何かあれば仕事を優先させて絵梨華には寂しい思いをさせちまう。
それに娘は難しい。
どう接していいのかわからない。
娘を思う俺の気持ちがうまく伝わらない。
だがな倉石俺はここに来てよかったと思ってる。
交番は警察官の原点だ。
それに俺にとっちゃただの職場じゃない。
部下や仲間と寝食を共にする。
この箱はもうひとつの俺の大事な家みたいなもんだ。
谷本さんはあんたを守りたかった。
谷本さんにとってあんたはただの部下じゃねえ。
娘同様守りたい家族だったんだよ。

(嗚咽)
(奥寺)10年前私は板橋東署の生安課にいました。
(奥寺)恐喝を働いた当時16歳の沢木を挙げたのは私です。
2年前ホームセンターで警備員として働く沢木と再会した時…。
嬉しく思いました。
更生したと…信じました。
(奥寺の声)ですが先月万引きがあったその2日後喫茶店に2人がいるのを見かけました。
沢木が絵梨華さんを脅している…。
私は沢木のマンションへ行きました。
奥寺さん…!なんですか?こんな時間に…。
(沢木)奥寺さん!?
(奥寺)これをネタに強請ってたんだな。
更生するって約束したろう?俺との約束は…。
(沢木)ふざけんなよ!帰れよほらー!
(奥寺)どけ!
(沢木)あぁ…!
(ぶつかる音)
(机を叩く音)なぜ逃げた…?逃げなければ…谷本さんを巻き込む事はなかった…!!翌朝谷本さんが自殺して。
その時は訳がわかりませんでした。
本当の事を話そうと思いました。
でも言えなかった。
私はどうしても警察官を続けたかった。
(奥寺)すいませんでした…!谷本さんの所持品だ。
自殺とわかった時点で遺族に返すべきだったが事件続きで延び延びになってた。
お前から絵梨華さんに渡すんだな。
なんで俺が…!?それと倉石!捜査に口出しするのはこれまでだ。
眉毛部長の命令か…。
(チャイム)顔貸せ。
よーしそれそれそれ…。
(店員)これ?違う違う…!これこれこれ!ああこっちか。
その白いやつの…。
いやいや違うってば!その赤くてほらデカイやつだよ。
ああこれだなこれこれ…。
そうそう…!だから…。
貸せ!ほら。
こんなの簡単じゃねえか…!おいおい…。
はい。
奥寺さんの事も…結局は私のせいだったんだね。
そいつは違うなあ。
誰のせいでもねえ。
奥寺も谷本さんも自分の意思だ。
お前のせいじゃねえ。
もういいよ。
だがなあ…死のうと決意した時谷本さんどんな思いだったか…。
もういいって…!!よかねえんだよ!!あのトンネルの中で自殺するまで谷本さん何してたか…。
ほれっ。

(電話の呼び出し音)「ただいま電話に出る事が出来ません…」
(発砲音)お前の親父はバカ野郎だ。
どんな理由があろうと子供を残して自殺する親はバカ野郎だよ!だがなあお前の親父は器用な男じゃねえ。
どんなに娘の事を思ってたってうまく伝えられねえんだよ!お前の親父はなあ最後の最後までお前の事を忘れた事なんかねえぞ!いつもいつも…ずーっとずっともう…お前の事を思ってたんだよ。
人はなあ独りで生きてるんじゃねえ。
誰かに思われて…支えられてるから生きていけるんだ…。
それがわかんねえお前も…大バカ野郎だよ!ほれ!持って帰れ。
この金魚は…倉石さんにあげる。
あぁん!?Dialogue:0,0:56:20.01,0:56:2014/05/26(月) 16:00〜16:58
ABCテレビ1
臨場2[再][字]

「封印〜警笛の秘密!!」

詳細情報
◇番組内容
臨場とは、事件現場に臨み、初動捜査に当たること。遺体や現場に残された物証から、事件の見立てを読む検視官・倉石義男は、優秀だが死者の声を全て拾えれば周囲との軋轢など気にしない組織の厄介者。「拾えるものは、根こそぎ拾ってやれ」彼の死者に対する悼み方、優しさが死因を追究し事件解決へ導く…
◇出演者
内野聖陽、松下由樹、高嶋政伸 ほか

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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