(テーマ音楽)皆さんの毎日の健康に役立てて頂きましょう。
「きょうの健康」です。
今週お伝えしていきますのは…これねひと事じゃないんですね。
私も11〜12年前ですかね血圧高いですよと言われて服薬を始めてその後生活習慣もいろいろ改めて運動も心掛け今はほぼよくコントロールできてますという事になってるんですよね。
だから今日は関心を持って聞きたいなと思っておりますが。
ではお迎えしている専門家をご紹介致します。
高血圧治療がご専門でございます。
どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
高血圧私もそうなんですが自覚症状がほとんどございませんですよね?しかし放置しておくとやはりよくないんですね?高血圧は非常にありふれた病気ですけれどもやはり自覚症状がなくても放置すると動脈硬化が進んできて心臓が肥大してきます。
その結果…大きな病気の重大な原因になります。
最近では認知症にも高血圧が関係している事も分かってまいりました。
しかしながらきちんと治療して血圧を管理しますとこういった大きな病気の大部分を予防できる事もまた分かっております。
血圧管理大事ですね。
今週4日間ご覧のようなテーマでお送りしていきますがまず今日はこちら。
高血圧対策の基本中の基本…それではお話の最初にまず高血圧というのはどれぐらいの値をいうんですかね?こちらで確認してみましょう。
高血圧の診断基準です。
上の血圧が140以上下の血圧が90以上どちらが高くても高血圧と診断されます。
ただしこれは医療機関などの診察室で測定した場合です。
家庭で測りますと血圧は低めに出ますので家庭血圧では135以上85以上が高血圧となります。
診察室の血圧から5を引いて下さい。
一方正常血圧はといいますと診察室の場合は上130未満かつ下85未満です。
家庭血圧の場合はといいますと上が125未満かつ下が80未満です。
この間の値の人は将来高血圧になる可能性が高いため注意が必要なんです。
診察室の値と家庭の値とある事が分かりましたね。
高血圧の人はどこまで下げていく必要があると考えればいいんでしょうかね?高血圧は循環器病の危険性が高いですので今の原則としては高血圧じゃない状態ですね。
すなわち病院の血圧が140/90未満家庭血圧は130/85未満が原則になります。
ただし80歳以上の人は少し高め140〜150でいいかもしれません。
一方腎臓が悪い人とか糖尿病の人はやや高い血圧でも循環器病が起こりやすいですし腎臓も悪くなりやすいですので正常血圧130未満家庭血圧を125未満というところがお勧めになります。
腎臓病糖尿病お持ちの人についてはよりシビアに考えた方がいいという事なんですね。
先ほども触れましたが診察室の血圧家庭の血圧2つございますけれども家庭で測った方がよいという事なんですね?診察室の血圧では特殊な条件になりますのでその人の日常生活の血圧とはだいぶ離れている事があります。
家庭血圧は日常生活の血圧が分かりますのでその結果として白衣高血圧仮面高血圧といった状態がよく分かります。
さあどういうものでしょうか?これは聞いた事があるんですが。
白衣高血圧は毎回知られていますけれども…一方仮面高血圧は最近注目されてまして…2つとも心配なものなんですか?白衣高血圧は基本的には家庭では正常ですのであまり心配ないと言っていいと思います。
一方仮面高血圧は本当の血圧は高い訳ですので循環器病を起こしやすい事が分かっております。
従って要注意要治療の状態と考えていいですね。
これはしかしまさに家庭で測っていないと分かってこない事ですから重要ですよね。
それでは家庭で血圧を実際どう測ればいいのかとそのやり方ですね。
あっちで見てみましょうか。
今日は血圧計を用意しました。
血圧計は手首で測るものや指で測るものなどいろいろなものがあるんですがこのような上腕にカフ腕帯を巻くタイプというのが最も正確に測定できます。
では今日は濱中さんの血圧を測ってみましょう。
血圧はこのように椅子に座って測ります。
足が床に着く高さにして下さい。
そして実際にはこの姿勢で1〜2分安静にしてから測り始めます。
カフの巻き方ですがちょうどカフの下の端が肘の関節より少し上に収まるくらいに巻いて下さい。
カフの部分と自分の心臓の高さが同じぐらいなるように調節します。
そして今薄手のシャツの上から巻いていますがこれは全く問題ありません。
もちろん素肌に巻いても構いません。
測定中はこのようにじっとして話をしないようにして下さい。
なお畳の部屋などで座って測る時は正座をしますと足に負担がかかってしまって血圧が上がってしまいます。
あぐらをかいて測るといいですね。
さあ結果が出ましたね。
どうしましょう。
上が159下が93という測定結果になりました。
これはおかしいな。
ちゃんと管理できてるはずなんですが…。
どう考えればいいでしょうか?ショックなんですけれども。
濱中さんは薬のんでいらっしゃいますけれどもふだんおうちではどのぐらいなんでしょう?大体平均的には朝と晩の記録をつけて上が120前後下が75〜80ぐらい。
いいですね。
やはり仕事中とか人前で測りますとどうしても緊張して多少上がりますのでふだんのおうちの血圧が十分低ければ多分大丈夫だろうとは思いますね。
ただし最近は職場高血圧という言葉もありますので時々仕事場で測ってみていつも高ければ担当の先生にご相談頂くのがいいかもしれません。
この仕事がいかにストレスがかかっているかという事がよく分かってきましたね。
緊張しているんですね。
考えなきゃいけませんね。
さて家庭の血圧ですけれどもいつ測ればいいのかですね。
どういうポイントがございましょうか?お勧めは朝と夜に測って頂きたいですね。
朝の血圧は循環器病が起こりやすい時間帯ですね。
それからトイレのあとは排尿が尿がたまっていると血圧が高くなります。
食事の前薬をのむ前に測って頂くのがいいと思います。
朝ですね。
夜は寝る前でいいと思います。
ただし入浴のあととか飲酒のすぐあとは血圧がふだんより下がってまいりますので少し時間をおいてから測って頂く方がいいと思いますね。
私も先ほど申し上げたように家庭での血圧は記録をつけているんですがどういう記録方法がいいでしょうね?例えば。
せっかく測った数値は是非記録して頂きたいですね。
用紙やノートに書いて頂いてもいいですし最近では血圧手帳というものがいろいろ出てます。
これは見ますと…グラフにできますよね。
こうやって折れ線グラフにもできるしお薬をのんだかのまないかと書く欄もありますしね。
日付そしてメモを書く欄がありますからね。
どんな状態だったかという事も書けますね。
それを受診の度に先生に見て頂く事とあと自覚症状が変わった時にも測って頂くのがいいと思います。
めまいがするとか頭痛がする時その時に測って頂くと血圧の関係がよく分かります。
さっきのメモ欄にちょっと頭が痛かったとか。
実際血圧の記録を測っていらっしゃる人ちょっとお話を伺いました。
前川さんという人なんですが。
数字を見てどういう一日だったかを考えるという事ですよね。
家庭で血圧を測るメリットいろいろあるんですね。
お薬の効き方などもこれで目安はつきますか?朝と夜測る事によって薬の効き方もよく分かると思います。
どちらかの血圧がかなり高い場合はそれに合わせて薬の種類やのみ方を工夫すればよくなるんじゃないかと思いますね。
血圧というのは日によっても変動しますし一日のうちでも変動しているんですね。
こちらをご覧頂きましょう。
これは正常な血圧の人の一日どのように変化しているかというグラフなんですけれども。
135より下ですから正常の人ですね。
通常朝の目覚めとともに血圧は上昇します。
そして日中は比較的高くそして夜になると下がってくるんですね。
睡眠中というのは最も低くなります。
そして朝になりますと再び上昇するという事なんですね。
こういった一日の全体の傾向はどうやって分かるんでしょうか?24時間測れる携帯式の血圧計がございます。
こんなふうに記録装置がここですね。
カフをつけて一応自由に動き回って頂きながら測る事ができます。
夜寝ている時も測れます。
機械がちゃんと血圧を記録します。
一般的には30分に1回測る事が多いですけれども測定の回数は自由に変える事ができます。
これによってどんな異常といいますか血圧のタイプが分かってまいりましょうか?やはり夜寝ている時も含めた24時間の血圧のレベルとその変動というのがよく分かりますね。
高血圧のいろんなタイプがございましてこの人は早朝高血圧ですね。
朝高くなる。
寝ている時は割と低いですけれども朝起きた時に非常に高くなっているのが分かりますね。
ここで目覚めた訳ですね。
ピークが来ますね。
実は朝目覚めて1〜2時間の間は脳卒中も心筋梗塞も一番多い時間帯ですね。
従ってあまり高い時はこの血圧を下げるように治療を工夫する必要がございます。
注意が必要な早朝高血圧。
そして次のタイプが…。
この人は日中の高血圧ですね。
昼間高いですね。
これもいろんな理由がありますが先ほどちょっとお話しした仕事のストレスですとかあるいはたばこを吸う人もよくこういうパターンになってきます。
しかし私はたばこは吸いませんが仕事中こうやって高いというさっき傾向が見えましたのでこのタイプかもしれませんね。
気を付けたいですね。
もう一つございます。
この人は夜高い夜間高血圧ですね。
夜は普通正常の人はこんなふうに下がるんですが逆に夜にかなり高いところまで上がっているのが分かります。
こういう夜低いはずの血圧が高くなるというのもやはり心臓にも血管にもよくなくて循環器病が起こりやすい事が分かっていますのでもし24時間血圧でこういう事が分かっている人は治療を強化する必要がございますね。
いろんなタイプがある事が分かりましたがそうしますと24時間血圧計はどういう人に勧められますか?全部の人に測る必要は全くないと思いますね。
ほとんどの人は朝と夜の家庭血圧あるいはそれに時々追加して測る事で十分だと思います。
ただ血圧の変動があまり大きい人とか治療によっても血圧がなかなか下がらない時は24時間血圧を測ってみる方がいい事もございます。
今ご説明頂いた事がちょっと疑わしいような人はあるいはつけてみた方がいいかもしれませんね。
それでは今日のまとめをお願いします。
家庭血圧は病院の血圧で分からない日常生活中の血圧が分かります。
病院の血圧で分からないいろんな多くの情報が得られます。
家庭血圧を取り入れる事によって高血圧の患者さんにとってはよりよい高血圧の治療ができると思いますし家族全員の血圧を測れば高血圧の早期発見にも役立つと思います。
是非測って頂くようにお勧め致します。
今日は家庭血圧の大切さよく分かりましたね。
朝と夜に測る癖をつけたいものですね。
お話ありがとうございました。
ありがとうございました。
さて明日ですが…肥満や食習慣などどう改めていけばよいのかお伝えしていきます。
明日も是非ご覧下さい。
明日もどうぞよろしくお願い致します。
2014/05/26(月) 20:30〜20:45
NHKEテレ1大阪
きょうの健康 高血圧 きっと治せる!この一歩「血圧を知ろう・測ろう」[解][字]
血圧を正しく知るには家庭血圧を測って記録するとよい。生活習慣の改善や薬の効果も実感できる。測定は朝と夜の2回、できれば毎日。24時間自動測定できる血圧計もある。
詳細情報
番組内容
血圧を正しく知るには家庭でも血圧を測って記録するとよい。生活習慣の改善や薬によって血圧が下がることも実感できる。測定は朝と夜の2回、できれば毎日。朝は起床後1時間以内で食事や服薬の前に。夜は寝る直前で入浴や飲酒の直後は避ける。特殊な血圧計を装着して24時間自動測定する方法もある。血圧の変動が大きい場合や薬を使っても血圧が下がらない場合などに勧められ、睡眠中に血圧が高い夜間高血圧も発見しやすい。
出演者
【講師】国立循環器病研究センター部門長…河野雄平,【キャスター】濱中博久,久田直子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 高齢者
趣味/教育 – 生涯教育・資格
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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