(テーマ音楽)
(鹿賀丈史)スウェーデン国家の屋台骨と言われた銅山。
銅の延べ板が純度の高い鉱石から作られていました。
スウェーデン中部の町ファールンの歴史は銅山と共にありました。
8世紀に採掘が始まり17世紀には世界の銅の2/3を生産していました。
露天掘りの作業場が大陥没を起こした跡です。
1687年のその日はちょうど夏祭りが行われていて死者は人も出ませんでした。
直径400m深さ100mの大穴です。
この事故の後も鉱山は良質の鉱脈を求めて地中深く掘り下げられ坑道はアリの巣のように複雑に組み合わされていきました。
何世紀もの長い間鉱夫たちは鉱脈を求めてやみくもに穴を掘っていきました。
技術や設備が近代化したのは16世紀以後のことです。
採掘の結果造られた巨大な空間。
ここは坑内最大の採掘場です。
天井の部分から採掘が始まり鉱脈に沿って堀り下げていく間に高さ30mの大きな空間が出来ました。
中ではまきが燃やされていました。
岩肌を熱しその後で冷やすと岩がもろくなるのです。
その岩を金づちやのみなど中世から変わらぬ道具で掘り進んでいきました。
鉱石を運ぶために輪車や馬が使われました。
馬が通りやすいように床が板張りになっている所もあります。
坑道の奥には落盤の跡がありました。
岩盤が崩れ落ちて3人の鉱夫が命を落としています。
この立て抗の深さは280m。
木の枠で壁が覆われています。
採掘した鉱石はかごに入れ人と緒に地上に引き上げました。
縦穴の上かごを巻き上げるための建物です。
巻き上げ機に動力を供給していたものが隣の小屋にあります。
巨大な水車です。
回転する水車の力は前後に動くピストン運動に変えられてこの棒で縦穴の小屋に伝えられたのです。
鉱山労働者が住んでいた町並みです。
どの家もファールンレッドという赤い塗料で塗られています。
ファールンレッドは銅を採った残りの鉱石から作られ防水や防腐効果があることから今も農村部で広く使われています。
ファールンの銅山は1992年に閉ざされましたがファールンの赤はスウェーデンのふるさとの色として今も生きています。
2014/05/27(火) 04:15〜04:20
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「ファールンの大銅山地域〜スウェーデン〜」[字]
千年の銅山 ▽文化遺産 【語り】鹿賀丈史 【テーマ音楽】久石譲
詳細情報
番組内容
千年の銅山 ▽文化遺産 【語り】鹿賀丈史 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】鹿賀丈史
音楽
【テーマ音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:12130(0x2F62)