ひるブラ「神が織りなす新緑の渓谷〜宮崎県高千穂町〜」 2014.05.27

生字幕放送でお伝えします≫見てください、この雄大な景色。
国の名勝天然記念物に指定されている高千穂峡でございます。
ここは、九州山地のほぼ中央。
風が心地よくて新緑鮮やかでちょっと静かにしていると小鳥のさえずりが僕の宝物になっていますね。
すごくいい季節にお邪魔させてもらいました。
そして、今日はですね。
多くの観光客の方が訪れております。
≫画面にちょうど入ってくるかな。
いいですね写真を撮ったりしています。
≫先ほどもいろいろなお客様に会えましたけれどもね。
こちらをご覧くださいませ。
広がる巨大な絶壁見ることができますか。
迫力がありますよね。
これが、地元の人たちからは仙人の屏風岩と呼ばれています。
こんな迫力のある景観満載の高千穂町。
年間ですね、およそ140万人の観光客の方々が訪れているということです。
≫宮崎を代表する観光地の1つなんですね。
この自然、そしてこの自然と深くかかわりのある神話が今、人気なんです。
「古事記」編さん1300年を迎えてこの神話ゆかりのスポットということでこの神秘の渓谷。
そして地元の方たちが踊るあの有名な舞も今日はたっぷりと堪能していただきます。
≫楽しみでございますね。
くわばたさん、いかがですか?≫めちゃめちゃ楽しみです。
私、高千穂が大好きで1回、行ったことあるんですけど今、一番行きたいところが高千穂なんですよ。
≫恐らくくわばたさん来たときも恐らくよかったと思いますが今、この新緑を見てもらったらね。
くわばたさん、お子さんがいらっしゃいますもんね。
≫今、3か月と7か月と2人いますよ。
≫ぜひ来ていただきたいですね。
気持ちがいいです。
≫たださっきからこのバックと照英さんが映るじゃないですか。
なんか、山猿が降りてきたみたいな感じなんです。
≫ちょっと待ってください。
俺もあえて否定しませんけど。
くわばたさん、今日はその神秘の渓谷とそれから神話にまつわるスポットをご紹介していきたいと思います。
猿じゃありませんよ。
行きましょう。
ここ、渓谷沿いの遊歩道を歩いているとこちら、くわばたさん分かりますか?大きな岩があるんですが。
≫鬼八の力石というんですけれども。
ここ、高千穂に居座っていた鬼鬼八さんを成敗するために神様が来たんですね。
その神様にこの大きな石を投げて力自慢をしたというんですね。
≫その石が、それだと。
≫そうなんですよ。
私も結構力自慢したいところでこれ持ちたいところですが私は、無理ですよね。
≫その重さが、およそ200トン。
そして高さは3mあります。
ちょっと照英さんでも難しいかもしれないですね。
しめ縄が飾られていますがそれは、荒ぶる神様を祭って慰めるために地元の人たちが作って飾っているんですね。
神様という存在を地元の人たちが本当に身近に感じて、そして大切にしてきたその証しでもあるんですよ。
≫本当に生で見ると迫力がありますよね。
≫そして、今日はこの岩を川から眺めていただく予定だったんですけれども。
≫本当に私ボートに乗ってこいで、みなもから行くはずだったんですよ。
≫ただ、今日は昨日降った雨そしてダムから水が流れてしまいまして今日はボートでは見られないんですよ。
≫泳いでくださいよ。
≫気持ちはありますけど生放送ですからね。
今度、収録のときに泳ぎますよ。
≫じゃあ、いきましょう。
どうぞ。
≫絶壁に挟まれて眺めるこの景色いいですよね。
壁も非常に迫力があります。
いかがでしょうか。
≫なんか、涼しそうですね。
むっちゃいい。
≫そして、正面に見えてきました滝、見えますか?≫見えます。
≫この滝が日本の滝100選の1つ真名井の滝といいます。
これ、神話によるとですね。
日本で初めてできた滝なんだそうです。
≫天から降臨した神様がこの地に水がないとこの近くに湧き水を作りました。
その水がこの滝になっているということです。
さらには、滝の近くには神様の顔に似ているといわれる岩があるんですがどうですか、見えますか。
ちょうど滝の手前側の下にあるやつ。
丸いやつですね。
≫なんか、それっぽい、どこが口なのかって感じでしたけど。
≫そうなんですあれが顔に見えるというんですね。
≫変な顔と言おうと思ったけど神様だからこらえましたけど。
≫だめです、だめです。
神聖なものですから。
≫そして、こちら近づいてくるとその岩も見えますよね。
≫いいですよね。
観光客の方々もたくさんいらっしゃっていますけれどもやっぱり涼しいんですよね。
急にひんやりした感じで気持ちがいいです。
今日は特に暑いですからやっぱり、滝の音がいいですよね。
≫このように、岩もそうですがあちこち、神話のスポットが点在しているこの高千穂峡なんですけども。
神話を知っておくとより楽しめるんですよ。
ご覧いただきましょう、こちら。
この話、ご存じですかね。
アマテラスオオミカミという太陽の神様がちょっと機嫌を悪くしてこの岩の中に隠れてしまってそして世界が真っ暗になってしまったんですね。
そこで、神様たちがアマテラスオオミカミ出てきてということで、たくさん楽しい踊りを踊ったという有名な話なんですがこの話、実は昔の、ある出来事と関係しているというふうにいわれているんです。
それがこの高千穂峡を見ると分かるんですよね、照英さん。
≫ここですよね。
それがですね、こちら渓谷の壁をご覧ください。
ここから近い阿蘇山の大噴火で流れてきた溶岩が冷え固まってできた地層なんですね。
まるで、こう見たら柱みたいに見えませんか。
これが7kmも続いているんですね。
大噴火の噴煙で太陽が隠れて世の中が真っ暗になってしまったことが神話になったともいわれているんですね。
これ、くわばたさんテレビをご覧の皆さんよく見るとこの下のほうと上のほうでは地層が違うんですね。
横の線と縦の線になっていますよね。
≫分かれてますね。
≫下半分が12万年前の噴火のもの。
そして、上半分が9万年前のものだそうです。
これ、2度も大噴火があったということですよね。
≫そうか、すごいですね。
≫でもこれ見て、くわばたさんやっぱり神話の世界が非常に身近に感じられると思いませんか。
≫なんか、そういうことを聞いて行くとまた違いますよね。
何も知らないと。
違うなだけで終わらんとね。
≫でも一つ一つ見ていったら歴史のロマン、感じますよね。
神話ですよ。
≫神話、すてきですよ。
≫ここで、さらに情報があります和田さん。
≫遊歩道からさらにちょっと進んできたんですけれども。
ここにも、神話のゆかりのスポットがあるんです。
ちょっと、すごいんですよ。
見てください池の間に浮かぶ島。
見えますかね。
こちら、おのころ島といいます。
日本を作った神様といわれるイザナミとイザナギが初めてこの地に土地を造った。
だから、つまり日本で神話によると初めての土地といわれているんですよ。
≫知らなかった、おもしろい!≫そうやって思うと不思議に見えてきますよね。
そして、この島を地元の方たちは本当に大切にしているんですよ。
こちら、VTRなんですけれども。
これ、毎年春、4月に行われているお祭りなんです。
このお祭りなんですがおみこしがこの島の周りを回ります。
このお祭りなんですが記録がないくらい古いもので人々の歴史が書かれたころにはすでに、このお祭りがあったといわれているんです。
本当に大切に大切にしてきているんですね。
照英さん、やってきましたね。
≫遊歩道、気持ちよかったです。
すがすがしい風とともに緑の香りがおいしいです。
≫もう、後ろも緑だったのですごくいいですね。
そしてそんな神話を大切にしてきた地元の人たちその、ある種とても最上級というとあれかもしれませんが。
それがまさに形になったもの。
それがこの高千穂の夜神楽なんですね。
席を用意していただいているんで。
すいません、失礼します。
≫すごい迫力ありますね。
≫この高千穂の夜神楽なんですが五穀豊じょうを神様に祈願するために地元の方たちが昼から翌日の夜を通して昼まで踊り明かすという舞です。
国の重要無形民俗文化財に指定されていまして。
この舞、先ほど話したアマテラスオオミカミを外に出そうという、その舞がもとになっているんですよ。
≫神様ですよね?≫今、神様です。
≫神様に会えるなんて幸せだ。
これ、格好いい神様のお面をかぶっていらっしゃいますよね。
この雰囲気がいい、どうですか?くわばたさん、迫力あるでしょ。
≫ありますね。
また、こういうところでこういうの見れるの、いいですね。
≫今日、お客様もたくさんいらしてくれていますから。
≫今日は特別に「ひるブラ」のために。
≫なんか、いきますよ。
≫「天岩戸のおん戸を取り投げさせ給へば信濃国戸隠ヶ嶽にぞ着き給う」。
≫この岩をタヂカラオという神様力強いお面ですね。
≫いった!神様、ありがとう!≫投げ飛ばしました。
これ、最後…。
長野の戸隠までいったというそういう説もあるんです。
長野県の方もいらっしゃいます。
≫お父さんのお住まいの県まで飛んでいったと。
すごいです。
≫いや、驚きました。
≫本当に格好いいですよねくわばたさん。
≫格好いいですよ。
笛の音もいいですしね。
≫力強い男性が好きということですからね。
≫いいですね。
旦那さんも力強いですしね。
≫次、何が始まったんですか?≫これは、実は照英さんもすごく楽しみにしていたこれぞ高千穂の夜神楽というものなんですね。
≫この舞は酒ごしの舞といいます。
イザナギとイザナミの夫婦の神様が一緒にお酒を造る様子を表しています。
≫今、なんかこしている感じですね。
また、お面がさっきと違ってやわらかいというかちょっとひょうきんですね。
≫笑顔ですもんね、奥様も。
夫婦ですからね。
≫右の黄色いほうの衣装を着ているほうの神様が女性。
そして、左の男の神様がお酒を飲んでいる。
≫お酒、ぐびぐび飲んでますよ。
ああ、おいしそう。
この顔がいいね。
これ、お酒を造った神様が…?≫今度は女性の神様。
≫お互いに飲んでしまうというんですね。
作りながら飲んじゃう。
いいですね、愛を感じます。
≫この舞、本来は夜の深い時間に行うものなんです。
≫ちょっと、お互いが近づいてまいりましたね。
あらら…。
体を抱きしめながら。
≫ちょっと何やってるんですか。
≫この舞は、子孫繁栄を表すおめでたい舞でございます。
あんな夫婦になるのが夢ですよ、誰しもね。
いいですね。
≫仲がよくって、こうやってお酒を飲み合っているんですけどちょっと見ててください立ち上がるんです。
≫おっとっと…。
相当飲んじゃいましたね。
お父さん。
あららら…。
≫これ、もう見ている観客の方たちも夜遅くこれを見てみんな笑顔になるというこういう舞なんですね。
そして、女の神様の動きに注目してください。
手招きしましたよ、照英さん。
≫私の前に、あー!ちょっと待って。
私はどうすればいいんだ?≫キスしてくださいよ!≫そして…。
≫お父さん、すいません。
痛い!お父さんに怒られた。
こういう、私も劇中の中に入り込んだような。
お父さんに怒られちゃいました。
≫酔っ払った女の神様が抱きついちゃったから男の神様が怒っちゃった。
≫お父さん!≫今度は女の神様が怒ってますよ。
≫やきもちは、やきますよね夫婦ですから。
これを見ても、神様は非常に身近な存在ということですよね。
≫私たちにも身近に感じますもんね。
≫皆さんありがとうございました。
すばらしかったです。
これ、なんか見ててやっぱり愛って大切なもんなんだなというのを再認識させてもらういい機会になりました。
≫そして、この舞台にも登場したお酒。
やっぱり人と神様をつなぐ接点なんです。
≫これ、実は舞のスペースの柱ありますよね。
ここに竹の器が実はかけてあるんですね。
この中にもお酒が入っているんです。
舞の空間を清めるために飾られているということです。
≫そうなんです。
≫神聖な神様の儀式ですからね。
舞ですから。
幸せです、見られて。
≫今日、実は舞っていただいたのは、高千穂でお酒の米、酒米を作っている皆さんなんですね。
農家の皆さんが舞っていらっしゃったんです。
≫すばらしい舞を見せていただきました。
ありがとうございます。
これ、実は皆様こちらをご覧ください。
この「はなかぐら」という酒米を育てているわけですね。
≫名前も特徴的なんですね。
≫名前に神楽とつけるほど愛していらっしゃるということできれいな透明感のあるお米ですよね。
≫これ、お酒にしたらね…。
≫まあ、なってるけど興味はありますよね。
この酒米で実は、この地域ではお酒を実際に竹の筒に入れて神楽のときなんかに飲む風習があるんですよ。
≫竹で飲んだらどんな感じなんでしょうかね?≫それは、飲みたいということで。
今日はご用意いただいているんです。
≫持っていてくれていますね。
ありがとうございます。
これ、竹の器でいただきますよ。
≫楽しそう、こんなんで飲むの。
≫これ、実はかっぽ酒といいまして。
かぽかぽ音が鳴ることから名付けられましてちょっと聞いてみましょう。
聞こえましたか、今。
かぽかぽって。
≫聞こえました。
≫じゃあ、なみなみついでいただいたのでせっかくですから、かっぽ酒お昼時に大変失礼いたします。
いただきます。
≫おいしそうですね。
≫あー、最高だ!≫皆さんから拍手も起こっています。
≫ありがとうございます、皆様。
≫ちょっともう1回音を聞いてみましょう。
かっぽ酒のかぽかぽという音が聞こえると思います。
≫してる、してる。
≫聞こえましたね、今。
かぽかぽって、いってますね。
この音でかっぽ酒というんですよね。
今、私の胃袋の辺りじんじんしています。
≫冬場に温めて飲むとさらにちょっと竹の甘みが出るんですね。
今日は、冷酒で。
≫風味が結構こってりした感じがしますよね。
これが、竹のエキスみたいなもの出ているんですね。
これを飲ましていただいてお話を聞くとよりおいしさ、増しますよね。
≫おいしそうに飲みますね。
≫神を感じます。
神にお会いさせていただけることこそそうあるものじゃないですから。
神が降臨してますからね。
皆さん、やっぱり神、舞とお酒。
どちらのほうがお好きなんですか?≫もちろんお酒です。
≫お酒なんだ。
神じゃないんですね。
お酒好きな方?ほぼみんなじゃないですか。
やっぱり自分で作った酒米を育てたら飲みたくなりますね。
≫でも、お酒ももちろん大事ですがでも、神楽もそうやって舞うっていうのは違うもんですよね自分たちの作ったお酒で。
≫そうですね。
酒と神様は切っても切れないので、神楽も大事にしたいと思います。
≫どんなお気持ちでふだん踊られているんですか?≫やはり神聖な気持ちです。
≫自分は人間じゃなく神様だという気持ち。
なかなかとらえづらいですよね。
神になったことありますか和田さん。
≫もちろん、ないです。
≫じゃあ、ちょっと飲んで神の気持ち体感してしまいましょう。
≫いただきます、すいません。
≫和田アナウンサー神になるか…。
≫それは難しかったですがこれはおいしいですね。
すごく神楽を大切に思って作っているお米ですからこれまた、気持ちがおごそかになりますね。
≫これ、くわばたさん。
見てて、どんなお気分ですか?≫本当に飲みたいですしかぽかぽの音聞かせてくれるのをいいことに、自分が飲みたかっただけちゃうんかと思ってたんですけど。
≫あれ、ちょっと私の気持ちが筒抜けになってるかなと思いますけど。
だから、これちょっと力自慢を発揮していただいたお父様、どんな気持ちで舞われましたか。
≫力強く神聖な気持ちで舞いました。
≫やっぱり皆さん舞に情熱をすごくお持ちになってここ高千穂の町を守っていますから。
でも実際に皆様からとってみたら高千穂町っていうのはどういった町なんですか?≫やっぱり歴史と伝統守っていきながら神楽を続けていきたいと思っています。
≫テレビをご覧の皆様もくわばたさんももちろん一度来たことがある方もいらっしゃると思いますがぜひともこの季節、四季折々にいろいろ風景が楽しめますからそういう気持ちでまた、足を運んでいただけたらありがたいと思います。
≫ほかにも神話のスポットいろいろありますからね。
大丈夫ですか、もう。
≫もう1回、せっかくですからかぽかぽ聞きたいですよね。
≫飲みたいんでしょ。
≫リクエストにお答えしたいと思います。
≫いきなり飲んじゃいましたけど…。
≫最高だ。
神の音、聞いていただきましょう。
おっとっと…。
これ、器からいくんじゃなくて自分からいくっていう。
幸せだ…。
この高千穂町の空気感と感動を一生忘れません。
言うことないです!
(吉平)グッドアフタヌーン。
はな。
2014/05/27(火) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「神が織りなす新緑の渓谷〜宮崎県高千穂町〜」[字]

“神話の里”として知られる高千穂町。その中で一番の人気スポットが、国の名勝で天然記念物に指定されている高千穂峡だ。新緑の渓谷で、自然の恵みと人々の営みにふれる。

詳細情報
番組内容
【ゲスト】照英,【コメンテーター】くわばたりえ,【司会】和田光太郎 〜宮崎県高千穂町から中継〜
出演者
【ゲスト】照英,【コメンテーター】くわばたりえ,【司会】和田光太郎

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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