4きょうの健康 高血圧 きっと治せる!この一歩「生活習慣 ひとつでも改善」 2014.05.27

(テーマ音楽)皆さんの毎日の健康のために。
「きょうの健康」です。
今週お伝えしているのは…今日はまず高血圧の患者の人をご紹介しましょう。
横山ひで子さん73歳大阪にお住まいです。
3年前に高血圧と診断されました。
その時は上の血圧が200下が110と…。
高いですね。
非常に高かったんですね。
体がふらつくのを感じて病院に駆け込んだほどでした。
横山さんはすぐに治療を開始。
血圧は徐々に下がって現在は…安定しています。
見事に下がりましたね。
今日お話を伺う専門家は実は横山さんの主治医でもいらっしゃいます。
ご紹介致しましょう。
高血圧治療がご専門でございます。
どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
血圧がなんと上の血圧200もあった横山さん。
見事に下がった訳ですけれどもどのようにして下げていったという事なんでしょう?横山さんには血圧を下げる薬ものんで頂いているんですが生活習慣に非常に気を遣って頂いてます。
それがいい効果を生んでいると思いますね。
血圧を上げる要因いろいろあるんですね。
ご存じのように…アルコールも血圧を上げます。
こういったたくさんの要因が血圧を上げるように働きますし逆にこういった要因を注意してうまくいい方に持っていけば血圧が下がる事が期待できます。
少しでもこういう事を減らしたいですね。
そこで今日のテーマはこちらです。
血圧を上げる生活習慣いろいろあるという事ですが特に注意したい代表的な事はどういう事でしょうね?特に大事なのは…それから…この3つが中でも大事だと思いますのでこれに特に注意して頂きたいですね。
これらは分かっちゃいるけどなかなか改められない点でもありますよね。
横山さんどんな努力をされたのかという事ですね。
こちらで見てみましょう。
横山さんの生活改善です。
横山さんは…まず減塩ですが1日6g未満が目標です。
これについては明日詳しくお伝えしていきます。
次に適度な運動です。
横山さんの場合用事で出かける時少し遠くても車は使わず自分の足でどんどん歩くようにしています。
荷物が多ければ自転車を使います。
例えば大阪・梅田まで地下鉄で行く時は1つ前の駅で降りて歩いています。
地上に出る時もエスカレーターではなく階段を使っています。
横山さんいろいろ努力されてますね。
いかがですか?対策は。
やはりよく歩くもしくはウオーキングという運動は高血圧の対策としては非常にいいと思いますね。
横山さん特に日常生活によくある事を取り入れていらっしゃるのでとてもいいと思います。
横山さんがやっていらっしゃる事もう少し具体的に見ましょうね。
これはどういう事ですか?ウオーキングの場合は少し早足で歩いて頂いて…ストレッチとか筋トレを組み合わせて頂いてもいいと思います。
運動の目安としましては…1日1時間できる人は2日に1回でもいいと思います。
30分続けなければいけない訳でもございませんでこれを一日のうちで2回や3回に分けてして頂いても十分効果は期待できると思いますね。
何もやらないよりはずっといい事でございますよね。
ただ注意が必要な点ございますよね?血圧があまりに高い人が運動すると危険な場合がございますし…運動はなぜよいのかどういう効果がねらえるのかという事ですが。
まず血圧が下がります。
この効果は主に血圧を上げるように働く自律神経の交感神経が弱まってくるという事ですね。
腎臓から塩分が体の外に出やすいですね。
運動によって…こういった事が組み合わさりまして脳卒中や心筋梗塞などの循環器病を予防するように働く事が期待できます。
そしてもう一つの要素肥満対策なんですが横山さんも注意していたんですね。
油断すると体重が増える事があるそうなので例えばお肉の脂身を残すなど非常に注意されているという事です。
肥満がなぜよくないのかをご説明頂きましょう。
やはり体重が増えたり肥満になると血圧が上がってくる事はよく分かっています。
これもまた自律神経の活動が高まったり血圧を上げるホルモンが出たりあるいは腎臓から塩分が出るのが少なくなって食塩がたまってくる事がありますしもちろん血糖にも悪いし脂質にも悪いですね。
そういう事が合わさりまして肥満というのは循環器病が起こりやすい条件になると思います。
ではこの肥満を解消する具体的にはどうしていけばいいかという事ですが…。
エネルギーのバランスをマイナスにする必要がありますので基本的には食事を制限して頂く。
もっといいのは運動を組み合わせる事ですね。
それをちゃんと実行して守って頂ければ体重は下がります。
食べるエネルギー量とおっしゃいましたけれども食べすぎないようにするという事なんですよね。
私のような仕事だとつい外食が多くなるでしょう。
私も血圧が高いと長く昔から言われているので食べすぎないように気を付ける事で外食なんかの場合は量が加減できないですよね。
決まったものしか出てこないのであらかじめこれぐらいは残そうと決めて食べ始めるんですね。
例えばとんカツ定食を食べる場合1切れは残そうかなとあらかじめ決めると。
…という心掛けでやっておりますがね。
そういう気持ちが大事なんですかね?とてもいい事だと思いますね。
1食でも例えば80kcal減らしますとこれを3食1か月続けますと脂肪にすると1kgの脂肪が少なくなりますのでやはり体重は確実に減ってくる事になると思います。
一食一食少しずつこれを積み重ねていくと目に見える脂肪がグッと減るという事…。
積み重ねが大切ですね。
大切なんですよね。
こうした運動をしたりあるいは体重を減らす肥満を解消していく事で血圧はどれぐらい下がるのかという事ですね。
いかがでしょう?多少個人差はありますが運動だけで体重が変わらなくても5ミリぐらいの血圧の低下は期待できますね。
運動によってもしくは食事を組み合わせて体重が減ってくれば10あるいはそれ以上の血圧低下が期待できると思います。
組み合わせると効果大ですね。
ここで高血圧の食事対策をまとめてみましょう。
まず塩分のとりすぎには横山さんも実践している減塩ですね。
これは1日6g未満が目安です。
そして肥満には食べすぎない事が大切です。
この2つはとても大切なんですがほかにもポイントがあります。
それがこちら……を多くとるという事なんです。
食べすぎない事はもちろんですが推奨される食べ物という印象がございますがどういう事でしょうか?今こういう食べ物で血圧が下がる事がいろんな研究で分かっております。
特に野菜と果物にはカリウムというミネラルが多いですね。
それからマグネシウムも多く含まれています。
乳製品にはカルシウムが多いですね。
こういったミネラルは血圧を下げる方向に働きます。
また魚特に魚の脂肪分も血圧を少し下げる働きがあります。
そういうのが組み合わさっていい効果が得られると思います。
動物性脂肪はあまりよくないイメージがございますが魚の脂はむしろ推奨されるという事なんですね。
そして高血圧と生活習慣ではこんな事にも注意が必要です。
この2つどうしたらよいでしょうか?たばこはやめましょう。
そしてアルコールは適量なら問題ありません。
さあこれちょっと伺ってまいりますよ。
たばこは大きく×がついています。
明確に駄目という事なんですね?たばこは血圧にも悪い影響があります。
これは1時間の間にたばこを4本吸ってもらった研究ですが始めの1本で血圧は大きく上がりますね。
次は下がりきる前にまた次のたばこを吸いますので結局血圧が高い状態が続く事になります。
たばこは血圧以外にもいろんな悪い影響がございまして動脈硬化を進めて心筋梗塞の危険性を大きく増やします。
脳卒中もたばこを吸う人は起こりやすくなります。
そういった事で血圧管理の面からそれから循環器予防の面からいうとやはり禁煙というのは非常に大事になってきます。
たばこはいろんな面からとにかく駄目だという事ですがはっきりしたグラフでございますね。
吸い始めて一気に上がるし下がる前にまた吸うずっと高いまま推移していくという事ですね。
これを見るとはっきり分かりますね。
たばこをやめるととてもいい効果が期待できるというこれまたはっきりしています。
特に循環器病への影響は割と早く出てきまして1〜2年したら出てきますし10年やめてるともともと吸わない人とほとんど同じになる事がいわれています。
時々「もう何十年も吸ってるから今更やめても無駄だよ」と言う人もいますがそんな事はないんですね?大丈夫です。
いつでもいいからすぐにやめる事が大事ですね。
では次アルコールを伺いますがこれ微妙ですね。
「適量なら」とついてますが○だと…。
「適量なら」さあどういう事でしょうか?アルコールはまず大量に飲むと血圧が上がってきます。
それから脳卒中とかも起こしやすいですね。
いくつかの心臓病にも悪いです。
ところがアルコールは必ずしも悪い事ばかりではなくて少ない量だと血圧の影響へも小さいですし逆に心筋梗塞などは少し飲む人の方が飲まない人より少ないという事も分かっていますのでいい事もあるんですね。
従って全くやめる必要はなくて適量ならいいという事です。
適量をどれぐらいの量だと考えましょうか?目安は…そのくらいまでだったら飲んで構わないという事ですね。
飲酒習慣が全くない人ももちろんある訳ですが。
そういう人が無理して飲む必要は全くございません。
生活の中でほかに注意すべき点はどんな事がございましょうか?こちら3つ項目が挙がりました。
ストレスがまず大事ですね。
なかなかストレスは完全には無くなりませんけれども職場とか家庭でのストレスを避ける事ができれば避けるしうまくストレスを発散して解消するといいですね。
それから特に冬場ですけれども寒いと血圧が上がってきますし脳卒中や心筋梗塞も冬が一番起こりやすいですね。
冬場の入浴も特に要注意になってきます。
入浴の前後で血圧が大きく変わります。
風呂に入ると血圧が上がりますしだんだん下がってきて風呂から上がったら随分下がる事がありますので特に冬場の入浴と血圧には注意が必要だと思いますね。
脱衣所などあまり寒くないようにしたりとかございますよね。
それでは今日のまとめをお願いします。
いくつかお話をしましたけれどもここにあります食塩のとりすぎ肥満運動不足この3つが特に大事です。
できる事から1つでも2つでもいいので早速始めて頂きたいと思いますしもちろんたくさん組み合わせればもっといい効果が期待できます。
是非よい生活習慣を作って続けて頂きたいですね。
今日のお話ありがとうございました。
ありがとうございました。
そして明日は減塩についてお伝えします。
減塩して一層おいしくなるというそんなレシピをご紹介していきます。
どんなレシピでしょう。
楽しみですね。
では明日もどうぞよろしく。
ありがとうございました。
2014/05/27(火) 20:30〜20:45
NHKEテレ1大阪
きょうの健康 高血圧 きっと治せる!この一歩「生活習慣 ひとつでも改善」[解][字]

高血圧の人はウオーキングなどの運動を継続すること。脈が少し速くなるくらいの速度で。肥満によっても血圧は上がる。食べ過ぎは改め減量すること。たばこはやめること。

詳細情報
番組内容
高血圧の人はウオーキングなどの運動を継続すること。脈が少し速くなるくらいの速度がよい。運動は血圧を下げるほか心肺機能を良くし血糖・脂質も改善し、脳卒中や心筋梗塞を防ぐ。また、肥満があるとホルモンや自律神経の反応によって血圧が上がるので、食べ過ぎを改め減量することも大切。食事では減塩が最重要だが、野菜・果物・低脂肪の乳製品・魚の摂取も勧められる。たばこはやめること。アルコールは適量ならかまわない。
出演者
【講師】国立循環器病研究センター部門長…河野雄平,【キャスター】濱中博久,久田直子

ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 高齢者
趣味/教育 – 生涯教育・資格

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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