7社会のトビラ「さまざまな米作り」 2014.05.28

ではまたね!トビラを開けると社会が見える。
よいしょっと。
こんにちは。
「社会のトビラ」こと温水洋一です。
みなさんそろそろこの顔にもなれてきましたか?今日のテーマは…ここだけの話ですが米作りっていろいろなやり方があるんだそうです。
今日はそのうちのいくつかをしょうかいします。
とつぜんですが今回はクイズから。
お米を作るにはいろいろなやり方があるが…正かいは…アイガモを使ってどうするのか。
イネに虫が…食べた!さらに水の中では草を食べてる!これはアイガモ農法。
害虫とざっ草を食べてもらう農法だ。
福岡県の農家古野隆雄さんはアイガモの力を借り農薬を使わない米作りを30年近く続けている。
これは古野さんが後をついだころの米作り。
害虫とざっ草をふせぐため多くの農薬が使われていた。
そして人の健康やかんきょうなどに大きな問題を引き起こした。
そこで古野さん農薬を使わない米作りを思いついた。
しかしざっ草が大きなしょう害に。
栄養をうばいイネの成長をはばんだ。
おくさんと2人毎日10時間以上草取りを続けたが収穫できたのは農薬を使っていた時の半分ほどだったという。
そんな時アイガモがざっ草を食べるという話を聞きためすことに。
すると収穫は元どおり。
さらに農薬や化学ひ料を使わないその米は有機栽培米という付加かちが付くことに。
品種や作り方のちがいによってさまざまな種類のお米が。
ただほとんどは安全きじゅん内の農薬と化学ひ料を使ったもの。
有機栽培米はわずか0.14%だけだ。
なるほど。
アイガモに草と虫を食べさせるなんてすばらしいアイデアです。
でも育てる手間がかかる分おねだんは高めなんだそうです。
残念ながらわたくしまだ食べたことないんですがやっぱり味もちがうんでしょうか。
ちょっと気になります。
ところでみなさんお米どのくらい食べてます?わたくしが子どものころは朝昼ばんどんぶり3ばいは食べていたものです。
それで米つぶみたいな顔の形になっちゃったんですかね〜。
これはおよそ70年前からの日本で作られるお米の生産量。
2010年はおよそ850万トン。
そしてかこにさかのぼると1945年は580万トンとかなり少なかった。
この年にいったい何があったのか。
1945年この年は日本で大きな戦争が終わった年。
戦いの中で国土はあれ果てていた。
さらにこの年は冷害や水害も重なり生産量は大きくへった。
当時お米は国が管理し公平に配る配給制という形をとっていた。
しかし絶対量が不足。
都市ではい法に食べ物を売るヤミ市に人が集まった。
また列車は農村に食料を買いに行く人々で大こんざつしたという。
そのため国は機械化品種改良など米作りにさまざまなくふうを加え増産を目指した。
その結果生産量は増加に!さらに国は秋田県の八郎潟をうめ立て農地を作る計画を始めた。
そして1万7,000haという広大な農地を作り出した。
1戸当たり15ha。
大型機械を使った米作りで増産をはかろうとしたのだ。
1967年米の生産量は1,450万トンに達した。
しかし消費量は年々へり続け生産量が消費量を上回るいわゆる米余りのじょうたいが起きたのだ。
ここでクイズ!正かいは…1971年国は米を作る量をへらす減反政策を始めた。
農家は収穫前にイネを刈ったり田んぼを畑に転かんしたり。
しかし…。
だが反対運動もむなしく減反政策は続けられた。
その結果いちばん生産量が多かった1967年とくらべて2010年は600万トンもへっていることに。
600万トンですか!数字が大きすぎて想ぞうもつきませんがすごい量のお米が作られなくなってしまったんですね。
こんなにへったら農家の人たちはどうしたんでしょうか。
ちょっとこちらを見てください。
これは日本の農業で働く人の数を表したもの。
年々やめていく人が多いのがわかりますね。
農業では食べていけないとか後をついでくれる人がいないとか高齢になってもう農業はできないとか理由はさまざまのようです。
ここでは地いきの人が共同で米作りを行っている。
そのきっかけは農家をつぐ人が少なくなる中高齢化が進み米作りをやめる人がふえたため。
そこで88けんの農家が集まり農業法人ファーム・ウチをせつ立。
37haの田んぼをまとめて管理することにした。
そして13けんの農家が田起こしや田植えイネ刈りなど米作りのほとんどの作業をうけ負うことにしたのだ。
広い田んぼをいっかつして管理することでさまざまな効率化がはかれるようになった。
例えばこれまでは農家はそれぞれにこうかな機械を持っていたが農地をまとめた結果少ない機械と人数ですべての田んぼの農作業をこなすことができるようになったのだ。
この計画的な作業によりけいえいは赤字から黒字へと変わったという。
ふむふむ。
時代やかんきょうじょうきょうに合わせて米作りは変化してきたんですね〜。
いや〜おくが深い!わたくしますますお米が好きになりました。
みなさんも毎日食べるお米のしょうらいを考えてみませんか。
そうすると新しい「社会のトビラ」が開くかも。
地きゅう上のさまざまな場所を2014/05/28(水) 09:30〜09:40
NHKEテレ1大阪
社会のトビラ「さまざまな米作り」[解][字]

日本の米作りは食糧不足の時代は増産一辺倒だったが、米余りの時代になると付加価値や効率化が求められるようになった。アイガモ農法や法人化など、米作りの今を伝える。

詳細情報
番組内容
小学校5年生向けの社会科番組。今回のテーマは「さまざまな米作り」。食料不足の時代、日本の米作りの最大の目標は「増産」だった。しかし機械化や品種改良などによって、その目標が達成されると米余りの時代になり、付加価値や効率化が求められるようになった。アイガモに雑草や害虫を食べてもらい、農薬を使わずに米を作る方法や、地区の田んぼをまとめて管理してコストを下げる方法など、現在の多様な米作りを伝える。
出演者
【司会】温水洋一,【語り】服部伴蔵門

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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