ひるブラ「堪能!カルスト台地のパワー〜福岡県北九州市 平尾台〜」 2014.05.28

生字幕放送でお伝えします
新緑のじゅうたんと白い岩が織り成す絶景。
ここは平尾台。
カルスト台地と呼ばれる石灰岩の台地です。
本当、広大ですよね。
南北6km東西2kmにわたって広がっています。
国の天然記念物にも指定されている貴重な自然なんですね。
見てるだけでもうっとりしますけども。
ここにいると空気はおいしいしうーん…本当に気持ちがいいですよね!
もう腕を伸ばしたくなるぐらいのね。
きょう、いい天気にも恵まれました。
カルスト台地というと全国いろんなところにあるんですけどもここ平尾台の特徴はこちら、ご覧ください。
飛び出した石灰岩がこのように丸くなっているんですね。
ここが特徴。
この丸い岩が連なっているとこういうふうに景色が見えるんです。
不思議な独特の平尾台のカルスト台地。
この岩が連なってこの景色は羊群原
(ようぐんばる)と呼ばれているんです。
羊の群れと書きましてまるで、羊が集まって牧草地を戯れているようななんか、のどかな風景が広がっているように見えませんか。
癒やされますね。
そして、年に一度、野焼きが春先に行われまして初夏の季節はちょうど緑が生え変わるころなんですね。
まさに今の季節見に来るのも最高。
鮮やかでしょう。
緑が明るいんですよね。
癒やされます。
きょうは北九州市にあるカルスト台地平尾台に来ています。
きょうはここの自然の美しさパワーをたっぷりと堪能したいと思います。
ここだけじゃなく地面の下にもすてきな景色が広がってるんですよ。
カルスト台地といえば鍾乳洞ですね。
長い時をかけて雨水で作られたまさに天然のアート。
この見どころも後ほど、紹介していきます。
涼しそうで気持ちいい。
そして、こちらおいしい食べ物もあるんですよ!こちらは、おそばですけれども。
平尾台というのはそういう豊かな自然の中でおいしい食の恵みを育んでいるんですよね。
ご紹介していきます。
本当に、それにしても気持ちがいいですね、きょうは。
綾部さん!
はーい!
いかがですか?この景色。
最高じゃないですか。
羊群原ですか。
羊の…。
1匹ぐらい本物いるんじゃないですか。
いても、おかしくないぐらい。
間違い探しみたいな感じでまだ見かけておりません。
気温はどんな感じなんですか。
気候は涼しいんですか?
結構風は気持ちいいんですよね。
気温は高いんですけども涼しい風が吹くので気持ちいいです。
30度近くになってますけどそんなに暑さを感じないところですね。
本当に、後ろ見渡す限り岩が見えていますよね。
すごいですよ、これ。
いくつあると思います?
いくつ?1万ぐらいあるんじゃないですか。
1万以上。
実は、1つなんです。
1つ?
ご紹介しましょう。
とっても平尾台の自然はダイナミックなんですね。
私たちの下は、ちょうどこういう一枚の大きな石灰岩でつながっているんですね。
その地盤の上に私たちがいるんです。
いくつもに見えるんですけど下は、全部一緒。
この草原はくぼんだ部分に土がたまって草が生えてこういう景色になっているんですね。
一個の岩ってことですか?
そうです、だからあの向こうにある小さな岩も。
うそだよ!うそ!
そして、ここにあるこちらの岩も全部、つながっているというわけです。
これも全部?
びっくりですよね。
そうですよ。
へこんでいる所には草が生える。
綾部さん、このように小さなくぼみにも草が生えていますでしょう。
だから、こういったのが広くくぼめばそれだけたくさんの草が生えるということでこういう景色になってるんですね。
地球って不思議ですね。
規模が大きいんですよ。
この平尾台の歴史3億年あります。
なんだかよく分からないですね。
3億って言われちゃったら。
あまりにも規模が多すぎてね。
もともと赤道直下にこの岩があったそうです。
さんご礁が堆積して石灰岩ができてその長い歴史の中で、いったん地下に潜ってマグマの力でここ北九州市にせり出してきたと。
そういう歴史でこの不思議な景色が楽しめるんですよ。
その証拠にこの岩はマグマの熱の影響を受けてもろくなってるんですね。
だから、こうやって岩の横に、石灰岩の岩の結晶が削られた残りの結晶がたくさん落ちてるわけなんですよ。
不思議ですよね。
自然の力すごいですよね。
自然の力が本当に存分に体感できるんですけども。
ここは、自然の力でさまざまなユニークな景色を作り出しているんです。
それが、また私たちのそばにあるこの、くぼみですよ。
くぼみが、こちらの地域あちらこちらにあるんですけども。
景色で見るとところどころに全部で400近くくぼんでいるところがあるんですが
これは雨水により石灰岩が溶けてできているんです。
石灰岩って、水で溶けやすいんですよね。
雨で削れちゃってるってことですか。
これだけ、たくさんのくぼみがあるからどこに行っても見られますよ。
この辺を歩いているだけでもすぐ、ここに。
ここも、くぼみ。
地元の方が掘ったんじゃないですか。
全部、自然ですか?
そんなことないですよ。
全部、自然ですよ。
そして、さらにこの、くぼみの下にも天然のアートが広がっているんです。
その、くぼみの奥に大きな穴があります。
これ、雨水でできた穴なんです。
大きいですよね。
そこから縦に伸びる鍾乳洞牡鹿洞。
105段の階段が続いています。
降り立つと地下30mにもなります。
この垂直の鍾乳洞は全国的に珍しいんです。
恐竜の落とし穴とも呼ばれているんです。
ナウマンゾウやムカシニホンジカの化石といった昔の生き物の跡も残っていましてこういった鍾乳洞、平尾台には200あまりもあるんですね。
気温16度これから暑い季節になると気持ちがいいんですよ。
足元を流れる水も冷たいんです。
年間通して水温14度。
大勢の人が、この鍾乳洞に入って涼みにきます。
気温・温度が一定ということでこの環境を生かして九州人が大好きなあるものをつくっているんです。
それが、この洞窟の中なんですね。
ここは、石灰岩の採掘場所なんです。
平尾台の4割はこのスペースを占めていまして跡地を利用してそのものがつくられています。
奥深いところにあるんですよ。
真っ暗ですよね。
光を当てないほうがいいものなんです。
段ボールに入れてさらに光が入らないようにしているんですがこの日は撮影のために特別に明かりをつけてもらいました。
見てみましょう。
なんと焼酎を造っているんです!来年で10年目。
じーっくり熟成を続けています。
本当に真っ暗で温度も一定。
それをずっと続けていくとどんな味に仕上がるんですかね。
気になりますよね。
そのお味は後ほど!
その麦焼酎、楽しみですね。
後ほど、ということですね。
平尾台の自然というのは本当にたくさんの食の恵みをもたらしてくれます。
その一つ、ご紹介しましょう。
畑が広がってますよ。
いろいろ植わっているんですけども…。
綾部さん、どんな野菜が植えられていると思いますか。
さすがに私も茨城出身ですのでこれは、もう大根じゃないですか。
もう大正解でございます。
さすが。
なんかボケたほうがよかったですか?
とんでもないです。
その大根ということをぜひ強調したくてあえて、綾部さんにお伺いしましたけどもご紹介しましょう畑作業を続けられて戦後まもないころから…。
竹原義記さんです。
よろしくお願いします。
90歳ですか、ことし。
そうなんですよ。
結構、日ざしの強い場所なんですけども朝と晩2時間ずつ必ず作業をされている。
毎日作業されているんですか?
楽しんでやってます。
まだこの大根、収穫時期迎えてないんですよ。
今の作業は一つ一つ大きくするために増えすぎた苗を引き抜く作業をやっていましてそれでちょっと小さい大根をお見せしたいと思うんですが。
一つ、抜いていただいても…。
もうすでに抜いてるのもありますが抜くとどうなっているのか…。
ちょっと抜きましょう。
こういう状態なんですよね。
そんな細いやつが。
おいしいですよ。
この時点で食べられるんですか。
どんどん大きくなっていきます。
こうして抜いたものはまずは、ちょっと処分しちゃうんですけども食べられるんですね。
この小さい部分。
じゃあ、よろしいですか。
ちょっと、洗って、このままねいただきたいと思います。
辛いかも…。
いただきます!
いい音!どう?
うん!辛い!なかなか辛いですね!でも、おいしい。
でも、この細さですけれどもまだ。
もう、すでに、なんかかなりみずみずしいです。
味が非常に濃く出るというのとみずみずしさがこの大根の特徴なんですね。
この大根のおいしさの秘密は平尾台の水なんです。
先ほど地下の鍾乳洞の姿を見せましたけども、その地下水をくみ上げてるんですね。
ですから、石灰岩が溶け出してカルシウムたっぷり。
そのカルシウムで野菜が丈夫に育つんですね。
特に、こういった大根のような根菜類が丈夫に育つんですよ。
水もそうですけどもこの土にも石灰岩の成分がたくさん入っているんですよ。
しかも、やっぱりね、水はけもよいので、やわらかくて美しくておいしい大根が育つわけなんです。
大根が一番多いんですか作られているのは。
大根、それからキャベツごぼうとか。
いろいろ育てられてますよ。
特に、ごぼうとか大根のような根菜類が向いているといわれていますね。
実際に石灰岩からできたという証拠がほら、もう、ここに石灰岩が飛び出してるでしょ。
これが風化して土になっているわけですから。
これも自然の中にあるからこそこの環境がいいってことですね。
しかも別の畑ではすでに収穫時期を迎えている大根がありましてこれが、その特徴がよく表れているんです。
分かります?きれいなんです。
すごいきれいですね。
これ水の通りがいいということでしわができたりしないということなんですね。
まっすぐに育つ美しい大根が取れるんです。
水分、私の肌も必要ですね。
比べないでください。
お美しい。
お二人で何をやってらっしゃるんですか?
どうも失礼いたしました。
なんといっても、先ほど綾部さん90歳とおっしゃいましたけどそれで現役でやっていらっしゃる竹原さん。
大変じゃないですか?毎日、畑作業。
それでも楽しんでやってます。
どうですか?ここ、平尾台の畑は。
結構、気候はいいしね。
大根はおいしいし。
もう、あと半月くらいしたら立派な大根になりますね。
じゃあ、やっぱり大根の季節これから楽しみですか。
そうですね。
ありがとうございます。
こうした恵みまだまだ紹介したいですよね。
そんな絶品の料理味わいがあるんです。
それが、あちら。
自然の中にありますね。
おそば屋さんなんですね。
ちょっと、これから行ってみましょう。
実はここは3年前に地元の人たちでオープンしたお店なんですけれどもですね4月から11月までの期間限定でオープンしているおそば屋さんなんです。
そばというのは秋から冬にかけて、そばを育てて。
こちらで育てているんですけども地元の皆さんが非常に気候がそばを作るのに合っているんですね。
だから、平尾台の特徴のあるそば。
ここの、おそばを食べたいとわざわざ遠くからいらっしゃる方もいるそうなんです。
その、そば粉ができるこの気候の特徴がこのように日ざしが昼は照りつけるし朝晩はひんやりとしている。
この気温差の中でおいしい、おそばが取れるということなんです。
一体どんな、おそばなのか楽しみですね。
やってきましたそのおそば屋さん!見えてきましたか。
いいですね、雰囲気あって。
お邪魔します。
おそばを打っていらっしゃいますね。
おいしそう、いい香り。
そば粉のいい香り。
これは平尾台産を使った十割そばなんです。
つまり、つなぎがない。
そば粉を100%で。
こんなふうに薄くそして、細く切るというのがすごく大変な技術なんですけど1mm弱の細さでそばを切っていきます。
今、湯がいていますね。
水で締めてまもなく出来上がりですよ。
私たちは先に席に…。
ご紹介しましょう。
まずは、ここの平尾台特産の先ほど、ご紹介した大根と相性が、おそばいいですからね。
ご用意してあります。
大根おろしすりたいと思います。
おそばが出るまで。
結構、力強くやるといいんですよね。
かなり頑張ってるつもりなんですけどどうかな。
あんま、すれてないですけど大丈夫ですか?
大丈夫かしら…生放送中に終わるかしら。
どうかな。
難しいかもしれない。
職人さんの力を借りましょう。
ここのお店の池田昌男さんです。
おそばをお持ちいただきまして。
ちょっと男手のほうがいいと思いますので。
力強い!
これでいいと思います。
すごい、あっという間に。
これを集めてね。
そして、できてますか。
こんな感じでできました。
ちょっと、一口いただいてもいいですか。
うん!おいしい。
辛みと甘みもあっておいしい。
ちょっと、甘くなってるんだやっぱり。
そうです。
これが、少し時間がたつとまた辛くなるんですよね。
大根っていうのはちょっと置くと辛みが増してくるんです。
ちょっとご用意いただきましたおそばですよ。
それと、この大根で。
最高ですね!じゃあ、ちょっと先ほどすってもらった大根おろしを入れまして。
最高ですよ。
ぜいたく!なんか、泡が立っててすごくきれいですね。
これを、たっぷりかけちゃいたいと思います。
かけちゃうのね。
これ、かけちゃっていいんですよね。
それでいいと思います。
結構、これ大根、おろしてから大根の香り結構、しますね。
香りが引き立つ。
特に新しいとね。
本当に爽やかな香りがしますね。
おいしそう!
お召し上がりください。
混ぜながら、ちょっと。
混ぜながら…いただきます。
出来たてですよ。
すいません。
いただきます。
豪快にいくね!どうよ、どうよ。
おいしい!香りがいいですね。
おそばの香りもそうですし大根の辛みもぴりっときて、おいしい。
なんか、でも今まで食べたおそばほかの地域のおそばとはちょっと違うなって感じがするんですがなんか、より爽やかというか。
これは、平尾台のおそばってどういう特徴があるんですか。
しいて言うと2つありまして1つは、ここ400mを超える高原だからですね昼と夜の気温差が大きいので、特に夜が冷えるほうがいいんですね。
もう1つは、収穫したあと今は、機械で乾燥しちゃうんですが私たちは昔ながらの自然乾燥。
これは相当、味に関係あると。
それで深みが出てくると。
ちなみに遠くから皆様がいらっしゃるって聞いたんですけど遠くってどこから…?
一番遠いのはシンガポール。
えー!
外国の方ですか?
いえいえ日本人の方で転勤した人が里帰りで帰ってきて、やはり家族と一緒にこられたりとかそういうのはありますね。
まさかの国外。
おそば、本当地元の人たちに愛されてきた地元の食材ならではの伝統のおそばもあるんです。
それも、ぜひちょっとご紹介したいと思います。
田舎そばと地元の皆さんは呼んでいます。
全然、違いますね、見た目が。
ちょっと太いんですねそばが。
麺が、こう太くて短いっていうのが特徴ですね。
そしてさらに、こちらいい香りがするんですけどごぼうのいい香りがするんです。
ちょっと、ごぼうのスライスも入っているんですけど。
ごぼうでだしがとれるぐらいごぼうの味が濃いんですよね。
ごぼうだしなんです。
いただきます。
うん!すぐ分かりますね。
ごぼうのいい香りが苦みはないんです。
えぐみはなくて…。
本当に、香りが…。
二口も三口もいっちゃいますね。
止まんないんですけど。
こういうおそばもあれば…。
おそばに合うのは、これですよ。
VTRでご紹介しましたあの焼酎。
そうだ!10年間、眠っている焼酎。
後藤さん、大丈夫ですか。
シーってなんですか。
注がれています。
すごい、入れた瞬間から…。
マイク持ってないとしゃべれなかったので綾部さん、すいません。
ノーリアクションですいませんでした。
入れた瞬間からいい香りがしますね。
麦焼酎の本当に甘い香りが。
ちょっとクリスティーン、今お仕事中だからね言っておくけど。
すいません、あまりにもいい香りがするので。
どう?
いやー!澄んでておいしい!すーっと、飲みやすい。
平尾台の自然のすばらしい恵み体感してみてください。
2014/05/28(水) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「堪能!カルスト台地のパワー〜福岡県北九州市 平尾台〜」[字]

北九州市南部に広がるカルスト台地・平尾台国定公園。カルストとは、石灰岩などが水に侵食されてできた地形。名物の夏ダイコンや鍾乳洞など、大地の恵みとパワーを感じる。

詳細情報
番組内容
【ゲスト】春香クリスティーン,【コメンテーター】綾部祐二,【司会】後藤理 〜福岡県北九州市 平尾台から中継〜
出演者
【ゲスト】春香クリスティーン,【コメンテーター】綾部祐二,【司会】後藤理

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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