(ドアの閉まる音)
(佐久晋吾)警視庁捜査一課管理官の佐久です。
(鈴木副署長)え?あっ…!
(鈴木)副署長の鈴木でございます。
(中藤卓)あっ!?管理官!
(加藤義治)はあ?ちょっ…おい!
(島野誠)管理官今回の事件は我々13係の捜査協力のみで捜査本部要請はありません。
申し訳ありませんがあなた方だけで解決出来る事件ではありません。
捜査本部を設置します。
(太田文平)鑑識の結果白骨の状態から死亡推定日時は約3年前と推測されます。
遺体に残された歯の治療痕から被害者は西崎隆治と判明。
西崎は5年前バカラ賭博で逮捕された前科があります。
西崎は闇金融に借金をしていました。
金融業者の証言によると「俺には金づるがいる」と話していたそうです。
その金づると呼ばれた相手が仲正利樹です。
仲正は株式投資や不動産投資を手掛ける投資ファンドの代表です。
参考となる映像資料を入手しました。
(仲正利樹)「アイハブノードリーム」「なぜなら私は全てを手に入れた!」
(太田)投資家たちの間で伝説になったスピーチです。
一代でのし上がるためにかなりダーティーなやり方を使う事もあったようです。
この仲正は被害者西崎と同郷です。
そして3年前被害者は仲正に会うと言ったまま行方不明になりました。
以上の報告をもって仲正利樹が被害者西崎の死体遺棄に何らかの関与をしていると見て任意同行を求めたいと思います。
申し訳ありませんが仲正利樹という人間は存在しません。
(ざわめき)どういう意味でしょうか?現在屋敷巡査長をコンガス共和国に派遣しています。
コンガス共和国?仲正は3年前つまり西崎が殺害されたと推測される時期の直後にコンガス共和国に移住しています。
そして国籍とパギ・スカルナという名前を取得。
さらに伯爵の称号も手に入れています。
仲正は法律上パギ・スカルナという別人になっているのです。
コンガス共和国はインターポールに加盟していない。
つまり国際手配出来ないという事ですか?仲正がコンガスにいる限り捜査が難航する事は避けられない。
しかし仲正は現在来日中です。
捜査二課は以前から経済事件で仲正をマークしており定期的にパギ・スカルナの渡航記録を照会していました。
二課の情報によるとパギ・スカルナの来日は4月19日。
(刑事たち)4月19日…。
仲正が日本にいるなら任意同行を求めます。
仲正は現在コンガス大使館に滞在中です。
島野係長…。
無駄足を踏んで頂けますか?
(村上一樹)パギ・スカルナ氏が犯罪に関わったという証拠はありませんよね?日本人仲正利樹だった時代に事件に関与していた疑いがあります。
パギ・スカルナ氏と仲正利樹という日本人は法律的には全くの別人です。
仲正という人物が過去に何をしてもパギ・スカルナ氏には関係ないんです。
お会いする事も出来ませんか?お引き取りください。
(ドアの開く音)
(英語)
(太田)オーケーオーケー…。
お疲れさまです。
お世話になってます。
(太田)係長!お茶頂きましたよ。
いただきます。
(加藤)ああ…うまい。
ご苦労さまです。
ありがとうございます。
失礼します。
(携帯電話)佐久管理官…失礼します。
外務省から署長に連絡が入りました。
コンガス大使館からクレームが入ったようです。
それがどうかしたのですか?
(近田光雄)ナーバスな今の時期にコンガス共和国の伯爵であるパギ・スカルナ氏に任意同行を求める意味をわかっておられるのですか?あなた方も公務員なら国益を考えてもらいたいものですね。
申し訳ありませんが国益を考えれば犯罪者を見逃す事は出来ません。
(近田)ちっぽけな国内の正義より大義を重視してほしいですね。
我が国のエネルギー問題とチンピラ1人の命では比較にならないでしょう。
(万年筆のノック音)まさか今の私の言葉を録音して…。
外務省の大義について大変勉強になりました。
今のはちょっと言いすぎたというか…。
決して人命を軽視したわけでは…。
お話は以上でしょうか?仲正を逮捕するためには法律上は別人であるパギ・スカルナを仲正と同一人物だと確定する必要があります。
そのためにはDNA鑑定を行うしかありません。
パギ・スカルナの帰国が3日後ですからそれまでに鑑定に必要な証拠を採取します。
(加藤)証言によると仲正は指紋1つゴミ1つ髪の毛1本残さぬようかなり厳重に警戒してるようです。
もし帰国するまで大使館内に引きこもられてしまえば今後証拠を採取する機会は皆無であると言えます。
限られた時間内でもやる事は同様です。
仲正からDNA鑑定に必要な証拠採取をする。
そのために必要な情報をこの短期間に集める…という事ですか?私に心当たりがあります。
(北田雅彦)佐久管理官私に頼み事があるとか?仲正利樹に関する情報を提供してください。
すんなり情報提供をすると思うか?肉食動物は群れで協力して獲物を狩るものです。
検察も警察も同じ群れという事か。
一理ある。
外務省の気取った連中に捜査の口出しをされるのは私も癇に障る。
外務省など捜査にはなんの関係もありません。
フッ!ハハハハ…!5年前に株式の時間外取引を悪用した金融商品取引法違反事件について捜査した。
その類似事件として仲正利樹を洗った。
なかなか尻尾を出さない男だ。
立件は出来なかったがその時の資料がある。
お断りしたい。
…ところだが情報提供しよう。
北田特捜部長からは「少ない情報で申し訳ない」と?
(風間輝樹)かあー…この量で少ないとか嫌味でしかないですよね?係長我々だけじゃ読み切れませんよ。
副署長応援お願いします。
はい!手分けして読むぞ!
(一同)はい!いただきます。
仲正が仲正利樹として病気の予防のために遺伝子検査した結果が民間の研究機関に残っていました。
このDNAデータと現在のパギ・スカルナのDNAデータが一致すれば仲正を同一人物と確定出来ます。
まあDNAを採取する手段が問題ではありますが…。
次仲正の不動産投資について。
加藤さん。
(加藤)はい。
仲正は不動産投資においては天才的な手腕の持ち主で今まで投資した不動産全てにおいて収益を上げています。
ですが例外的に1件だけ収益を上げていない物件があります。
資料にある下高井戸の施設です。
施設?
(加藤)ええ。
(風間)下高井戸にカトリック系の児童養護施設がありその施設に10年前に併設されたのがこのマンションです。
仲正と養護施設の関係は?
(風間)はい。
仲正は14年前からこの養護施設に多額の寄付を始めています。
そして併設するマンションにも100パーセントの出資をしてます。
(鐘)
(少女)樹理お姉ちゃん!
(カメラのシャッター音)
(太田)市川樹理28歳。
彼女が母親を亡くし児童養護施設に入った時期から仲正の寄付が始まっています。
仲正と市川樹理の接点は?
(中藤)市川樹理の戸籍では母親は市川真理。
父親の欄に名前はありません。
他に何か市川樹理に関する情報は?
(加藤)市川樹理は重度の遺伝性腎疾患を患っておりましてこれはその母親を亡くしたのと同じ病気です。
では市川樹理の行動範囲は?就職が出来る健康状態ではなく施設のマンションと病院の往復が基本的な行動範囲です。
この3年間で仲正と接触した形跡はありません。
ただし仲正から生活費と治療費が定期的に振り込まれています。
よほどの関係ですよね?私が駒になります。
まさか管理官自ら潜入捜査とは…。
(中藤)捜査員は全員仲正の関係する場所を訪ねてるからな。
面が割れてないのは管理官だけっていう判断だろうよ。
一般人の市川樹理に身分を偽って接触する。
仲正逮捕のためとは言え自分は納得しかねます。
お!佐久警備員登場だ。
なかなか似合ってるじゃないか。
「市川樹理は現在人工透析中です」今病院から戻りました。
「市川樹理が施設に入ります」
(ミキサーのモーター音)あ…すいません。
すぐに終わります。
(市川樹理)いえ…。
(ため息)「
(ため息)」あの…。
はい。
「缶詰のフルーツ使われてましたよね?」あ…ええ。
それが何か?いや珍しいなと思って。
フレッシュなフルーツで作るのが一般的じゃないですか?ああ…。
いや…以前雑誌で誰かが缶詰のフルーツを使ったミックスジュースを紹介してたのを見たんです。
試してみたらすっかり病みつきになってしまいまして。
そうなんですか。
私もフルーツジュースを作る時は缶詰を使います。
そうですか。
美味しいですよね?
(樹理)ええ。
それに私は腎臓が悪いので生のフルーツはカリウムが多くて食べられないんです。
「缶詰を使うとカリウムの量が少なくなるって人に教えてもらって」「そうですか…」あっ!あの…。
「これどこの国の本ですか?」「チェコの童話を翻訳してるんです」「翻訳のお仕事をされてるんですね」「仕事じゃないんです」「病気で働く事が出来ないので趣味というか…」「何か自分も世の中に残せるものはないかなって思って始めたんですけど…」「缶詰で…」ジュースをお作りしましょう。
え?頭を使う仕事には糖分が必須栄養素です。
(太田)いい子っすね。
(加藤)佐久警備員も好人物なんじゃないの?だます出し抜く…そういう分野においてこの人は天才だ。
(鐘)どうぞ。
ありがとうございます。
いただきます。
うん!美味しい!なんかフルーツ以外の香りもしますけど。
バニラエッセンスです。
私のオリジナルレシピです。
へえー。
今度おじさんにも教えてあげようかな?「そのおじさんがあなたに缶詰で作るジュースを教えてくれたんですか?」「はい。
私の面倒を見てくれてる人なんです」私両親がいないんです。
14歳の頃母を腎臓病で亡くしてからこの施設にいるんですけどその頃からおじさんが学費とかいろいろ面倒見てくれて…。
立派な方ですね。
お母様のご兄弟か何かですか?親戚じゃないんです。
母の知り合いとは聞いてるんですけどそれ以上は何もわからなくて。
「『あしながおじさん』みたいな存在です」「『あしながおじさん』ですか?」なんていうか…小説みたいですね。
「私が子供の頃に考えた推理なんですけどもしかするとおじさんは母の昔の恋人で…」でも2人は仲を引き裂かれた。
その時母のお腹には子供がいて…。
「それがあなたという事ですか?」「子供の頃の妄想です」おじさんに聞いた事はないのですか?もう10年も会ってません。
聞けないまま時間が過ぎて…。
お会いする機会はないのですか?「毎年母の命日にお墓に…」カサブランカの花が置いてあるらしいんです。
それはおじさんが?多分そうです。
カサブランカは母が大好きな花でしたから。
では命日にお墓に行けばおじさんに会えるのでないですか?そうなんですけど…。
遠いし体の事もあるので1人では行く事が出来ないんです。
私がお連れします。
いや…そんな悪いですよ。
住民の皆様の幸せを守る。
それが警備員の仕事だと思っております。
あなたをお母様のお墓へお連れするのも重要な任務だと考えております。
もしご迷惑でなければですが…。
「迷惑なんてそんな…」「お母様のご命日はいつですか?」「明日なんです」明日は非番です。
よろしければお連れしましょう。
仲正と市川樹理の血縁は確認出来ませんが母親である市川真理と仲正は本籍地が川崎で年齢も同じです。
人間は文字を使う動物です。
そして文字には意味が宿ります。
親子か…。
仲正は市川真理の死後欠かさず命日にねむの木メモリアルパークに訪れています。
国籍を変えたあとの渡航記録でも毎年この時期に日本を訪れています。
公務が終わったにもかかわらず大使館に残っているのは命日にこだわっているからだと考えられます。
仲正は明日夜10時の便でコンガス共和国に帰国します。
DNA鑑定にかかる時間が4時間という事を計算すると明日午後4時までに証拠を採取しすぐに科捜研に届け鑑定しなくてはならない。
タイムリミットまで仲正の過去を調べ報告してください。
すでに屋敷巡査長には仲正が育った鹿児島に飛んでもらっています。
加藤警部補風間巡査長仲正の本籍地での聞き込みをお願いします。
はい。
太田巡査部長は仲正のコンガス共和国での事業についての詳細を調べてください。
はい。
(英語)ありがとう。
ユーアーウェルカム。
大丈夫ですか?はい。
それじゃあ出発しますね。
お願いします。
「仲正の車が到着しました」
(中藤)霊園の各所に捜査員を配置済みです。
霊園にいるうちが勝負だな。
おじさん!樹理…。
お久しぶりです。
お母さんの命日だからここに来たら会えるんじゃないかと思って。
そうか。
その方は?マンションの警備員さん。
ここまで連れてきて頂いて…。
アキレス警備保障の田所と申します。
それはわざわざどうも。
「あっ…」そうです。
名前は田所保夫。
お願いします。
(中藤)ん?メールですかね。
「お待たせしました」さあ…どうぞ。
ありがとうございます。
さあどうぞ。
「どうも」私はこれで飲みます。
ああ…。
予想以上の警戒ぶりですね。
このままだと証拠を採取出来るかどうか…。
「うん…確かにうまいな」「バニラエッセンスが入ってるんですよね」ええ。
なるほど…。
(仲正)元は樹理のために作ったんですけどね今は私もよく飲んでます。
昔は缶詰のフルーツなんてめったに食べられなかったからこうしてジュースにして飲むと贅沢な気分に浸れる。
同感です!フフ…。
あっじゃあ…。
「僕ちょっとそこら辺にいますので」「うん」話があるんだろう。
(樹理)私が聞きたかったのは…ずっと知りたかったのはおじさんと私の関係。
つまりおじさんと私の母の関係。
どうして私の事を助けてくれるのか。
聞いてはいけない事な気がして今までずっと聞けなかった。
でも本当の事を知らないまま死んでいくのは嫌なの。
死ぬなんて言うもんじゃない!ごめんなさい…。
本当の事を知らないまま生きていくのは嫌なの。
本当の事か…。
そうだな。
今話しておくべきかもしれないな。
それほどご大層な事実はないんだ。
言い方は悪いかもしれないが…気まぐれとでもいうかな。
(携帯電話)「太田です」「仲正利樹のコンガス共和国における事業は東南アジア地域最大の医療施設の建設で特に腎臓病の治療に力を入れてます」仲正は私財もかなり注ぎ込みその功績もあって国籍と伯爵号を授与されたそうです。
(太田)「これは私見ですが市川真理娘の樹理をむしばんだ腎臓病の治療に対する強い意志を感じます」君に言うのは恥ずかしいがお母さんは初恋の相手でね。
やっぱり。
と言っても何か特別な関係があったわけじゃない。
子供の頃の話でこちらが一方的に憧れてただけなんだ。
どこにでもあるありふれた中学生の恋さ。
(加藤)仲正は非常に貧しい家庭の出身といえます。
そして仲正の近所に住んでいたのが…。
(加藤)市川樹理の母親市川真理です。
彼女もまた貧しい家庭の出身だったようですが近所でも評判の美少女だったそうです。
(市川真理)ありがとう。
(加藤)中学生になると仲正と真理は付き合い始めました。
もっとも幼い恋にすぎず仲正は手さえ握れなかったと当時の友人が証言しています。
ただ仲正は少年ながらに金持ちになって真理を幸せにすると本気で将来を夢見ていたようです。
お母さんはモテたからなあ…。
おじさん以外にも近所の男子たちはみんな好きだったんじゃないかな。
へえ〜。
おじさんはその他大勢の1人にすぎなかったんだ。
トシ君!トシ君!必ず帰ってくるからね。
約束だよ?さようなら。
(加藤)仲正と真理の別れは14歳の時に訪れました。
両親と死別した仲正は鹿児島に住む遠縁の伯父の元に引き取られる事になったのです。
おじさんは中学2年の終わりに鹿児島に引っ越してね。
それ以来お母さんとは会う事はなかったんだ。
母に会いたいと思わなかったんですか?初めのうちはね。
でも伯父さんの家はお金持ちでね。
鹿児島の生活が楽しくてお母さんの事は忘れてしまったんだ。
ひどい男だろ?
(屋敷大地)仲正を引き取った伯父もあまり裕福ではない個人農家でした。
仲正は伯父の仕事を手伝いながら学校の勉強を頑張っていたと伯父は言っています。
一旗揚げて迎えにいく相手がいるんだとよく言っていたそうです。
その相手が市川真理なのは言うまでもありません。
仲正の伯父の家には今でも何十通もの市川真理からの手紙が残っていました。
しかし彼女からの手紙は3年目17歳の時を境に急に途絶えています。
これは市川樹理を妊娠した時期と時を同じくしています。
音信が途絶えたあと仲正が書いて出せなかった手紙も残っています。
そこには市川真理に対しての思いが綴ってあります。
「お金持ちになって真理ちゃんを迎えに行く」「もう一度会いたい」大人になって事業に成功してから偶然お母さんの消息を聞いてね。
(仲正)初恋の相手だしなんとなく気になって調べてみたんだ。
14年前ですよね。
残念だがその時にはお母さんは…。
だが一人娘が施設にいると聞いた。
会いに行ってみるとお母さんそっくりでビックリした。
聞くと君には身寄りはないという。
それでふと思った。
俺は結婚するつもりもないし子供もいない。
金は腐るほどあるが使い道もない。
(仲正)たまには人助けも悪くないんじゃないかと思ってね。
そうだったんですか。
そうなんだ。
だから気を悪くするかもしれないがそれほど深い意味はない。
ただの気まぐれなんだ。
気を悪くなんてそんな…。
私はおじさんのおかげで生きてこれたんですから。
気にしないでいい。
これからも続けさせてほしい。
ありがとうございます。
あの…。
私の父の事何かご存じですか?何も知らない。
お母さんは何も?ええ。
そうか…。
知らなくてもいい事もあると思う。
そうですよね。
これ…ちょっと見てほしくて。
ん?
(樹理)母の遺品の中にあった手紙です。
差出人は…。
(樹理)母はあなたの事忘れられなかったみたいです。
受験の時施設に励ましに来てくれましたよね。
ああ…。
わざわざミキサー持ってきて私の病気の事を考えて缶詰のフルーツでジュースを作ってくれて…。
本当に美味しかった。
大した事じゃない。
ただの気まぐれだ…。
私あの時…この人がお父さんだったらいいのにって思いました。
何言ってる!
(嗚咽)
(樹理)私ずっと…お父さんだって思ってました。
(嗚咽)すまない…。
(嗚咽)
(嗚咽)
(樹理)今日はお話し出来てよかったです。
(仲正)うん。
これからも何も変わらない。
君は何も気にせず早く病気を治すんだ。
はい。
じゃあまた。
(樹理)ありがとうございました。
ハンカチをお貸し頂けますか。
え?警視庁捜査一課管理官の佐久と申します。
ハンカチに付着した涙をDNA鑑定したところコンガス共和国のパギ・スカルナと仲正利樹が同一人物であると確定しました。
(西崎隆治)真理!死んだ市川真理の事なんだけどよ…。
おめえあいつの子供面倒見てるんだって?
(西崎)だったらよ幼なじみの俺の事もちょっとでいいんだ面倒見てくれよ。
なあ?ガキの頃に一緒に悪さしたマブダチじゃねえかよ俺たち。
そんな事は忘れた。
(西崎)その真理の子供よ…一体誰がはらませたかおめえ知ってるか?知らねえだろ。
ええ?俺だよ…。
俺様がはらませたんだよ!
(西崎)ハハハハ…。
いい体してたよ。
ああ。
悪かったなあ。
おめえもあの女抱きたかったんだよな。
トシよ。
でもよ女なんてのはよ抱いてなんぼだろ。
(西崎)まあよ俺の事はそのおめえが面倒見てる子供には黙っててやるから300万明日までにどうしても必要なんだ。
貴様ーっ!!なんだよ!?なんだてめえ!この野郎!オラァ!やんのか!?てめえ。
コラッ!
(西崎)おい…真理はよおめえが思ってるほど純情じゃなかったよ!うあーっ!!ああーっ!!あの警備員を呼べ!あの警備員を呼べ!呼べーっ!!どうも警備員さん。
はじめまして。
警視庁捜査一課管理官の佐久です。
樹理までだますとはな…。
俺も随分汚い事をしてきたし汚い連中も見てきた。
だがあんたほど汚い奴は初めてだ。
被疑者を逮捕する事それが私の仕事です。
安月給の公務員が!脱税する成金連中には大概2つの似た特徴がある。
なんだかわかるか?金銭的に恵まれない環境で育った事。
そしてその時に国の援助を受けられなかった事です。
そのとおりだ。
俺は脱税で捕まるようなマヌケじゃないが連中の気持ちはよくわかる。
俺が貧乏だった時国は何も助けてくれなかった。
だから俺は1人でここまでのし上がってきた。
必死になって金を稼いできたんだ。
国の法律なんて俺には関係ない。
俺の総資産は2000億円だ。
その金で何が出来るかわかるか?俺は東南アジアで最大の医療施設を作ってる。
お前らが正義づらして命を見殺しにしてる間に俺は何万人もの命を救ってきたんだ。
なんとか言ってみろ!申し訳ありませんがあなたの人生にはなんの興味もありません!何ぃ!?3年前!西崎を殺害し八王子の土地に死体を遺棄した。
そして罪から逃れるためコンガス共和国の国籍を取り法律上は別人になった。
この事を認めてください。
ハッハッハッハッハ…。
申し訳ありませんが話す気はありません。
そうですか。
非常に残念です。
失礼しました。
どこへ行く?「知らなくてもいい事もある」。
あなた…樹理さんにそうおっしゃいましたよね。
それがどうした?自供をして頂けないとなると…あなたの動機を探るために知らなくてもいい事まで調べる必要が出てきます。
この部屋を出てすぐ樹理さんのDNAと西崎のDNAを採取し…。
やめろ!余計な事はするな!樹理には何も言うな!!自供…して頂けますね?犯行を認めさえすれば…余計な事は調べないと約束するか?先ほども申し上げましたが被疑者を逮捕する事が私の仕事です。
それ以外の事には…なんの興味もありません。
取引成立だ。
自供する。
その前に…あの警備員に伝えておいてくれ。
樹理と話す機会を作ってくれた事に感謝すると。
では始めましょう。
俺の物語を聞いてもらおうか。
た〜まや〜!
(真理)お弁当。
離せ!うあーっ!はいトシちゃん。
「えらいこっちゃえらいこっちゃへいへいへい」
(2人)「えらいこっちゃえらいこっちゃ」「えらいこっちゃえらいこっちゃへいへいへい」わあーっ!真理ちゃん!
(子供たちの歓声)燃える氷…。
(谷中寿也)再捜査?価値はあるかと。
起きた時から迷宮入りが目論まれていた…。
(小川卓郎)どんな事があってもホシをこの手で挙げる!
(小菅光晴)捨てるものがないのか守りたいものがあるのか…。
(関田陽介)やめろ!爆発するぞ!2014/05/28(水) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
TEAM〜警視庁特別犯罪捜査本部 #7[字]
日本を脱出し外国の要人となった容疑者(西村雅彦)。外務省に捜査を阻まれた佐久(小澤征悦)らにはDNA鑑定しか策はない!佐久自らが“駒”となり、潜入捜査を試みる。
詳細情報
◇番組内容
捜査本部のトップである“管理官”佐久晋吾(小澤征悦)は「あなたたちは駒です」と現場の刑事に言い放ち、大胆不敵な捜査方針を打ち出す。刑事たちはそんな佐久とたびたび衝突するが、彼らに共通するただ一つの目的は“事件解決”。いつしか佐久の策に取り込まれ、<TEAM>となっていく…。
◇出演者
小澤征悦、田辺誠一、塚本高史、神尾佑、田中隆三、猪野学、篠田光亮
【ゲスト】西村雅彦、浅見れいな
◇脚本
真野勝成
◇監督
猪崎宣昭
◇主題歌
加藤ミリヤ×清水翔太『ESCAPE』(Sony Music Records/MASTERSIX FOUNDATION)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】松本基弘(テレビ朝日)
【プロデューサー】藤本一彦(テレビ朝日)、金丸哲也(東映)、和佐野健一(東映)
【音楽】吉川清之
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/team/
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0×0818)
EventID:60577(0xECA1)