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「戻ると死んでいて怖くなり家を出た」
5月31日 12時15分

「戻ると死んでいて怖くなり家を出た」
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30日、神奈川県厚木市のアパートの部屋で、この部屋に住んでいた男の子とみられる白骨化した遺体が見つかった事件で、男の子を放置して死亡させたとして逮捕された父親は「8年前、家に戻ると息子が死んでいたので、怖くなって家を出た」と供述していることが分かり、警察が詳しいいきさつを調べています。

30日、厚木市下荻野のアパートの部屋で、この部屋に住んでいた5歳くらいの男の子とみられる白骨化した遺体が見つかり、男の子の父親で、別の場所に住んでいたトラック運転手の齋藤幸裕容疑者(36)が、食事などを十分に与えず、衰弱させて死亡させたとして保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。
警察によりますと齋藤容疑者は容疑を認め「妻が家を出て、息子と2人で暮らすようになったが、自分も家に戻らないことが多くなった。8年前の平成18年秋ごろに家に戻ると、息子が死んでいたので怖くなって家を出た」などと供述しているということです。
この部屋に住んでいた男の子は6年前の平成20年に小学校に入学せず、児童相談所が所在の確認を進めていましたが、この春、中学校にも入学しなかったことなどから今月22日に警察に連絡したということです。
警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、詳しいいきさつを調べています。

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